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2023年10月6日金曜日

ピント外すジャーニーズ報道

  二回目の記者会見は、時間制限があって記者の質問を閉じ込めた。ああいった場が「業者」によって仕切られるとは、びっくりだった。最初の記者会見は出直しのために十分聞くふうだったし、名称をかえるなど受け止めて動いたようにも見えた。

 時間制限をした点でもはや「逃げ」なのかという印象もぬぐえない。ジャニーズ側の「落ち着いてください」発言で拍手が起きるのも異様な感じだった。記者の中にジャニーズ派が存在しているかのようだった。

「丁寧な説明」は民主主義のイロハのイだと思うけど、政治の分野で行けば、説明とは同じ言葉をならべたてることに置き換えられてしまっている。質問にきちんと正面から応えられてこそ、次なる目標やら高みに到達できるのだろう。

 記者会見で「一問一答」などというバカげた風習をつくりあげている政治の責任や、記者の資質が問われるのではないか。ここにきてなお、同情を煽るかのようなインタビューや、「ジャニーズの看板を取り外すシーン」を映像化してどうするか。問われているのはそうしたマスコミの甘さだったのではないかとなぜ思えないのだろう。

 さっさと看板を外すのが、出直しの姿だとして見せても対応の中身があいまいでは、「逃げ」と言われても仕方がない。企業の不祥事があって、記者会見をしたときに役員が頭を下げる儀式は最近よく見るけれども、ノウハウをとりしきる業者がいて事業活動として成り立っている。

 マニュアルだのノウハウだのということで不祥事が糊塗されていくのは、かぎりなくバカバカしく思う。ここまでされると、その業者は誰が見つけたのか、誰が探したのか。誰が教えたのかを追求したくなる。それとも常識で知られていることなのか。

2023年9月13日水曜日

ジャニーズ問題、メディアは甘い反省かな

 「ジャニーズの性加害問題で、マスメディアが正面からとりあげてこなかった」という特別チーム調査報告書の指摘を、メディア側がどう受け止めてコメントするか関心があった。政治の大事な問題でも、取り上げ方に不足がはなはだしいNHKが、このことでもどうコメントするのか。他のテレビ局もコメントを出したので、並べてみた。

 NHKの「Newsweb」ではジャニーズ問題でNHKコメント “報告書の指摘 重く受け止めています”として、言ってしまえばどこかでもよく聞くような、月並みな表現が使われて、276文字ほどの簡単なものが載せられていた。そのなかで、「NHKは職員の行動指針として『人権、人格を尊重する放送を行うこと』を定めている。性暴力について忽然とした態度で臨んできた。」と、やってきていると開き直りのような記述になっている。しかもその主語が「職員」となっていて、「NHK」とはなっていない。ジャニーズ事務所に対しては被害者救済と再発防止を要望、状況を確認しながら適切に対応すると、またどこかで繰り返されている「適切な」とぼかせている。

 関東大震災の朝鮮人虐殺、伊藤詩織さんの性暴力、入管施設の問題などについてNHKは人権、人格を大事にして報道してきたといえるのだろうか。

ーNHKNewsweb(デジタルニュース)

 コメントでは、「調査報告書で、ジャニー喜多川氏による性加害について『マスメディアが正面から取りあげてこなかった』などと指摘していることを重く受け止めています」とした上で、「NHKは、職員の行動指針として『人権、人格を尊重する放送を行うこと』を定めており、性暴力について、『決して許されるものではない』という毅然とした態度でこれまで臨んできたところであり、今後もその姿勢にいささかの変更もありません。ジャニーズ事務所に対しては、被害者救済と再発防止に取り組むよう要望するとともに、その実施状況を確認しながら、人権尊重の観点から、適切に対応していきたいと考えています」としています。

ー日本テレビ

 指摘を重く受け止め、性加害などの人権侵害は、あってはならないという姿勢で報道してまいります。人権を尊重した企業活動に努めてまいります

ーテレビ朝日

 テレビ朝日グループでは従前より、人権尊重を明確に掲げて事業活動を行っておりますが、調査報告書に盛り込まれたマスメディアに対する指摘を重く受け止め、今後ともかかる取り組みを真摯(しんし)に続けてまいります

ーTBSテレビ

 『マスメディアの沈黙』と指摘された事も踏まえ、いかなる性暴力も許されるものではないという姿勢で、今後も報道や放送に臨んでまいります

ーテレビ東京

 テレビ東京はこうした指摘を重く受け止め、人権デューデリジェンスの考え方に基づき、自社はもちろん、取引先についても、人権重視の姿勢を徹底するよう今後も行動

ーフジテレビ

 報告書に記されたマスメディアの過去の報道に関するご指摘を真摯に受け止めております。性加害が決して許されないことは当然です。当社としても、あらゆる人権侵害を防ぐべく対処していく所存です

