2018年1月28日日曜日

豪雪で、行かなかった伊根旅の残念会


 伊根への撮影旅行は中止になった。当初JTBに申し込みをしたのをキャンセルし、独自で組み立てた計画はあえなく中止に追い込まれた。宿泊先へのキャンセル連絡、ジパングの割引切符の払い戻し、レンタカー予約取り消しの手続きをして、キャンセル料は切符の一部だけということになった。

 大山鳴動…といったところだが、この手の旅が中止になった経験は珍しい。天気予報の方は少しも「温暖化」との関りを言わないが、豪雪を呼び込んだのはおそらく温暖化のせいだろう。出かける直前の天気予報は寒波が来ているとしきりに言っていたが、少々高をくくっていた。

 レンタカーも4輪駆動を指定し、もちろんスタッドレスもはかせて、それなりの料金も払うことになっていた。それも高をくくった理由になった。旅行の荷造りがしっかり出来上がって、万全の態勢ができていた。同行の方からメールをもらって、雪が多いねとのコメントを読んだ。

 念のためと思って宿泊の施設へ電話を入れた。雪が多いので事情も察し、宿泊をやめてもキャンセル料は取りませんとのこと。二泊目の民宿へは道路の様子も聞いたが、車の移動も支障がある様子。キャンセルしたほかのお客さんもいるとのことだった。また改めてきてくださいという話をしてもらって、キャンセルを決めた。

 残念会をやろうと3人だけ集まって、飲みながら中止になった「キズ」を癒した。心配すればキリはないが、高齢者に近いグループでは無理をしないのが正しいかもしれない。次はどうしようかとの目論見も出し合って、次回への期待につないだ。