2021年1月22日金曜日

多摩川までの小さな川筋の面白い風景

 ほとんど住宅街なのに、川筋を歩く田んぼがある風情は、ずいぶんと遠くへ来たような錯覚にとらわれる。日頃「蜜の町」ばかりを眺めていると、懐かしさと安心感を持つ。ゆったりとした時間の流れまでも。

 その流れの淵をとことこと歩く少年、やおら住宅の柵を乗り越えて建物のわきを抜けて、先へと消えた。きっと近道だったのだろう。自分の小さい頃の「冒険」を思い出した。杉材で囲った家にはびっくりした。最近は見かけることはないので、もしかしたら文化遺産かな~と勝手に思ったが、表に回って確かめるべきだったと後悔。もう一つは「鳶」の看板があるそれらしき店。鳶の文字がなければ気づかなかった。江戸時代の匂いまで感じさせてもらった。