2014年4月17日木曜日

久しぶりの新宿

 今日は、ゴミの日で生ごみやら燃えるごみを出す「業務」もある。朝食のメインはナス焼きだ。炒め物とは簡単にできるものなので、数少ない調理の腕でも大丈夫だ。息子に味を聞くとまあまあと味付け具合が評価を受ける。いつもちょっと塩を控えめにするので味が軽くなる。自分も塩分は少なめがいいので、ついつい甘くなってしまう。甘いぶんには醤油でもさせばいいので、しょっぱくなるよりはいい。

 朝食前後のワンパッケージが終了して、パソコンの前に座って、インスタントコーヒーを入れる。もう9時半だ。最近はコーヒーフレッシュよりは牛乳を入れて飲む。この方がコーヒーに軟らかみを感じていい。一人前の湯沸かし器でお湯を沸かしている間に、パソコンの電源を入れる。お湯をコーヒーの粉が入ったカップに注いでいる間に、パソコンが立ち上がる。Facebookを軽く見てから、メールチェックして、ブログの書き込みに入る。今日のテーマはなにになるのか、思いつきでその場で「何か」を書きながら決めていくので、テーマが何になるのかが、後で決まるという出たところ勝負もある。

 昨日は久しぶりの「お出かけ」だった。新宿まで出て2月の山形の撮影写真を持ち寄った合評会だ。久しぶりの新宿で妙に浮き立つ気持ちがおかしい。昼過ぎから飲み屋でやるのが通例だが、退職をしてからはこの時間帯がどういうわけか便利になってきた。だから逆にあれこれの「遊び」周辺作業が多くなるということにもなっている。飲み屋は我々同様、年金暮らしと思しき人たちで賑わっている。昼日中から営業する店は多くないから便利な店なのだ。

 2時過ぎから、KさんとTさんと3人で合評会が始まる。一日前からこれはというものをプリントして、なんとなく気持ちが華やいでいた。それぞれが持ち寄った山形の写真は、なかなかいいというものが少なくて、見せ合いしながら撮影の動機や狙いを話し合った。撮影の狙いどころが同じだったり、同じポイントから撮ったり、独自性を出そうとしていてもそうなってしまうのが面白い。それで競い合いがあって撮るという楽しさもある。この風景どうやって切り取って表すかを考えるのは、何回シャッターを切っても難しいことだ。

 軽くアルコールに浸りながら、写真哲学をノタマイあって合評会の趣旨を楽しむ。次の計画は?と言いたいところは、ぐっと飲み込んで口に出さないようにした。どうせそのうちに連絡してくるのだろうと思うから。それに行けるのかどうかということもある。飲むのが目的でない飲み会は4時過ぎには終了した。小田急の地下に回って、コロッケと一口カツを買い込んで家に向かった。