2011年11月18日金曜日

医者とのつきあいは


 岩手山麓の仙人を連れて皮膚科に行く。身体の湿疹と頭にも何かできているらしくて、治療を受けに行くことにした。地図をみて場所を確かめた上で、出発したが、通勤の車が多いだろうとの心配に反して、すいている道を走った。

 途中道を間違えることもなく駐車場へ車を止めたら、待合室はこれも予想外に少なくて、診療は直ぐに終わった。

 自分の湿疹もついでに見てもらおうと、状態を説明して薬をもらった。3種類も。東京でもらっている一種類の塗り薬は「後発薬」だが、ここでは「先発薬でお出しします」ということだった。

 状態を言えば言うほど薬が増えるみたいなことで、なにか腑に落ちない。知ったかぶって医者に話すのもよくないだろうと、言葉を飲み込むが、信頼関係の築き方は難しい。

 東京ではK病院に世話になっているが、肺炎の治療中に死亡した人が出て警察に事情を聞かれているとか、知り合いが入院して痰を詰まらせ、対応が遅れて亡くなったなどということが起きると疑心暗鬼なる。

 診療をうけるときには、とくに「変な」対応や様子は感じないし、ちゃんとやってくれていると思うのだが、システムのどこかに欠陥があるのかも知れない。

 しばらく前、神奈川県の公立病院で、手術室に向かう患者二人を看護士一人が連れて、取り違えたということもあった。医者が少ないとか、看護士さんの労働条件が整っていないとかいうことであってはまずい。

2011年11月17日木曜日

スポーツマンシップを大事にして


 琴欧洲が土俵下までもつれて倒れ込んだ相手を、手を出して助け起こした。清々しい気がする。「ざまをみろ」みたいな態度をした元横綱を許した体質や、暴力その他、スポーツマンシップとはほど遠いことがあいついだ。

 相撲会場はまだ、席に空きがあって寂しい状況が見える。他のスポーツでもスポーツマンシップを感じさせる場面はある。

 我がつりの会は、スポーツとしてのつりを心がけることをめざしている。競技にばかりこだわるのは個人的には意見ありだが、さておくとして、競技がスポーツマンシップによって成り立つことは当然。 
 
 その競技によってつりの技量が発展することは間違いない。競技はルールの中で運営される。開始時間、終了時間、つり範囲、竿の本数など。これで数十人が釣りをすると、結果は想像を超える。
 
 釣果の多寡が歴然としてなぜ?との疑問が当然にも湧く。「魚がいない」「食わない」という自己評価が打ち砕かれる。

 ルールの厳密さの物差しでは検討の余地があるにしても、釣りの愉楽(たくさん釣りたい、人より釣りたい)のためには、スポーツとしての釣りは追求すべきことと言えるのだろう。

 ルールに則ったスポーツマンシップが、スポーツの発展を生むことは違いない。我が釣りの会には「つり学校」の行事もある。もちろん暴力的しごきはない。

2011年11月16日水曜日

「最近の年寄りは」と言われては

 村の広報に出生者と志望者の名が載っている。了解を得た人のみだから、全部ではないがほぼ全体に近いだろう。


 9月中の集計で、出生者40人死亡者17人となっている。出生者が多いから、世のためには歓迎すべきこと。


 出生者の名前を何気なく見ていたら、名前の付け方に驚いた。


 悠翔=ユウト、漣都=ナミト、榎梨奈=エリナ、笑花=エミカ、など。死亡者は、キタ、タカ、忠一郎、定男とおなじみの名。


 いまどきの若者はパソコンに慣れているからかなアという話しになった。それにしても時代は変わっていく。


 「今時の若者は」と、違いを言うことは多いが、おなじみの名をつけた為政者たちには、まじめにやってもらわないと、「近頃の年寄りは」と若者から反撃を食らうことになる。

2011年11月15日火曜日

岩手山麓に砲弾を撃ち込むな


 陸上自衛隊の演習場で、ドーン、ドーンと砲撃の音が鳴り、地響きがする。岩手山麓の広大な地域が演習場。

 どのくらいの期間演習をしているのか、結構やっていることが多いらしい。公務員全般に「人件費削減」「定数削減」が強行されているのに、ここは聖域。

 歳出削減の「さ」の字もない。東日本大震災の強力な助っ人になって、「存在感」をアピールできた。活躍を可とすることは同意するが、弾丸の音を聞くと、やっぱり軍隊なんだと思い出す。