 揚げ足取りのつもりはないけれども「今後とも」というワードも気になる。日本語的意味で考えれば、「これまでと同じ」だし、もっと言えば「やってきた」ということ。反省にはなっていない。そのうえ経営、事業、企業活動で取り組んでいたというのは、方便にも聞こえる。「メディアが正面から取り上げなかった」ことを問題視しているのであって、事業活動を指摘しているのではないだろう。


2020年9月3日木曜日

映画「はりぼて」を観た

 2016年、富山市議会の自民党など「保守会派」10数人が政務調査費を長期にわたって不正に受け取っていたことが明るみに出された。弁解や打消しで逃げようとしたが、地元のチューリップテレビの担当者の追及でついに辞職に追い込まれた。ちいさな「チューリップテレビ」の記者が追及をつづけ、女性問題、架空請求、カラ出張の存在を明るみにしていく。関係市議はいたたまれず次々と辞職していった。ところが2020年になってまだ居座り続ける輩がいる。そして追求した担当者が社を去ることになる…。

 自民党員の割合が日本一のところだそうで、腐った体質が気付かぬままに暗闇の中で動いている。正面から追求したテレビ会社の社員が、疎んじられ排除される構図は、中央政治でも全く同様に起きている。「権力者」によって良心とか正義とか男女平等とか人権ということが、軽んじられている様がドキュメントで描かれるところも、現政権下で起きている「事件」と、ウリ二つの事柄に見える。「長いことの評価」がどこから眺めての見地なのか、改めて考えさせられた。

・映画「はりぼて」
・渋谷 ユーロスペース 9月10日まで
・https://natalie.mu/eiga/film/185169 

2019年7月24日水曜日

終わってから賑やかな選挙報道


 投票率が下がって、他人事のように「投票率下がりました」を言うテレビ報道をみて、怒っている人は多い。国の行く先を決める選挙は、どこの国であっても民主主義の制度として基本となっている。この静かな選挙期間は、選挙の争点をあえて周知しないことに主眼を置いているとしか思えない。

 公職選挙法は、政策を論じる何もできないに等しい活動制限をなしている。そのうえでのマスコミの「自主規制」であり、飛び出せば官邸からの圧力も考えられる。それでいて選挙期間に入るとすぐ、選挙の結果予測を既定のごとく報道する。選挙期間の論争に水をかけて予測を固定化させる役割を果たす。

 新聞社の記事は書いた担当者が記載されるようになった。書いた記事の責任を負うことは必要であっても、担当者の責任にしておいていいのか。もちろん全面的にとはしていないだろうが、昨今の「ネトウヨ」などの攻撃にさらされるとなれば、斟酌やら忖度やらの捻じ曲げた記事内容になっていく恐れはある。

 未成熟な論議で投票を迫ることには無理があるし、憲法改正、消費税増税、年金などなど日本の未来にどう政策をとるのか、描くのかを徹底的に知らせるべきで、その環境が整っていけば投票率はおのずと上がっていくのではないかと思う。


ツイッターから

ちょっと、TBS、小泉進次郎を取り上げ過ぎじゃないか? 選挙中はTBSに限らないけれども、他局も「公平」の名の下に全然選挙報道しなかったくせに。 終わった途端、やっと選挙報道したかと思いきや、進次郎特集。 なんなの?いい加減にしてよ!


 





2017年8月3日木曜日

「入閣はまとめて出して」のつっこみ

 朝、「あの…入閣の発表まとめてやっていただけませんか」デープ・スペクター氏のツイートを見た。速報で一つずつ丁寧に発表するって、なにこれという違和感が確かにある。

 それによって、利害関係にかかわる人たちはいるのだろうが、それにしても、あとから不祥事件が暴露されるか「舌下事件」を起こすかで、お定まりのようになってきている流れを馬鹿馬鹿しいと思う。首相取り巻きのコメンテーターが「サプライズ」があるとかないとかと、いかにももったいぶって新内閣の構成を推定して見せるのもおかしい。

 マスコミ挙げての関心事に仕立てれば、支持率の向上という成果を呼び込むねらいがあるだろうから、そこにのっかっているマスコミとなると、それでいいのという思いがする。センスのあるのツイートで、おもしろい切り口だと感心した。

 新聞には入閣した人となりを書き込んだ一覧表が、いつものようにだされているが、「辛口」というまでにはなっていない。このときには大臣の資格や適性に関わることを、それこそきっちりと出しておかなければならないだろう。税金を投入して働いていただくのだから、それに耐えうる人材が選択されて、あとから批判されてやめるのやめないのという無駄を省くために。政治記者を総動員して情報を集めるなどということ、もったいない働き方だと思うけど。

