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2024年12月1日日曜日

昼食するのも「自己サービス提供」

 スマホでカメラのリモート撮影する方法を聞くために、カメラメーカーに行くときのこと。昼食をジョナサンで食べようかと店に入った。セルフオーダーということで、タッチパネルで注文を受けることになっていた。端末を使った注文は“飲み屋”では経験しているので、迷うことなく注文した。

 しばらく待つとロボットがなにかしゃべりながら注文したパスタとサラダを運んできた。「注文したものを受け取ったら、スイッチを押せ」としゃべっている。席から立ちあがらないと受け取れないから、立ち上がってテーブルに移す。伝票もロボットに乗っていて、それも受け取って、どこかでこういう方法を体験したなと思いながら、食事にかぶりついた。

 食べたあとの代金を払うのも、最近のスーパーやコンビニの支払いのように支払機を使ってやるものだった。店内では女性が一人忙しそうに走り回っている。飲み屋ではスマホアプリを使った注文もやったことがあるが、その時は飲んでいる気がしなかった。「慣れ」もあるのかもしれないが昼食タイムも落ち着かないものになってきた。

 従来店側がやっていたサービスを、客がこなすということは変なものだ。これまでのサービスを「労働」と考えると「賃金」にあたるのではないか。ガソリンスタンドもセルフが多くなっているが、燃料のセルフ料金は安くなっていない。実態は値上げになっている。働き手が少なくて云々とよく言われるが、そのための「効率化」で人件費は減らす(人を減らす)ことが多いのに、減らされた「働き手」の分はどこかに「増」として放り出されているのはないのか。どうして足りなくなるのかつじつまが合わない。






2020年5月25日月曜日

散歩道でテイクアウト格安ワインゲット

 喫茶店で自粛の時間を生かして読書をした。このチャンスを使って本読みをしようと、思っているのに、いくらでもありそうな時間がなかなか使えない。家でごろ寝しながら読むよりは、よほどよいと思い気分転換もかねて出かけた。喫茶店は幸いにして密になるほど人がいなくて、ゆったりと椅子に腰かけられた。聞けば、休業しても給付金などはもらえる対象でなく、良い場所にはあっても売り上げがないとやっていくのが大変らしい。駅のそばで条件が良さそうだけれど、店を休業にして止めるわけにもいかないらしい。

 カフェラテを頼んで飲みながら、だいたい月刊誌の2項目ほどを読み上げると集中力は終わる。一時間ほどで、文字面を眺めるのが、見るだけになって内容を理解することまでいかなくなる。

 見切りをつけて立ち上がり、歩き始めると小さなレストランの前で、お兄さんがテイクアウトしている。一度通り過ぎてから「肉料理」が気になって取って返した。一緒にワインも置いてあり、眺めているとお兄さんが「格安なワインです」と説明した。小さいけど立派なイタリア料理店で、ワインも素人目に見ても本格的な感じだ。「よし」と買うことにした。なんと「2200円」でいいという。こんな時でなければ飲もうかと言う気にはならないが、少しばかり購入しても足しになるのだろうかと、家で美味しいワインを飲みながら思った。


2014年5月8日木曜日

ロボットの行く末

原発・災害向けのロボットの競技会が開かれ、今年の12月に最終競技会が予定されている。日本のベンチャー企業「SHAFT」が参加している。この競技会は米国防省計画局が主催するということで、軍事用利用が想定されているらしい。勝ち抜けば事業化に向けた資金が手に入る。東大出身者が立ち上げたベンチャー企業は、グーグル社が買収した。

グーグル社はこのほかに最近2か月間で7社を買収していた。ロボット産業は「産業用ロボット」と「サービス用ロボット」に分類されて、産業用では成長産業として発展している一方、サービス用ロボットの方はビジネスモデルが確立しておらずに市場規模が小さいとされている。

グーグルは、商品をグーグルサイトで販売して、当日発送するためのロボット用、工業製品のロボット生産開発、人間の脳の仕組みと同様の自己学習をするロボット開発などを視野に入れている。原料調達から生産、販売をロボットで合理化ができることを狙う。サービス分野では家事、健康管理、医療、介護・福祉が対象とされて、人間の作業時間を削減できることに期待できるとする。
日本で研究、開発されたものがアメリカの企業に利用されることになることは、なんとなく消化不良だし、米国防省の息がかりは軍事兵器として使うことを想定していることには違いないことだろう。ロボットが殺人に使われることになることは喜べない。