 今日はヘリコプターの訓練もしていた。砲撃は朝8時頃から始まり4時までやっていた。岩手山麓仙人の家もこのとき、平和を考えさせられる。

2011年11月14日月曜日

秋のフィナーレ

 謎解きのような込み入った話を、続けるのも疲れる。一時気分転換のつもりで、御所湖にでかけた。

 朝方は陽がさしたものの、山麓とは違った様相で、日射しが出ない。それでも、温泉の前の公園で、たった一本残っている紅葉を撮った。帰りには総菜を仕入れて、昼過ぎには戻った。








2011年11月13日日曜日

牧草からセシウムが

 岩手山は一度雪が降って消えたとか。山麓は霜が何回か訪れて、もうじき冬の装いの支度をしている。

 林を抜ける道を歩くと、唐松の葉だろうか、弱くさらさらと落ちる音がする。目をよっぽどこらさない見えない。

 朴の葉は、全部落ちて地上でひっくり返って白い腹を見せている。道の片側は放牧場。

 牧草からセシウムが検出されて、子牛の放牧を遅らせたという。原発事故の厄介はまだこれから先も広がりそうだ。秋口のささやかな風にもただ、感傷というわけにはいかない。


2011年11月12日土曜日

霞の向こうに青空が

 飛び乗った新幹線から見える雨後の朝は、空気が澄んで秋空がひときわ奇麗だ。昨日の憂うつな雨から、救われた気がする。

 TPPへの協議参加の表明は、救われない思い。民主党の対立的討論も、所詮こんなものか。

 日米安保条約のMSA協定に、経済協力が義務づけられている。アメリカにおもねる選択しかないというのは、情けない政治の貧困さだ。参加でなく協議だなどと、よく言ったものだ。

 霞がかかっても、風がふけば、青空があるはず。風が止まないように、扇いでやろう。

2011年11月11日金曜日

雨が降ると、、描写が変わる


二週間ぶりの病院。爺様の晴れ男の効き目がちょっとお休みになったのか、車いすにカッパをかぶって行くことになった。

そのカッパについている帽子が、風で脱げてしまう。どうしたら脱げないかわからなくて、「頭を下げて」と声をかけると「うん」と返事。

予約時間はあってないようなもの。いつもより長く待ったみたいだ。こういう時に限って、「本」を持っていない。

やがて名前が看護士さんに優しく呼ばれて、尿パイプの洗浄。担当の女先生は体格が良くて、痩せた爺さまを造作もなく、ベッドへ移動させる。いつも頼もしいと思う。

 「骨を増強する薬」をもらうのも時間がかかって、病院を出たのは昼近くになった。

雨がまだ降っているから、出がけに「パンを買ってきて」というお婆ちゃんの言葉を気にしながら、一度家に帰ってから出直そうかと、いつもの道へ行きかけると、「何か頼まれたんじゃなかったっけ」と、爺様に言われてしまった。

「帰って出直そうかと思った」と弁解しながら、Uターンしてスーパーに寄った。

岩手山麓に憂いごとありと、なんの気なしにした電話に、応えが聞こえた。虫の知らせかなと、交わした会話。

それではと、溜まっている用事を、ドッコイショと念じながら、始末にとりかかる。ここ、ものごとが、パタパタとかたづかない。

こうなると、螺旋がかかる。夜半近くになって、もう中締め。日を改めて、やりのこった連絡をすることに。

2011年11月10日木曜日

ドジョウに罪はないよ

 ドジョウが迷惑するような結論を出してもらいたくないTPP参加問題。


 子供のころ山形の田舎に帰って、「ドジョウ掬(すく)い」をやったことがある。あの踊りそのものの格好でザルで足で掻いて採った。


 そのころは田んぼもしっかりしていたのだろう、水がきれいな水路がたくさんあった。「トゲウオ」などという子育てをする魚がいた。(いまは絶滅したかな?)


