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2025年6月25日水曜日

今年の盆踊りは「コメコメ音頭」でいこうか

備蓄米の放出で少しでも安いコメを求める消費者の姿が悩ましい。多少の放出で流通に入ってくるコメのちっとばかりの値下げで、天下を揺るがしているかのような報道ぶりはバカバカしい限り。この少々の俵(米)のサービスで参議院選挙の「票」を釣ろうかという、姑息な方策で「それしかないんだね」というリアクションを取ろうかとは情けないこと。

都議会議員選挙のおりにはシンジロウさんの肉声のレコーダーで電話がかけられたという。「迷惑電話」でずいぶんはじかれたのでしょうね。米の生産量が少ないことが各方面から指摘されても、まだ「増産に踏み込む政策」を取ろうとしない。「作付面積は増えている」などと他人事のような有様だから、先のコメの値段はまた同じように高値水準に引っ張られることになるのではと言われている。 

能登、白米千枚田の風景を撮りに4回通った。

地元の農家はすでになく、隣の村の農家が支援して観光農園として、オーナー制度によって米作りを維持していた。米の生産は観光とは違う。日本の食の根幹にある米が、観光の中で「米作りの大切さを伝える」ことしか生き残れないのは不幸ないこと。オーナーの田に、小泉純一氏と進次郎氏の看板があった。

 NETで見ると

2013年4月に公益財団法人白米千枚田景勝保存協議会に名称変更(旧財団法人千枚田景勝保存基金)し、「オーナー制度は米づくりの大切さを未来へ伝え、美しい棚田の景観を守る」ことを趣旨となっていた。

2011年6月世界農業遺産に登録

2013411小泉純一郎氏と小泉進次郎氏が特別名誉会員に就任

2013年1018日 総理大臣夫人安倍昭恵氏が特別名誉会員に就任

白米千枚田の今(ライブカメラから)






2025年3月14日金曜日

米が日本の主食であること忘れるな

同じネタで書いたような気もするけど、神頼みは残された手段かな、などと思ったりして。まさに絶句というか、大船渡の山林住宅火災、昨年9月の能登の豪雨災害、日本ばかりではないが「日本沈没」は絵空事、他人事にならなくなった。このところよく起きる各地で起こる地震。対する政治の関与も頼りなく稚拙はなはだしい。少数与党になって、さまざまな課題に対応できないことが露になる。米騒動だけでも「首!」と言いたいくらい。

農水大臣の記者会見(3月7日)で、米価格が下がらないことについて「買い急ぐ状況でない」と、どこ吹く風みたいなのが腹立たしい。昨年の8月からの暴騰に手を打たず、やっと備蓄米を放出したら、下がるどころでない。さんざん生産量を減らしてきた結果がこれ?コメの消費が減っているといわれるが、コンビニにはオニギリモも弁当もしっかり置いてある。海外でも日本のコメは好評らしいけど。

~昨日の(参議院予算) 委員会でも答弁させていただきましたが、生産量は18万トン余計に作っている。在庫も合わせると100 万トン以上の余裕があるわけです。そういう状況を見ると、我々の情報発信が不十分なのかなと思います。米の生産量に現在の在庫量を合わせたものが、米の消費者の方々に対する供給量です。これを見ていただければ、全く不安視する必要はないと固く信じています。しかし、主食である米ですから、ご家庭を守ってらっしゃる主婦の皆様は、お米がなくなったら困るから、早めに手当をしておこうという気持ちになることはわかります。あまりにも今が高い。

スーパーに行けば、値札にシールが貼られるのを待つ方々もいるのが現実です。そういう気持ちはわかりますが、ぜひ不安にならないでいただきたい。今年の出来秋はわかりません。もちろん冷害が起こるかもしれないし、酷暑で精米した時の歩留まりが下がるかもしれません。それは自然のことだからわかりません。ただ、昨年の生産量と今の民間在庫量を合わせれば、そんなに買い急がなければいけない状況ではないことは、あらゆる機会で、消費者の皆様にお伝えしなければならない。そういう動きが表面化したということであれば、我々の努力も足りないのではないかと思います。~