2011年11月30日水曜日

犯す前に…というセンテンス

 沖縄の仲井真県知事さえ、「口にしたくもない、汚れる」と行った。元沖縄防衛局長の言葉。


 政府の高官が食言でころころ変わるのは、国民の要望と相いれないことを実行しようとするから、反対するものを悪者に仕立てないとやって言えないということだろう。


 そういう発想からすると言葉は違ってくる。例えば天皇の前で話をするとしたら、そんな言葉は絶対でないだろう。「敬意」の対象が国民となると愚民思想、つまりおまえらわかってないと言いたくなるのだろう。


 ねじ曲がっていること、基本に考えなくてはいけないことに逆らっている、そのことに気が付かない不幸だ。思うところ、政治家の資質も当然あるが、こいう政治家を生み出す小選挙区制中心の害悪きわまれりというところか。


 沖縄の基地問題も、日本から移転をというところまでは距離があるけれども、本当の解決はそこなんだというところを抑えていかなくてはならないと思う。マスコミもそんなことぐらいはわかっているはずだ。

2011年11月29日火曜日

病名は個人の秘密に違いないが

 福島第一原発の吉田昌郎所長が退任する。体調不良(病気)ということだが、個人の秘密のため事由は発表できないという報道だった。

 個人の秘密と言ってもねえ。天皇の場合だって、病名と状態を発表しているのに、それこそ風評を呼んでしまうと思うけど。

 もっけの幸い、上の方の言うことをきく人間を配置するとかと、ツイッターでも書かれている。

加藤登紀子さんのツイッターがあった。


加藤さんが紹介しているHP
   → 福島第一原発 異常事態連絡(事業者報告)







2011年11月28日月曜日

そこに山があるから沢があるから

 久しぶりに小説を読む。エベレストだとか、チョモランマという高山に登ることを競うというもの。いかに難しいコースを自分が極めるかという話がテーマになっている。


 危険をともなう登山でも人によっては様々なスタイルがある。性格もあるだろうし技術の身につき方も違うだろうし、違いがあって取り組み方があって山を登り歩くという目的を持つ。


 すごいスポーツなんだなと思う。そんなことには縁のない、そして好みにもならなかった山へは、とっても簡単な人並みのアクセスに終わっている。


 魚釣りを見つけて身に着けたから、ほんの数百メートル程度の間を「沢登り」気分では歩く。まあ登山とは言えない。危険度も雲泥の差だ。


 山が好きな人が、なぜ山に登るか尋ねられると「そこに山があるから」とよく言われるが、それよりも「山がいろいろあるから」登るというほうが当たってるんじゃないだろうか。


 渓流釣りは少なくとも、あちこちの渓流にいきたいという気にさせられる。未知の場所は魅力だから。読みつかれて外に出、アップダウンの坂道を歩きながらそんなことをフツフツ考えた。

2011年11月27日日曜日

歩きつつ、眼と耳は沢の流れを探す

 岩手山麓界隈を、ところどころから見える山の雪の状態を眺めながら、唐松の林の間を歩く。唐松の葉がクッションになって弾む。


 2月頃から歩くことが習慣付いて、あれこれのことを考えながら、できればアイディアがでてこないかと、誰にもじゃまされずに考えることだけの自由を楽しむ。


 パソコンに中毒している頭のモヤモヤに、酸素を入れる効用にもなる。四方に伸びる道を毎日変えながら歩くと、シャッターチャンスにも出会える。自然の造形をありのままに切り取る。


 しかしなによりも、沢の音のする方角は気になる。音が少しでもすれば、目をこらして林をのぞき込む。少し奥の方にチラリと水の色が見えようものなら、その沢の向きと大きさを計って暖かくなってからの「思い」に繋げる。


