2013年8月18日日曜日

魚野川の風情

 家族旅行は、予定があっていかないことにしていたが、運転役の子供が体調不良なので、急きょ補助役で出かけることにした。越後湯沢は、トンネルを過ぎたらマンションの「雪国」が見える。信濃川の源流部に近い魚野川が流れる。都心からのレジャーの人々が遊びに来るに合わせて、様々な「楽しめる」ものができている。しかい自然派には、ちょっといじりすぎている感じがしないでもない。

 朝散策をしながら魚野川まで行って見た。フィッシングパークと銘打ったアユ釣り場がある。こんな場所でアユ釣り場があるなど想像もしなかった。オトリ屋さんが、手持無沙汰の様子でお客を待っていた。若いころこのほんの少し下流部で、禁漁前の楽しみでヤマメを釣ったことがあったが、川の上流部だし様相としては渓流魚なんだろうよと思ったが、楽しみであればアリということになってようで、風情がもう一つ呑み込めない感じだった。

 川のわきにそって、大きな倉庫がいくつも並んでいた。近寄ってみるとスキーウェアーの貸し出し品が入っているらしい。都心から車で通りかかって、借りていくものだろうか。すぐ近くの別荘風の家の前には「足ひれ」が干してある。石がごろついている川に潜れるようなところがあるのだろうか、まさか日本海に出て海で?と余計なお世話の想像が巡る。関越道の車と新幹線はにぎやかに走っていた。