2011年3月30日水曜日

全知全能が必要なときに

 アメリカの無人偵察機が、福島原発の上を飛んで映像を撮ったはずだ。日本に提供するという言明をマスコミが報道していた。自衛隊のヘリコプターが「初めて」撮影した映像を2.3日前に公開した。アメリカの撮影したものはどうしたのだろう。
アメリカに対しては催促はしないとみるほうがいいのか、それともオフレコか。
 広島の原爆で被爆した患者のデータを、アメリカは秘匿して持って帰ったときいたことがある。勘ぐりたくなる。
 そんな場合じゃない。被曝の許容基準が、厳しくつくりすぎているから大丈夫という説明も、なんというかあきれてしまう。日本だけだとしても1億2千万人の基準ですよ。決めた数値は「いい加減」??我々を愚民あつかいしているな。
 もうひとつ言わせていただこう。政府の閣僚が被災地に行ったという話は聞かない。首相以外は。いったい何をしているのか。

2011年3月29日火曜日

とうとうプルトニウムが。

 被曝と被爆の違いをことさら説明したことがあった。ついに「爆」の範疇と重なってきたということかな。制御できない。これはますますはっきりしてきた。
 気になることがある。10日ほど前のデータ解析ができなくてデータの判断ができなかったという説明。その前の日のデータはどうだったのかな。マスコミは質問してくれたのかな?ちゃんとした説明をしてくれないから勘ぐる。
 モニタリングもちゃんとできているのかわからない。検査結果を正確に発表しているかもわからない。「今直ちに…」という発表だけを飲み込めるはずがない。「風評被害」をとりあげて、責任を被せるけれども、大元がしっかりした発表ができないことが、風評の原因になってる。「臭い臭いは元からたたなきだめ」でしょ。

2011年3月27日日曜日

こころは見えないけれど心遣いは見える

  とてもよい言葉だと思う。 
  でも番組の肝心な場面で3回もやる必要はないにじゃないか。

  良いコマーシャルが台無しだと思う。「結局商売の宣伝か」と気持ちが荒んでくる。受け取りようもあるかも知れないが、3回やれば質が違ってしまう。

  周りの知人と話すと、この印象は自分だけではないとはっきりしてきた。
 こころが見えないだろうか。

2011年3月26日土曜日

公務員が頼り

 「公務員が多すぎる」とスケープゴートになっていきた。民間の労働条件が非常にきつい状態になって、そんなにきついんだから公務員も我慢するんだよと。そういう風土がマスコミも通じてつくられてきた。


 人件費の削減が首長の政策の柱になる。毎年予算査定で、定数を削減することになり、削減はまず一律にどこの部門も「○○パーセント減」と査定にかけられる。
民間委託で、本当は「公」が持つべきところを放り出す。そうやって削減数を作り上げる。当然サービスは低下する。


 保育園が足りないと問題になる。足りないのは無くしたから。中野区は地域センターもなくなる。町会が責任を肩代わりさせられる。


 「公」は住民の生活から「撤退」なんだ。大震災で自治体の職員も相当亡くなられた。
  各地から応援をとの声が出てきた。行けば現地できっと役に立つだろうと思う。


が、被害が少なかった自治体のところからは、被災者の受け入れの申し出はあっても人を送り出すとの声は聞こえない。もしかしたら、出せる体制にないという足かせがあるんじゃないか。


うがちすぎでないと良いけど。

2011年3月25日金曜日

告示日は、殆どの政党党首が「第一声」をしなかった。

合点。

 かつて相当前に「公約は破られるもの」と皮肉られるまで、公約のイメージが壊された。政権は崩壊した。次の「マニフェスト」が意味はほぼ同じでも外来語として登場した。このマニフェストも。守らないものとして葬むられた。

