2014年12月30日火曜日

パソコンよりは釣り竿

 28日付でこの題でブログを書こうかとメモっておいたのに、ここにきてプロバイダの変更作業を迫られて、大忙しの年末になってしまった。それは、一本の電話から始まった。「光回線がどうのこうの」という話になると、連れ合いは日常の鼻っ柱のわりには「ダメよダメダメ」とはいかない。「電話よ」と受話器を渡されて、相手の話を聞くパースにはまってしまった。この手の勧誘が、「割引するよ」という手口で、プロバイダを変えさせる常套手段であるのだが、何回かあたってみて、基本料金自体はいくらか下がるようでも新しい付加価値(サービス)をつけられ、それにのると高くつくような実態にある。

実は、つりの会のホームページは、プロバイダが提供する無料のものを利用していたのだが、来年2月に使えなくなってしまうという通知がきていた。後は有料のものを使えと言うわけだ。そのためには、案内もいたしますとの「アフターサービス」もある。しかし料金はありますということだ。
ほかにも無料のものもいくつもあるが、ホームページに広告が割り込んできて、見栄えが悪くなる。無料で使うのだから割り切ってというのも考え方だが、「見栄え」も大事なことではある。(これは、釣りをするならいい竿でということに似る)いままで無料だったものが有料になるということは、関連企業のIT企業の業務を広げてやるということなのだろうか。こんなことがあってのときだったので、つい電話の話が伸びてはいりこんでしまった。「いいことばかりでなく、デメリットも話せ」と要求したら、キチンと説明したのに好感をもてた。

もうひとつ、プロバイダを変えることで問題が出てくるのは、メールアドレスだ。これがプロバイダに帰属しているから、乗り換えの時はメールアドレスだけ使えるサービスが、元のプロバイダにある。当然これも有料で、金額はさしたることはないが、考えてみると「安い料金」として乗り換えを動機づけられたものに、プラスされたものだから、マイナス部分ということになる。これは経験済みだった。月額料金が下がることに加えて、セキュリティソフトが無料であることと、回線の情報スピードが2ギガバイトになるというのが売りだった。それならまあいいかと、のっかることにした。

回線工事とは配線が終わって、パソコンに接続してみると、回線のスピードは「1Gbps」だ。2ギガはないねと電話したら、回線の端末まではきているのだが、その先のパソコンには至っていないという回答。屋外の回線工事もしていたことなので、まあそうかな、自分が持っているパソコンや周辺機器の「バージョンアップ」があったときの話かと、腹立たしくもあったものの、これまでの速度で十分よいと思っていたので、「振り込め詐欺」まがいのことかと相手の女子には寛容に対応した。

メールアドレスは、今回残さずに廃止にすることにした。ほかにアドレスはWEBメールで使っているので、これに乗り換えるようにして作業に入った。これが大変だった。