2018年1月18日木曜日

ご近所の建設ラッシュ

 経団連が賃上げに前向きの検討をしていると報道している。アベノミクスで「賃金に回ってこなかった」ことを暴露することになった。内部留保だけが潤沢になっていることは、マスコミでも報道されるようになったし、個人消費への期待は当然のこと。

 リニア新幹線の受注談合、豊洲新市場の「工事費つり上げ」、オリンピック施設も埒外ではないだろう。都市再開発への傾注など、こんなに前のめりになって資金投入をして、われらの懐と生活が潤っていくのかおおいに疑問を感じる。

 気が付いてみると我が家の近所でも、「ウォーキングコース」で建設ラッシュが起きている。タクワンを漬けるときに糠を購入していた米屋が消えてしまった。カワハギつりの時に餌のアサリを購入している魚屋はかつて近所に6軒あった。いまや最後の1軒も駐車場になっている。新築ビルはマンションだろう。住宅地の道路は人通りが徐々に増えているが、いっそう人が増えることになるだろう。カラスがごみの集積場で獲物を狙うチャンスが増えることになる。