商品の生産や移動をロボットがかわってやるようになり、「人力」が削減されることは、労働時間の短縮につながらなければ、貢献することにはならない。またぞろ、従業者の削減になったのではしかたがない。「サービス部門」でもロボットが日常生活の軽減に利用できることは歓迎できることにしても、人力が効果的な医療、介護がお粗末になっていくのではいただけない。








2012年4月27日金曜日

滝沢村の小さな小さな店


 路地から出て行ったところの、十字路の角に店がある。その店は屋台。地方の道路で今時よくある、山菜などを並べておいて、勝手に100円入れて持って行く式のもの。

 この岩手山麓界隈にもいくつかある。十字路の角の屋台は冬の間は雪に囲まれて、春を待っている。ここを通る国道は、秋田から青森方面に抜ける道路で、岩手山の中腹にあるスキー場のアクセス道路にもなっている。

 十字路の店はときおり客があるのか、珍しくおばちゃんが店の中にいた。ちょうど医者に出かけた帰り道で、医師から「野菜を食べろ」という話しを聞いてきたばかりだったので、並んでいた野菜類を手に入れようと寄ってみた。

 良く育ったほうれん草二束と、蕗の薹二パックと豆を買った。車に戻りかけて、そうだ写真を撮らせてもらおうと声をかけた。まあ買ったお客の頼みだから仕方がないということもあったかも知れないが、愛想良くいい顔をしてもらった。

 近くに住んでいるから、写真持ってくるからねとお二人に約束した。良く育ったほうれん草は、すぐ茹でて食べた。柔らかくて美味しかった。


2012年4月16日月曜日

諸事片付けの一日

 昨日の「与田浦の川漁師さん」の写真と動画をホームページに載せた。動画はYoutubeに載せたので、これを写真集のHPに挿入すればいいのだが、ビデオファイルを張り付けることもできるようなので、挑戦してみた。


 ただ、これは見るときにソフトが必要なので、パソコンによってはみることができないみたいだ。使い勝手はもう少し研究しないとだめだ。漁師さんはテレビに2回もでたことがあるそうなので、HP登載もよいだろうと判断した。


 午後は溜まっている雑事をやらなくてはいけないと、郵便物の整理から始める。2月にプロバイダーを変えて、使わなくなったレンタル機器の返却をすること。これは返却の手続き書類を待っていたものだった。連れ合いが退職したことで、自己の年金額が減ってくることになるので、その届出もださなくては。


 介護保険の払込み、そのほかいくつかある。準備してから必要なものをもって、外に出る。血圧の薬が切れているので、病院に行く道で郵便局に寄り、郵送物を頼んだ。中野の駅の北側まで、ウオーキング。暖かくなったせいか、人の行き来が多いみたい。介護保険は期限ぎれで、コンビニでは扱わないそうだ。


 岩手山麓で撮りためた写真をSDカードから、外付けHDDにコピーして、今日の仕事はお開き。

2011年12月8日木曜日

公務員削減のホントの姿


 公務員の人件費や定員の削減が財政対策の金科玉条のように出される。小さな政府ということで、省庁を統合しておいて、結局ナントカ担当大臣とか、副大臣とかという閣僚を「増員」している。

 そもそも今の世の中で公務、国民生活に必要な業務、サービスの提供が減るわけがない。「規制緩和」で公務を民間にやらせて起こった「姉歯事件」を思い出す。

 財団法人「ナントカ」は公務部門の切り捨てた後の組織。東京大学は独立行政法人。公務員の人件費削減の現れはこういうところにでてくる。

 これで公務サービス、業務の質の向上があったと言える人は少ないだろう。住民サービスのカットのために、それなら公務員を減らせという単純な計算式で、住民福祉が薄くなっていくことにイエスはない。

 東日本大震災の復興にどれだけの公務や行政サービスが必要か。利益を追求する事業者のビジネスで、復興が促進されるはずはない。

 公務員の組織定数は、上から決まる。どれだけ住民のサービスが求められているかという斟酌でない。必要な定数はどこかのサービスを削ってそれでまかなうという、科学も道理もない手法で実現される。

 来年度の定数のためにまとめられる→農林水産省、平成24年度組織定員要求について