ツイッターの投稿はそれに続けて
◇まとめてやるころには、ひとりくらいお辞めになっているかもしれないのでね。
ですよね。いちいち発表なんて…アナログなことで。
◇まとまりのない内閣だから仕方がないんです。
◇まとめるといろいろ発表早々たたかれちゃうから。www夜中にこっそり三原さんのなまえなんか出るかもね。
◇wwwありうる。どうでもいけどね。
◇うちらの税金で給料ガッポリもらっていなければ別にいいけどねえ。
◇たいして内容があるわけじゃないからね。それに速報でやるほどのことでもないよねー。
◇組閣の価値を出張なんでも鑑定団in永田等で調べてもらいたいです。
1分ごとに入閣やられてもって感じですよね。10分で10人でいいよって感じ。
◇人材不足で時間が…

2017年7月25日火曜日

Abe is Overなんて


 政府の閣僚が起こす暴言や態度があまりにひどいうえに、居座り続けることが可能な扱いでは、報道のネタにされるのは当然といえば当然だ。加計問題への疑義にも不誠実な対応で、記録書類はないし記憶もないと言うだけだ。おかげでモーニングショーを毎日楽しみに見ている。政権への忖度が起きるようにマスコミにも手を打って押さえつけてきたのだから、リバウンドが起きる。ここまできていることだけで、韓国なら完全に政権交代だろう。アメリカのマスコミも大統領への距離を置いて報道しているところは多いと聞く。

 官僚組織だけでなくマスコミの忖度がある。もっと政府から自立した態度できていれば、ここまでひどくならないのではないかと思う。報道につれ「ふざけるな」という声が広がってくる。いくら隠しても悪事が消されるわけはないが、悪政が横行する前に止められるかどうかは、マスコミの報道態度が大きい。スポーツ新聞や週刊誌はほとんど読まないが、ここが問題の提示をしたものがNETで拡散され、モーニングショー、ニュースでNETに出回ったものがネタにされるという広がり方をしている。日本の民主主義がまだ機能していると少し希望が湧いてくる。
♫Abe is Over

2017年5月17日水曜日

「眞子さま」報道の怪

 朝日新聞が今日の朝刊トップニュースで書いた「加計学園の新学部『総理のご意向』文科省に記録」でいよいよ問題が表面化してきたと思っていたら、昨夜から「眞子さもご婚約」のニュースが飛び回っている。昨夕(16日)の7時過ぎからの報道らしい。

時事通信配信
「眞子さまご婚約へ」
161918

NHK NEWS WEB
眞子さま 同級生とご婚約へ 
516 1901

産経ニュース
眞子さま、同級生とご婚約へ
2017.5.16 19:25

 それにしても細かな個人に関わる行動や情報まで、すっと出てくるのはあらかじめ準備していたものだろう。朝日デジタルの加計学園の問題報道は今日(17日)の5:00配信だった。昨夜は「共謀罪」の集会と銀座パレードもあったが、「黒塗り」する効果を生んだ。



 YaHooニュースの「眞子さま報道」へのコメントがたくさん出されている。「おめでとう」「明るいニュース」との書き込みもあるが、批判する書き込みも相当ある。

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おめでたいが、現在の日本の情勢はそれどころではない。

歓迎ムードは今日までで、あとは週刊誌で。

おめでたい話とは言え、宮内庁正式発表でなく、「宮内庁関係者からの取材」というのが正直何か引っかかる物を感じる

一般市民のプライベートをこんな朝早くから追いかけ回すのは行き過ぎた報道だ。
自宅を出発?いるか?そんな報道

昨晩の民放のニュース見たけど、夜に小室さん宅のチャイム鳴らしてたけど無茶苦茶不愉快に感じた。

これは行き過ぎ報道の典型例です

マスコミよ。
行き過ぎた報道だけは絶対やめて欲しい。
どうでもいい質問で時間費やす必要もない。
相手に対して失礼のないようにお願いいたします。
視聴者からのお願いです。

自販機でペプシでも買ったらすぐニュースで「コーラはペプシ派!!」とかやるんだろうな。

一般人なのに「自宅を出られました」というのは違和感。

会見するって言ってるんだから会場入り前後から撮ればいいものを。

まだ結婚どころかお二人での正式発表もしてないのに自宅まで行くか?

きっと近所の人もインタビューされてんだろうなぁ。朝の忙しい時間に。

今朝、6時半頃、フジテレビの 目覚ましテレビで 婚約者が自宅から出る所を 報道しているのを観てビックリ。マンションの名前がハッキリ映っていた!こんな、映像を映していいのか?目覚ましテレビは問題だと思った。謝罪もなかった、今は一般人といえど個人情報に気をつけなくてはいけないのに、モザイクも入ってなかった!謝罪もない、報道番組、如何なものか?さすが、フジテレビはもう駄目だね。

記者会見はまだしも、これって報道の意味あり?

おいおい家を出ただけで速報ってやり過ぎだろ。一緒にいるのは宮内庁職員か?皇宮護衛官か?

