2011年8月12日金曜日

日航の安全航行は大丈夫だろうか

 日航ジャンボボーイング747SR-46 が御巣鷹の尾根に85年8月12日墜落。

 1978年6月尻もち事故で圧力隔壁修理をボーイング社がやった。修理が適切でなかったとされているが…。未だに原因は疑問が出されている。

 このとき労組の委員長をアフリカへ配転していた。「沈まぬ太陽」(山崎豊子)では「恩地」。

 この小説の内容を巡っても、日航は画策した。
 日本航空機長組合のHP
http://www.jalcrew.jp/jca/public/taiyou/asahi-shintyou.htm


 委員長をしていた小倉さんは、
 「この小説で白日の下にさらけ出された、組合分裂工作、不当配転、昇格差別、いじめなどは、私および私の仲間たちが実際に体験させられた事実です。日本航空の経営側にいた人たちは、(中略)数々の不当労働行為やその他の不祥事を思い出されたらいかがでしょう。人間である限り、そんな事実はなかった、などとはいえないはずです。」と話している。


 いままた、ベテランのパイロットと客室乗務員を解雇して排除しようとしている。稲盛日航会長は、「御巣鷹事故以降の安全意識はトラウマになっている。利益無くして安全なし」と恐るべき発言。


 「二度と事故を起こしてはならない」と安全運行を支えてきた人たちを首に?こんな歴史を繰り返すのはあってならないこと。


 御巣鷹の尾根に墜落したこの航空機は、このあとも墜落している。


2002年チャイナナライン611便ボーイング747空中分解事故。
1980年尻もち事故 修理した圧力隔壁が金属疲労で壊れて墜落。