 初めてのコースを歩き、その一本の沢が今日の収穫になった。


残り大根
残り柿

2011年11月26日土曜日

小櫃川上流に放射性物質を含む焼却灰が

袖ヶ浦市 子供たちと未来の会のブログ→  放射性物質を含んだ焼却灰小櫃川上流へ

 我がつりの会(東京労釣連)が、ハゼつり大会の場所として長年やっているハゼ釣りの場所が、放射性物質の影響を受けそうだ。



 東京都ではすでに瓦礫を受け入れて、焼却灰を東京湾に埋め立てている。安全は確かめられていると、報道では伝えられている。


 しかし東京湾を津波が襲う可能性は無いと言えない。これを起こりうる可能性を心配するだけの状況もある。そしてまた、安全を信用するに足りる根拠も薄い。


 有明北の埋め立てを、無駄だから止めろと言ったのは2000年だったが、反対運動のとき、「ハゼはどこかへいくだろう」と言って強行した石原都政。


 ハゼはその後10年あまりの時間の経過と海域の安定によって、一定の回復もされたものとは考えられる。だが、この厄介な放射性物質の見えないストレスはどう影響を与えるのかは、現状では計りようのない、かつ見過ごせない問題だ。


 加えて、小櫃川周辺の海域をハゼの釣り場として親しんでいる釣愛好者は、東京都の放射性物質を含む焼却灰と、小櫃川上流部の同質の影響も心配することになる。安全性が確かめられなければ、「江戸前のハゼ」ひいては「東京湾のつり」が危機に立ち入ることになる。

2011年11月25日金曜日

どうやったら開いた口がふさがるか


東電は、「放射性物質は無主物と主張。だから東電のものではない。だから責任はない。」と言い放つ。

朝日新聞1124日付とそのブログ→ 東電に責任なしとは

こういう企業主は世界の果てまで追い出したい。許し難い。
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判決文 
 原発爆発、放射性物質拡散という日本の歴史を変えるような大事故を呼んだ罰
 人災と認めず津波という隠れ蓑を使って自然界も冒涜した罰
 人災と認めず、多くの従事者を被曝させた罰
 放射性物質を日本のみならず世界に向けて拡散させた罰
 あらゆる生物、生態系に深刻な打撃を与えた罰
 魚と同じ無主物とし、魚類に迷惑をかけた罪

よって、懲役1000年の刑に処す。
なお、加えて今後100年にわたって電力料金を無料にすることを付加刑とする。
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立川、国分寺、葛飾、練馬ほかで→ 
東京都内の落ち葉にセシウム

2011年11月24日木曜日

仙人に近づく山の暮らし


 親父が通っている内科の医者に行く。滝沢中央病院は空いているよという話しの通り確かに空いている。待たなくていいのは良い。

 でも、営業が大丈夫かなどとと心配している。病院でなく診療所みたいというが、東京の病院より親切な対応だ。医者まで車で30分近くかかるから、総菜の心配もしながら大型スーパーに寄るのが通例になる。