 死に体となった「公約」と「マニフェスト」。つぎにまた新しい言葉を創出するのか、というのは皮肉。

 それどころでない。
 告示日主要政党の第一声ほとんどなし。おー暗闇選挙。


 自粛という理由はつけているのだろう。それならはじめから延期すればよいのに。

 「約束ごと出さず」で選挙戦。これをどさくさまぎれと言うのではないか。

2011年3月24日木曜日

都知事選の告示

津波は人間の我欲に対する天罰だ
障害者に人格があるのか
年とった女性は有害無益


  こんなことブログに書いたら、このブログは廃止しなきゃならなくなる。
 平気で言える「文化人」がまた続けるかのか。止めて欲しい。

 いままだ早いのだろうが、東日本大震災、原発の教訓から東京をどうするかという政策や議論をテーマにした討論が必要だと思うのだけれども。

 ところが、実際にはここがないがしろにされている。

 直接の被害を受けたところの選挙は繰り延べは当然と思う。問題はそれ以外。
 
 例えば自治体の職員を各地方から、被災地に送り出す。被災地に知人、親戚や事業者や団体などとつながりのある人は相当いるはず。
 
 原発の放射性物質の影響が刻々拡大していく。トイレットパーパーは…。水は…。

 言葉は適当でないが、浮き足立っている状態で、選挙をするのが適当なんだろうか?

2011年3月23日水曜日

東京電力の原子力発電量は減ってる

 東京電力のHPに電力の発電量がのっている。原子力発電は2000年に1204億KWHだったものが、2008年には663億KWHに減っている。これは原子力発電がうまいっていないということではありませんかね。
事故が多くて、停止ばかりしているからじゃないのかな。
http://www.tepco.co.jp/nu/torikumi/nuclearlibrary/facilities/facilities02-j.html

 だとすると、原子力発電増強の力の入れ方は、間違っているとしか言えないですね。
 今は電気製品に囲まれた生活で、電気がないと生活が成り立たない。多摩の友人が、「計画停電で寒くて仕方がない。石油ストーブは電気がないと動かない」と話していた。
 電気を使わない都市造り、つまり高層ビルの建設などは抑えることが必要なんじゃないかな。一つできるといったいどれだけの電気をつかうことになるのか。節電を迫りながら一方で、電気を使うところを野放しに増やしていくのは理に合わない。
抑えれば電力使用量の増加は少なくなるでしょ。

2011年3月22日火曜日

デジタル街道邁進中

 年甲斐もなく、ホームページやらブログやらと、「…防止」を兼ねてウンどころかウ~ン、ウ~ンと唸りっぱなし。手がけた釣りの会のHPをリニューアルして、撮り溜まった写真を整理のつもりで自分のサイトに載せた。
 ようやくできたなと思ってホットしたら、知らせた先から不具合の連絡あり。急いで修正した。連絡用のメールのアドレスが違っていた。一文字「o」でなく「a」に直して、お詫びの連絡。怖いデジタル社会だ。
 
福島原発に懸命の注水で、収まってくれと思いつつ東京電力のHPを見ていたら、こんなのがあった。
 東京電力の原子力発電所を下北半島に造っているそうな。1号機をこの1月から着工…。予想図見るとやっぱり海際で、津波大丈夫かな。
http://www.tepco.co.jp/nu/hd-np/plan/plan-j.html





 

2011年3月21日月曜日

被災者の受け入れ600戸?

東京の被災者受け入れは600戸だって?そうかねェ。東京がそれではしょうがない。東日本大震災を「天罰」といったボスらしい配慮というか。東京はオリンピック招致のために蓄えた基金が5000億円(ぐらい)あるといわれてる。住民サービスを削って蓄えたんだろうね。


土地もあるよぉー。「有明北埋め立て地」が。オリンピック開催できたら選手村にしようと思っていたところ。写真は昨年11月。住宅建てるにはいいんじゃないかな。どうせ固定資産税かかっていないんだし…。
1986年の大島三原山噴火の時、10000人一ヶ月東京に避難したことがあった。(全員が東京でうけいれたかどうかはわからない)2000年には三宅島の噴火で3000人ほどが避難した。ノウハウありだよね。

2011年3月20日日曜日

夢を見た

 今朝夢を見た。地方選挙に出ようと手を挙げている候補予定者が皆被災地にボランティアにいく夢。

 そう、被災地では当然選挙どころでない、延期は当然としても、それ以外のところでは、あちこちの被災復興をさておいて、選挙になるのか。
と言うより、このエネルギーを被災地対策にむけられたらどうだろう。

