2021年11月11日木曜日

ツアーで歩きすぎて、膝の手術になりかけた?

 ツアーでそんなに長く歩くことは想定外だった。これまでツアーでどのくらい歩くのかを心配したことはなった。出かけた以上歩数制限をかけるわけはないし、思わず三日間を歩いてしまって、一日8000歩になったということだっただけのこと。最近は心配しながらの回遊で、一日せいぜい40005000歩ほどがいいところかと頭の中では描いていた。

 旅から戻って、翌日の診察で膝の痛みを訴えると、医師は注射が6回になっているから、もう軽くなってくるはずで、これはMRI検査をしやほうがいい、ということになった。日を改めて検査施設に行き検査を受けた。結果のCDをもって再度医師の診察を受けたところ、手術を勧められた。現在は痛みがひどかった時ほどのことはなくて、どうやら旅のせいだったらしいと弁解をしたら、それなら止めましょうとあっさり中止することになった。

 スキャンの状態では一部欠損(?)しているとのことで、2年前の山歩きのときに、酷い膝痛が起きたことを思いだし医師に話した。治りはしないが、幾分か和らぐことはあるだろうと、注射を続けることにしてとりあえず手術はしのいだ。不思議なことに最初は右膝が痛くて、治療が始まったものが左に負担をかけたからなのか、治療で和らいできた右よりも、痛みが出てきたのはどうしてなのか。身体全体のバランスが崩れてきているのだろうか。内臓も含めてあちこちの「渋滞」が起きてきているのは、「お年です」からしょうがねえと、あきらめも肝心なのだろう。

 ツアーで回り歩いて、「秋」の雰囲気があればなと願って、目に入るものをあさったつもりが、景色は余り当たらなかった。秋の美麗な紅葉はとらえられなかったので、「らしさ」を切り取ってみた。樹々の紅葉も時を過ぎれば哀れさも見せてくれる。わりとそういうところも好きなので、終末の憐れさを自分に重ねてみるのもいいだろうと思い込んでいる。