 帰りの山麓には黒雲が湧いていて、雨やら雲やらを風が運んできているのか。

 道々寄ったホーマックで小さなラックを買ってきて設置。身の回りの諸具を整理した。とりあえずの居場所の整理は必要だ。

 雨に雪が交じって降ってみたり、晴れ間が出たりと「山の天気」は良く変わる。ここ数日は夕方ストーブを少し焚く。余熱で夜中は暖かい。

 焚くために家に持ち込む薪にカメ虫が付いている。夜になると灯りに寄って飛び回る。このカメ虫はどうも飛ぶのが上手くないらしく、なかなか止まれない。

 口の広いガラスの入れ物に洗剤をいれて、やっと止まったカメムシを割り箸で軽く落とすと、見事に入る。仙人の生活が編み出した知恵。今日は3尾ゲット。

2011年11月23日水曜日

ナナカマドの子育て


 ナナカマドもとうに葉はつけていない。真っ赤になって葉柄から落ちていった。

 これがなかなかドラマチックで、光合成で糖分を蓄積して赤くなるのだが、摂氏2度くらいになると色づき始める。強い紫外線を受けて葉緑素が分解されるから、緑は消える。

 紅葉した葉は実は翌年出てくる新芽を紫外線から守っているのだという。一定期間「守った」あとは葉柄のところから一斉に落葉する。

 落葉した葉は「腐葉土」となって次の時代への礎になる。立派な子育てだ。

 我々の社会では子育ては自己責任に近い。「働くママさん」は職場では疎んじられることが多い。子供が手を離れたらまた働けごときの主張がまかりとおる。

 保育園が足りないと必死で探すが役所は「民間活力」に任せて、責任をすり抜ける。社会が必要とするものは役所が充足させなくてはならないのに。

 所得の再配分の実践者として頑張るべきところだろう。利益を生み出すこと「ビジネスチャンス」に市場として開放してしまうことが、子供「たち」を安全で健やかに育ち、親は安心して働くことになるのだろうか。

 公務員の人件費削減を「声高」に言うことが最近特に多いが、保育園の職員が(民間委託)いなくなることでは、保育の質の低下にもなるだろう。

2011年11月22日火曜日

風にも負けず


 朝は、ご飯に昆布巻きをつけたのが新しいおかず。蕨のお浸しがさっぱりしていい。ご飯は、古いものをレンジで温めているから少しその感じがする。

 昼はパンと牛乳で。夜は魚はイヤだというので、叉焼を切ったが、一切れずつで間に合った。イナゴの甘露煮はちょうど入れ物が空になった。冷蔵庫にはまだたくさんあるので、心配ない。

 この甘露煮は実に旨い。近所の人が造ってくれたものだけれども、買ったものよりずっと美味しくて、作り方を聞いてみたい。

 昼食後、岩手山登山口駐車場を目指して歩く。昨日歩かなかったせいもあってか、途中へたばった。あまり無理をして残ってもと思ったが、歩いてしまった。

 さすがに誰もいない。今日の砲撃音は数こそ少ないが、ズシンと響いて驚く。今はいないが、牧場の牛や馬たちにも影響があるのではないかと、人気のない道を歩きながら思う。

 行きは汗が出るかというほどだったが、帰りは下りで風を受けて冷えた。早朝の雪はそれだけで、空は晴れていたが風は終日吹いていた。一万歩達成。




2011年11月21日月曜日

ダムは壊すまでが寿命

 アメリカワシントン州のホワイトサーモン川にあるコンディットダムは、1913年に完成した築100年近い歴史あるダム。撤去作業開始前にホワイトサーモン、川にいた魚たちは予め捕獲され、安全な場所へ移されたとか。10月26日に撤去作業が開始。


 日本の八ツ場ダムはさてさて、これから造るとか造らないとか言って右往左往。世界格差とでも言ったらいいのか。

東京新聞のHPから


東京都は八ツ場ダム建設にご執心です。


◇八ッ場ダムが完成することにより、渇水時の取水制限日数が大幅に減少します。
◇平成8年を例にとると、仮に八ッ場ダムが完成していれば、取水制限日数は、117日から17日へと100日間減少させることができました。


などと書いて、子供たちにも安心できるようにするとか。


でもね、無駄な公共事業の費用も孫子の代まで続くんじゃありませんか。

東京都水道局のニュースHP

2011年11月20日日曜日

秋から冬、冬が過ぎれば春になる


 消費税増税提案の前に解散総選挙をと、大島自民党副総裁。あれあれ!これまでの消費税導入や増税提案の前に解散総選挙やったことあるのか自民党。

 野党筆頭の立場にしては自己を省みない言葉。「二大政党制の切磋琢磨」が泣く。が、要求は正論。

 岩手山麓の柿の葉は落葉が進んで、裸寸前。今日はかろうじて12枚が残っていた。昨日の雨を蓄えたケヤキもやがて降る雪を乗り越えて、春には元気な姿を見せるだろう。

 不詳我が息子の貧乏能楽師は所得税も払えぬ。なのに税金を取る消費税が良いわけはない。今日本の文化だってアブナイ。




ケヤキの葉に雨の滴がくっついて花のよう


2011年11月19日土曜日

ツイッターで判ることも多々あり


 岩手山麓も冬の季節に取り巻かれるのか、冷たい雨が降る。つめたい雨だからかどうかは判らないが、演習の砲弾の音は聞こえない。

 この機会に、パソコンの整備をする。過去のメールやらフィードやらを開けては取捨選択してたまったものを整理する。

 この間始めたツイッターをずっと見てみる。つぶやく人を特定して登録してある自分の「タイムライン」では、瓦礫の受け入れ問題を重視するツイートがたくさんかわされている。

