2018年4月19日木曜日

散らずに待って!京都の桜 その2


 「ちょっと止まって!」とお声がかかると、運転手は車のブレーキを踏むのがわれらの流儀。しかし確かに腕前はいっぱし気取りだから、どこであろうと撮影ポイントを見つけ出して、シャッターを切る。

 ただ、人気(ひとけ)のあまりない人里を、盛りを過ぎたむつけき男どもが、ウロウロというスタイルだから、ときにはいぶかしい目で見られることもある。でも大概は親しく言葉を交わすことは多い。なんたってこちとら悪人じゃないんだから。