ラベル つり の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル つり の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2025年2月4日火曜日

侵略的外来魚から生態系を守るシンポ

外来魚対策をもう一歩進めようという趣旨のシンポジウムが滋賀県の琵琶湖のほとりで開かれた。琵琶湖では外来魚を釣ったらリリースしないで駆除の箱に投入してと、59か所に入れ物が置いてある。国や自治体の対応に甘さがあって、遅々として外来魚の繁殖が抑えられない。蜜放流と呼ばれる「拡散」に有効な手立てがとられないでいる。そこでもう一歩進めていこうという趣旨だった。

滋賀県の取り組みも漁業者の生活を守るための施策が進んでいるが、これは全国の中では特別といっていいのかもしれない。当釣りの会のように、外来魚駆除つりを実行しているところは全国ではない「希少な」団体なので、発表してくれとの「重い荷物」を背負わされることになった。

当会のようにフナ、ハゼ、ヤマベ、ハヤ、海タナゴなどの小物を釣る会として、日本の文化と伝統を引き継いでと宣う会はほかに聞いたことはない。江戸時代からのつりの伝統が現在も残されているが、外来魚の繁殖によって廃ることになるというあたりが訴えどころとみて、パワーポイントを使って資料を作り上げた。発表は慣れないことゆえ、2人力でやらせていただいた。












2025年1月30日木曜日

風邪ひく間もなくお忙し

あんまり寒さも感じなくなっているのか、鈍いのか体調がもひとつ芳しくない。家にいると暖房付け放題みたいなことで寒さは遠ざけているけど、今度は本格的な寒波がきているのだそうで、慣れない温度調節も温度計をしょっちゅう見ながら、体調保持につとめている。昨秋は喘息の状態が続いて元に戻るのに時間がかかった。体調を考えてインフルエンザもコロナの予防接種も受けて、備えはしたつもりでも、やっぱり体調は落ちてきているのはいかんともしがたい。

先週あった大荷物をおろしてまた、日曜日にはもう一つ山を超えなくてはならない。外来魚駆除のシンポジウムがあって、つりの会では珍しく侵略的外来魚駆除に取り組んでいるので参加してとの要請があって、現役連中から頼まれてやむなく参加することになっている。

週初めからパワーポイントで資料作りを始めて、ようやくなんとか出来上がった。出来上がったものは46ページあって、20分ほどの時間に運用できるのかと少々心配だ。1ページ当たり26秒とは無理なんじゃなかろうかと。過去に1回だけしかやっていないし、その時は相当時間がかかったことを思い出して、少し減らすかなどと相談をしている。あと二日間で調整してみよう。

日曜は関東に雪が降るとかいっているが、こんなときに試練が続くことになりそうな。くしゃみが出てきたけど、忙しきゃ風はひかないかな。京都の先の琵琶湖近くまで行くのに、日帰りになるとか。ちょっと寄り道などと頭が巡るが、一緒の仲間の人と別行動というわけにもいかない。それに相当寒いだろうし。



 

2022年11月7日月曜日

円形校舎から瀬戸内のハゼ!残念釣れず!

 円形校舎の近隣を回って、昔の時代を求めて歩いて行った。人影は目立たぬほどの通りをウロウロと動き回る。その雰囲気は都市部のそれとは違う、ゆったりとした空気が漂っていたようだった。撮影を切り上げて、陽射しが熱くなったので公園で一休みすることにした。友人が買い物に行き、湿布薬とアイスクリームを買ってきてくれた。アイスクリームはさすがに暑さの中溶けかかってはいたが、起死回生の力になった。

 「ハゼ釣り」がこの旅の一つの目標だった。いったんホテルに戻ってカメラを置いて釣り竿に変えて、川へ向かう。少し距離のある先の大きな川(仁河川)だった。チヌを狙っていた人がいて帰るところだった。1尾つれたそうで嬉しそうにしていた。餌を購入して川と海の境にある護岸に位置を構えて、しばらく使わずに放置していた仕掛けを、自製の竿に結んだ。自製の竿とは、傷んで使わなくなった竿を修理したもので、様々な調子になるので、味わいがあって面白い。

 先客はクロダイを釣ったと言うし、アサリ採りで入れ物を抱えた人は「楽しんでください」とエールの交換をしてくれた。おりしも上げ潮の時間になり、ザワザワと波が押し寄せてきた。間違いなく釣りの時間が到来した。で、仕掛けを海に投入した反応は、「フグ」。これが随分と間断なくウキを引っ張る。期待のハゼは30尾も釣れれば、「お店に頼んで一杯飲む」という策も考えてはいたものの、とらぬ狸の…となってしまった。




 

2020年11月11日水曜日

山女魚の発がん卵埋設に行く

 参加メンバーは、高齢化して渓流に入る山道も、気をつけて行かなくてはいけない。充分注意をするようにと、念おしの言葉が挨拶の中で強調される。

 前年渓流に埋めたカゴは、目印のビニール紐がつけられ、掲示板も木に括り付けてある。その場所に行きついて回収を試みても、渓相が変わっていてさっぱり見つからない。少し流れを下ったところで、カゴに結びつけてあった紐がようやくみつかった。紐は刷りきれて、ボロボロの状態だ。重なった石の間に食い込んでいる。