 ドジョウを採ってどうしたかはさっぱり覚えていないが、食べたのだろうと思う。ドジョウは骨が固いから、柳川で食べるのは好きではない。


 そのドジョウもいまはご多分にもれず、生息環境が狭められて壊滅的に減っている。


 佐渡では水田魚道を造って、トキのエサとして「育成」しようと努力している。生態系の破壊を修復する作業が「生産性」でなく、すすめられているということ。


 自然を取り戻すことは大作業だ。日本の原風景を取り戻すこと大賛成。


 TPPは農業に壊滅的な打撃を与える。大規模法人、農家しか残れないことになる。ドジョウが生きていくような水田はいらないことになるだろう。


 水が導水されればいい、それも効率的にとなれば、ドジョウが生きていく場はない。ドジョウに恨まれちゃいけないよ。

 リンク→農林水産大臣賞を受賞、愛知の「ドジョウのすめる水田づくり」

2011年11月9日水曜日

身の丈ってのがある。去年よりちょっとの儲けだって成長じゃないか。

 そんなに車や家電を海外に大量に売らなきゃ日本はやっていけないんでしょうか。世界の企業にならないと儲からないとでも?

 企業の身勝手なんじゃないのかと思う。そんなに売り上げた会社は、正当に税負担しているのかいとも。非正規社員を大量に都合がいい時だけ雇ってその理由も国際競争力をつけるためとか言って。

 生活保護受給者が205万人までになってしまった。「本人の努力が足りない」から?

 エリエール(大王製紙)の「カジノ遊び」、オリンパスの損失隠しが、企業努力というものかと皮肉も言いたくなる。

 日本の交渉力は、「北方領土問題」「北朝鮮拉致問題」「基地問題」、「地位協定改定問題」など、大事なことはちっとも正面から取り組めないし、対応できない。

 TPPに入って行ってだめなら止めるとか、交渉で変えるという議論はなりたたない。アメリカに言えますか?

2011年11月8日火曜日

注目されてます今の政治

 立冬と聞いたとたんに気温が下がってきて、一枚着るものが増えた。

 国会中継をやっていて、自民党の質問場面だったが、年金問題でやっていた。内容は迫力は感じられなかったが、「野次、怒号」からは違った感じではあった。

 3.11以降政治の在り様がうきぼりになったから、国会中継を注目している人が増えているのではないだろうか。

 テレビ撮影だから、「掲示板」を視聴者が見えるようにして、説明をわかり易くしていることが増えた。これも大事なことだ。だいたい我々の知りえないことが多いわけだから、理解を深めることに利用することはいいことだ。

 いまや当たり前のこのやり方は、老舗は共産党だった。政治をわかりにくくしておくことは許されない状況になってきた。というより、だましが通らなくなってきた。

 政治を我々の身近なところで論争する真摯な態度は大切だ。

 気温はさがってはきたけれど、TPP参加問題の論争はヒートアップしている。「参加」への選択は、ここまできて結論付けることになってはならないことだろう。

 「捩じれの不幸」は、国民の意向に沿うことで解決されることになる。それができない政治を続ければ、また、諸外国の物笑いの種になるだけだ。

2011年11月7日月曜日

パソコンとハサミは使いようかい

 新しいパソコンで、HPの更新作業にかかったら「新規」の扱いになったようですぐに更新できずに混乱してしまった。その上、更新作業ができても新しくなったページがなぜか現れない。

