2026年4月17日金曜日

にぎやかな写真展、たくさんの来訪者に感謝

 共生」写真展の7日間が終わった。連日多くの方が観覧していただいた。写真を愛好する方々が日頃の写真活動の一環として見てくださることに加えて、友人知人の方が見に訪れて旧交を温めつつ、感想を語りアンケートに記述していただいた。写真展で作品を展示することにいたるまでは、力を込めてきたという少しばかりの感慨と、展示終了にいたった時間までの区切りを終えて、まだ修業が足りないと思う反省をまとめとして残して、大過なく過ごしほっとした瞬間を迎えられた。己の写真に加えるべき様々な点を胸にして、また新しい一歩を踏み出すことになる。これも贅沢なことだと思いながら、自分の励みにできればと思うが、どこまで老い先に抗することができるだろうか。

この間パソコンの写真ソフトの「強化」作業をしたが、取り付けに失敗してまたパソコンの初期化という羽目になった。昨年購入時から不調があってずっと講師のお世話になっていたが、写真展の最中のときにまた復旧の助けをしてもらった。パソコンの「能力」が更新を重ねて、個人で使うにはそこまでいらないと思えるような変化があって、とても噛みにくいものになっている。それでも日常の生活で、ブログやら日記、購入歴、写真ファイルの管理と編集、会報の編集やメールのやり取りなど、かかせないことがある。逆にいえばこのこなしが、ボケ防止にもなっているとしよう。





2026年4月7日火曜日

写真展が始まっててんてこ舞い

 写真ゼミの展示会が昨日(6日)から始まった。その準備に動き回るのが心臓にもこたえているわけでもないと思うけど、このところ不整脈がおきて、気持ちが悪い。動きが遅くなった身体を「励まして」必要なことをするのが負担になっているのかな。生きている以上なんでも避けて通るのはわけにもいかないし、無理も多少利かさないと刺激に耐えられなくなるに違いないが、その兼ね合いはどうしたものか。

作品搬入からはじまって、オープニングパーティーまで「働いて働いて…」の一日だった。家に戻ってフェースブックの投稿をして「過酷な」一日が終わった。

~現代写真研究所入江ゼミ写真展「共生」、6日から始まりました。撮影者のテーマ写真が組として表現されています。1枚の写真とは違った複数写真の味わいは、面白さと深みを感じられ、楽しめる気がします。撮影者のテーマの違いも「みんな違って…」を体現しているのが愉快なことです。





2026年3月30日月曜日

九州の旅 可笑しかった「木の動物園」

 動物園は動物を飼育して見せるところだけれども、それが「植物」であれば植物園。通りかかった阿蘇山への途中で霧の中で見つけたのが奇怪な「動物」。植物でこしらえた動物の面白さを、写真に撮ることにした。とはいえ動物を模した木々を撮るだけでは面白味はあっても皆同じような写真になって変化に欠けて面白くない。スマホで撮ることにして、ちょうど霧をバックにしたシーンをたくさん撮った。不思議なものを見て可笑しく思ったが、千羽鶴鹿園公園の看板があった以上のことは不明だった。









2026年3月27日金曜日

九州の旅、もう一つのメガソーラーを撮る

 以前にテレビで、安蘇の南麓、山都で牧場をしていた経営者が、その場所を太陽光発電所に使用させたとの報道を見た。土地を売ったのか貸したのかは記憶にないが、阿蘇山一体には放牧場がたくさんあるらしい。旅の後半で阿蘇外輪山の頂上部を「野焼き」して、広大な枯れ野になっているところを見た。それだけ畜産のための牧草地があるわけなのだろう。

事情があって畜産から離れて(牧草地を止めたのかもしれない)、役に立つならという思いで、メガソーラーへの事業転換に合意したのだろうと思うけれども、メガソーラーが抱える問題から批判がぶつけられて、「そんなつもりでないのだけど」と話しているのが印象に残っていた。

