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2019年1月16日水曜日

気になる東京湾~東京湾の魚がたくさんいるか?

NHK15日に再放送した「さかなクンが東京湾に潜って、未知なる海中を大調査!」―潜れ!さかなクンーを見た。

 内容は、東京湾に魚がたくさん繁殖して、「NHK潜水チームの皆さまの撮影された美しい海の中の映像をテレビの画面を見ることによって、潜っているような気分になれますよ~♪東京湾は公害などで汚れてしまった背景があります。でも今は、ワカメが茂って、アクアライン、風の塔、氷川丸の周りにもたーくさんの生き物がくらす豊かな海となっています。」という、さかなクンのインタヴュー付きのものだった。(NHKPRのホームページ

 アクアラインの「風の塔」下にもぐって映した魚はカサゴ1尾とほかの生き物1匹。濁っていて見えないこともあるだろうが、濁りは相当なもので外来種のムラサキイガイが柱にびっしりと張り付いている。〈食用として利用される一方で代表的な汚損生物とも成っており、IUCNの「世界の侵略的外来種ワースト100」にもチレニアイガイの名で選定されている=ウィキペディア 汚損生物 (Biofouler) とは、水の底や壁面に高密度に集積することで人間の生活基盤や活動に悪影響を及ぼす生物〉



 トンネルから道路が浮上する海ほたる部分は、建設当時漁師さんも協力して、海藻を植えたと説明しています。しかしここも濁りはものすごい。海中の撮影はままならないほど。



 続けて、館山の波佐間にある漁礁の撮影に入るのだが、ここは水もきれいで魚の群れが「たくさん」見える。けれども波佐間は、狭義の東京湾の範囲とされ、広義のということならその範囲とはなるが、素人目でみても外洋の影響が大きいことがわかる。

 アクアライン下でのシロギスつりや、アクアライン千葉側の近くにある小漁港のハゼつりは、魚の数が激減している状況だ。他のなんらかの影響があるのかもしれないが、かつては「ずいぶん釣れる」と言うくらいのつり大会の釣り果があった。
 東京湾が「東京湾は公害などで汚れてしまった背景があります。でも今は、ワカメが茂って、アクアライン、風の塔、氷川丸の周りにもたーくさんの生き物がくらす豊かな海」とのコメントはいただけない。

2018年12月26日水曜日

自分が釣りの絶滅危惧種か


 今年はとうとう一度も釣りをしなかった。写真と旅に身を置いたことでしなかった事情もあるが、気持ちの中にやりたいという気分が湧いてこなくなった。道具を断捨離で廃棄してしまったのも、気力が薄れてきたせいだ。

 時間があればやる気になるかはわからないが、しばらく前の渓流釣りで、流れをさかのぼるときに転んだことがある。けがはなかったものの、ショックを受けた打撃は大きかった。これはもう自粛する方がいいかもしれないと思っていた。

 もともと足腰が丈夫な方ではないから、そこを乗り越えてやるには一時の気合も必要だ。難しくない対象の魚だったら大丈夫だろうと。そうこうするうちに写真の方が忙しくなってしまった。

 先日、船のハゼ釣りにという話があり、のりかかったのだが、船宿で船は出ないということだった。今年の落ちハゼつりは「釣れていない」という話を聞いていたから、その事情によるものだろう。

 つりの会のハゼつりでは、木更津アクアライン周辺の港を中心にしてつり大会をやっていた。ところが、やるたびに釣果が減ってゆき、大会運営としては耐えられず、釣り場の範囲を広げてやることになった。最近のシロギス釣りも釣果が非常に悪いということで、東京湾の状況が悪化しているという気がしている。

 海底のセシウムだの最近クローズアップしている、マイクロプラスチックの影響もあるのではと疑いをもつ。東京湾に流れ込む主要な川は、15、6本ある。かつては豊饒の海と言われ、江戸前の…という誇りをもたれた魚を育んだ海に、どれだけの異物が入り込んでいるのだろうか。

 小物の魚さえ「絶滅危惧種」になるようでは、生物多様性の東京湾は終わる。釣りの楽しみと言う極上の文化は抹消されてしまう。その前に、自分の釣りも「絶滅危惧種」になりそうだけど。



2018年2月4日日曜日

「能登はやさしや土までも」


 能登の写真撮り旅には5回も行った。記憶にはそんなにないが、2年前にも行っていた。数人で回って歩く能登半島の風景・風物にそれぞれの魅力を感じるのだ。漁港、冬の海、歴史を感じさせる建物、漁村の人たち…。東京のガサツな生活や人情にはないものが、息づいていることに、懐かしさのようなものを感じさせる。