 セキュリティの関係なのかどうか。パソコンは一度?に捕まると、解決つくまでやらないと先に進まなくなるので、つい続けてやってしまう。

 10月22日に開催した合唱祭の写真をCDに取り込んで20枚作り上げた。これもしばらくやらなかったら、方法を忘れてしまってしばらくはまともに動いてもらえなかった。

 思い出してやってみれば、以前の苦労よりも簡単には出来上がったみたいだ。

 最近ツイッターにも入り込んで、ぼちぼち慣れている。ツイッターてなんだかわからない。でも、やっているうちに少しずつわかってくる。

 これは若者にはうってつけのツールだろう。若者ばかりでないが。

 今見ているのは橋下徹氏のツイッター。すごい!週刊新潮の記事とやりあっているらしくて、言葉の品も顧みずにやっている。

 今の「つぶやき」だから、情報としてはものすごく速い。橋下氏の「つぶやき」二コマ紹介。

バカ新潮、バカ文春よ、君たち経営陣や従業員は、さぞ立派な先祖を持っている者ばかりなんだな。武士か殿様か、貴族か。元暴力団の父親をもつ者は、全て暴力団関係者と言う主張。どうですか、皆さん?こんなバカ新潮、バカ文春の主張は表現の自由の範囲内なのでしょうか?


むしろ、平松市長が当選した時の方がよほど危険だ。自民党・民主党という与党野党が一緒になり、そして共産党までが手を組んだ。これは大政翼賛会そのもの。平松市長と市役所、議会が総ぐるみとなって、今の大阪市役所体制を守る。これこそ独裁そのもの。大政翼賛会。


 つぶやいたのは22時ごろ。こんなんじゃ、一言いいたくなるね「つぶやき」。独裁が必要と標榜している方の発言に。

 橋下氏の「つぶやき」を追いかける人(フォロワー)333,245人。

2011年11月6日日曜日

独裁は後景にしてきたはず

 独裁で世の中を変えるということができるかということは、歴史の上では退けられてきた。ファシズムが歴史の上で退けられてきた。

 だがしかし、わが下世話では言葉にこそ出さないが「独裁」に期待する向きはないか。「首相が変わったら」という待望論も、実は強行政治待望論でないか。

 小泉政権にはしてやられた。自民党独裁政治がもたなくなって、自民党を批判するという見せ掛けで自民党政治を続けさせた。

 小泉政権発足は、小泉批判をする余地はみごとに封鎖されていた。ここにもマスコミを利用した「ファシズム色」があった。

 大阪市長にでている御仁に、「独裁」で日本を変えていくということを標榜しているひとがいる。批判を許さないとうこと。黙ってしたがえ、さもなくば免職という条例を大阪府議会に上程した。

 そして、府知事を辞職した。そりゃ自由ですよ。いつ止めようと、やめてなにやろうと、法律に触れなきゃ。でもねえ、奇異じゃありませんか。

 もっとも、法律に触れなけければなんでもOKという学び方をしたんでしょうか。「なにかやっているし、やりそうだ」が賛意としたら、それは危険だと思う。

 マスコミはことの本質をなかなか伝えない。伝えるのは「視聴率」絶対主義といっておこう。営利企業ですからね。

 その点、「ツイッター」の世界では生の情報がたくさん飛んでいる。大阪のその人も「言いたい放題」を満喫している。

2011年11月5日土曜日

こんなことってあるのかと耳を疑う


 東京都がガレキを受け入れて、埋立を始めた。海に拡散していく危険性も心配だ。

 測定して安全だからというが、築地市場の強行移転先の豊洲は土壌汚染の指摘にも、調査を手抜きして安全を装っている。安全の認識も信用していいかといいたくなる。

 加えて、ガレキを埋め立てる産廃業者は東京電力のグループ会社だと。そんなことってあるのかと、耳を疑う。釈迦の手のひらならぬ、東電の手のひらかい!
 
 ふざけるのもいい加減にしてほしい。

 ブログ→ガレキの請負事業者は東電グループ

2011年11月4日金曜日

サミットで文句は言われないだろうけど

 G20サミットで2010年代半ばまでに、消費税を10%にすると、野田首相が言ったと。

 待ってくれよ、消費税は値上げしないというのが民主党の公約にしていた。少なくとも日本の国民に対する「公約」が、海外で「国際公約」となるはずがないと思うけど。

 日本の「不可解さ」がまた広がるんじゃないかな。公約と違えた政府与党の方針は、それこそ捩じれの元。

 それに、引き上げ後に解散すると「自爆」宣言まで出た。人間魚雷か。税金は、富を持てる者から取るべきもの。

 サミットやってるのフランスにも税金取ってと言っている人がいる。

   →私の税金を上げて!

