2012年8月5日日曜日

あのねぇって言いたくなった

 オスプレイに小一時間乗って、落ちなかったからといってどうして安全が確かめられたことになるのか。騒音もたいしたことなかったと言って。


 日本は安保条約で基地を提供しているが、だからまだに治外法権っていうのがあるわけだ。アメリカがどう使おうと自国の権利みたいなことを言う。以前に何回も墜落し、直近でも事故が起きていることに、物理的危険性が指摘されているのはごく普通のこと。


 その安全を確かめるのがアメリカで、日本には確かめようがなく、それを確かめる意志もない。窮余の一策で防衛大臣が乗ってみる。そしてその通りでございますかという対応のみがある。


 沖縄の米軍が絡む事故事件はすべて、日本の国内法が通じないようになっている。度重なる米軍犯罪で、ようやく地位協定の改定をするかと思えば、「解釈」でお茶を濁す。今は流行らないが売国的とはこのことだ。


 基地問題の解決が安保条約自体を問うことになっていくのは当然の流れ。「なにも言えねーや」というコメントは、精一杯やって到達した成果の表現だったが、それとは真逆のセリフを日本政府にいただきますか。