 数千人いる候補予定者がボランティアになって現地で活躍する。その活躍ぶりを選択基準にして、選挙をする。当然被災地以外も選挙日程を繰り下げることになる。

 ボランティアとしては非常に役立つ資質を持った人たちに違いないから、きっと役に立つ。
 
 ここで目が覚めた。
 覚めてから続きを考えた。当選したら災害対策には強い議員になるだろうな。

2011年3月19日土曜日

放射能漏れを自然のせいにするか。

  原発で働く人はもちろんですが、消防や警察、自衛隊で危険に曝されている方たちも、非常な恐怖を感じながら働いておられることでしょう。
 
 人事院規則を変えて、公務員の被曝量の限度を緩和するということ…。
「東京電力の作業員が移動」と言葉でごまかして、あとから「避難」と説明が変わったこと。

 
  こうなってまだ「日本の原発は安全だ」「チェルノブイリとは違う」とテレビで「有識者」が言う。
 
 予備電源が壊れて使えなかったから、冷却することができない。想定外のことだったので、仕方がないなどという教訓でいいわけはない。
 
 日本の沿岸地震では、ほんの100年前ほどの1896年(明治29年)の明治三陸地震津波で、岩手県沿岸の綾里(りょうり)では38.2m、吉浜(よしはま)24.4m、田老(たろう)14.6mの津波高さが記録されている…
 
 1000年じゃないよ。過去に起こった津波があったのに、想定外とは言えない。放射線の測定器は原発の敷地のところにしかないのか。万一の時、住民の住んでいるところになぜ機器がないのか。それともあるのに隠しているのか。
 
 仮に「安全な原発」としよう。でも、今に至り起こっている事態は「危険な原発」としか言いようがない。マグニチュード9の津波が原因にされたら、自然に対する冒涜だ。

2011年3月18日金曜日

まだ咲いていた我が家の桜

posted by (C)虚鯊  今日は病院に行く日。いつもどおり予約の時間にいって、診療をすませて帰り道。勝手に決めた「我が家の桜」を見ようと、寄ってみた。
   いくつか花びらが残っている。
 広場でゲートボールをやっていて、いつもどおりの風景にいっとき大震災のことを忘れられた。いつものなにげない風景なのに、これが幸せということなんだなと思う。

2011年3月17日木曜日

備蓄石油を使うのは今じゃないのかな

燃料がないとの悲痛な声が報道されています。

石油の備蓄の確保等に関する法律
石油の備蓄を確保するとともに、備蓄に係る石油の適切な供給を図るための措置を講ずることにより、我が国への石油の供給が不足する事態が生じた場合において石油の安定的な供給を確保し、もつて国民生活の安定と国民経済の円滑な運営に資することを目的とする…

想定外の地震だったから、想定外の対応をしなくてはいけないわけですよね。「国民生活の安定と国民経済の円滑な運営」のために。 
金融市場に41兆8千億円投入するということ。経済のために「必要」なんだと。売り買いでもうけることに優先して式を投入するということかな。

そう単純ではないのだろうけれども、今復旧なのだから、被災地の元気尽くような「資金投入」をすることが必要なんじゃないでしょうか。

2011年3月16日水曜日

我が方損害軽微、実は惨敗でないように。

「いますぐ身体に影響のある放射能の数値でない」と官房長官とNHK解説者の言葉が耳に残ります。でも事態はだんだん深刻になっているんじゃありませんか。


何かと似ていると思ってネットを見てみましたら、ありました。


ミッドウエイ海戦で…
 大本営陸海軍部の発表は、我が方の損害は軽微で、敵艦隊の空母二隻撃沈を初めとして、多大な損害を与えたと云う報道が、勇ましい軍艦マーチと共に大嘘の戦果発表をしました。
 国民はこの報道を信じ、米海軍が南太平洋から姿を消すのは、時間の問題だと狂喜しましたが、実はこの報道は、大嘘で日本海軍の惨敗は隠蔽され、これ以降の戦果発表は全てウソばかりと云う事になりました。



さすがに戦果を上げているとは言わないけれども。


今日は被災地に援助の手がすこし見えてきた。その分ホッ。

2011年3月15日火曜日

こころまだ収まらず

 投稿をいただきました。ありがとうございました。始めたばかり故どうご挨拶していいものか失礼いたします。
 
 福島原発の「人災」がどれだけ復活の妨げになっていることか。
国がどうしようとしているのかさっぱり見えない。こちらで見えないのだから被災地はどれだけ不安に思っていることだろう。


