2011年6月20日月曜日

歩け歩け

 血圧の薬が無くなったので病院へ行く。中野の北側の病院へはいつもバスを使って中野駅まで行っていた。

 雨は降りそうもないので、血圧対策を兼ねて歩き出す。青梅街道の交差点で、混んでいる上りの車を何の気なしに眺めていたら、運転しながら、歯ブラシを口に突っ込んで磨いている人がいた。

 運転スタイルはいろいろ見たが、歯磨きは初めてだった。続けてみていると、あごに手を当てている人、片手で運転している人も多い。両手でハンドルを持っていた人はタクシーだった。

 自分のスタイルはやはり、片手でハンドルの上部をつかみ、左手はギアのところへ置いておく。

 40数年前免許を取った頃は、チルトハンドルではなかったから、両手でしっかりハンドルを回さないと動かなかった。ハンドルが軽くなって、ギアもオートマになったことで女性も簡単に運転できるようなった。

 でも危険度が増した。片手が空いているから、携帯電話もかけられるし、おにぎりも食べられる。危険度は、車を使わないことで下がるのだろうが、生活の中の車の依存度は高い。産業も。

 もうじき己も運転卒業のときがくるだろう。そしたら危険度は下がる。もっともそのときは人生の卒業も近いわけだ。

 津波で、車がどんどん流された。三陸鉄道は再開の見通しはつかない。足の問題も深刻。

 話がそれた。血圧記録をみて今日の医師は「安定している」という。「血圧の薬をワンランク増やすのも良いが、1キロでも体重を下げれば血圧は下がる」といわれて、歩行作戦の努力を続けることにした。

 昨日は、レンタカーの店まで歩いたのと、釣りで歩き回ったので13000歩。もっとも帰ってきてからアルコールをたしなんだから、無効になったかな。今日は6700歩。