2014年3月18日火曜日

NETの危うさはあるけれど

 Facebookは、本名をはじめとして年齢、学歴など個人情報を載せるルールだから、信頼性は他の交流サイトよりはあるものだと理解できる。「友達」が多いほど知りたい事柄も含めた情報を、かなり早く入手できるし、新聞、テレビでは知りえないことが「友達」関係の中で伝わってくる。発信する方にとっても知らせたいことを、世に拡散できる手段として利便性が高い。

 特に芸能人など有名人の場合は、ファン関係で済むから、自分のことや、さしさわりのないことを投稿して、自分の情報を提示できる。議員さんの場合の利用も、議会の状況や出来事、情報などを発信して良い交流ができている。地方の場合は、天気の具合やら、いまどきの梅や桜の咲き具合も投稿されて、季節感も感じることができる。ブログに書き込まれた謀議員の「悪口雑言」も、すぐに飛び回るからすごい。Yahooニュースの発信は数十人が情報収集に当たり、公共性と話題性のあるニュースを検索して、それを選択してニュースに乗せる。それで、電車の中のスマホ閲覧者にも伝わる仕掛けができているわけだ。

 そんななかにも意図的に情報を集めている輩もいるようだ。偽名を使って友達関係を作り上げる。それで何をしているかはわからないが、怪しげな動きをしている者はいる。本名も使って写真も出すから、その気のある異端者は顔写真を含めた情報を集めることができるようだ。国際的なスパイ行為も、かなり進められているとニュースになっている。グーグルの情報がアメリカ国防省に使われているなどと言われている。

 日本でもそのむきの情報屋か機関が「しごと」としてやっていることだろう。企業も売り上げを伸ばすための利用はしている。犯罪人に仕立てられることは日常茶飯事だから、そのときは情報収集されて、〈人となり〉を把握して対策をとると、いうことがあるかもしれない。監視カメラによる撮影や、携帯意電話の通話記録調査も平然とやられている。警察が意図すれば簡単にでっちあげのための調査もできる。

 それ以外でも事業者がうるさく付きまとって、購入済みのソフトの宣伝などが登場する。ちょっと気持ちがわるいが、一定期間が過ぎると消えていくようだ。自分のFacebookに、NET署名に応じた先の一覧表がまとめられていた。依頼先(Change.org)から記録用にと気を利かして送ってくるものと思われるが、これに違和感を感じないでもない。友達関係になっていれば、参照可能なので、「友達申請」には先方の投稿者のホームを見て応じるようにしている。

 危うさがあるが、投稿されてくる内容の価値は高いと感じる。知らなかったことへの共有が広がり、これはというものは伝播させていく。投稿された情報から知識を補足するための〈検索〉を利用するとまた、勉強にもなる。

他11件にNET署名したものが参照できる。記録としてはいいが、ちょっと気分がよくない。


Facebookの危うさをテンポよく批判していて面白い

らっきーデタラメ放送局★第90回『隠語で!Boo!』  3分27秒