2014年2月16日日曜日

お気に入りの金山で

 212日朝、葉山旅館の車で駅まで送ってもらって、新庄駅まで「各駅停車」新幹線で一時間ほどで着く。トヨタレンタカーで手続きをして金山を目指す。しかし、かつて早朝の日の出を撮ったところが見つからない。二往復してもわからない。どこか間違って記憶していると思ったが団体行動だからあきらめて、走っているうちに材木工場に行きついた。撮り始めた当初は昔来て撮影し、写真展に出したところとは違うと思っていたが、どうも同じらしい感じがしてきた。金山町の貴重な産業であるスギの木に加工だ。材木の種類も量もたくさんあって、圧倒される感じがした。3人で思う存分撮って、昼食にしようと蕎麦処「草々」に言ってみたけど、のれんが仕舞い込まれていた。

 やむを得ず、依然入ったことのあるところで、チャーシュー味噌ラーメンを食べる。野菜がたっぷり入っていて、チャーシューも旨い。味が良いので汁を半分も飲んでしまった。普段塩分を控えめにといくらかは気にしているつもりだが、旅の場ともなると抑えが利かない。すっかり暖かくなった。

 金山川から引き込んだ分流にかわいい堰を設けて、温かい時期には鯉を放流する、ほんとうに小柄で可愛い「大堰」に行く。いつものコースで住宅地をずっと回ると、路地沿いに流している水路にたまった雪を運んでいる人がいる。声をかけると気さくに話をする人は多い。切妻造りの瀟洒な家は、大きくて隣の棟に行く渡り廊下をくぐった時に頭をぶつけたと、奥さんが話しかけてきた。見知らぬ輩が通っても、気さくに話せる土地柄がいい。

 「きごころ橋」に回って、橋のたもとの酒屋で地酒を仕入れる。10分ほど車で走って、山間地に立っているホテルへ。ふろに入ってから、ビールと地酒をちょっと飲んですぐラウンジへ。食事のときは日本酒熱燗2本で仕上げ。部屋に戻ってから選挙の話に花が咲いてとうとう前日の残りの酒と地酒を開けてしまった。それで、日の出の撮影は断念となる。

 話しながらブログのネタを構成し終ええてフロントへ行くが、NETにつなげられない。NETは通じるとあらかじめ聞いていたので、簡単にできるだろうと思っていたが、うまくいかなかった。おまけにブロードバンド接続を選択してしまったためにそちらに誘導されてしまってうるさくて仕方がないから止めた。