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2021年1月4日月曜日

奉納能のあとは外出避けて自宅生活続く

 元旦に息子の奉納能に行く。鳩の森神社は千駄ヶ谷にあるので、大晦日に車で家を出て15分ほどで着く、近場でも足掛け「二日の行程」になる。境内の一角にある能楽堂で30分間ほどの公演なので、寒さは何とかこらえられるが、今年の場合は風もなくてこらえる必要もなかった。

 コロナ禍で、神社の方も参拝者が少ないだろうと思いきや、昨年より多い人たちが訪れていて驚いた。感染者の増大や医療体制が危険という報道がしきりにされても、「願」を大事だと思う人たちなのか、逆に対策の頼りなさに願掛けとなったのかわからないが、それならなにかわかる気もする。公演も今回は4人でしきることになったとかで、素人目には少ないだけすっきりしたものになった気がした。












2019年1月4日金曜日

アッとみるまの1月4日






 元旦は、大みそかから息子の新春奉納式を見に行って写真を撮った。家に戻って、さだまさしの「今夜も生で」見た。トークが面白くてつい見てしまい、それから寝て起こされる10時まで寝入った。4人が揃ったのもひさしぶりだが、のんびりとしたひと時を送った。

 かつては、年寄りが一緒に年末から温泉に出かけたものだったが、今は昔の話になってしまった。二日に4人が揃うので、長野の温泉に行くことになっていて、道路事情がどうなのかを心配しながら出かけた。雪が酷いときにはタイヤチェーンを付けなければならないと報道していたし、寒波がきているからと予想していた。

 レンタカーはチェーンの準備ができるのかと心配して、問い合わせると「自己」で準備しろと言う。最後は自己責任とは、なににつけても無責任なことだ。結果は降雪の影響はほとんどなくて、日陰の道路に少々雪が残っている程度だったので何よりだった。かくしてすでに4日となった。



 「Google Maps2018 年のタイムライン」で昨年の行動記録がメールで送られてきた。「あなたは合計 20,610 km 、つまりおよそ地球半周分を移動しました」とのことだ。かなり動き回ったという自覚はもちろんあるが、それでも海外に入っていないのだから、ちょっとびっくりした。

 近所では訪問先がカウントされていて、喫茶店が二カ所ありそれぞれ複数回となっているが、これは「本読み」。並んで飲み屋が相当回数あるが、これはレッスンのあとの「夕食」(夕食と言うのは、食事を抜きしての練習だから)。しかしまあ、監視されているわけで見ようによっては気持ちが悪いが、スマホの設定で止めることはもちろん可能。この通知今朝来たものだから、Googleといえども、2018年内の集計は今日までかかるということだ。


2018年1月6日土曜日

紅白歌合戦見るも見ないも暮れのこと

 NHKの紅白歌合戦は見ないことにしているが、歌合戦に出演した“丘みどり”が歌った「佐渡の夕笛」のジャケットづくりに息子がかかわったとのこと。といっても、能面を持って行っただけのこと。

 佐渡は能と縁が深く能舞台が現在も30もある。江戸幕府が金銀山のために、天領とし金山奉行として大久保長安を赴任させた。そのとき能役者を同伴したのが始まりで、佐渡各地の神社に能を奉納した。庶民にも広く開放したため明治のころには200以上の能舞台が作られた。息子もそんな関係から佐渡に出かけることがあった。
 
 「佐渡の夕笛」のジャケットに能面を使いたいとの話があって届けたということだった。Facebookでともだちになっている方が、同郷出身の“丘みどり”が出演するので、今年は紅白歌合戦を見てしまったと投稿されていた。


2017年1月1日日曜日

息子の新年奉納能を見に、鳩の森神社へ行く

 鳩の森神社の舞台で毎年やっている、新年奉納能に行ってみようという気になった。大体、世の中見渡してもちっともそんなにめでたくはないし、特にハチャメチャの喧騒テレビには付き合いたくない。このときばかりの余裕もあることだから、ましな番組をすればいいものをとずっと思っている。初詣にもこれまでまずいったことはなかった。無神論者というほどはっきりとした信念があるわけではないが、昨年義父母か亡くなってしまって、家族の絆の重みが増したせいだろうか、ふとそんな気になった。

 前々から息子の能の写真を撮りたいという願望があったから、この際新年の世間の動きを味わってみようということにした。11時半近くに家を出た。駅で運悪く目の前で電車が出発してしまって、開始時間に間に合うかと算段していたが、次の電車でもうまい具合に千駄ヶ谷にある鳩の森神社に、12時から始まるほんの2.3分前に着いた。

 神社は大きくないがすでに神社へ初詣の参拝客が長い列を作っている。能を見ている人はそう多くはないが、参拝客が並んでいる場所から見ることができるので、詣でるまで間にスマホをもちながら鑑賞している人もいる。総じて結構な観客数という感じだった。

 能が始まってシテ役が入れ替わって演じ、最後に息子の番になった。写真は息子の舞のときには先頭で、カブリツキで撮らせてもらった。遅れてはならないと会場まで急いだおかげで、温まった体のまま全体で30分ほどの間、寒さを感じないで過ごすことができた。帰りに新宿西口の様子を少しだけ撮った。新年の「騒ぎ」の後なのだろうか、きらきら光る装飾を肩にかけた外人と、通路で寝入っている路上生活者の人たちの様子が印象に残った。