2011年7月28日木曜日

安全でない安全なんかない だから神話にしたのかな

 三上元湖西市長は、10年前から原発反対を決意したそう。4月に静岡県の市長会で中部電力が浜岡原発ですすめようとしている災害対策について説明した際に「今の対策が不十分なら、まず停止しろ」と発言したら、同調者はだれもいなかった。

 マスコミが安全神話の片棒を担ぎ、国の外郭団体が原発安全の大宣伝をする。誘致には自治体の財政難につけ込んで、国が補助金で札びらを切る。

 旧「科学技術庁」が関係財団につくらせた世論操作マニュアルに

 ☆不美人でも長所をほめれば美人になる。原子力はもともと美  
  人なのだから、その美しさを嫌み無く引き出す努力がいる。

 ☆新聞記事も、読者は3日すれば忘れる。繰り返し書くことによ
  って、刷り込み効果がでる。

 ☆原子力に好意的な文化人を常に抱えていて、何かの時にコメ  
  ンテーターとしてマスコミに推薦できるようにしておく。

 ☆ほか

 とご丁寧なマニュアルがあった。かくして安全神話が構築される。

 中国の高速鉄道事故の隠蔽工作もひどいが、安全神話を創造した「原発推進軍団」の行為も「犯罪」なんじゃないか。

 テレビコマーシャルで「エコです。原子力発電。クリーンエネルギー」なんて何回も流されて。危ない危ない。