 大阪の知事選、市長選のひとつの争点になっている。東京はすでに焼却、埋め立てまで入っているが、委託事業者が東電のグループ会社であることもあって、非常な批判が出されている。

 品川ではセシウム濃度があがっているとのつぶやきもあった。まるごと受け止めて良いのかどうかはあるけれども、マスコミが取り上げないことが飛び交っている。

今日のツイッターで
「清武さん解任。読売と東電グループって似てる気がする。都合悪い人間は潰すってところが。」
というつぶやきがあったので

「企業も相当独裁。東京都も独裁。大阪はこれから選べる」
と間の手(リツイート)をいれたら

本当にそうですね。大王製紙しかり、たくさんの企業が。独裁者石原氏の老害はもはや災害レベルだと思います。大阪はどうなることか
と返ってきた。

2011年11月18日金曜日

医者とのつきあいは


 岩手山麓の仙人を連れて皮膚科に行く。身体の湿疹と頭にも何かできているらしくて、治療を受けに行くことにした。地図をみて場所を確かめた上で、出発したが、通勤の車が多いだろうとの心配に反して、すいている道を走った。

 途中道を間違えることもなく駐車場へ車を止めたら、待合室はこれも予想外に少なくて、診療は直ぐに終わった。

 自分の湿疹もついでに見てもらおうと、状態を説明して薬をもらった。3種類も。東京でもらっている一種類の塗り薬は「後発薬」だが、ここでは「先発薬でお出しします」ということだった。

 状態を言えば言うほど薬が増えるみたいなことで、なにか腑に落ちない。知ったかぶって医者に話すのもよくないだろうと、言葉を飲み込むが、信頼関係の築き方は難しい。

 東京ではK病院に世話になっているが、肺炎の治療中に死亡した人が出て警察に事情を聞かれているとか、知り合いが入院して痰を詰まらせ、対応が遅れて亡くなったなどということが起きると疑心暗鬼なる。

 診療をうけるときには、とくに「変な」対応や様子は感じないし、ちゃんとやってくれていると思うのだが、システムのどこかに欠陥があるのかも知れない。

 しばらく前、神奈川県の公立病院で、手術室に向かう患者二人を看護士一人が連れて、取り違えたということもあった。医者が少ないとか、看護士さんの労働条件が整っていないとかいうことであってはまずい。

2011年11月17日木曜日

スポーツマンシップを大事にして


 琴欧洲が土俵下までもつれて倒れ込んだ相手を、手を出して助け起こした。清々しい気がする。「ざまをみろ」みたいな態度をした元横綱を許した体質や、暴力その他、スポーツマンシップとはほど遠いことがあいついだ。

 相撲会場はまだ、席に空きがあって寂しい状況が見える。他のスポーツでもスポーツマンシップを感じさせる場面はある。

 我がつりの会は、スポーツとしてのつりを心がけることをめざしている。競技にばかりこだわるのは個人的には意見ありだが、さておくとして、競技がスポーツマンシップによって成り立つことは当然。 
 
 その競技によってつりの技量が発展することは間違いない。競技はルールの中で運営される。開始時間、終了時間、つり範囲、竿の本数など。これで数十人が釣りをすると、結果は想像を超える。
 
 釣果の多寡が歴然としてなぜ?との疑問が当然にも湧く。「魚がいない」「食わない」という自己評価が打ち砕かれる。

 ルールの厳密さの物差しでは検討の余地があるにしても、釣りの愉楽(たくさん釣りたい、人より釣りたい)のためには、スポーツとしての釣りは追求すべきことと言えるのだろう。

