2020年2月19日水曜日

真鶴半島の光と影


 タイトルはちょっと古めかしい感じがするけれどもうまい表現が思いつかない。衣食住の生活環境を保全していくことは、どんな時代でも一番大事にしてきたはず。今は農業も漁業も法人化が意図的に導入されて個人から大規模な事業へと、変容が迫られている。ものみな大都市へと集中され、地方の生業が置き去りにされていく。

 真鶴半島の道を歩き、陽ざしが照らす海を見ながら、空き家が目立っていることに、日本の縮図をみる思いがした。自然を保全して共生しその場で活きていくことがこんなに難しいことになっているのはおかしい。撮りながらそんな思い強くなってきた。