忘れることはよくあることと、最近は抵抗することなく受け入れる。なぜか身体全体は一部若さが残っているようで、うっかりすると「昔のまま」の動きをする。めまいもどきで頭を動かす所作ではふらりとする危ういことがある。「劣化」が一番わかるのはパソコンに向かってキーボードを打ち込むとき。打ち込みは相変わらずたどたどしいものでやるのに、何回気ボードをたたいても出てくる文言が間違っていることが増えたみたい。
そういえば文章を読むとき、意味をとらえきれないこともある。難しい文章なら途中で断念し、またの機会でとすぐにあきらめる(放り出す)。先日の宴会には事前のメールで連絡があって、一次会はレストラン二次会がカラオケという催しだった。一品注文すれば後は持ち込みのものでいいよと書いてあった。面白い店があるもんだとその時は思った。内容を一次会でもちこみOKと解釈してしまって、そのための「刺身」を奮発したのだが、集まった場で説明されてようやくわかった。
二次会のカラオケのほうが一品注文だった。お預けになっていた刺身はようやくカラオケで陽の目を見ることになった。ものごとを間違えなように、スケージュールもスマホのカレンダーに登録して、二日前にはメールで通知までもらうようにしているけど、そんなことを超えて試練が続く。この寒さの中滝に打たれるようだ。なにせ、あんまり気合を入れると血圧も上がるそうだから、のんびりぼんやりが必要だな。と思うと~やっぱり「ボケ」の領域かな。