 ルールに則ったスポーツマンシップが、スポーツの発展を生むことは違いない。我が釣りの会には「つり学校」の行事もある。もちろん暴力的しごきはない。

2011年11月16日水曜日

「最近の年寄りは」と言われては

 村の広報に出生者と志望者の名が載っている。了解を得た人のみだから、全部ではないがほぼ全体に近いだろう。


 9月中の集計で、出生者40人死亡者17人となっている。出生者が多いから、世のためには歓迎すべきこと。


 出生者の名前を何気なく見ていたら、名前の付け方に驚いた。


 悠翔=ユウト、漣都=ナミト、榎梨奈=エリナ、笑花=エミカ、など。死亡者は、キタ、タカ、忠一郎、定男とおなじみの名。


 いまどきの若者はパソコンに慣れているからかなアという話しになった。それにしても時代は変わっていく。


 「今時の若者は」と、違いを言うことは多いが、おなじみの名をつけた為政者たちには、まじめにやってもらわないと、「近頃の年寄りは」と若者から反撃を食らうことになる。

2011年11月15日火曜日

岩手山麓に砲弾を撃ち込むな


 陸上自衛隊の演習場で、ドーン、ドーンと砲撃の音が鳴り、地響きがする。岩手山麓の広大な地域が演習場。

 どのくらいの期間演習をしているのか、結構やっていることが多いらしい。公務員全般に「人件費削減」「定数削減」が強行されているのに、ここは聖域。

 歳出削減の「さ」の字もない。東日本大震災の強力な助っ人になって、「存在感」をアピールできた。活躍を可とすることは同意するが、弾丸の音を聞くと、やっぱり軍隊なんだと思い出す。

 今日はヘリコプターの訓練もしていた。砲撃は朝8時頃から始まり4時までやっていた。岩手山麓仙人の家もこのとき、平和を考えさせられる。

2011年11月14日月曜日

秋のフィナーレ

 謎解きのような込み入った話を、続けるのも疲れる。一時気分転換のつもりで、御所湖にでかけた。

 朝方は陽がさしたものの、山麓とは違った様相で、日射しが出ない。それでも、温泉の前の公園で、たった一本残っている紅葉を撮った。帰りには総菜を仕入れて、昼過ぎには戻った。








2011年11月13日日曜日

牧草からセシウムが

 岩手山は一度雪が降って消えたとか。山麓は霜が何回か訪れて、もうじき冬の装いの支度をしている。

 林を抜ける道を歩くと、唐松の葉だろうか、弱くさらさらと落ちる音がする。目をよっぽどこらさない見えない。

 朴の葉は、全部落ちて地上でひっくり返って白い腹を見せている。道の片側は放牧場。

 牧草からセシウムが検出されて、子牛の放牧を遅らせたという。原発事故の厄介はまだこれから先も広がりそうだ。秋口のささやかな風にもただ、感傷というわけにはいかない。


2011年11月12日土曜日

霞の向こうに青空が

 飛び乗った新幹線から見える雨後の朝は、空気が澄んで秋空がひときわ奇麗だ。昨日の憂うつな雨から、救われた気がする。

 TPPへの協議参加の表明は、救われない思い。民主党の対立的討論も、所詮こんなものか。

 日米安保条約のMSA協定に、経済協力が義務づけられている。アメリカにおもねる選択しかないというのは、情けない政治の貧困さだ。参加でなく協議だなどと、よく言ったものだ。

 霞がかかっても、風がふけば、青空があるはず。風が止まないように、扇いでやろう。

2011年11月11日金曜日

雨が降ると、、描写が変わる


二週間ぶりの病院。爺様の晴れ男の効き目がちょっとお休みになったのか、車いすにカッパをかぶって行くことになった。

そのカッパについている帽子が、風で脱げてしまう。どうしたら脱げないかわからなくて、「頭を下げて」と声をかけると「うん」と返事。

予約時間はあってないようなもの。いつもより長く待ったみたいだ。こういう時に限って、「本」を持っていない。

やがて名前が看護士さんに優しく呼ばれて、尿パイプの洗浄。担当の女先生は体格が良くて、痩せた爺さまを造作もなく、ベッドへ移動させる。いつも頼もしいと思う。

 「骨を増強する薬」をもらうのも時間がかかって、病院を出たのは昼近くになった。

雨がまだ降っているから、出がけに「パンを買ってきて」というお婆ちゃんの言葉を気にしながら、一度家に帰ってから出直そうかと、いつもの道へ行きかけると、「何か頼まれたんじゃなかったっけ」と、爺様に言われてしまった。

