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2020年6月2日火曜日

自粛の街が、さて6月はどうなることか。

 持続化給付金の支給769億円がまた、「お友達」を介して動いているとか。マスクの件にしても怪しげな税金の流れが表ざたになっている。モリカケの件も特定の知り合いに、特別の手立てで「稼がせる」ということが、常道なのだと考えればつじつまが合ってくる。政府の新型コロナ対策とは、感染拡大の防止はさておいて「経済」対策が先行してより重点になっている。経済と言っても中小の事業に対しては「借金」を増やす程度の手当てで、大企業が雇用調整(首切り)しようが非正規雇用者が職を失おうが、有効な手立ては見えない。ようやくの「しぶしぶ10万円支給」もいまだ届かない状態で、日本の政治の悲哀をいやというほど感じさせる。

こんな状況で、これから先の感染拡大のヤマに、どれだけの対策が期待できるかを想うと、ずれたマスクの顔を見るだけで気分が悪くなる。

新宿の街














2019年5月4日土曜日

「自主的な運転免許の返納を」で解決しないこと


 池袋の死傷者12名を出した事故について、NET上に様々な情報があがっている。419日だったから「改元」の喧騒に紛れこんでしまった。(紛れ込ませた?)それにしてもずいぶんと大きな問題も含んでいるのだなと、検索してみながら思った。

 いまだに「逮捕せず」の状態がつづいているのは明らかに「差別」とも思える。「証拠隠滅のおそれなし」との判断が伝えられるが、退院してからも逮捕はない。息子に電話したということは、なんらかの対策を求めてとしか考えられないから、いろいろな憶測が起こってくるのだろう。

 それはそれで「忖度」問題も重大だが、なぜ起きてしまったかの点があいまいにしてしまっては、高齢者の運転問題の解決が焦眉のことになっているのに、またぞろ自己責任の「運転免許返納」に押し込まれてしまう。


ツイッターから
死傷者の介護や救助、110番通報119番連絡が最優先。しかし殺人者#飯塚幸三は、真っ先に息子の携帯へ電話をして「アクセルのせい」にしている。息子はその後、どこへ電話をしたのか?警視庁へ電話をして忖度を頼んだのではないか?朝日新聞も飯塚を「さん付け」でデジタル記事にアップ!

フジテレビ社会部デスク 平松秀敏:
これぐらいの大事故を起こした容疑者、人物は逮捕されるケースが圧倒的に多いので
(飯塚元院長が)退院後に逮捕される可能性は十分にあると思います。


ツイッター削除
iizuka yukinori」というアカウント名が、「yi02363」というアカウント名に変更されています。※現在そのアカウントは削除済です。

Facebook削除
飯塚幸三さんのFacebookもう消えてますね。さすが上級国民は対応が早い。でも東京都板橋区弥生町ってかなり狭いので国会図書館で住宅地図調べるなりフィールドワークなりで家は簡単に見つかりそうですね。

東京・池袋で乗用車が暴走し、母子2人が亡くなった。この事件をめぐり車を運転していた男性に対し、「現行犯逮捕されなかったのは、”上級国民”だからだ」という憶測が出回っている。その理由について、文筆家の御田寺圭氏は「この社会には"不公平感"というマグマが蓄積しているのではないか」と分析する――。

2019年3月27日水曜日

下級管理職までちょっと変になってきた

 年金事務所長がツイッターで差別的な書き込みをしていたとのニュースに驚いた。国会議員を名指しで「国賊」「鬼畜」「非日本人」と書き込み、外国人に対しても差別的な投稿を繰り返した。年金機構が言うまでもなく「差別的な発言があってはならない」ということは公務員として当然なことで、憲法順守しなければならないなのに、まさに下級管理職(まで)「劣化」が起こっている。

 韓国の空港で職員に暴行した厚生省のキャリア官僚もまた、泥酔して帰国便搭乗前に空港職員に乱暴して拘束された。市の際「韓国が嫌いだ」と叫んだという。発覚した二日前にも泥酔して空港で止められてトラブルを起こしていた。
 この労働基準局賃金課長は
「内閣官房一億総活躍推進室・働き方改革実現推進室の内閣参事官として、安倍総理、加藤大臣を直接支えながら…」という立場にある。拘束後に「なぜか警察に拘束されています」「変な国です」とSNSに書き込んだというが、こんな事件はこれまで聞いたことがない。動画で出て明らかにならなければ、事件は葬られていたかもしれない。
2日前にも韓国で“トラブル” 厚労省キャリア課長