「AI対策」の電力増がまた拍車をかけて、国が補助金をだしてまで太陽光発電を押し進めた。太陽光発電施設開発事業への「規制緩和」が環境破壊をやりやすい制度を使って、荒っぽく開発された結果現在のような問題が生じた。ここまで自由にやれる日本とは?と考えざるを得ない。リニア新幹線だの北海道新幹線の延伸、都市部の再開発・高層マンション建設だのと、国の補助金(税)を投入して、電力需要の種をどんどん拡大しているのだから何おか言わんやだ。

~~~~~~~~~~~

時事通信 経済部 2025年12月15日20時32分 配信

メガソーラー支援廃止を提言 27年度以降、環境への悪影響考慮一自民

自民党の経済産業部会、環境部会などの合同会議は15日、大規模太陽光発電所(メガ
ソーラー)に対する支援廃止の検討を盛り込んだ提言案をまとめた。2027年度から新規事業者を補助対象から外すよう求める。環境や景観の破壊などが各地で問題となっており、東日本大震災以降続いてきた普及促進策の転換を迫られた形だ。
~~~~~~~~~~~

安蘇の南麓、山都町のメガソーラー(グーグル航空写真)


撮った写真では迫力がもうひとつ















2026年3月23日月曜日

九州の旅二番目の目的はメガソーラーを撮ることだった

 太陽光発電は全国で7000〜9000個所あると言われている。通りかかる田畑でもよく見かけるが、自然界、釧路湿原や山林にも多くの太陽光発電所(メガソーラー)が作られている。山間のふもとの住宅地があるところにもパネルが設置されていて、国が補助金をつけて「奨励」するおかげか、大変な数になっている。釧路湿原の全くの自然界や、特に山間部の開発では豪雨に対する排水の問題などが、問題になっている。

<2026.03.11>

□メガソーラー阻止に寄付8千万円 北海道鶴居村、土地取得へ□

 北海道鶴居村は11日、釧路湿原国立公園周辺での大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設を阻止して景観を守ろうと寄付を呼びかけ、計約8850万円が集まったと明らかにした。村議会で同日、このうち約8350万円を、村内の民有地計約27ヘクタールの買い取りなどに充てる補正予算が全会一致で可決、成立した。今月末までに買い取る予定。村は国の特別天然記念物タンチョウの生息地として有名で、撮影スポットの橋からタンチョウを撮ると、この民有地が背景となる。大石正行村長は議会での答弁で「地元だけでなく、多くの方と共有する財産だと認識した」と述べた。

<2026/3/18>

□千葉・鴨川メガソーラーの計画区域「必要最小限の面積に」県の有識者会議が提言□

千葉県の鴨川では山間部が丸裸になるような伐採がされて、「37万本の樹木伐採、47万枚のパネル」とニュースで報道された。開発許可区域外での伐採が判明し、県の行政指導で本体工事は昨年12月に一時中止となっている。県の有識者会議が18日、森林の公益的機能の確保や地域共生の観点から「計画区域は必要最小限度の面積とすべき」と明記した提言をまとめたが、採算が合わず「事業休止や撤退が判断された場合でも(伐採されたままの状態で)放置される状況は避けなければならない」と、踏み込んだ内容を県に求めた。

九州の安蘇山にメガソーラーがあるとニュースで見聞きしていたし、福島で複数回行って撮影したことがあるので、現地へ行ってみようということだった。グルーグル地図の航空写真も参照して、規模が想像できてグーグルマップを頼りに山道をたどった。小国町太陽光発電所は麓にゲートがあった。しかし偶然にも発電所の関係者がちょうど前を走っていて、ゲート前で止まって金網の扉を開けた。事情を話すと、「写真を撮るのならよいでしょう」と道案内をしてくれた。ゲートは山に牛が放牧されているので設置されていると分かった。現地まで連れて行ってもらって、付近の様子の説明までしてもらって、「堂々」と撮影することになった。

でも残念ながら太陽光発電所に対する問題意識に合うような写真は、この場でも撮りきれなかった感がある。ただ、ここでは「シイタケ栽培」と「榊」(グーグルの検索では「イスノキ」とも判定)栽培をしていた。(福島の太陽光発電所では牧草を作っていた)。この発電所は土地を買い取って運営しているとのこと、大手の不動産会社のようなので、それだけ責任を持った事業であればいいがと思う。

よく見えないが、風力発電もしている


パネルが何かにぶつかって破損している


榊栽培



何しに来た?




