2018年9月11日火曜日

古い蒲団を捨ててみる

 写真を撮って、選んでプリントして、合評会に出す。この繰り返しで「いらない写真」を片付ける。逆に言うといい写真を残すわけなのだが、これがうまくゆかない。講師なり誰かの取捨選択と、自分の思い入れが交錯するので、そうかという得心がなかなか定まらず、得にくい。

 この先に「これはいい」というものを、手に入れられるかどうかはなんとも言い難い。いつまでも下手な鉄砲も数打ちゃー…」というわけにはいかないが、打たなきゃ手に入らないことでもある。やっと涼しくなってきて、鈍くなった頭の回転も少しは解消するかと期待しつつ、繰り返しの作業に入ることにする。

 敷蒲団をどうするのかとずっとお試しで研究しているが、柔らかいマットレスが腰に影響しているのかと、外すことにした。使ってみてから大分たつが、先日の旅行の時に旅館で使った敷物が、ちょっと固めだったのが、いい感じがしての着想だ。

 ちょうど季節の変わり目だし、長年使っていた「せんべい布団」もこの際片付けの対象とした。こちらは撮影した写真の扱い程難しくはない。虫の声も聞こえるようになったころには、近所の神社の祭礼がある。