記者会見の模様を紹介するだけで十分。なのに、最近のテレビ局の報道はやり過ぎの感がありますね。自宅を出発って、首相動静じゃないんだから(笑)

自宅を押さえられている事に恐怖を覚える…個人情報ダダ漏れ。

福岡のKBCラジオ…王子様とお姫様みたい…って。思ってもない事いうなよ(笑)報道陣しつこ過ぎ!

今は話せないって言ってるのに次から次にと…イラついたからTV消しました。
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2017年3月25日土曜日

♪どんなにじょうずに隠れても♬

ひよこがね
お庭でぴょこぴょこ
かくれんぼ
どんなに上手に隠れても
黄色いあんよが
見えてるよ
だんだんだーれが
めっかった
(「かわいいかくれんぼ」中田喜直作曲)

 そのご婦人がこんなにかわいいというわけではないが、籠池氏証人喚問をみていて頭に浮かんできた童謡。「♫どんなに上手に隠れても…」の詩は本来の意味が違うとサトーハチローが怒られるかもしれない。幼くかわいいというところだけをちょっとだけ使わせていただいた。廃止された教育勅語に涙し、とりまきには誠実実直さを振りまき、Facebookで反論を試みるなどみると、隠しているようで見えているよねという以外ない。

 便宜を図っているということは、どんなに隠し立てしても消えることはない。逆説でいえば「あった」ことだから。首相とマスコミの常設宴会や報道対策、ネトウヨを使った圧力もほころびが見えてきた。隠し立てはやっぱり都合が悪いことを見せないようにすることであることを、また確認しなくてはならないだろう。

 隠し立ては、暮らしやら健康やら財政支出やらをつかさどるお役人たちが、政策の名のもとで一定の部分だけに優遇を施すために必要なことだった。そのため動くものだと、このところの報道でも明確になってきている。「せっかくのマスコミ対策」も、隠しおおせるものでないということがはっきりしてきた。

 これほどまで貶められている当該お役人たちも、ある意味気の毒ではあるが、当該の財務省理財局長が国税庁長官に異動という、まるで劇的な変身も漫画チックというか、妙に絡んだことになっている。税を使う方から取る方へという事情は、「使わしてもらった分は、税をいただきます」ということかい?というアホなことを考えてしまう。必然なのか偶然なのかはわかりようがないが、漫画では使えるだろう。

 森友学園の「ああ青春の胸の血は」も愉快な話だ。無断使用をさておいても、いくら好きだからと言って「建学の精神で」他者の歌を使うって何だろう。うちのカミさん、追っかけファンなのでご立腹だ。自分でするものだと、全面批判をしているブログがあった。

→ 校歌には見学の精神が

2014年4月16日水曜日

殺人はダメが、当たり前になるべき

 「マスコミはあなた方のレベルに合わせて"商品"を並べているだけに過ぎない。報道倫理もへったくれもないマスコミが変わらねばならないのは当然だが、日々考えて考えて少しずつ変わって行かねばならないのは、私もあなた方も同様なのである。」
 こう言われると辛いものがある。マスコミの報道にのってああかこうかと、御託を並べるのだから、生臭く社会の一線にでているものは大変なのだろう。自分なりの筆をもっても、社の命運か売り上げがかかるとされれば、曲がっていくことになる。それを理解したとしても、たとえばいつまでたっても立証できない「パソコン遠隔操作事件」だとか、48年も死刑囚だった袴田さんだとかという事件を「そういうこともあるでしょ」という結論にしておけない。マスコミの責任大というべきでないのだろうか。

 2008年に起きた秋葉原通り魔事件の犯人の弟さんが自死した。「自分は犯人の弟で、加害者の家族は幸せになっちゃいけない」「死ぬ理由に勝る生きる理由がない」と生前話していたという。結婚相手がいたが、相手の親に強行に反対されたという。母親は事件後に離婚した。犯人の家族の人権はないのかという疑問が湧く。

 例えば、震災が起きて飲むもの食べものがなくて、生きるか死ぬかになったとき、コンビニを襲わないだろうか。あってはならないことに違いないが、許されるべきということではなくて、自分が追い詰められていったとき、身を守る手段を抑えられるのだろうかと率直に思う。近くに身内や友人がいれば止められるかもしれないが、たった一人だったらどうだろう。

 人には身を守るために発動するDNAを持っているのではないかと思う。祖先は血を流すことを当たり前にやっていたのだし、それは食を手に入れるために動物や植物である生きものをずっと「殺して」いた。人に対しては殺して何かを手に入れるという手段をまだ使用している。「紛争形態」は殺しありということになっている。


 殺人を起こさないようにするには、そこに至る負の条件をのぞかれなくてはならないだろう。明日の職場がない、食べるものがないという恐怖は、非正規雇用者が持たされる恐怖でないのか。比較的性従業員が当たり前だった時代に生きてきたものとしては、そう思う。こんなことが蔓延していることに、気が付かずに当たり前のこととして温存されることは、おなじ事件をまた増殖することになるのではないか。

秋葉原通り魔事件・加藤被告の実弟が自殺...公開リンチが止まらない!