2026年3月16日月曜日

九州筑後川の山田堰に行く

 中村哲さんがアフガニスタンで、医療と井戸、用水路造成に取り組み、用水路造成がうまくゆかなかった時、難関を突破する参考とした山田堰に行ってみた。「1790年、堀川の恩人と呼ばれる古賀百工により筑後川を斜めに堰き止める、日本で唯一の石張堰である山田堰が誕生」した。(農水省HP)改修はこの後も工事がされて、コンクリートも使って「それらしき」体裁を残しているらしい。

この堀川用水のおかげでコメの作付面積が飛躍的に拡大したが、その用水造成手法がアフガニスタンでどれだけ役に立ったことだろう。現在の戦時拡大に心を奪われる連中に「平和主義」の爪の垢を煎じて飲ましてやりたもの。

-石碑から

中村哲

1946年福岡県生まれ

1973年九州大学医学部卒業

1984年 パキスタン・ペシャワールに赴任

1986年アフガン・レプロシー・サービス(ALS)設立現平和医療団日本(PMS)

1991年アフガニスタン・パキスタンに合計11ヶ所の診療所を開設

2000年からアフガニスタン国内の水資源確保のため約1,600本の井戸を掘削

2002年「緑の大地計画」を立案

2003年「百の診療所より一本の用水路」を合言葉に用水路建設に着手

2010年山田堰をモデルにした取水堰をクナール河に築造マルワリード用水路25km3.000haの荒れ果てた農地や砂漠を緑に変えたその後、2019年までに9ヶ所の取水堰を築造16.500 haを潤し65万人の暮らしを支える。

2019年12月4日アフガニスタンにて銃撃を受けて死亡(享年73歳)





撮影した写真は判りずらい失敗作だった。NETから拾って使わせていただいた写真。写真の上部の堀川用水に取り入れるための堤で、本流の水の流れを減殺して流すものと解る。





2026年3月10日火曜日

3月は「破壊」がつきまとう

 ブログを始めてから15年たった。東日本震災が起きてその様子を知らされ、気持ちが動揺してじっとしていられない気持ちだった。見たこともない津波の映像をみながら、うろうろと何をしてよいやら、ただじっとしていられない動揺を、文字にして出していけばちょっとは落ち着くだろうかと思いついたのだろう。「だろう」というのは変だけれども、正確には覚えていない。

 その後、動揺の元を確かめに4回ほど福島周辺で写真を撮った。そのたびに「復興」が進んでいない状況を、政治の手出しがこんなにも遅いものだという実感をしながら見た。福島原発1~3号機の燃料デブリは880トンあるうち取り出せたのは「0.9グラム」とのことで、話にもならない現況。なのに原発再稼働を強行している政治屋たちの頭の中身はどうなっているのか。

 復興特別所得税(住民税は終了)がまだ生きているということは、まだ終わってはいないことの実証と言われても仕方がない。しかし「防衛費増額の財源確保に関連し、復興特別所得税の期間を延長」が狙われているという。「戦費」を「復興」とすり替える、なんという「振り込め詐欺的」手法だろう。

 戦争行為には終了のマニュアルがないといわれる。「早く壊滅的に」することで終わらすと、かの大統領が言いまくる。毎日びっくりするばかりの言動が続いて、「戦争をやめさせる」論理にまで使われて、驚くばかり。その戦争を支持しないアメリカの世論は54%というが、にもかかわらず日本では大統領の言動の解釈ばかりが論じられる。しかも日本はこのときどうするのかという声はメディアからはさっぱり聞こえない。他国民に銃を打たない価値に、腹を据えて平和憲法を論じてもらいたい。

写真は2023年1月8日福島県大熊町等で撮影したもの






2枚は文京区礫川公園にある東京都遺族連合会で