「帰って出直そうかと思った」と弁解しながら、Uターンしてスーパーに寄った。

岩手山麓に憂いごとありと、なんの気なしにした電話に、応えが聞こえた。虫の知らせかなと、交わした会話。

それではと、溜まっている用事を、ドッコイショと念じながら、始末にとりかかる。ここ、ものごとが、パタパタとかたづかない。

こうなると、螺旋がかかる。夜半近くになって、もう中締め。日を改めて、やりのこった連絡をすることに。

2011年11月10日木曜日

ドジョウに罪はないよ

 ドジョウが迷惑するような結論を出してもらいたくないTPP参加問題。


 子供のころ山形の田舎に帰って、「ドジョウ掬(すく)い」をやったことがある。あの踊りそのものの格好でザルで足で掻いて採った。


 そのころは田んぼもしっかりしていたのだろう、水がきれいな水路がたくさんあった。「トゲウオ」などという子育てをする魚がいた。(いまは絶滅したかな?)


 ドジョウを採ってどうしたかはさっぱり覚えていないが、食べたのだろうと思う。ドジョウは骨が固いから、柳川で食べるのは好きではない。


 そのドジョウもいまはご多分にもれず、生息環境が狭められて壊滅的に減っている。


 佐渡では水田魚道を造って、トキのエサとして「育成」しようと努力している。生態系の破壊を修復する作業が「生産性」でなく、すすめられているということ。


 自然を取り戻すことは大作業だ。日本の原風景を取り戻すこと大賛成。


 TPPは農業に壊滅的な打撃を与える。大規模法人、農家しか残れないことになる。ドジョウが生きていくような水田はいらないことになるだろう。


 水が導水されればいい、それも効率的にとなれば、ドジョウが生きていく場はない。ドジョウに恨まれちゃいけないよ。

 リンク→農林水産大臣賞を受賞、愛知の「ドジョウのすめる水田づくり」

2011年11月9日水曜日

身の丈ってのがある。去年よりちょっとの儲けだって成長じゃないか。

 そんなに車や家電を海外に大量に売らなきゃ日本はやっていけないんでしょうか。世界の企業にならないと儲からないとでも?

 企業の身勝手なんじゃないのかと思う。そんなに売り上げた会社は、正当に税負担しているのかいとも。非正規社員を大量に都合がいい時だけ雇ってその理由も国際競争力をつけるためとか言って。

 生活保護受給者が205万人までになってしまった。「本人の努力が足りない」から?

 エリエール(大王製紙)の「カジノ遊び」、オリンパスの損失隠しが、企業努力というものかと皮肉も言いたくなる。

 日本の交渉力は、「北方領土問題」「北朝鮮拉致問題」「基地問題」、「地位協定改定問題」など、大事なことはちっとも正面から取り組めないし、対応できない。

 TPPに入って行ってだめなら止めるとか、交渉で変えるという議論はなりたたない。アメリカに言えますか?

2011年11月8日火曜日

注目されてます今の政治

 立冬と聞いたとたんに気温が下がってきて、一枚着るものが増えた。

 国会中継をやっていて、自民党の質問場面だったが、年金問題でやっていた。内容は迫力は感じられなかったが、「野次、怒号」からは違った感じではあった。

 3.11以降政治の在り様がうきぼりになったから、国会中継を注目している人が増えているのではないだろうか。

 テレビ撮影だから、「掲示板」を視聴者が見えるようにして、説明をわかり易くしていることが増えた。これも大事なことだ。だいたい我々の知りえないことが多いわけだから、理解を深めることに利用することはいいことだ。