2019年2月12日火曜日

Tカード情報駄々洩れ

 Tカードは、今使っているものでもマルエツ、ファミリーマート、コーヒー店、などでの購入でポイントを蓄えている。貧乏人故にポイントの蓄えも楽しみと思って使っているのだが、このTカードの情報が洩れているとのことが問題になっている。

 2012年から警察など捜査機関からの任意の提供依頼に応じて、個人情報を伝えているとのことが1月に報道された。犯罪にかかわるようなことはしないにしても、最悪で「犯人に仕立てられる」ことはありうることで、令状もなく調べられるとしたら、気持ちが悪いだけではおわらず、プライバシーの侵害にあたる。

 Tカード会員は約6800万人で登録の際に、氏名、住所、生年月日などを届けることになっている。提携店は約94万店舗あって、買い物歴などが運営会社(カルチュア・コンビニエンス・クラブ=CCC)に集約され、その情報で会員のし好や行動などが「さらされる」対象になる。実際の運用はわからないが、それを考えただけでもぞっとする。

 25日にCCCが「情報の取り扱いに関する基本方針の再建問」をすると発表し、方針が決まるまでは「捜査令状に基づく場合のみ対応する」扱いとするとのことだが、個人情報の漏洩に歯止めがかけられるのか目が離せないことだ。

Tカード情報の“令状なし提供”、本当に監視すべき相手は?

Tカード情報、令状なく提供 レンタルやポイント履歴 会員規約に明記せず

Tカード情報、「令状なし」での提供しないことに。問題視され、カルチュア・コンビニエンス・クラブが変更









2017年10月27日金曜日

「排除」論の重み

 あいつには「知らせないでおこう」と、LINEのグループから排除されて、いじめの対象にされて自殺してしまった若者が何人もいた。それにしても、希望の党の代表の「排除する」と言ったのは、その後の事態を見てきつい言葉だったと、言葉尻をとらえて論評するメディアは、それをネタにして構成するショーとしては皮相すぎないか。

 その言葉で影響が出たということを否定はしないが、少々斜めの方角からの追及で、今に至るまでその発生の責任を「拡大」させてネタにするというのは、浅い話に見えて仕方がない。それは自民党の「攻撃」扱いによるものにも思える。

 「排除」とはこの社会で、国と個人との関係で深い問題だと考えられる。教育の中だって競争と言えば聞こえはいいが、一部が選抜された処遇であり、あとは結局「排除される人」の扱となる。社会に出て就職してからは、もっとも成果競争の名のもとに「格差」が当然のごとく押し付けられ横行する。結果として競争に負けたものは、敗者として「不幸」を容認することを強制される。

 そこでも一部の人とその他の格差が企業のあり様として存在する。果ては職場から人員整理=「排除」となる。それ以降はどんなことがあろうとも、政治の上からは事実上再起など少しも考慮されない。だから排除というその言葉がもつ内容と重大さが、肌で感じられ土壌はしっかり出来上がっている。

 都議選の時の「こんな人たちには…」という首相の言葉も、ヤジへの応答であったとしても、発想は重なるところがある。(反省する、しないの違いはあるが)政治家たるものが、一部のあるいは相当の部分であったとしても、国民のある部分について「排除する」といった瞬間に、実感として感じさせる重みがあるということに、思い至らないということだ。つまりよく言うところの「格差社会」を当たり前のこととして、認識しているだけのことだから、気軽に言葉として発声するということになるのだろう。

2017年7月30日日曜日

上書きで恥の上塗り

 首相の国会答弁で、以前の答弁を事実上修正するのに、使った言葉は「整理をした」ということだった。国会の答弁だからそんなに軽いものでないことだし、だから修正するのは誤りを正すということであるはず。国の大切な動向の事柄について、まったくの「疑い」からの質問に、閣議決定で返答を決めて国会に答弁した。そのあとから悪びれもせず、混同したということ弁明だけでは問題が大きすぎる。

