2011年4月5日火曜日

魚の生息場を壊さないで

 朝散。朝散とは朝、散歩をすること。神田川の際を歩く。中野新橋の通りの橋は工事中だった。川をのぞくと流れの中に小砂利のまじった土の山が見える。流れが狭まって、本当の川のようだ。すぐ下は水の溜まりになっていて、少し深みができている。

 川が自然のものなら、魚が遊んでいるところだろうに。
そこから下流は、川でなく側溝と言った方があっている。川のイメージはもはやない。

 福島原発の海に、とうとう放射性物質を含む水を流し込むという。釣りを親しむものとして心穏やかでない。魚は避難できない。ことが起きたときに危ないから、人家からは離れ、海際に立地したのだろう。いざというとき海なら…
 魚も生きていくところは狭くなっていく。