 そういうものが残っている文化というものだろうか。いいとか悪いとかでない、これから先はどうなっていくのか、消え去っていくことだけなら、寂しく悲しいことだ。

 その地、限界集落に産業廃棄物の処分場を造るという計画が、強引にすすめられている。10年も前から持ち上がっている話らしいが、ちょうど一年前に住民投票が行われて、投票率50%以上にならずに開票されないという珍妙な条例によって、意思表示が封じられた。

 自民党は、投票に行かないのも意思表示だと、投票者を浮き出させるという手法をとった。東京ドーム3倍分の産業廃棄物を石川、福井、富山県から受け入れるという事業計画だ。

 ムリヤリ開発がどこでも強行されて、また都市部と地方との格差がひろげられ分断される。こういうことをいつまで続けるのだろうか。「能登はやさしや土までも」は泉鏡花によるものとのことで、当地ではよく知られた言葉らしいが、裏返せば怒ったら怖いぞということでもある。上杉謙信が奥能登を攻めた時、仮面と太鼓を打って追い払ったという御陣乗太鼓の言い伝えがある。

公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン

公益財団法人 日本自然保護協会
公益財団法人 日本野鳥の会





2016年11月13日日曜日

「のり弁」の底に見える日本の恥

 「のり弁」は懐かしい学生時代の弁当だった。それも他になにか添えてあったどうかは覚えていないが、現在のように白身の魚だの天婦羅だのといった惣菜があった記憶はない。ただ、その醤油味とご飯とのコラボレーションだけで旨かった。

 その「のり弁」がいまは大変な昇格をして、TPPの国会資料や豊洲市場の公開資料の脚色として使われるようになった。日本中の海で生態系の環境悪化で、貴重に存在になってきている海苔には迷惑な話だ。黒塗りはタクシーなら好まれて使われるそうだが、ふつう「黒」は暗いかよくないイメージとして使われる。

 市民の目には見せないようにと、かつての戦時体制期の「黒塗り」が復活しているということと同じではないか。情報公開資料ではしばしばその黒塗りが使われて、当たり前のように闊歩しているとよく聞く。目に触れると都合の悪い事柄を、正体が捕まれないように隠し立てをする手段だ。

 邪魔をされずに出来上がってしまえばこちらのものと言わんばかりのこと。リニア新幹線の建設工事では、JR東海がろくに地元に説明と了解もないままに始めている。説明会を開いても、質問にはまともに応えられず、その場しのぎの説明でしのいで、後日回答してもまともなものでない。多くの公共事業がそうであるように、自然の生態系に元へは戻せない負荷を与え、生活に大きな改変をきたし危険を招くという心配にまともに応えることはない。
 
 豊洲市場の建設のように、あとから実は大変なことがあるのだと、問題が表面にでてきて、さて今からどうするんだとバカな成り行きを反省しても、傷をふさぐのは容易でない。この場合の傷は税金が埋めることになるのだから、責任をとるべき事業者(東京都も建設会社も)はそこまでの「見通し」を織り込み済みなのではないかとまで疑う。よく言う「あとは野となれ山となれ」だ。

 「たまたま」だとしても、豊洲水産卸売市場の建設を請け負ったのが大成建設ジョイントベンチャー、崩落事故を起こした福岡の地下鉄工事現場も大成建設の名が出ているし、オリンピックの会場建設受注にも談合がある(下記)とNETで拡散されている。

 オリンピック招致で「大活躍」した電通は、長時間労働で未来ある若者を自死に追い込んで、厚生労働省が強制捜査を受けた。企業の在り方と雇用に対する社会的責任がここで問われている。オリンピック開催の大義名分で、「東北復興」の旗まで使って企業の利益を追求するやり方は、度を越えているのではないだろうか。

 国と地方自治体と癒着しながら事を運ぶのが日本経済の発展なのか?あまりに酷いことと言えるのではないか。一体なにをしているのだろうか。のり弁の底には後ろ暗い日本の恥が隠しようもなく見えている。好き勝手にことを運んでいくことは許されない。

大成建設、五輪会場99.99%落札に疑問の声


豊洲水産卸売市場(2015.7.12)

2014年1月11日土曜日

放射能汚染への心配なくならない

 この写真はブログで以前に書いたが、昨年10月に「放射能・海洋汚染」(野口邦和氏)の公演があった際に、①骨曲りスズキが放射能汚染の影響が考えられるか②鮒の孵化に影響するかと質問をした。時間がなかったために後日回答とのことで、先日他の項目ととも回答の知らせがあった。
①    骨曲りスズキは「異体魚」といわれ、古くから全国で見られている。原因は様々。
②    フナが孵化しないということは考えにくい。
とのことだった。安心感は広がったが、放射能汚染の影響がどんなことで現れてくるのかは今後も心配なことだ。