2014年4月10日木曜日

小保方さんの記者会見を見た

 知識も能力が生きていないことは確かなことだと、昨日の小保方さんの記者会見を見て思った。実際のところSTAP細胞の有り無しの判断を今はだれもできない。今は検証できない話ばかりが先行しているから、あるいはあることに確信をもって推定している人もいるのではないか。いないなら、もう壊滅的に判断が迫られる。周辺の事情から面白がってあれこれ考えることしかできないが、研究内容への目標接近については一人で責を負うものなのだろうか。「大丈夫かと止める」指導がかかることはないのか。STAP細胞があるという確信に周囲の共薯者も至っていたことではなかったのか。研究スタイルがユニットリーダーに責任をもたせることに理研組織としてどういう援助と関与がされているのかなど疑問は多い。

 小保方さんの雇用契約が1年更新されたという事情で、理研がそんなことになっているのか?と思って調べたら、1年契約がほとんどだというから驚いた。理研で手柄をたてて次の就職先に高処遇で渡っていくということらしい。ここにも非正規雇用だ。処遇の浅薄さをすべての原因とは言えないにしても、手柄を立てることへの執念を持たされることには違いはない。

 「理研優遇の法人指定法案が見送られて、今国会で成立断念」という朝日新聞。「一連の問題にメドがたたないうちは難しい」と官房長官が記者会見で表明した。手柄待望論が実在するわけだ。手柄を発表して際立たせないと処遇改善していけないのか、そういうあり方にも疑問がわく。

 記者会見の記者の質問も様々だったが、「STAP細胞はあるんですか、ないんですか?」という質問があった。本人の話を聞いていれば、あるとしていることは質問しなくてもわかることだ。このことに関してキチンと研究して質問していたのは少なかったように思えた。記者とて「おいしい発言」を引き出すことが手柄という側面もあるわけだ。






2014年3月15日土曜日

Jリーグの対応でみるNETの効用

 “JAPANESE ONLY”の差別的横断幕についてのあとの展開は速かった。39日に行われた試合で、この事件が発生し13日にはJリーグのチェアマンの記者会見で、制裁を含む対応が示された。スポーツの世界で明快に対処を決めたことに、すっきりした感じを持った。最近グタグタした事件がちっとも整理されないでいることが多くて、生煮えの料理を食べているようなことが多いから、こういうニュースなら歓迎だ。

 Jリーグチェアマンは「この数日間のメディアやインターネット上での露出状況のほか、この行為の反響が海外にも波及していることからみて、社会的影響は想像以上に大きく、Jリーグおよび日本サッカー界全体のブランドイメージを大きく毀損していることは、もはや明白であると思います。」と記者会見で語って、無観客試合という厳しい制裁を科すという発表をした。

この数日間のメディアやインターネットの反応を言っているが、メディアの方はつぶさに見ていないからさておくとして、NET上の動きは速かった。NET署名で呼びかけられたのが11日だったから、その二日後にはJリーグの記者会見になった。Facebookでの拡散もあったが、このネット署名も効果的だった印象が残った。

昨日(14日)の国会・総務委員会で吉良よし子氏がNHK籾井会長の罷免を迫ったとき、このJリーグ対応を取り上げて追及した。会長発言への視聴者からの意見は約3万2000件としたNHK側に「これほど寄せられたことがあるか」と質問。これまでは不祥事問題が最高で、同じ期間で5800件と答弁。NHKへの国民の怒りはこんなに大きい!一方で差別的横断幕で厳しい処分を行ったJリーグチェアマンは、「行為を行った側の考えでなく、受け手がどう感じたかに目を向けるべきだ」と述べ厳しい処分を決定。「NHKこそ受け手がどう考えているかに真摯に耳を傾けて会長罷免を決断すべき!」と求めました!←これFacebookから「コピペ」
(蛇足~「コピペ」とはコピーアンドペースト=パソコンの入力の時、文章や図をコピーして自分の編集しているものに貼り付けること。小保方氏が自分の論文からやってしまったと言われているが、私ごときでも他人のものを使う時には、断り書きする。)
 NHKに寄せられたのもメールによるものが相当数あるのだろうと思うが、NETが持つ効用は、確かに影響大というところだろう。いいことばかりではないが。







2014年3月3日月曜日

NHKの受信料不払いしようという話し合が盛り上がる

 あまりにひどいNHKの報道ぶりをみんなが怒って、受信料を払うの止めようという話をすると盛り上がる。全部が悪いというわけではないが、ニュースの報道は見るたびに腹が立つ。その上のNHK会長の悪口雑言言い放題のようなことが起きると輪をかける。それに加えてNHK経営委員の長谷川三千子氏の「不払い」行動だ。

