2月頃から歩くことが習慣付いて、あれこれのことを考えながら、できればアイディアがでてこないかと、誰にもじゃまされずに考えることだけの自由を楽しむ。
パソコンに中毒している頭のモヤモヤに、酸素を入れる効用にもなる。四方に伸びる道を毎日変えながら歩くと、シャッターチャンスにも出会える。自然の造形をありのままに切り取る。
しかしなによりも、沢の音のする方角は気になる。音が少しでもすれば、目をこらして林をのぞき込む。少し奥の方にチラリと水の色が見えようものなら、その沢の向きと大きさを計って暖かくなってからの「思い」に繋げる。
初めてのコースを歩き、その一本の沢が今日の収穫になった。
残り大根
残り柿