 国権の最高機関でのことなのだから、修正するときには、襟を正す真摯な姿勢が伝わってきて当然だ。そんな態度はみじんもなく「整理」したのだから、それで「理解しろ」で済むわけはない。現代用語でいえば「上書き」したつもりなのだろう。つまり「更新した」と気持を整理した。そんな風に思える。

 ブログを書いているとき、推敲が足りずに不正確な言葉を使うことがあり、意味の通らない文にしてしまうことがある。投稿してしまってから、気が付いて文言を修正するか、書き加えることになるが、この修正がいとも簡単にできる。パソコンがなかった以前なら手紙などの文章は下書きをするとか、間違い時によっては用紙を改めるとかして完成をしたものだ。今は打ち込んだ文字を消しゴムも使うこともなく、「上書き」すれば修正ができてしまう。

 失敗した、間違えたという痛みが前ほどないわけだ。国会での答弁とは、重みは全く違うがこの「上書き」の軽重がよく似ているように思う。


ASCII.jpデジタル用語辞典上書きの用語解説 - 既在のデータを新しいデータに置き換えること。オーバーライトとも呼ばれる。既存ファイルを上書き保存すると、同一ファイル名の内容が新しいデータに更新される。

2016年6月23日木曜日

しかしこんなに早く動く時代ってなんだ その1

 参議院選挙告示日の第一声を、新宿西口でやるので行ってみた。告示の都度行くのが習慣になっている。今という時代の中にいる実感を持ちたいからだ。テレビや新聞、NETで見ている情報がこのとき結びついていく。政治のしかけがはっきりしてくると、わずかでも政治に参加した気になってくる。政治にかかわることがわかってくることは、380円の交通費とは比較にならないほどの価値だ。

 西口は10時少し前についたが、目的の街頭宣伝と違う人たちが占拠している。かち合ってしまったようで、東口に急きょ変えるというアナウンスを頻りとしている。いままでこんなことはなかったから、なんということかと一瞬思った。「先行者」がさっさとやってしまえばそれでOKということも、社会的常識からいえばどうなのだろう。第一声はだいたい各政党が、同一の場所にかち合わないようにしているはずだ。どうやっているかは知る由もないが、法的にというよりはエチケットの範囲で処理していることなのではないかと思う。かなり前から宣伝物で告知がされていることなのだから、少なくとも知らなかったということにはならない。

 その「先行者」のFacebookをのぞいてみたら、20日のニュースには「22日の街宣は新宿西口で1100からやると書いてあり、21日になってから1000からと変更している。一日前に急にぶつかるように設定したわけだ。先行者は中核派だという情報がNETに出ていた。政権の差し金による後ろ暗いつながりを連想させることだった。

 前日の21日に、シールズの呼びかけによる「野党共闘」街宣があった。少し離れた後方から騒音がするので行ってみると、右翼の街宣車が妨害にきて、カウンターの人たちと「舌戦」を交わしていた。警察が「騒音検数機」(名称不明)と思しきものを、がなり立てている方へ向けて計測している様子はわかったが、警察官や背広服の公安の方々は取り締まる風でもない。それよりその街宣に抗議する人たちに、警察官などが規制をかけているのが目についた。「駐禁で取り締まれ」と抗議をしている人がいたが、一般の路駐なら絶対に捕まるところだろう。警察官が、右翼の行動に抗議する人に笑い顔で規制をかけていたが、あの笑いはどういう笑いなのだろうか。

22日新宿西口

21日有楽町






2014年4月29日火曜日

断捨離のすすめ

 山中所長は「約15年前はデータ保存の意識が十分でなく」と京都大学の山中教授。なんと続くぬかるみぞ。メタメタとはこのことだ。理研の一連の出来事は不正かどうかなどよりも、フツウのことができていないと言った方がいい。どうして大事なものを残すという神経が育成できないのかと不思議だ。