 053月放送のNHK「クローズアップ現代」について、長谷川氏が「本当に酷(ひど)うございましたね。私も生まれて初めてNHKに抗議電話をしようといたしましたらば、すでに回線がパンク状態でございました。ちやうど自動振替が切れましたので、NHKが回心するまで不払ひをつづけるつもりでをります」
と、月刊誌「正論」20057月号にのせたということだ。(毎日新聞227日)

 「未納は2か月間で、その後、支払った。支払いの保留をあたかも視聴者の権利のごとく考えていたのは、完全に私の無知によるものだ」と言い訳もしたらしいが、卒業式の国旗掲揚・国歌斉唱問題を取り上げた053月放送のNHK「クローズアップ現代」が意に染まずあまりにひどいから、「NHKが改心するまでつづけるつもり」なのだから、こんどは経営委員の地位を利用しておやりになるつもりだろうか。

  1月14日朝、「放送の自主・自立の危機に際して NHKで働くみなさんに訴えます」とのビラを、東京、地方のNHK放送局で配布したそうで、東京では1200枚渡ったとのこと。










2013年11月25日月曜日

特定秘密保護法案の目くらまし

 特定秘密保護法案の怖さが明確になって、反対の声が広がるに及んで、修正協議も揺らめいたりして、当初の採決強行が伸びてきた。22日にはキャロライン・ケネディが、愛嬌をふりまきながら来日した。このあたりが強行採決をねらっている時期とあっているというのは、確証はないけれども何か画策がありそうだと、そう思う人は多いだろう。キャロライン・ケネディに対してのNHKニュースのコメントは「日米の緊密な関係・父親の親日の思いを果たす・友好に務める・ツイッターでの発信開始・横田基地訪問米兵激励・防衛大臣と会談・普天間基地問題解決・手腕に期待」などなど。日米安保体制の強化、基地体制の維持のための大使となったことは誰でもわかる。ニコニコ愛嬌を振りまいて、父の親日の思いを果たすためにだけ来るわけでは決してない。ウケ狙いだといえばご本人には失礼になるが、そこいらへんの切り口を明確にしておかないと、基地問題やオスプレイの演習強行の緩衝にされかねない。

土曜日、見るともなくBS日テレで「ボビー」という映画をやっていた。見るともなくつけっぱなしにしていたら、ケネディの暗殺事件をもじったテーマになったものだった。時節柄番組に組み込んだものだろうが、そこまでやるかという思いがしないでもない。


 そのうえ「5000万円を借りて返した」ニュースが飛び出した。でどころは検察のリークとされる。こちらはしどろもどろの記者説明で、マスコミが追求しやすい事件になった。これもまた、特定秘密法案を後景にやることを手伝う。世論の耳目を引き付けるに十分なことだから、暗黒社会を招く特定秘密保護法を、反対の声に抗して成立させようとするとき、やりそうなことだ。
 安倍首相の好みの人間をNHK人事に充てることは、国会にかけられることだから表に出るが、民放への関与はなかなか出てこない。首相官邸での宴会にマスコミ関係者を「招待」するのもそんな熱意のあらわれだろう。どの問題も捨てては置けないこと、大事なことだから目くらましに乗らないようにしなくてはと思う。





2013年9月6日金曜日

「あまちゃん」効果でNHK「グループ」の売り上げ好調

 連続テレビ小説「あまちゃん」の視聴率が絶好調で、三陸の地元でも関心高く、震災の経験と重ねあわせて見られていると、NHKが報道していた。「あまちゃん」のオリジナル・サウンドトラックはオリコンチャート初登場で5位、小泉今日子の「潮騒のメモリー」は7月時点で2位と売り上げがあり、劇中歌をすべて集めたCDまで出して、2次利用ビジネスを不況知らずのように展開している。

 NHKが特殊法人で公共放送局だから、商業活動がどこまでできるのかという問題は、1982年の放送法改正によって、NHKが営利事業への出資が可能になったことで、子会社・関連団体の活動としてできるようになった。その数98年で65団体もあったが、整理統合があり、今は営利法人が13社、関連公益法人は9団体、関連会社が6団体となっている。

 放送番組の制作・購入販売をしているのはNHKエンタープライズ(NEP)で、子会社の中では出資比率80%の最大手。この会社の売り上げは2012年度で511億円、純利益は11億円。従業者は537人と少ないが、親会社の版権によって効率の良い稼ぎになっている。NHKの単体での決算の他に、子会社との連結決算をしているから、本来一体化した企業体とみられるべきなのに、事業収入のうち90%は受信料という金回りだから、悠然たるNHKグループというところだろうか。

 06年には、会計検査院がNHKの当時の子会社など33団体も剰余金が886億円あったと発表し、主な財源が受信料なのだから関連団体に過剰な利益を与えないようにという改善を求めていた。
昨年の10月から受信料を最大120円下げたのは、当然と言えば当然のことだろう。NEP社員は537人、うちNHKからの出向は120人もいて、平均年齢は48歳ということだから、天下りの高額給与者が多くいるといえそうだ。