 いまや当たり前のこのやり方は、老舗は共産党だった。政治をわかりにくくしておくことは許されない状況になってきた。というより、だましが通らなくなってきた。

 政治を我々の身近なところで論争する真摯な態度は大切だ。

 気温はさがってはきたけれど、TPP参加問題の論争はヒートアップしている。「参加」への選択は、ここまできて結論付けることになってはならないことだろう。

 「捩じれの不幸」は、国民の意向に沿うことで解決されることになる。それができない政治を続ければ、また、諸外国の物笑いの種になるだけだ。

2011年11月7日月曜日

パソコンとハサミは使いようかい

 新しいパソコンで、HPの更新作業にかかったら「新規」の扱いになったようですぐに更新できずに混乱してしまった。その上、更新作業ができても新しくなったページがなぜか現れない。

 セキュリティの関係なのかどうか。パソコンは一度?に捕まると、解決つくまでやらないと先に進まなくなるので、つい続けてやってしまう。

 10月22日に開催した合唱祭の写真をCDに取り込んで20枚作り上げた。これもしばらくやらなかったら、方法を忘れてしまってしばらくはまともに動いてもらえなかった。

 思い出してやってみれば、以前の苦労よりも簡単には出来上がったみたいだ。

 最近ツイッターにも入り込んで、ぼちぼち慣れている。ツイッターてなんだかわからない。でも、やっているうちに少しずつわかってくる。

 これは若者にはうってつけのツールだろう。若者ばかりでないが。

 今見ているのは橋下徹氏のツイッター。すごい!週刊新潮の記事とやりあっているらしくて、言葉の品も顧みずにやっている。

 今の「つぶやき」だから、情報としてはものすごく速い。橋下氏の「つぶやき」二コマ紹介。

バカ新潮、バカ文春よ、君たち経営陣や従業員は、さぞ立派な先祖を持っている者ばかりなんだな。武士か殿様か、貴族か。元暴力団の父親をもつ者は、全て暴力団関係者と言う主張。どうですか、皆さん?こんなバカ新潮、バカ文春の主張は表現の自由の範囲内なのでしょうか?


むしろ、平松市長が当選した時の方がよほど危険だ。自民党・民主党という与党野党が一緒になり、そして共産党までが手を組んだ。これは大政翼賛会そのもの。平松市長と市役所、議会が総ぐるみとなって、今の大阪市役所体制を守る。これこそ独裁そのもの。大政翼賛会。


 つぶやいたのは22時ごろ。こんなんじゃ、一言いいたくなるね「つぶやき」。独裁が必要と標榜している方の発言に。

 橋下氏の「つぶやき」を追いかける人(フォロワー)333,245人。

2011年11月6日日曜日

独裁は後景にしてきたはず

 独裁で世の中を変えるということができるかということは、歴史の上では退けられてきた。ファシズムが歴史の上で退けられてきた。

 だがしかし、わが下世話では言葉にこそ出さないが「独裁」に期待する向きはないか。「首相が変わったら」という待望論も、実は強行政治待望論でないか。

 小泉政権にはしてやられた。自民党独裁政治がもたなくなって、自民党を批判するという見せ掛けで自民党政治を続けさせた。

 小泉政権発足は、小泉批判をする余地はみごとに封鎖されていた。ここにもマスコミを利用した「ファシズム色」があった。

 大阪市長にでている御仁に、「独裁」で日本を変えていくということを標榜しているひとがいる。批判を許さないとうこと。黙ってしたがえ、さもなくば免職という条例を大阪府議会に上程した。

