2018年11月9日金曜日

南三陸ホテル観洋の「被災の語り部」に思わず…

 南三陸の被災地にとの旅の味付けで、松島の後は志津川に行く。松島の駐車場でレンタカーの脇を擦られてしまい、交番に寄って事故証明を作成してもらうのに時間がかかった。大したキズではないのに、保険の関係なのかレンタカー営業所ではしゃくし定規なやり方を要求した。

 翌朝の南三陸の「語り部ツアー」は、ホテルの従業員(といっても部長級だったか)が話してくれる3.11からそれ以後の出来事をつぶさに話してくれた。学校の先生たちが、避難の際の判断を的確にしたことで児童たちが助かったことや、庁舎で避難を呼びかけて亡くなった女性の話は、改めて地元で聞いて胸をゆすられた。

 付近はまだまだ復興の工事が進められて、7年たったとは思えない有様だった。オリンピックどころでない状況だと皆で思った。