Livedoor news

NHK、あまちゃんビジネスの儲けはどこに?受信料・高給体質の裏で多額剰余金プールか










2013年3月20日水曜日

NHKを退職した堀潤さん(アナウンサー)の勇気に共感の拍手


 掘潤さんはNHKのアナウンサーだった。昨年3月末に番組(「Bizスポ」)を降りたことを機に、NHK公式のツイッターアカウントを閉鎖したことで、話題になっていた。米カルフォルニア大学に客員研究員として留学、今年の4月からNHKに復職、「今日の料理」を担当することになっていた。が、原発の報道についてNHKの方針(原発報道)と違う発言を公の場ではするなとの圧力で、事実上の退職に追い込まれた。
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310日、11日の堀さんのツイート
 震災から2年。原発事故発生のあの日私たちNHKSPEEDIの存在を知りながら「精度の信頼性に欠ける」とした文部科学省の方針に沿って、自らデータを報道することを取りやめた。国民の生命、財産を守る公共放送の役割を果たさなかった。私たちの不作為を徹底的に反省し謝罪しなければならない。

 パニックを抑え社会の均衡を保つための判断であったとしても、統制された情報によって福島県をはじめとした近隣住民の皆さんへ長年に渡る不安を与えた事実を正面から受け止め、償いを続けそれだけに市民に寄り添った報道を徹底しなければいけない。僕は頭を下げながら一生この原発事故の取材を続ける。

 自らあの日ニューススタジオにいながらそうした事実をきちんと伝えられなかったことに対し、心から謝罪します。福島の皆さん。取材でそれまで沢山お世話になっていたにも関わらず、役にたてなくて本当に申し訳ありませんでした。

 反原発だと思想的にレッテルを貼る人がいますが僕はそうは思いません。取材をすればするほど原発の安全対策が不十分であることがわかります。事故が起きた時の交通インフラや避難誘導の仕組みも今は不十分です。徹底的にこの問題と向き合い課題解決に知恵を絞らなければ世界の何処かでまた犠牲出ます。

 僕がUCLAで作った映画が局内で大問題になり、ロスで米国市民の皆さんが企画した上映会も中止に追い込まれました。「反原発と言われるものは困る」と指摘を受けましたが、事故が起きたことによる不条理な現状を描いているに過ぎません。市民が共有し未来に活かさなくてはならないものです。

 米国市民からは突然の上映中止の通達に「日本ではこれが日常なのか?」と怒りを通り越して驚き理解ができないという声が上がっています。僕が学生の時に研究し太平洋戦争下の状況と本質は変わりません。公共メディアは誰のものか?知る権利を有する市民のものです。表現の自由を有する市民のものです。
メディアに関わる一人一人がそれらの権利を常に最優先に掲げ、発信に努めなければなりません。あの日犠牲になり、そして今も情報が届かなかったことで不安と向き合う日々を過ごしている皆さんのことを想い。亡くなった方々への哀悼の意を示し、黙祷を捧げます。

 僕らアナウンサーに「個人では色々思いはあるだろうけど、公の場では意見を言わないように」と局は求めます。

 「皆様に報告です。本日、退職届を出しました。先週米国から帰国後、春からの担当番組は全てキャンセルだと告げられ、さらに懲戒処分の検討が始まっていたので、家族とも相談し、先手を打って退職する道を選びました。NHKに残って頑張って!という声をたくさん頂きましたが、政界、産業界をバックにした会長筋からの圧力は強く、闘いきれませんでした。しかし、本当の発信はこれからです。今も、不安の渦中にいる一人一人の皆さんのために、取材をつづけ、メッセージを投げかけていきます。皆さんの期待に応えられず申し訳ない思いでいっぱいですが、これからドライブをかけて参りますので今後ともよろしくお願い致します!」
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蜘蛛の巣おばさんの疑問箱」と「能村聡さんFacebook」の記事を転用させていただきました。

2013年1月19日土曜日

教育委員会の役割を論じるべき

 橋下市長が人件費を止めるとか、入試を止めろとか発言して、「体罰、暴力を許さない態度を」表明している。教育委員会が本来果たすべき事柄を十分な対応がされているように見えないから、その市長の対応の是非が論じられている。教育委員会は第三者機関として、首長の政治的、恣意的な影響を遮断する機関として位置づけられている。

 文部科学省の「教育委員会制度について」では、教育委員会制度の特性のひとつに「首長からの独立」をうたっている。「行政委員会の一つとして、独立した機関を置き、教育行政を担当させることにより、首長への権限の集中を防止し、中立的・専門的な行政運営を担保」することを言い、「教育行政の執行に当たっても、個人的な価値判断や特定の党派的影響力から中立性を確保することが必要」としている。

 教育委員会の頭越しに首長の権限を振りまわすのは、この制度をなくそうという財界の意向の実践だろう。教育委員会がこの見地でしっかり対応してもらうことが求められると思うが、マスコミの取り上げ方は。この点を論じていないように思う。市長のやることをその露出部分だけで取り上げることは、「策」に乗る扱いとなるのではないか。