 「福島原発事故後に見つかった奇形生物の写真を集めたもの」の投稿があって、生物の写真がまとめられている。この写真が放射能汚染に起因するものかどうかは、専門家なり国や自治体の判断が必要なのだが、国や自治体はまず動かない。だから「因果関係はない」という見方ができなくなっていく。いわゆる風評はこうやって広がる。写真に目を凝らしてもよくわからないし、じつはそんなことはあることなんだということなら、どういうことはないのだが、知りうる手段もそうそう持ってはいない。国や自治体の真面目な対応が必要だ。




原発沖 1.5kmで独自調査 汚染水の影響 どこまで海に
2013年9月5-6日調査











2013年10月30日水曜日

イノシシへの放射能汚染の実態はチェルノブイリでも確かめられていた。


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チェルノブイリ、イノシシ40万Bq/kgに生態濃縮
日本、444万Bq/kgの落葉⇒ミミズ⇒イノシシ

 チェルノブイリの事故から10年、野生動物に放射能が蓄積、濃縮されていると、ベラルーシの動物学研究所のグループが先週、ウィーンで開かれた国際会議で報告した。

 自然界の食物連鎖で動物性プランクトンに蓄積された放射能は1キロ当たり最高3400ベクレルだったが、魚類では同31000ベクレル。食物連鎖の上位にいるイノシシでは同40万ベクレル以上。

 自然界の食物連鎖で動物性プランクトンに蓄積された放射能は1キロ当たり最高3400ベクレルだったが、魚類では同31000ベクレル。食物連鎖の上位にいるイノシシでは同40万ベクレル以上

 福島県内の森林の落ち葉に含まれる放射性セシウムは、双葉町と浪江町で集めたもので、1キログラム当たり440万ベクレルに達するなど、福島第一原発から30キロ圏を中心に高い濃度になっていることが林野庁の調査で分かりました。

 林野庁は、福島第一原発の事故の影響を調べるため、去年9月から11月にかけて、福島県内各地の森林およそ400か所で落ち葉を集め、放射性セシウムの濃度を測定しました。その結果、原発から西におよそ10キロの双葉町石熊と、北西におよそ25キロの浪江町天王山で集めた落ち葉から、それぞれ1キログラム当たり444万ベクレルの放射性セシウムが検出。

 さらに、南相馬市と飯舘村を加えた合わせて9か所の森林で集めた落ち葉から、100万ベクレルを超える放射性セシウムが検出され、原発から30キロ圏を中心に高い濃度になっていることが分かりました。
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 林野庁の調査は福島に限っているが、イノシシへのセシウム汚染は、濃度はちがうけれども千葉からも出ている。生物濃縮は生態系の上位にいるものに多くなる。人間の場合は汚染濃度の心配をし、ある程度は口から入らないようにはできるが、イノシシはそうはいかない。ましてミミズにはできない。森のセシウム汚染は孵化さ10センチまでの土壌に蓄積されているという。これを除染するという意味は理解するけれども実際どうやれるのか。やる「遺志」は?金は?どうなるのか。イノシシや他の野生生物、ミミズもセシウムを摂取して「除染」?するという馬鹿げたことが続くことになるのか。







2013年10月28日月曜日

イノシシの食性とセシウムの関係はどうなのだろう

 イノシシの食性は人間と似ているとの説明がある。雑食性で大概のものはよく食べるから、採りこむ食物からセシウムが体内に蓄積されるのだろう。HPで探ってみると、食性が人間と似ているというより、もっと幅は広いようだ。セシウムは、畑よりも原野、原野よりも森が減りにくい。イノシシは森の中を歩き回って食餌する。

 チェルノブイリのビデオでは、キノコを主食にしているほど多く摂取している(ほかに食べ物が少ない)家族が、内部被曝の検査をしたとき、かなり高い体内被曝をしているということだった。このキノコは森の中に生えていて、住民はみな採りに行っている。(イノシシがキノコを食べるかどうかはわからないが、イノシシは生態の研究があまりされていないとか)

 HPを探ってみると、ミミズが好物の一つであるらしい。ミミズは落ちて朽ちた葉を常食としているから、セシウムを生体濃縮しているのではないだろうか。イノシシはその他、植物の根やら木の実やらからもセシウムを取り組んでいる可能性が高い。ミミズは重金属や農薬などの薬剤に汚染された土壌に生息すると、それらの汚染物質を生物濃縮すると説明されている。

 鼻を地面にこすり付けで移動し、ミミズを一挙に食べる。また、穴を掘ってそこに落ちた落ち葉に集まる「生き物」を餌とするということもあるらしい。こうなると、千葉県のイノシシからセシウムが出ているということは、説明がつく。

 人間の場合は危険を認知できるし、不十分ながら食物のセシウム量を計ることもできるが、イノシシはそうはいかない。
イノシシのセシウム放射能汚染濃度を計っているのは、「人間の食用」としているからだ。100ベクレルを越えなければOKという危ない基準で、料理に回されたら、美味しくいただいて喜んでいられるものか。生物濃縮は人間の場合でもあるわけだから。

