2021年11月15日月曜日

25年目の墓参と紅葉探し

 もう25年になった山形への墓参。墓参にかこつけて、この時期ちょうど紅葉の時期に当たることがあり、温泉にも浸かる楽しみもかねて出かける。若いころ味わった苦い体験を、思い出すのもふるさとゆえのことで、「恨み」として胸に残っていたわだかまりも、過ぎた年月がずっと軽くしてくれた。「時々、折々に思い出してやることだ」という坊さんの言葉をいただいて、生まれ故郷山形の空気をゆったり吸わせてもらうのを楽しみにしている。肘折温泉の朝市に、地元の大蔵村から毎日店を出しに集まって来る。観光地ゆえの賑わいもあるが、現下まだ人は少ない。