 彼の市長さん、ころころ態度を変えることは知られているが、一部のタレントを持ち上げるような扱いと同様と言うのはいかがなものかと思う。

文部科学省→ 教育委員会制度について




2012年11月17日土曜日

「第3極」を煽てあげる怪

 自民党が政権を取り戻すのか、第3極がどの程度というのが焦点とNHKをはじめ「集約」した報道をしている。マスコミは、NETも含めて相当な報道量を持っているにもかかわらず、問題を掘り下げるという点で非常にお粗末に感じる。多角的な論点も視点も、もっと追求されていくべきだと思う。

 選挙法の問題にしてもしかり。選挙民の意向がどれだけ投票結果にいくのか。選挙の「規制」がどれだけ民主的な討論の障害になっているのか。いわば国民に「寄り添った」報道が追及できるのかという使命をもっと持つべきでないかと常々思う。戦後の日本が獲得した民主主義は本当の意味で。まだ肌身についていない現状も感じるが、憲法に国民の権利としてもった理念を、もっと重視すべきではないのか。

 「考え方の違いは論争で意見を戦わせる」ことが社会の発展に貢献するということに確信を持つべきではないかと思う。違いを際立てせることなら、なんでも書きつらねるごときの報道や、会社の意向に沿う報道では、そのときの「売上げ」になったとしても、やがては見捨てられることになるだろう。

 ツイッターにしろフェイスブックにしろ、ニュースの伝達は早い。全部民主主義ということではないにしても、ネットでわかってしまうことはかなりある。マスメディアが取り上げないことでも、例えば「官邸前抗議行動」は厳然として続いている。期待も含めるが、政治を動かす本流へと成長していく行動にならないとは言えない。そのとき後悔しても遅い。

 第3極が、「民主党液状化分子」「元自民党」「看板変更集団」のたぐいであることは違いないのを、さも新しい政党集団として描き、「煽てあげること」をバカバカしいと思わないのだろうか。 

2012年10月2日火曜日

ホントのとこ教えて

 沖縄の普天間基地に行かずに岩国基地に残った2基のオスプレイはどうしたんだろう。マスコミではその理由について、部品を本国からもってこないと動かせない、という以外は見当たらない。

 本土や沖縄あげての配備反対の声に抗して、あえて移送するのは「抑止力のために強行する」わけだから、実践さながらの訓練を早くやろうというときに、「休んでいる」場合ではないだろうに。しかし、なにかよっぽどの事態があって飛ばせない。

 部品の調達が今月末までになる可能性もあると公式に発表しているらしいから、余程のことといえるのではないだろうか。岩国に配備した以降に具合がわるくなったのか、いや岩国に移送してきてから故障がおきたのか。いずれにしても「欠陥ぶり」を露呈したことになる?

 これからどんな事実がでてくるかわからないが、こうこと追求したら面白い事情がでてくるのではないかな。やってるかもしれないけど、誰もが持つ疑問を追っかけて報道してもらいたいよ。マスコミさんお願いします!

2012年9月4日火曜日

政局をとらえるにも、骨がなくちゃ

 総裁選とかで、民主党ではあの人気のない内閣の野田首相が有力というし、半野党の自民党はぞろぞろと候補者がでたり、もったいぶったりして、マスコミがこれを人気投票までして煽って、AKB48の総選挙かいと思うほど。昔首相になった人まででてきて、まあ法に触れるというわけではありませんが。

 政党が自分の都合でお決めになることを、いちいち報道で取り上げるなら大変ですよ。今政党が多いんだから。維新の会ばっかり持ち上げてやるのも拙いし、緑の党もでてくるわけでしょ。

 目立つことだけを取り上げるのがマスコミだというのはいいわけだよ。公正だとか公平を大事にすること、社会正義を曲げないことがなくなったら、ものの発展につながらなくなる。

 石原慎太郎さんが何しようと無批判にしていていいのか。尖閣列島のヤギの食害を心配するより他に都政に問題はないという認識なのか。国や自治体の役割とはなんだということを、ちゃんと捉えてほしい。自治体の長を足掛かりにして本来の「職務専念の義務」を果たさない連中がどんどん出てくるのは、マスコミのせいと言っても過言でない。

2012年6月30日土曜日

スポーツ新聞がまともな報道

 昨日29日夜の首相官邸前の原発再稼働反対のデモの記事は、東京新聞のほか、スポーツ新聞がちゃんと取り上げただけだったらしい。首相官邸前にはマスコミ各社の報道スタッフがいたにもかかわらず、大新聞やNHKは黙殺。メディアの在り方が問われる。報道を続けるのが赤旗で、赤旗購読の申し込み電話が100件を超えているとか。
 YouTubeの映像→首相官邸前デモ