イノシシの食性メモ
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植物の地下茎・果実・タケノコなどを食べる草食に非常に偏った雑食性(植物質:動物質≒91)である。動物質は季節の変化に応じて昆虫類・ミミズ・サワガニ、ヘビなどを食べる。食味が良く簡単に手に入れられる農作物を求めて人家近辺にも出没することがある。鳥類・アカシカ・小型哺乳類なども採餌するが、死骸が落ちていた時に食餌する。(群馬県立自然史博物)

野性のイノシシの場合、植物質のものですと草や木の葉、根、果実、菌類などを食べ、動物質のものは様々な昆虫をはじめ、ミミズ、カエル、ネズミ

島根のイノシシはドングリが栄養分として良い食べ物になっているとの調査

太田市八王子丘陵で捕獲されたメスのイノシシの胃・腸内容物の分析を行い,周辺植生との比較検討を行った.当該地域のイノシシは,丘陵縁辺や耕作放棄地,放棄桑園などに繁茂するクズ(Puetaria lobata)や草本類をベースに,季節に応じた農作物を広く利用しており,また,耕作地に残された農作物も食資源

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2013年10月27日日曜日

セシウム検出情報

 世田谷子供を守る会からのメールマガジンに「厚労省日報ダイジェスト」から抜いた方放射能汚染測定結果が送られてくる。最近ではイノシシ、キノコにセシウムが目立つ。
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1015日は基準値超過はありませんでした。青森県十和田市では野生ナラタケ12検体のうち5検体から、最大で40Bq/kgが検出されました。千葉県鎌ヶ谷市のクリからは31Bq/kgが検出されています。水産物では東京都江戸川区のウナギ18検体のうち9検体から、最大で17Bq/kgが検出されました。また、この日は国立医薬品食品衛生研究所より、流通品群馬県産原木シイタケ20Bq/kgおよびマイタケ9.5Bq/kgが報告されています。

続いて1016日は、茨城県野生イノシシ7検体から、最大で250Bq/kg(北茨城市)が報告されました。基準値を超えていない検体にも100Bq/kgのものが含まれます。宮城県では白石市のものを中心にコメ124件が検査され、いずれも
6.39.8Bq/kg未満の不検出でした。海産物では宮城県沖クロダイから52Bq/kg、茨城県沖イシガレイから46Bq/kgと、やや高めの数値が見られました。

厚労省日報ダイジェスト1016日(第747報)
※ 基準値超過(7件)
No.390 茨城県産イノシシ肉 (Cs180 Bq/kg
No.391 茨城県産イノシシ肉 (Cs130 Bq/kg
No.395 茨城県産イノシシ肉 (Cs120 Bq/kg
No.397 茨城県産イノシシ肉 (Cs140 Bq/kg
No.398 茨城県産イノシシ肉 (Cs250 Bq/kg
No.404 茨城県産イノシシ肉 (Cs140 Bq/kg
No.414 茨城県産イノシシ肉 (Cs110 Bq/kg
青森県・マダラ4検体 すべて1.26.8Bq/kg
青森県五所川原市・野生ナラタケ 12Bq/kg
岩手県・大豆9検体 うち3件 5.320Bq/kg
岩手県・原木シイタケ4検体 うち1件 21Bq/kg
宮城県栗原市・野生ナラタケモドキ 96Bq/kg
宮城県・スズキ 20Bq/kg
宮城県・クロダイ 52Bq/kg
宮城県・ヒラメ2検体 3および6.8Bq/kg
宮城県白石川・アユ3検体 すべて1727Bq/kg
宮城県・コメ124検体 いずれもGe6.39.8Bq/kg未満
茨城県・イノシシ肉27検体 うち7件基準値超過(最大250Bq/kg
 他すべて11100Bq/kg
茨城県・マダラ6検体 すべて6.818Bq/kg
茨城県・ヒラメ6検体 うち3件 2.28.0Bq/kg
茨城県・スズキ 15Bq/kg
茨城県・その他海産物34検体 うち9件 246Bq/kg
茨城県霞ヶ浦・水産物 40および68Bq/kg
群馬県・CS原乳3検体 1.5および1.9Bq/kg未満
千葉県・スズキ 1.3Bq/kg
茨城県笠間市・菌床マイタケ2検体 1.6および9.4Bq/kg

