2015年9月16日水曜日

金山町→真室川→肘折温泉

 山形の撮影旅の16日。朝食を摂ってから肘折温泉に向かう。その間は「犬も歩けば棒にあたる」というおももちで、写真の題材になる景色を選別しながら、車を走らせる。天気がよくなって夏の日差しがよみがえってきた。途中、「米湿原」という看板をみつけて脇道に入り、鮭川を跨ぐ橋を通る。この橋からの眺めがまた広がりが素晴らしい。

 湿原は、「50年ほど前まで田や葦苅の場所として利用されてきました。その後、放置され、荒れていた湿地を、米の地区民と鮭川村自然保護委員会が協力して復元活動を実施し、古来あったであろう植物が見事に再生した貴重な場所」としているところ。本命の場所までは行き着かなかったが、知る人ぞ知るというところのようだ。

 肘折温泉までには時間がたっぷりあるので、最上峡の天然杉林に行ってみることにした。樹齢1000年以上の杉が群をなして、さまざまな異様な形をしているのが面白い。写真を撮るにはうってつけのところだ。