   →税金をもっと上げて

2011年11月3日木曜日

カワハギ釣り例年よりいいみたい

 350分起床。しばらくぶりのカワハギ釣り。船酔いの心配をいつもしながら、思い切りがないといかれない不幸。行けば結構大丈夫。

 今日のように乗り物酔い止めのおかげで、波が全然気にならないようならどおってことないんだけど。

 5時にMさんを乗せて、6時にUさん家によって途中コンビニで食糧を買い入れたら、受付締め切り時間の7時半少し前で、危うくセーフ。

 2時間半は最低時間かな。カワハギ14尾。朝方は古いグラス竿を使ったら、どうもアタリが取れなくて、和竿に変えた。後半少し気合を入れて尾数を伸ばして、なんとかつ抜けはできた。

 昨日準備したエサのアサリの量は、ちょうどよかった。53名の参加者でトップは29枚。

2011年11月2日水曜日

自分で言おう、釣りバカ。


 明日はカワハギ釣り大会なので、エサにするアサリの買い出しに出かける。買い占めては悪いと思って店を変えて2回出かけた。

 いつもそうだが、量がなかなか定まらない。3人分となると量も多くなるが、直近のカワハギの釣れ具合いがいいようなのでエサは多めに必要かもしれない。どうなることか。

 このあいだ岩手山麓から持ってきた、「虫食いクリ」からここ5日間ぐらいで、「クリ虫」が出てきた。都合50匹は超えたろう。

 ともかくポリバケツに入れておいただけなのだが、収穫してから10日ほどで、出てきたことになる。

 どう扱えばいいのかがわからなかったけれども、クリの実が乾燥して中にいたたまれなくで出てきたと、勝手に解釈することにした。
 
 これはハヤ(ウグイ)のエサに良いので、菓子が入っていたポリ容器に土を入れてその中に保管することにした。冷蔵庫に入れておけば日持ちするだろう。

2011年11月1日火曜日

新聞は書かない10・30福島集会


 一昨日の「なくせ原発、安心して住み続けられる福島を!10.30大集会インふくしま」は一万人を超える人が集まった。JA福島会長、浪江町長、飯館村長、福島前知事、共産党委員長が訴えをした。まあ、福島でのこれだけの規模での集会だから、ニュースバリューはあるよね。
 
 これを新聞では毎日が社会面一段で書いただけだとか。マスコミ業界もなんらかの「圧力」があるということでしょうかね。それでも隠しおおせるものじゃありませんよ。それなら「拡散」という手がある。

2011年10月31日月曜日

洪水なんてへっちゃら?

 タイの洪水はますます酷くなっている。テレビに映し出される人たちの生活は、わりとあっけらかんとして見える。

 本当にそれだけかどうかはわからないが、洪水慣れみたいなものがあるのだろう。しかし今回は降水量が違った。日本だけでない豪雨が襲った。

 
 それがきっかけであったとはいえ、降水量が多ければダムは放流をしなければならないという「宿命」を負っているから、ダムが生活を洪水から守るという効用は信用はしないほうがいいことになる。

 
 信用してかどうか知らないが、人件費の安さを見込んで日本から進出(経済侵略か?)した企業が、工場が使えず製品不足になって、日本の商品供給にも影響している。

 
 タイの工場で右往左往する日本人と、水につかっても平気で肉を焼いて売っているタイ人、それを買いにいく人とのコントラストは、申し訳ないが面白い。
 
 自然を侮ることはできない。完全にコントロールなどできない。ある部分では自然と「溶け合って」生きるという生き方が、タイの人に見える。


2011年10月30日日曜日

首長の名を辱めないでほしい


 最近、首長の「制度設定」というか「品格」を低め落とす方々が多い。横浜市の中田宏サンはなぜか理由も不明なままお止めになった。宮崎県は東国原サンもしかり。大阪府も続け!か。