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2013年5月6日月曜日

日中韓環境相会合、PM2.5対応など協議


 大気汚染の原因となる微小粒子状物質「PM2・5」などの環境問題で、石原伸晃環境相、韓国の尹成奎環境相、中国の李幹傑次官が6日、北九州市のホテルで会談した。大気汚染に対して3カ国の協力態勢を強化するとの共同声明を発表した。中国は次官級の出席だったが、今後適当な時期に大臣級の会談をと述べ「長期にわたって積み重ねた矛盾が集中的に現れている。もっと美しく調和の取れたアジアを築くため、両国と手を携え努力する」と率直に述べたとのことだ。こうした話し合いはいいことだ。

 「ぎくしゃくした中で…」と石原環境大臣がコメントしたと報道しているが、政治とは本来こういうやり方をするものだろうと思う。緊張を煽るからぎくしゃくするわけで、関係が悪化して最悪武力紛争まで行ったのではたまらない。経済界だって、簡単に中国から手を引けるような浅い繋がりではないのだろう。パイプが増えれば流れはよくなる。

 ただ、この話は突然湧いたわけではなくて、環境省の「北東アジアの環境協力の強化をめざして」との方針で1999年以来毎年開催してきたものだ。東アジア各国との化学物質や各種製品の輸出入が増加する中で、環境汚染を防止する必要から取り組まれていることらしい。









2013年4月17日水曜日

放射能汚染の影響はどこまで広がっていくのか

 福島で子どもの病死​者数が増加しているという。宮城県や岩手県には起こっていない。放射能汚染と心臓疾患の関係を指摘している人もあり、マウスによる実験でも、放射性セシウム137(Cs-137)が、唾液線(甲状腺の近傍)、心臓、腎臓に多く蓄積するという結果がある。
 
こういう傾向が「絶対的」と言うにはまだ、調査の継続が必要だろうと、一方では思うが、この状況を真摯に調べるという姿勢が国の態度にはなっていないから、ここにも風評が発生する余地が出てくる。

 今日おおい原発差し止めの大阪地裁の不当な判決が出た。関電の言い分を採用した酷いものだ。安全神話にまだどっぷりつかった裁判所の判断を認める人は少ないだろう。
 中野区で放射能や原発問題で活動している「バイバイ放射能@中野」が土壌の放射線測定をすすめている。区内でも100ベクレルを超えるところは多い。
 東京も大丈夫だという環境でない。



2013年4月1日月曜日

トモダチの「怒り」は当然だが。日本の将来にかかることでも。


 トモダチ作戦参加の米兵が、東電を提訴したとの報道があった。昨年暮れの話だが、三陸沖に派遣された原子力空母ドナルド・レーガンの乗組員の8人が約189億円の損害賠償を求める訴訟を起こした。原発事故の正確な情報が得られなかったため被曝したということが理由。
 確かに、当時の正確な情報は出されていなかった。損害賠償について裏づけとなる被曝の状態について立証されることになる。国民に対して、被曝の実態を「隠す」ことをもっぱらの態度としてきた、東電や政府の責任が問われるのは当然だろう。(ただ、作戦行動を指令した責任はどうなんだろうという点も気にはなるが)。

 問題は、被曝の実相がどの程度なのかということ。福島の子供たちの甲状腺がんの検査では福島第一原発事故による放射線の影響を否定している。しかしそれは、チェルノブイリの甲状腺がんが4~5年で発見というこれまでの知見に基づくものとされている。

 4~5年たたないとわからいという「知見」がそのまま変わらないのかという点も含めて、今後気を緩めることのできない対応が要求される。「325日は、栃木県の牛肉4検体から4671Bq/kgが検出」と厚生省日報606号が伝えている。少なくない汚染量だ。関東一円でも汚染の状況は安心できるというものでない。汚染土壌の除去も行く先も解決には程遠い。
その間と将来にどれだけの被爆を受けていくのか。身体に影響が及んでくるのか。この対策は焦眉の問題だ。

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甲状腺検査:福島と県外年齢別…「ほぼ同様」の数値
 環境省は29日、東京電力福島第1原発事故による福島県の子どもへの放射線の影響と比べるため、青森県弘前市▽甲府市▽長崎市−−の3市で実施した甲状腺検査について、年齢別の結果を公表した。小さなしこりなどが見つかった割合は、各年代ともに福島県外で大きかった。ただ同省は「福島と3市との差はわずかで、差がないといえる程度」としている。
毎日新聞 20130329日 

新たに2人が甲状腺がん 福島の18歳以下、計3人 放射線による影響否定
 東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の県民健康管理調査の検討委員会が13日、福島市内で開かれ、18歳以下の2人が新たに甲状腺がんと確定したと報告された。昨年9月に判明の1人と合わせ3人となった。
2013.2.13 12:50 MSN産経ニュース

福島の子ども、半数近くが甲状腺被曝 政府調査で判明
 政府の原子力災害対策本部は17日、福島県の子ども約1150人を対象にした甲状腺の内部被曝(ひばく)検査で、45%で被曝が確認されていたことを明らかにした。17日、同県いわき市で開かれた説明会で発表した。すぐに医療措置が必要な値ではないと判断
2011.8.17朝日デジタル
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2013年3月30日土曜日