 そして、府知事を辞職した。そりゃ自由ですよ。いつ止めようと、やめてなにやろうと、法律に触れなきゃ。でもねえ、奇異じゃありませんか。

 もっとも、法律に触れなけければなんでもOKという学び方をしたんでしょうか。「なにかやっているし、やりそうだ」が賛意としたら、それは危険だと思う。

 マスコミはことの本質をなかなか伝えない。伝えるのは「視聴率」絶対主義といっておこう。営利企業ですからね。

 その点、「ツイッター」の世界では生の情報がたくさん飛んでいる。大阪のその人も「言いたい放題」を満喫している。

2011年11月5日土曜日

こんなことってあるのかと耳を疑う


 東京都がガレキを受け入れて、埋立を始めた。海に拡散していく危険性も心配だ。

 測定して安全だからというが、築地市場の強行移転先の豊洲は土壌汚染の指摘にも、調査を手抜きして安全を装っている。安全の認識も信用していいかといいたくなる。

 加えて、ガレキを埋め立てる産廃業者は東京電力のグループ会社だと。そんなことってあるのかと、耳を疑う。釈迦の手のひらならぬ、東電の手のひらかい!
 
 ふざけるのもいい加減にしてほしい。

 ブログ→ガレキの請負事業者は東電グループ

2011年11月4日金曜日

サミットで文句は言われないだろうけど

 G20サミットで2010年代半ばまでに、消費税を10%にすると、野田首相が言ったと。

 待ってくれよ、消費税は値上げしないというのが民主党の公約にしていた。少なくとも日本の国民に対する「公約」が、海外で「国際公約」となるはずがないと思うけど。

 日本の「不可解さ」がまた広がるんじゃないかな。公約と違えた政府与党の方針は、それこそ捩じれの元。

 それに、引き上げ後に解散すると「自爆」宣言まで出た。人間魚雷か。税金は、富を持てる者から取るべきもの。

 サミットやってるのフランスにも税金取ってと言っている人がいる。

   →私の税金を上げて!

   →税金をもっと上げて

2011年11月3日木曜日

カワハギ釣り例年よりいいみたい

 350分起床。しばらくぶりのカワハギ釣り。船酔いの心配をいつもしながら、思い切りがないといかれない不幸。行けば結構大丈夫。

 今日のように乗り物酔い止めのおかげで、波が全然気にならないようならどおってことないんだけど。

 5時にMさんを乗せて、6時にUさん家によって途中コンビニで食糧を買い入れたら、受付締め切り時間の7時半少し前で、危うくセーフ。

 2時間半は最低時間かな。カワハギ14尾。朝方は古いグラス竿を使ったら、どうもアタリが取れなくて、和竿に変えた。後半少し気合を入れて尾数を伸ばして、なんとかつ抜けはできた。

 昨日準備したエサのアサリの量は、ちょうどよかった。53名の参加者でトップは29枚。

2011年11月2日水曜日

自分で言おう、釣りバカ。


 明日はカワハギ釣り大会なので、エサにするアサリの買い出しに出かける。買い占めては悪いと思って店を変えて2回出かけた。

 いつもそうだが、量がなかなか定まらない。3人分となると量も多くなるが、直近のカワハギの釣れ具合いがいいようなのでエサは多めに必要かもしれない。どうなることか。

 このあいだ岩手山麓から持ってきた、「虫食いクリ」からここ5日間ぐらいで、「クリ虫」が出てきた。都合50匹は超えたろう。

 ともかくポリバケツに入れておいただけなのだが、収穫してから10日ほどで、出てきたことになる。

 どう扱えばいいのかがわからなかったけれども、クリの実が乾燥して中にいたたまれなくで出てきたと、勝手に解釈することにした。
 
 これはハヤ(ウグイ)のエサに良いので、菓子が入っていたポリ容器に土を入れてその中に保管することにした。冷蔵庫に入れておけば日持ちするだろう。

2011年11月1日火曜日

新聞は書かない10・30福島集会


 一昨日の「なくせ原発、安心して住み続けられる福島を!10.30大集会インふくしま」は一万人を超える人が集まった。JA福島会長、浪江町長、飯館村長、福島前知事、共産党委員長が訴えをした。まあ、福島でのこれだけの規模での集会だから、ニュースバリューはあるよね。
 
 これを新聞では毎日が社会面一段で書いただけだとか。マスコミ業界もなんらかの「圧力」があるということでしょうかね。それでも隠しおおせるものじゃありませんよ。それなら「拡散」という手がある。