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2013年1月3日木曜日

仙人の生活

 昨日は一日降り続いて、外の出ることも止めた。共同で頼んでいる除雪車が今季初の出陣。手慣れた様子で、さっさと道路の雪を脇に寄せていった。雪は軽い小さな粒から、いつも見るような積もる雪に変わって、積もり始めた。ドウダンツツジの雪囲い-というより「枝縛り」が功を奏することになってきた。

 縄で縛るときには、枝が折れるのではないかと、手加減を考えた。でもそんな心配はいらしい。なるほど今みていると、細かな枝の束に上にしっかりと雪が被って、だんだん重そうになっていく。
 
 積もった雪は時折豪快な音を立てて、屋根から滑り落ちる。慣れるまで、屋根の雪崩の音のに驚いた。山中の場合は相当大きい音なのだろう。今朝の朝日は、晴れていて見えるのだが、雪空をとおしているのか、おぼろ月よかと思わせるような光だ。

 でも、光を感じるだけでもいい。雪に反射して明るい光が家の中に届く。これが雪の時期でないときの雨だと暗過ぎて、窓際に行かないと本も読めない。天気の悪い日は外に出かけ、天気の良い日は家で読書がいいと、仙人居住者は言う。それなら電気を使うことのない電力節約の生活となる。なるほど。




2011年12月6日火曜日

ものの哀れとはこういうことか


 ブナの葉を除いて、みんな落ちた木の葉のなかで、残っている桜の葉がたった1枚で頑張って残っている。

 気になって、ここ朝食時の話しのタネになっている。朝方は雪が舞って止む。強風が吹いて、山麓の天気の移ろいは下界の天気予報と様相を異にしている。

 気温は3度差がある。雪囲いが飛ばされた。「やっぱり飛ばされた」と、仙人は土台の甘さを言う。まあ、2度くらいは飛ばされても、直せば良いんじゃないのと、言い返す。



2011年12月5日月曜日

冬の春待ち作業OK


 雪囲いが始まった。ドウダンツツジの雪囲いをしなくてはと、初体験を味わうことになった。ツツジは同じ時期に植えられたのに、みんな違った成長の仕方をしている。

 横に張り出して一生懸命に伸びているもの、素直に伸びたもの、雪で枝が折れてしまったものと様々だ。

 横に伸びてしまったものは縄をかけにくくて、つぼまらないと言ったら「もっと思い切ってやっても大丈夫」と気合いを入れられた。やってみるとなるほど大丈夫なようだ。

 ついこのあいだまで大きい葉をいっぱい残していた、白木蓮の葉がいっぺんに散り、お気に入りのブナの木の枯れ葉だけが残って、いよいよ冬に入っていく。

 でも、桜の木もどの木も、次の芽はちゃんと準備して明るい日射しを待っている。

11月14日の白木蓮の芽

ギュッと縛られた