食品のセシウム検査対象を縮小、とんでもない。


 厚労省が4月から食品のセシウム検査大幅に縮小するということ。とんでもないことです。

  http://financegreenwatch.org/jp/?p=28345


福島県の死亡率が上昇しているとの情報があります。
   ①交通事故死亡率 人口10万人当4.4人(4)
   ②2010年(福島原発事故前)の死亡率 人口10万人当た    り1121人
   ③2012年(今年)の死亡率人口10万人当たり1193人
   ④2012年と2011年の死亡率の差  人口10万人当たり    72人
正しい情報を探すブログ 心疾患の死亡率は、福島が全国でトップになっています。チェルノブイリは4~5年後に健康状態の悪化した人急増しているが、心疾患の増も顕著だったとのことで、疑念がぬぐえません。

 「世田谷こどもを守る会」が厚生省日報(ダイジェスト)を知らせています。これによると、放射能汚染の実態が広範囲に定着しているのがわかります。ここ数日間でもかなり高い汚染の状況が表れています。

□3月22日は、千葉県産原木シイタケから再び基準値超過が報告されました。最大値は120Bq/kgです。岩手県でも原木シイタケ11検体が検査され、うち7件から検出がありました。最大値は41Bq/kgと高めですが、その1検体の他はすべて20Bq/kg以下となっています。
厚労省日報ダイジェスト3月22日(第605報)

□3月21日は、宮城県沖のマダラ3検体のうち1検体から65Bq/kgが検出されました。また、千葉県松戸市と流山市では柑橘類3種6検体が検査され、すべてから23~69Bq/kgと高い数値が報告されています。
厚労省日報ダイジェスト3月21日(第604報)

□3月19日は、北関東沖のマダラから最大56Bq/kg。岩手県一関市の野生フキノトウから83Bq/kgと非常に高い値が検出されています。
厚労省日報ダイジェスト3月19日(第603報)

□3月18日は、千葉県産野生イノシシ肉から2件の基準値超過が報告。他の1件も73Bq/kgと、千葉県に限らず関東圏の野生イノシシは数値が非常に高く出る傾向
※基準値超過(2件)
  No. 1,735:千葉県産イノシシ肉(Cs:130 Bq/kg)
  No. 1,736:千葉県産イノシシ肉(Cs:260 Bq/kg)
 厚労省日報ダイジェスト3月18日(第602報)

□※基準値超過(2件)
  No. 172:茨城県産イワナ(Cs:110 Bq/kg)
  No. 309:千葉県産ギンブナ(Cs:180 Bq/kg)
厚労省日報ダイジェスト3月15日(第601報)

□※基準値超過(6件)
  No. 161~163:栃木県産イワナ(Cs:130~150 Bq/kg)
  No. 165:栃木県産ヒメマス(Cs:130 Bq/kg)
  No. 166:栃木県産ブラウントラウト(Cs:210 Bq/kg)
厚労省日報ダイジェスト3月14日(第600報)

 元は厚生労働省の「食品中の放射性物質の検査結果について」による。
食品中の放射性物質の検査結果について

 このようなときに、放射能汚染測定の範囲を縮小することになるのか、信じられないことです。どういう状況にあるのかを明らかにし続けることが、今最大の重要なことであるはずです。






2013年3月15日金曜日

フクイチ原発から、放射能汚染水垂れ流し


 東京海洋大学の研究グループが、汚染水の流失が止まったとされた後のおととし6月以降も、放射性セシウムを専用港に流れ込んでいた可能性があると試算を発表した。

 セシウム137の濃度が去年春以降100ベクレル前後から下がっていないことについて「海水の測定データから、原発の敷地内の土が雨で流れ込んだ影響とは考えにくく、地下水や壊れた配管などを通じて汚染水が漏れ出している可能性がある。詳細な調査が必要」と話しています。

 東電はこれについて、「発電所の敷地から放射性物質が流失しているとは考えていない。濃度が下がらない原因はわかっていないので調査をつづけたい」とコメントしています。いまだに隠しとおそうとする東電は、許されません。

NHK NewsWEB

2013年3月3日日曜日

クシャミの政治の責任


 写真講座に出かけた地下鉄の電車で、目の前の女性があわててティッシュを鼻にあてた。ああそうかと思ったとたんに、後ろの方でクシャミをする人あり。誘発されたか我が鼻にも、ツーンとした反応が…。一時こらえたものの耐えられずに、手を当てて「ハクション!」2回。