 「断捨離」の行動は、物への愛着を整理するために、これをすることによってストレスから解放されるということだとか。理研の関係者の皆さんはきっとお片付けが苦手なのかもしれない。部屋のどこにでも所狭しとものがある、そこだけは凡人とおんなじで親しみが湧いてくる。本当に必要、価値のあるものがそれによって浮かび上がるとなれば、断捨離することをおすすめしたい。

 論文がNETで確認されているというのが、ことのきっかけになっているとのことだが、それほど注目されている研究なのだということ。研究成果に関わる事情や利益構造が背景にある。製薬会社やそれにかかわる研究者などには、情報が手に入るという点がこの問題を表に出すことになった。仮に外部からの指摘がなかったどうなのだろう。「ねつ造か否かの議論」も隠れたまま、将来も引きずっていくと考えると、怖い気がする。

 小保方氏のコピペ問題もそうなると、妙な貢献をしたことになる。もともとHPはアメリカの大学の研究情報を共有するためにできたというから、その点は特異なのかもしれない。イロハのイをわきまえなかった研究者たちとなるのでは情けない。
 韓国でもそんなことがあったというから、日本だけではない世界中に関心を振りまいている。人後に落ちない国際的仲間入りだ。


 国が理研に出している運営費交付金は約580億円というから、「じっかりして」と声をかける権利が納税者にある。今の政治もさっさと断捨離にかけてやりたいものだ。





2014年4月16日水曜日

殺人はダメが、当たり前になるべき

 「マスコミはあなた方のレベルに合わせて"商品"を並べているだけに過ぎない。報道倫理もへったくれもないマスコミが変わらねばならないのは当然だが、日々考えて考えて少しずつ変わって行かねばならないのは、私もあなた方も同様なのである。」
 こう言われると辛いものがある。マスコミの報道にのってああかこうかと、御託を並べるのだから、生臭く社会の一線にでているものは大変なのだろう。自分なりの筆をもっても、社の命運か売り上げがかかるとされれば、曲がっていくことになる。それを理解したとしても、たとえばいつまでたっても立証できない「パソコン遠隔操作事件」だとか、48年も死刑囚だった袴田さんだとかという事件を「そういうこともあるでしょ」という結論にしておけない。マスコミの責任大というべきでないのだろうか。

 2008年に起きた秋葉原通り魔事件の犯人の弟さんが自死した。「自分は犯人の弟で、加害者の家族は幸せになっちゃいけない」「死ぬ理由に勝る生きる理由がない」と生前話していたという。結婚相手がいたが、相手の親に強行に反対されたという。母親は事件後に離婚した。犯人の家族の人権はないのかという疑問が湧く。

 例えば、震災が起きて飲むもの食べものがなくて、生きるか死ぬかになったとき、コンビニを襲わないだろうか。あってはならないことに違いないが、許されるべきということではなくて、自分が追い詰められていったとき、身を守る手段を抑えられるのだろうかと率直に思う。近くに身内や友人がいれば止められるかもしれないが、たった一人だったらどうだろう。

 人には身を守るために発動するDNAを持っているのではないかと思う。祖先は血を流すことを当たり前にやっていたのだし、それは食を手に入れるために動物や植物である生きものをずっと「殺して」いた。人に対しては殺して何かを手に入れるという手段をまだ使用している。「紛争形態」は殺しありということになっている。


 殺人を起こさないようにするには、そこに至る負の条件をのぞかれなくてはならないだろう。明日の職場がない、食べるものがないという恐怖は、非正規雇用者が持たされる恐怖でないのか。比較的性従業員が当たり前だった時代に生きてきたものとしては、そう思う。こんなことが蔓延していることに、気が付かずに当たり前のこととして温存されることは、おなじ事件をまた増殖することになるのではないか。

秋葉原通り魔事件・加藤被告の実弟が自殺...公開リンチが止まらない!






