2019年2月24日日曜日

月島を周って撮る

 もんじゃ焼きを食べようという催しがあった。フリーな身の上を生かして、夕方から始まるその会に参加させてもらうことにしていた。もう一つの意図は写真を撮ること。始まる時間より早く現地に行って、銀座から歩き始めて勝鬨橋も撮り、橋を渡ってから水路の風景をねらってみた。

 勝鬨橋のゴッツイ造りは、眺めてみると面白いものだった。不思議なことに人がずいぶんと歩いていて、何か催しでも?と最初考えたが、そうではなかったらしい。勝鬨橋にも映り込んだが、高層のマンション群がアピールしているかのように、立ち上がっている。どうやらそこへの出入りがあるらしい。

 調べてみたら、月島地区でこの一年で増えた人口が1592人、うち外国人の増加が3分の一を数える。水路にある屋形船繋留の風景と、街の変容のコントラストに少々とまどい感をもった。もんじゃ焼きの店群の周りは、高層ビルと変わりように置き去りにされる、古い家並みが取り巻いているようだった。