2018年11月4日日曜日

振り込め詐欺みたいなサービス


 また、なぜか「また」になった。NETの接続業者からの電話が始終かかってくる。訪問してくる販売委託業者もいて、「回線の速度が遅いことはありませんか?」と最初の発声をしてくる。やり取りすると、結局接続業者の変更をしろという話に入ってくる。

 じつはこれまで、「安くなるのですよ」と言う言葉につられて何回か回線の変更をやってきたのだが、そのたびに「安くするため」の作業が必要になってくる。今は難しいことではなくなったが、解約手数料を負担するとか工事費は返すとかで、そのための面倒な手続きをしなければならない。

 オプションのサービスも最初は無料だからと言って、いらなければ解約してくれと、その連絡も必要になってくる。一連の作業を終えてのち、確かにいくらかは安くなっているようではある。しかし、自分でやる苦労の割には安くはなっていない印象だ。今度はWifiも無料になっているから以前に比べれば安価にはなっている。

 電話での売込みも煩いほどくるので、連れ合いが悲鳴を上げている。つまり、個人の情報は駄々洩れになっていることの表れだろう。こんな熾烈な競争に携わる従業者の処遇はどんなものだろうか。質問があって折り返し出かける電話の対応には、返答がなかなか来なかったりする。これが顧客に対するサービスとサービス向上になっているのだろうか。技術向上で低廉さを還元すると言うなら、素直に値下げすればいいのにと思うのだが。