2018年12月14日金曜日

奈良の柿みて、一句ひねるというのかモノマネ俳句

 ときどき俳句の「ようなもの」をやってみる。まともにはできないし、季語だの法則だのはわからないのだから、これも己の性癖のひとつで、モノマネに過ぎない。勉強となるとかったるいので、未踏の地としてある。

 冬の銀山温泉に行ったとき、だれもいない朝風呂が災いして「ひねる」気になった。その場では完成品にならなかったが、あとからまた続きの「ひねり」努力をして作り上げた。まえにもブログに書いた気がするが、結構いいんじゃないかなと自画自賛しているがどんなものだろう。

※湯の花を 乱して雪の 一番湯

 それから近所の神田川に散る桜を見て作ったもの。これはもっと推敲の余地がありそう

※花筏 名残とどめて 神田川
※散り際も こころ持たせる 神田川
※花筏 旅路の仲間 そろい踏み


 そして今回の奈良で、とても気になった柿の木を写真に撮ったものだが、写真と題材としてはいいと思ったが、どうも「華」がないようで、俳句めいたものを添えたらなんとかなるかと作ってみた。これは結構あれこれ「ひねり」回した。(句の間は、本当は空けないんだってね)

※奈良小路や 鐘の声待つか 柿ひとつ