 カゴの方は大きい石の下敷きなったのか、みつからない。近くの木の根っこの部分が1メートルも露出しているから、おそらく増水した流れに飛ばされたようになったのだろう。今は水量が少なくて、今回の放流場所を定めるのが難儀だったが、ほぼ同様の場所を選んで、慎重に発がん卵カゴを流れに沈めた。

 2ヶ所に無事埋めて、林道に上って戻りながら崩落した箇所を複数眺めた。高いところから渓流を除くと、時折見える型の良いヤマメが気配を察して急いで逃げる姿が見える。その姿を気にしながら坂を下るうちに車止め着いた。事前の雨の予報は当たることはなくて、終了時にはすっかり晴れていた。10日後には孵るだろうと「東京都・魚センター」の担当者の話だった。









2020年6月23日火曜日

ヤマヒルに血を吸われた…

 全くの無防備だった。ヤマヒルに喰いつかれるなんて考えたこともなかった。これまで何回も渓流魚を釣るために山に入ったことがあったのに、一度も経験したことがなかった。カモシカの蹄に入り込んで移動するらしく、昔渓流釣りの本で紹介されたときは、特殊なところでとのことだったので、認識のかなたにあったままそんなところへは行かないと高をくくっていた。

 栃木県の「水源地」で写真を撮ろうということで、山道を少し登ってから川に下って歩いた。ちゃんと山道がはっきりしているところだった。確かにうっそうとした森で、雨が降った後でもあり、湿気があってぬかるみもあった。歩きながら撮影のポイントに気を取られて、立ち止まったことも数多くあった。二時間ほどだったか3人で歩き回って、その水源地エリアからで出た。

 車で少し移動し、湧き水を汲みに行ったところで、2人が足首の上あたりが血だらけになっているのに気が付ついた。あわてて取り払ったものの、何も感じないとのことで、ヒルのたいした芸当に驚いた。敵は意外と動きが早くて、「飛びつく」という感覚が言われるほどらしい。

 友人の別荘についてから、何げなく自分の足を見ると、なんと靴下の中が血だらけ!車の中でやられた。尺取り虫のように動き回るが、くっついて血を吸い始めても何も感じさせないヤツなんて、トンデモないやつだ。ちょうどFacebookの「渓流つり」のページで、ヤマヒルとダニの話が書いてあり、ヤマヒルの生息範囲も相当あるとのことがわかった。登山でもところによっては備えをしていかないと、やられることがあるらしい。喰いついたヒルはどこに行ったか不明だった。















2020年5月14日木曜日

伏し目がちに行ったイワナつり

 「県を跨いでの移動」は自粛してと、しきりに声がかかっているので、出かけることが罪っぽいことになった。もし、感染者に関わったらその指弾の矢はものすごいだろうなと思いつつ、人に接するのはサービスエリアのトイレと、コンビニだけなのだからという言い訳をして、出かけることにした。家族の目もやや冷ややかではあったものの、どうせ止めやしないというあきらめをも味方につけての夜行出発となった。

 早朝、峠を下って昨年の駐車位置よりは、川に接近した位置までたどり着き、釣り支度を整えて歩き始める。が、ここ何年も本格的に体験していない山道を、釣り場まで歩くのは艱難辛苦のことだった。現地になんとか着いたのは同行した友人のおかげだった。イワナはそう大きないが20センチほどのものを7尾ポンポンと釣って、上流へと向かうことになったが、歩行が定まらなくてすぐに転んでしまう。もうそこであきらめの気分で、先に行った友人を待つことにしてカメラを取り出した。

 帰りの道も言わずもがなで足は上がらないし、斜面の細道は恐怖で進めないしで、予定の時間をとうに超過してしまった。キャンプの支度と夕食の準備も、友人の世話でなんとかできあがり、焚火を囲みながらビールを飲むことができた。イワナの刺身と照り焼きは絶品だった。













2020年3月25日水曜日

偶然でくわした釣りの会の先輩


 しばらく前、テレビ映像で荒川線を通る道筋を歩くという番組を見た。桜の花が映っていて、いつか行ってみるかとメモ用紙に書いておいた。パソコン前に散らかしていた「ゴミ」を整理していたら出てきたので、すぐに捨てるのもどうかと思ってNETで調べてみたら、王子の駅のすぐそばに音無親水公園があるのがわかった。

 思いついたが吉日と19日に出かけてみた。北区と言えば釣りの会の有名人がお住いのところなので、黙って行っていいものかと気にしつつ、時期尚早の桜を眺め探して公園を歩き回った。小さな公園だったから、すぐに回り終えた。

 まだ帰るには早いかと、行きつ戻りつしていたら、なんとその有名人さんと、ばったり出くわした。びっくりして思わず、しばらくぶりの再開でご挨拶。公園から離れた先で、宴会をしていたとのこと。偶然とはいえ気にかかったことが、現実のものとなると、なにかあるのではないかと思ってしまった。