2014年4月18日金曜日

ニュースを見ていると気持ちが落ち込んでくる

韓国の客船が地没した事件は、行方不明者の数が多いことに驚く。事実関係がこれまたマレーシア航空の行く先不明のときのように、政府の動きと情報が不明だ。船長に対するマスコミの取材に「警察が調べるから」とさえぎっていた。「整合性」がとれる状況を把握するためには一定の時間がいることもあるのだろう。それをいいことにしてかどうか、例の「ワイド」番組ではああだこうだと推測交じりのストーリーを組み立てていく。ワイド番組とは事実周辺の膨らませが許されるから、見ている方のお茶の間の推理のネタを提供してくれる。おかげでブログの種にも使えるわけだ。

わかってみれば「ああそうか」だが、日本で使っていた中古の船を改造して使っていたというから驚いた。大型の客船にはいるそうで、コンテナまで積み込んで営業しているが、韓国の「規制」はどんなものなのか。規制があったとしても、抜け道や隠れて使っている場合も考えられる。大手の船舶運営会社ではないのではないか。韓国は海に囲まれている地理上、海運が発達しているのだろうから、ノウハウの安易さはそんなにないもとだろうし、「規制」もあるものだろうと思う。安全対策について欠陥があることは確かだ。

安全対対策については日本は人には言えない。本来原発問題だけで、政府が吹っ飛びそうな状況なのに、依然として「安泰」の状況だ。安泰どころかこの先も使うし、新規の原発も使うと言ってはばからない。STAP細胞論文の話もいいが、メディアはもうちょっと追及先を考えてもらいたい。Facsbookの投稿でそう思った。


「今日は福島から日本共産党県議、市町村議員団が復興の問題で省庁交渉に来られました。国会からは、復興特別委員会の高橋、紙、田村議員が参加。毎日、福島原発では汚染水漏れ等の事故が起きているにもかかわらず、本省からはこの処理のために17人しか派遣せず、政府が前面に出て問題解決に乗り出しているとはとてもいえない状況や、放射線量が高いまま避難区域が解除され、帰るに帰れないなか、賠償は打ち切られ、自給自足生活を奪われた住民が困窮しきっていることなど訴えがされました。福島に対して棄民としか思えぬこの政府の対応、理不尽すぎてその場にいて泣けてきました。」