 誘発というよりは、花粉が一気に通り抜けたのだろう。電車には、衣類に着いた花粉が相当舞っているだろうから、マスクを忘れてきたのがまずかったなと、ようやく気が付いた。地下鉄の駅やトンネルのチリ(汚染物質)は、換気はしていてもかなり多いものだろう。

 PM2.5にしても、問題の放射能汚染物質にしても、なんの対策も聞いたことはないのだから、まあ無防備ということだ。
放射能汚染への対策は言うに及ばす、微粒子状物質(PM2.5)については日本の大気汚染の原因として、その対策が求められてきた。自動車業界からの声では、対策はできたとされているが、中国の「公害問題」以前から、排ガスの観測地で発生が確認されている。

 環境基準が設定されて、20103月に測定対象物質に追加して常時監視体制をとっている。基準を超える日が多くないということで、問題ないしとしているのかどうかわからないが、中国の黄砂に被せて大騒ぎするのはおかしい。

 花粉の問題にしても、大気汚染との因果関係が言われながら、「花粉情報」だけが政治の対応になっている。花粉発生源にたいする対応も自治体任せのまま、国が進めてきた戦後の杉植林政策への無反省が続く。こういう問題を放ってきておいて「土強靭化政策」はないんじゃないのと、下車駅まで頭をめぐらせながら、クシャミを堪えた。




2013年2月2日土曜日

また、海に放射能汚染水を棄てるのか


 福島原発の原子炉冷却汚染水を海に捨てると、東電が発表している。漁協に了解を求めてからやると、前回の反省はしているが、到底納得できるものではない。タンクに溜め込んだものが満杯になったということだが、気持ちだけで言えば原発を容認する不逞の輩に送ってやりたいと思ってしまう。第一、原発稼働を続けるということは、今回に限らず、繰り返す危険性を増大させるということだ。

 活断層の上に日本列島がのっているようなものだから、少なくとも原子力発電は止めるというのが、ベストなことであってもその選択は今ないわけだ。こういう経験を何回も繰り返すという将来まで含めて、容認するわけにはいかない。

 漁協者は生業でやっているわけだが、それだけでない人の生活のなかでも海の恩恵を様々うけ、共生している。これを無視することができるのか。そうでなくとも、環境の悪化で海産物の自力再生は及びもつかなくなっている。福島には、サケが遡上する川がいくつもある。放射性物質が山にも運ばれることになるだろう。また、茨城県沖まで広がることは否定できなし、海洋汚染を承知でやってしまうことで、海とつながる他国の了解を得られるとは思えない。

 NETをみたら、小出裕章京大助教授の話がでてきた。

 巨大タンカーを使って保管するという提案だ。今25万トンと言うことだから、10万トンタンカーを使うということなら、現実的な方法ではないかと思えた。




2012年7月9日月曜日

釣りを続けるためにやること


 仙人が留守の間にまた転んだらしい。歳を取るとこういうことが多くなるんだなと、いとこが言う。身体のあちこちの機能が低下してと、頭ではわかっていても怪我をする。完全に防げないとしても、気をつけてもらう以外はない。自分もだんだん他人事ではなくなる。

 痛みが幾分かはやわらいできているらしいから、明日は医者に行けそうだ。そういう己も怪我こそなかったが、釣り場での藪こぎでは急坂を上下してよく転んだ。足が上がらなくなって笹竹に足を取られた。転んだ先に倒木のとがった枝が出ていたこともあった。

 疲れが残っているのは当たり前。しかし、釣りも単独ではこんなことは適わない。釣り場の選択や、昼食の支度、交替の運転…と、協働の力とはこういうことなのかも知れない。釣れたという満足感が残ればこの上ない喜びになる。そしてまた行こうとの意欲が湧いて残る。

 この間メールの連絡でいくつかやることができた。とりあえずHPの更新をした。釣りの会として、7月16日の「さようなら原発10万人集会」に参加しようと、取り組みを始めている。ここ3回の放射能測定調査で、魚の汚染状態を測定した。一部には高いものもある。安心して釣りができる海、山でないと楽しむことはできない。


 3
回目に調査した手長エビ、イサキ、シロギス、ハゼは低い値だったが、汚染がどう変化していくのか注目だ。→放射能測定結果

2012年5月14日月曜日

東京湾でセシウム濃度増(13倍)の調査結果報道

 4月2日の東京湾荒川河口付近での調査で、昨年8月の調査よりも13倍ものセシウムが蓄積されているとの調査結果が発表されました。心配していた河川の流入による海底土への蓄積が現実のものとなっています。


→ 読売新聞



念のため記事を転載しました
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東京湾の海底土のセシウム、7か月で13倍に


読売新聞 5月13日(日)20時14分配信


  東京湾の海底土に含まれる放射性セシウムが、昨年8月から約7か月間で1・5~13倍に増えたことが、近畿大の調査で分かった。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故で放出されたセシウムが、河川から東京湾に流れ込んだとみている。