 昨年8月ハゼ旅と称して、三陸海岸から上って山田湾まで足を伸ばした。


 もう振り返るときではないかもしれないが。何回も通った織笠川の河口に水門が建設中だった。津波は水門も、なにもかも無くしてしまったのだろう。ゲートボールで楽しんでいた人たちはどうしたろう…。

2011年3月13日日曜日

自然は偉大

 被害の全貌がわかってくるに従って、そのすさまじいエネルギーがみえてくる。人間の制御が利かない自然の力が立ちはだかっているのがわかる。ほんの一部は自然に関われても、その偉大さは圧倒的だ。人間が偉大でいかに尊厳であっても、歯が立たないことをみせつけてくれたようだ。
 原子力発電もその範疇でかんがえるべきなのか、想定していないマグニチュード9であったとしても、日本で3回目の多数の被(曝)者を生み出すような装置は使うべきではないんじゃないか。海水を注入した原子炉は廃棄だから、膨大な無駄使いになった。

2011年3月12日土曜日

信じたくない光景

 岩手山麓の爺に電話して、携帯電話の充電池を手にれた方がいいと伝えた。停電が長くなるといけないから。
 福島原子力発電所で、停止した原子炉の冷却ができずに、爆発を起こした。政府の発表では、安心できる状況かのように言いつつ、20キロ圏内の移動をとの対策を発表した。移動者のなかに被爆した人も出たと報道している。
 「東北地方太平洋沖地震」の報道は時間がたつにつれ、甚大な被害の様子が伝わってくる。400年に一度とか1000年に一度とかということだが、ショッキングなこととだ。信じられない。
 被災地の皆さんには心からお見舞いを申し上げます。

2011年3月11日金曜日

岩手山の麓は

 偶然テレビで「地震速報」をみた。すぐに岩手山麓の爺のところへ電話をかけるが、もうつながらない。そんなことってあるのか。揺れたら電波が届かないようにしてあるのか、などと思ってしまう。
 以降、固定電話へかけても、全くだめ。地震のときはいつもこうではあるのだけれど、報道を見ると相当大きいそうな地震なので、心配。
 18:30になって、ようやくというか、うまい具合に電波がとれたようでつながった。停電をしているので、水をくみ上げているモーターが使えず調理が不可能とのことだけで、身体に影響はないのでひとまず安心。
 時間がたつにつれて、被災の規模の大きさがわかってくる。

2011年3月9日水曜日

花粉症

 かゆい。鼻からズルズル。一ヶ月前から薬を飲んで予防にこれつとめるものの、すごい反応。風強いから。


 5,6日の栃木県のつりのとき、周囲の山は花粉をつけた杉の木がたくさんあった。もう、いちいち鼻をかむ面倒を避けて、人差し指で片鼻を押さえて「ふーん」ととばした。昔そんなことやっていた大人たちがいたなと思い出しつつ。


 窒素酸化物と杉花粉の影響と聞くけど、中国から飛んでくる「公害」の可能性などとテレビで放映していた。そうはいっても、中国の急激な成長の前から花粉症はあったし、排気ガス規制で二酸化炭素は減っても、東京のの窒素酸化物の量は減っていないということも聞いているんだけど…。

 花粉症による経済効果(無論マイナスの)を計ったら、相当なマイナス効果になるんじゃないかな。


 戦後「植えろ植えろ」と国が進めたのだから、国がちゃんと対応しなくちゃならないのだろう。何もしない手はない。自己責任だけじゃね。
 

2011年3月5日土曜日

ネコヤナギと記念撮影


渓流でやっぱり咲いていたネコヤナギ。ずいぶんとカラフルになるんだと知った。お互いにじゃませずに、記念撮影もした。


















那珂川支流の大内川、朝は河原
の一部が凍るほど。それでも好き
なことには力が湧く。土曜日だか
ら、人も多い。1日解禁のときは
50尾釣った人いると話を聞く。
なんとかの期待ももって、渓に入
り込む。でも、ここはというところ
でも、まだ動いていないらしく、魚
信はない。深い水たまりでようや
く今年の初物が…。

2011年3月2日水曜日

雪解け待ち

葛根田川の水量は、まだまだ少ない。待ち切れない釣り人が小さな流れに竿を出していた。28日に「ジャンボ市場」で手に入れた餌の出番はもう少し先だな。