2021年6月15日火曜日

年寄の勲章がひとつ増えた

  無呼吸症候群は高齢者の特権ということでもないらしいが、いろいろな障害を及ぼすという。子供に言われて医者に相談し、家での簡易検査をしてから一泊入院をして調べてもらった結果は、りっぱな無呼吸症候群らしい。高血圧や不整脈、動脈硬化、狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの合併症を引き起こすと物の本に書いてある。

 太りすぎが原因だということなのだが、そんな自覚がなかったわけではない。実のところ体重を落とすのはなかなか難しくて、カロリー摂りすぎが原因にもなろうからと、アルコールの量を減らそうと努力はした。ちょうど新型コロナ感染のせいもあり飲む機会は半分以下に減った。残念ながらそれでもなぜか体重減にはつながっていない。

 運動量の方は目下膝痛を招くに及んで「挫折」中だし、いささか困ったことになった。膝痛の状態が改善しているのがなによりの希望だ。高齢者の「医者だのみ」は増えるばかりで、義父の終盤には、ご飯代わりのような薬の量を用意されていたのを思い出す。医療費は増えていくばかりなので、懐もじわじわと責められてくる。

 医療費2割負担も決められてしまったが、公的負担がもっと可能だと思う。オリンピック施設関連費用は、最初8000億円程度だったものがどれだけ膨らませられたのか。ちょっと乱暴な議論だけど、社会保障に回す金(税金)がないなどとは言えないだろう。

一泊入院検査