 同大の山崎秀夫教授(環境解析学)は今年4月2日、荒川の河口付近など東京湾内の3か所で海底土を採取し、分析した。深さ1メートルまでの土に含まれるセシウムの量は1平方メートルあたり7305~2万7213ベクレルで、昨年8月20日の調査結果(同578~1万8242ベクレル)を3か所とも上回った。

 海底面から深さ6センチまでのセシウム濃度(1キロ・グラムあたり)は321~397ベクレルで、やはり8月20日の調査結果(75~320ベクレル)を上回った。河川の泥にたまったセシウムが少しずつ東京湾に流れ込んでいるためとみられる。
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2012年3月5日月曜日

山や森のセシウムが魚に


 水産庁から、東京奥多摩の天然イワナ、ヤマメからセシウムが検出された。32日に「各都道府県等における水産物放射性物質調査結果」が発表された。

 いずれも暫定規制値500ベクレル以下ですが、福島の阿武隈川は当然ながら少し高めでており、群馬県烏川、薄根川上流、温川などの天然ヤマメ・イワナでも検出されています。

 栃木県那珂川、箒川、荒川、小百川(日光)でも検出。渓流つりファンとしては怒り心頭です。

単位ベクレル/Kg

 

東電が家庭用の電気料金を10%値上げ申請するつもりだと報道していた。いったいどういう神経をしているのか。社会正義や企業倫理はいったいどこまで落ちてしまっているのだろうか。

2012年1月29日日曜日

放射性物質の調査はきちんとやって、公表して欲しい。


 朝から晴れ上がって、いったいどうなっているんだと朝の話題。一昨年の暮れにはなんだこれは問い言うほどの降雪だったから安心できない。

 ここは海抜350メートルから400メートルくらいのところにある。岩手山の南側なので、盛岡市内とはちょっと変わった気象状況になる。東京都内と奥多摩の違いみたいなものだ。

 ここの清掃工場で被災地のガレキを焼却するとのことだったので、ちょっと聞いてみたら放射性物質の検査は結構徹底してやるようだ。持ってくる前、そして焼却後もその検査をするということらしいので安心した。

 「風評」問題ではないが、キチンと調査して情報を公開してもらわないと安心できない。東京で女川のガレキの焼却をやって、埋め立てを始めているが測定結果がどの程度なのか情報がわからない。

 被災地のガレキは受け入れ先がなかなか決まらないし、かといってガレキの始末をそのままにしておくということもできないだろう。今はともかくしっかりた検査体制で、汚染のあるなしをはっきりさせることが大事なような気がする。

 東京の場合は都知事さんが特異で、「自分が決めたら」みたいなところがあるからちょっと気になる。情報はちゃんと公開して欲しい。

 昨年12月に明治乳業の粉ミルクからセシウムが検出された。これは市民団体の自主検査でわかったこと。汚染源の解明がすすんでいないのに、会社は詳細を「企業秘密」にしているとか。こういうことでは安心できない。

2012年1月22日日曜日

放射性物質を調べたい

 放射性物質の測定器が借りられると知らせがあった。利用したいものだと思って返事をしたが、19日の早朝からNHKスペシャル「知られざる放射能汚染」の再放送をみていたから、タイムリーな話になった。


 福島原発周辺の汚染は拡散されて薄まるとされたが、じつは塊になって移動している。福島県の水産課ホームページにも、その移動の様子が乗っていた。  → 福島県水産課HP


 放送では、泥の粒子に付着して流れていくということだ。アイナメ、ホウボウなど「底魚」が泥の中のゴカイを食べているから、セシウムを摂取する。


 汚染された泥をゴカイが食べて蓄積し、ナメタガレイがそれを食べるから連鎖によって、濃縮されたという調査結果だった。


 驚いたのは江戸川河口部にホットスポットがあるということ。東京湾はわが釣りの会のホームグランドが、これではたまらない。
 
 江戸前の魚は、湾に流れ込む河川の多さによるものと言われていた。汚染物質が多くの河川から東京湾にと流れ込むのだと思うとぞっとする。


 赤城沼のワカサギ調査では湖の底にたまったセシウム950ベクレル、プランクトンが296ベクレルで、これがワカサギに影響する。しかもワカサギが死んだらまた、セシウムが湖底に戻ることになる。


 チェルノブイリのときは23年調べないとわからなかったというし、放射性物質の性質は、5年間は下がるが、30年が半減期と専門家が言っている。


 流通にのっていく魚貝類は汚染調査をしているが、釣りの対象としている魚は放っておかれているものもある。


 放射性物質汚染調査は最初から、調査をすることを避けている現状では、「調べてくれ」と言っているだけでは足りなそうだ。
この際できれば自力でも調べた方がいいと思う。