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2024年12月17日火曜日

去りゆく秋、また先の一年が速足でやってくる

 なにせ時間が早く行き過ぎて、もうちょっとゆっくり頼みたいところでも、誰も許してはくれない。考えてみれば世の中の移り変わりの速さ、事件の多さに押し出されている気もするし、我が身はこれまでどおりのペースよりはごゆっくりと、たしかには減っていかない様々な用事をこなすのだから、結果は時のたつのが「早い」ことに甘んじる以外にはない。物事こなせなくなると、しょうのない苛立ちをもったりして、困ったものだ。

 気温が5度前後にもなって、えーもう暮かよ雪かよ正月かよと追いかけられて、秋の写真を忘れていた。近所の秋もちゃんとある写真を見ながら、秋の模様をみれば少しは時間が止まってように見えるだろうか。中野坂上の中野の森公園。高層ビルが寒々しい。ビルの谷間で木々が秋を象徴しているけど、太っちょのビルに囲まれて大きく育つことはなさそうだ。人間のエゴというべき可哀そうな処遇だ。










2023年11月1日水曜日

見開きカレンダーの残りなくなった

 二カ月分が見開きになっているカレンダーの残りがなくなった。近所で取り壊している住宅の騒音も、うるさく聞こえていたものが小さくなってきた。いつまで続くのかと、暑い中窓も開けられずにまいっていた。取り壊しの現場は、なんとも頑丈な鉄筋コンクリートで固められていたようで、少々の地震でも残る口の方に見えた。アパートだったのに止めてしまって、もったいないようだ。事情があってのことだろうと、余計なお世話で想像している。

 そんなことに気を取られているうち、容赦なく時間はきちんと過ぎていく。暑さからの解放を秋に期待していたら、寒くなったりまた気温が上がったりと、ちょうどよい季節はなくなってしまったかのよう。温暖化の影響は拡大の一方、これだけ自然界を痛めておいて「経済、経済、…」と心配する先を改める気配はないようで、無責任というより将棋で言えば「詰み」のようだ。

 温暖化対策を一刻も早くすすめなければ地球が終わりになってしまう。「戦争」をしている場合ではない。温暖化も戦争の引き金になっている。格差、差別が拡大して「戦争」の選択肢がはびこっている。大国の「止めろ」でなく一方に肩入れするやり方では終わることはない。世界中でハマスとイスラエルの戦争を止めろという声があがっている。「二度と戦争の惨禍がないように」とした日本の立ち位置は「やめろ」というに資格十分だと思うけど。

近所の秋はまだちらほら