2023年12月13日水曜日

琉球との交流の痕跡が

 呉市街から東に向かって→下蒲刈→豊島の島々を渡って大崎下島に。北前船の停泊地だった御手洗へ。港を含む周辺が豊町大長。御手洗には庄屋、お茶屋(遊郭)などの建物が保存されている。今回は満舟寺へ。寺は荒れて寂しい感があったものの、石垣がなんとも端正で美しく印象に残った。「琉球の使節が18回江戸上りをしたときに、度々立ち寄った」と記されています。「使者たちは職掌に優れた学問・詩歌・芸能など文化放免においても当代一流の実力者や教養の豊かな人物が選ばれたことが推測されます」とのことで、「この湊と、果てしなく続く群青の海、琉球とのより深からん絆をいつまでも語りたいものです。」と交流の深かった様子が看板に記されていた。