2013年9月19日木曜日

みのもんた氏を、番組から下せとの要求が前からあった

 報道番組への出演を自粛しているみのもんた氏が、オリンピック決定前のラジオ番組で原発や汚染水、五輪に関して批判的な意見を展開していた。(97日アップ)

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安倍首相のオリンピックでのスピーチね、「東京と福島は250キロ離れているから安全です」あの一言はひっかかったね。案の定、世界の配信会社はどこも批判的だった。そういう問題じゃないよね。

福島の漁業組合長さんと話したけれど、あの一言にはガックリしたと言っていた。250キロ離れているから安心だっていうあの一言で、現地の人たちも何事だって思っちゃったって言ってたよ。

イギリスのBBCも連日トップで福島汚染水問題を報道している。国の代表団がね、470億円出して本格的に対策しますって言ってもねえ。はっきり言うけれど、2年半まえに起こったことが未だに解決できずに汚染水は垂れ流しになっているんだよ。そういう現状でもってどうすんの?って僕は言いたい。

じゃあどれくらいのお金を東京都はね、オリンピックにかけるんだというと6000億を越えるんだって。安倍さんは汚染水対策に470億出す。東京オリンピックに用意した金が6000億。どう感じますか、世界中のみなさん? おかしくない? なんとなく僕は気になるね。僕は正直にいまそう考えている。

たしかに経済効果はすごいよ。アベノミクスで円安にもってけ、円安にもってけ、それはいいよ。1ドル360円を1ドル80円代まで努力してもってきた。そりゃ輸出産業は儲かったよ。一時的には儲かった。でもそれ以外の輸入に頼っているところはどうだい?

消費税上げようじゃないか、来年の春に5パーセントを8パーセントへ。景気は本当によくなるの? 景気がよくなるためじゃなくて、税収が足りないから上げざろう得ない。福祉に、年金の補填に、使いますよと。でもほとんど1パーセントくらいしか使わないんじゃないの。あとは景気浮揚策に使うんじゃないの?

実際にいろいろ見ていると、東京電力の発表が信じられないんだよ。東京電力の副社長さんに「朝ズバッ」に出てもらったの。それで質問したの。「どうするんですか?」と。「いま考えています」と彼は言う。この状況を(東電に)任せられないでしょ。東京電力個人では無理でしょ。そして安倍さんが東京電力の処理に470億出すと言った。そんなもの見え見えでしょ。オリンピックがなかったら470億出せないのかい?

そういう状況だから実際に行って4号機に入って確認してきますよ。あそこに水が溜まっているんですよ。だって水かけて冷やしているんだから。汚染されているんですよ。あれが染み出て漏れているかどうか、どれくらい溜まっているかどうか、地下水にまで行っているのかどうか確認してきますよ。

今朝の新聞には地下水にまで到達していたと報道されていた。じゃあその地下水は一体どこへ? 福島の海へ? 2年半まえの事故だよ。2年半どんどん染み出てたってことになるんですよ。2年半流れ出ているんだよ、福島の海に。
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 319日に、みのもんた氏の会社への抗議行動というのがあった。「民主党政権の時には、トーンが低かった復興支援と原発問題の対策批判を、自民党政権になってから始めた」等という抗議。
 アナウンサーへのセクハラをして、批判をされていたが、息子の「不祥事」が重なって自粛降板となった。降板の理由が不祥事だけでなさそうだ。youtubeには、このほかにも、日の丸を背景にしながら、「そろそろ引退しろ」と主張する動画もある。










2012年6月30日土曜日

スポーツ新聞がまともな報道

 昨日29日夜の首相官邸前の原発再稼働反対のデモの記事は、東京新聞のほか、スポーツ新聞がちゃんと取り上げただけだったらしい。首相官邸前にはマスコミ各社の報道スタッフがいたにもかかわらず、大新聞やNHKは黙殺。メディアの在り方が問われる。報道を続けるのが赤旗で、赤旗購読の申し込み電話が100件を超えているとか。
 YouTubeの映像→首相官邸前デモ






2012年5月30日水曜日

公務員は正義や公正のために仕事ができない


 生活保護の不正受給で、賑やかな報道。わかりやすい図式だから、とんでもないと皆思う。正義や公正を行政(役所)に求めるのは必要なことだと思う。

 しかし公務員(ヒラ公務員と言っておこう)は、職務の公正や正義では働けない仕組みになっている。

 仕事の出発点は「自己申告」だ。分担されているか、配分されている職務の完成、消化を目指して、進行方法を作り上げる。この過程では、仕事の「総量」は無視される。毎年のように削減される人員の分も配分されているのだから、そういうことになる。(非科学的事象というか)。

