2012年1月31日火曜日

つりの会の総会シーズンに


 勤労者つりの会の総会が、連合会と単会で開催される。新しい息吹を取り入れたいと頑張ってはいるけれども、釣りを楽しむ環境がどんどん低下してその上福島原発事故による汚染の問題が影を落としている。

 関東近郊をテリトリーとする会が、東京湾の木更津、江東区の運河や群馬の湖沼、鹿島沖などでのセシウム汚染で、釣りの催しにも影響を受ける。

 「東京湾の魚は食べない」「釣らない」との話しも出てきている。東京のつりの文化にも少なからず心を寄せながら、続けてきた釣り活動が、危うい状態になっている。

 続けていくのはいっそうの努力が必要だ。東日本大震災や福島原発事故の結果、こと「魚」を巡っても様々な画策を見た。海に平気で汚染水を流し込む。漁業の復興は大企業が入りやすい特区で。魚種の汚染測定は一部だけのないがしろ等々。

 来月からは渓流の解禁が始まる。阿武隈川流域の一部はセシウム汚染で漁業不可能。森林が受けた汚染の調査はどうなっているのか。今年はこうしたことの追及抜きには活動できないだろう。