2013年6月22日土曜日

中禅寺湖、釣り大会、釣り教室を実施。放射能汚染検査行動を位置づけて。

中禅寺湖のニジマスルー釣り大会(6月2日、脱原発共同行動の日)の様子が朝日新聞にのった。釣った魚を持ち出さないことを条件にして、キャッチアンドリリースで実施した昨年より、やや緩やかにした。釣り場範囲を広げ、警備員数も減らした。中禅寺湖は震災前は年間2万人以上も訪れていたから、待ちわびた釣り人たちも多かったようだ。

 3月の時点では、放射性物質汚染は、ヒメマス130 Bq/Kg、ブラウントラウト210 Bq/Kg、ニジマス52 Bq/Kgだった。今回は釣ったものを、放射性物質測定にするということで、積極的に踏み込んだつり行動となった。そういう自己評価があるかどうかは不明だが、この催しに付随して「第一回中禅寺湖岸釣り大会・岸釣り教室」が催された。岸釣り参加者は88名、教室参加者35名という参加者があった。

「皆様のおかげで無事岸釣り大会と教室を終了することができました。ダイワ グローブライド株式会社様をはじめ、各関係機関様、協賛・後援をしていただいた皆様、大会・教室に参加して下さった皆様、沢山の御協力と御支援ありがとうございました。数年先を見据えて、この企画は状況を見ながら継続していきたいと思います。また、船を使った大会も予定しております。」とその思いが、中禅寺湖漁業協同組合HPで表明されている。

原発のおかげて苦難を強いられながらも、釣り愛好者のために、変則ながら釣りができるように運んだことに、拍手したい。
 なお、62日の検体では、ブラウン 250Bq/Kg 、ホンマス 160Bq/Kg 、ニジマス 検出せず、 レイク 219Bq/Kgという調査結果だった。