2013年2月26日火曜日

フナつり近し

 このところFacebookに桜の花の投稿がよくある。この寒さにみんな辟易しているのだろうか、春の訪れを待ちかねて撮った写真、梅や桜の写真が多く投稿されている。

 桜の花の写真は、水辺をバックにしたもので、「いいね」のクリックをしてコメントを書き込んだ「桜の花は、なぜか水辺がにあうんです。桜、水ぬるむ、フナ釣りこれです。来月はフナつり大会です」

 331日のフナ釣り大会のころは、与田浦の川辺にある桜に花が少し開花していることが多い。田園地帯はまだ、冷たい風が通り抜ける。気温が低いから開くのはまだすこしだけれども、少ないのがまた一興。そんなことを気にしているからいつもフナが釣れないのか。釣れないから慰めにしているのかどちらだかわからない。

 でも両方とも楽しみには違いない。いつもこの時期に思うが、桜の時に誘われてフナも動くし、動くフナに誘われて釣り人も動き出す。季節の味わいをたっぷり感じることができる極上の楽しみだ。時折吹く強い風にのってくる花粉が鼻を刺激して、くしゃみと鼻づまりを誘発する苦が、ちょっと難点のおまけとなるけれど。