 人間は夢を持つのが大事だと最近「特に」思っている。「特に」の意味は残りの寿命のことが理由。今から先の時間がどう使われるべきかをおもんぱかってのこと。

 おお、そう子供も夢を持ってほしいよ。

 でもね。夢もいろいろあるね。「見果てぬ夢」、「夢想」なんていうのもある。

 大阪都市構想のためとか言って、知事を止めて市長に立候補?わかりません。制度をかえるなら法律ですよね。弁護士さんがそこいらへんはプロでしょうけど。

 西に彼の人あれば、東には「老骨がんばり知事」もいる。東の高名知事は、カジノとオリンピック再招致運動に熱心な他は、今回の防災訓練にも「不熱心」とか。

 週に二日勤務という豪華処遇を満喫している。「無理矢理自民党にに知事にされて」と新聞に書かれて。
こういう「首長」は日本の不幸。三陸の被災地で「首長研修」させてやりたい。

2011年10月29日土曜日

充実した一日というか。フー。


 昨日会報の原稿の催促がきてしまった。他の会が送付してくれた、ニュースのスキャンができていないので、手元に届いている他の会報を記録して整理した。

 会報をスキャンすれば、コピペができるから、頭を使うよりは作業。とはいっても一応文言と脈絡は確かめる。

 昼までに出来上がって、メールで送付。送ったことを携帯電話で知らせようと思ったら、留守電になっていた。あっそうだ、こっちは毎日日曜でも先方は仕事中だ。

 もう一つ連絡の文書を作って、メールを打つ。これは知らせたい内容なので、フルメンバーに。

 3時からは単会の常会で江古田まで出かける。会長が風邪から立ち直って、意欲満々。ハゼ釣りの計画が出来上がった。帰りのバスから夕陽間近の青空が見え、雲が風に蹴散らかされたような形をしていた。シャッターチャンスだったな。

2011年10月28日金曜日

自転車走行の取り締まりを厳重にするって

自転車の危険な走行を止めさせるのは必要なこと。自転車は道路交通法の適用を受けるのに、「研修」ひとつない。言葉は悪いが野放し状態だ。学校での講習会をちょっぴりやるくらいで、まったくと言っていいほど対策がない。

もっと対策が取られていないのが道路整備。「何とか環状線」だとか「専用道路」「バイパス」「高速道路」は極めて熱心に造るが、自転車が走行する道路はサイクリングロード以外はほとんど考えられていない。

事実上、歩道を走ったり道路を走らなければならなかったり、使っている方も人と車の間をすり抜ける走行をしている。これだけたくさん使われているのに、自転車に市民権がないのはおかしい。

言葉には出さないが、「車を使っていただく社会」造りばかりが優先されている。スポーツとしてはすごく発達している割合には、実社会での効用が危険ばかりと隣り合わせているのはいかがなものか。

 歩くには遠くて、自転車を使うとちょうどよい距離がある。交通機関の料金も馬鹿にならない。子供を連れて移動するのには欠かせない自転車利用のために、場合によっては自動車通行を制限して安全を図ることも必要ではないか。「交通権」として考えるべき時期かな。

2011年10月27日木曜日

厚生年金の支給開始年齢再「遅延」法案を来年はださないと


 小宮山厚生労働大臣が答弁。65歳から支給開始とする制度へ向けて経過期間中のものを、68歳から70歳へとさらに遅延する案について、来年国会にだすということでないという答弁があった。共済年金との一元化についても提案は難しいと。

 そもそも制度設計をするはずだったじゃないですか。65歳以上が人口20%ですよ。ここにしっかり陽をあててください。消費は必ず上向きます。

 民主党内での反対論でのことだそうですが、「捩じれて」いるんですよ。主権者の意向をちゃんと受け止めないから。

 TPP問題もそうですね。このところ漸く問題点をマスコミが取り上げているようですが、入り口論はいただけませんね。交渉に参加して論議すればいいと。アメリカに対して正面からモノを言うって?そんなことやれていたら、世の中もっとよくなっているでしょう。