 年度中間には管理職の個別チェックが入る。あれはどうした、これはどうだ。どれだけ進んだんだ?と。多勢に無勢で意欲高揚が図られる。年度末には「あなたは、あなたの仕事の結果をみて、自分でどう評価しますか?」と業績評価がなされる。そしてボーナスの査定に。自分の後は、係長、課長、…と上位の階層の評価にかけられる。そして次の異動(ポスト)への題材にもされる。職務専念の義務はこうして貫徹される。

 想像たくましくすると、生活保護の担当者はどうしているだろうか。自民党の議員さんが、生活保護の受給額の多さを問題にして、不正な受給例を引き合いにだす。

 自治体の当局は、そのやり取りを上位部門で検討して場合によっては事細かに、担当職場へ伝える。「不正な受給について問題になっているから対応しなくてはなりません。」と担当者に問題事例のチェックを迫ことになる。職務だから当然といえば当然。

 しかし、そこはそれでは済まない。銀行チェックの権限付与なども検討されているが、これ自体の問題はさておくとして、担当者が持っている700件(と報道した)に見直しがかけられることになる。これからの申請者に、申請の「難しさ」を説得することになる。

 公務員は「全体の奉仕者」として、生活の全体の福祉向上に寄与するのが使命と目されるのに、本当に生活保護が必要な人に「断って」餓死に追いやるといったことが、もっと増えていくことになる。とならないだろうか?

 正義や公正が貫ける公務員体制を必要なこととして、声を上げないとヒラ公務員は住民にとってまともな仕事ができない。蛇足ながら、だから「公務員は住民に命令する立場だ」と言ってはばからない大阪市長がでてくることになる。

2012年5月16日水曜日

公務員像を勝手につくるな


 タトゥーが公務員にとって適切かどうかは論議があるところだろう。公務員像というのが、為政者によって都合のよいようにつくりあげられている。

 公務員は全体の奉仕者で無ければならないことが基本の定め。その実現のために、法律の抵触違反が立証されなければ身分を奪われることはない。何をやってもいいというつもりはないが、恣意的な事由で処分されることはない。

 タトゥーをしているからと言って、いやなら公務員を辞めればいいというのはあまりにも乱暴な話しだ。ファッションとして市民生活に溶け込んできているのだから、「公務員はどうなのだろうか」と、市民の目線も入れて論議をすればいいことだと思う。

 君が代を歌わないなら辞めればいいということに続いての「仕掛け」だ。だいたい公務員のワイシャツにネクタイのスタイルだって、やっと今になって、変えたではないか。変える前は「公務員としてふさわしい姿」だったのではないか。

 次はネールアート?今は茶髪だって市民権があるんじゃない?市長の好みのために奉仕したら、それこそ公務員法に触れるという理屈になる。いやなら辞めろという、めちゃくちゃなやり方は法律家の風上には置けない。まして「長」不適格。

2012年5月15日火曜日

マスコミの報道が問題

 東電の社外取締役にMHKの経営委委員長が就任するというニュース。世に公正とか正義とか言う物がなかった時ならともかく。今時のこういう扱いには耳を疑う。


 NHK放送が公正であるかどうかはずっと問題になっている。自民党の圧力が掛かって、放送内容を変えてしまうことはこれまでもいくらもあった。オーよく頑張って放送したなというものも無くはない。でも大筋では時の「政権」におもねる内容を報道することが多いと感じる。


 中国の反日感情からくる50名のデモは報道しても、代々木の数万人の集会は無視するとか。


 東電のメディア対策費は2008年で64億円の原価を電気料金算定の基礎にしているということだ。「電気」の販売拡大のために莫大な広告宣伝費を使っているわけだ。


 NHKがもらっているというわけではないが、NHK経営委員長がこの事業者の役員になって、NHKは「第三者的公正」を保てるのかは、誰が考えても疑問。


 関西電力の大飯原発3.4号機の再稼働について審議したおおい町議会は、全員協議会で再稼働に同意することは賛成多数で決めた。


 共産党の議員だけが一人反対した。「まともな原因究明も安全対策、避難計画も規制機関もない」と。マスコミは「共産党が」とコメントしないで報道した。