 沖縄基地の問題では、言うどころか完璧な「イエスマン」で、自民党政権のころと同じ。
 
 農業は壊滅的になるでしょう。自給率なんていうのは死語になってしまう。いまでも4割減反になっている。今まで減反した100万ヘクタールが、保水できていれば集中豪雨の影響も多少は違ったんじゃないかな。

2011年10月26日水曜日

秋になってまた心配の増幅

わからなくて気になっていた木の葉。桂と教えていただきました。ありがとうございました。

16日に見たものだったので、あれから10日。いまはきっともっと色づいて、誇っているでしょう。木々の仲間の中でも競いあいがあるのだと思うと童話の世界になるけれど、「私のほうが美しい」といって競っているような気もする。でも風が強いときは、寄り添って風に対抗するとも聞いた。

もっともはやく赤く染まるのが漆、その次がナナカマドだと教えてもらいました。岩手山麓仙人の家のドウダンツツジも、まったく目立ちたがり屋の赤い色に染まってしまったろう。

しかし今年はそんな感慨だけに浸っていられません。伐採した枝葉にセシウムが付着して焼却ができないということを報道していた。

 那珂川のアユやウグイ、赤城山、檜原湖、榛名湖のワカサギからも検出されるのは、この木の葉に付着したものが、落葉して微生物から水生生物に食物連鎖しているせいではないだろうか。確かなことはわからないが、考えられることだ。

自然の生き物はなにがあろうと、懸命に生きる

2011年10月25日火曜日

ハゼの被曝を調べるについてのウンチク

 東京湾のハゼ釣りは、相当人気が高いし特に釣りの会にとっては、釣る魚種としては欠かせない存在だ。
 東京湾のハゼは「江戸前の魚」のひとつとして伝統的に愛されている。江戸時代には旗本や、大店の旦那そのおかみさんまで広く釣りを楽しんでいた。

  江戸前の魚は味が良いと言われてきた。東京湾に流れ込む河川は多いから、山からもたらされる「成分」が多様であることによるものとされる。

  和竿を使った釣り研究会を毎年実施しているが、この和竿も「伝統工芸品」として東京都の指定を受けている。
   →東京労釣連ハゼ釣り研究会

  正月前には「落ちハゼ」を釣って、年越しの料理に備えるという生活習慣がいまでもあちこちに残っている。(松島湾のハゼもしかり)

 この時期のハゼはやや難しい釣りとなるが、盛期のつりとなればとっても賑やかな、レクリエーションとして根強い人気を誇っている。

ここはお台場


 放射性物質の魚に対する影響調査は、「流通されているもの」と、絞り込まれている。というより、あまり調べる気はないからやらないというほうが正解かな。

  魚でも、白魚、鮎、ワカサギなどはセシウムの影響があると発表されている(農水省HP)が、社会生活のあらゆる分野で放射性物質の影響がどういう実態にあるのかは、「自主的調査」に放っておかれている。

  この放漫さを怒らずにはいられないが、いまは影響を調べたいし、「安全なハゼ」を文化的伝統として心配なく味わいたい。

  それで、なんとか放射性物質のハゼに対する影響を調べてみようと、今日の釣りの会議での結論となった。




2011年10月24日月曜日

わからぬことは気にかかる

 我が家の爺様がショートスティから帰ってきた。なぜかすっきりした顔つきになっていて、18日に会いにいたときにも感じた「かくしゃく」した感じがする。

 なぜかはわからない。もしかして家にいるより環境がいいのかと内心思ったりして…。どうだったのかを聞いても、面倒なのか覚えてないようなことを言う。

 帰った当座は腰が抜けたように力が入らなくて、施設は家での生活と違った動き方をしているようだ。家でリハビリの援助をしてもらうのも効果があることなんだとわかる。2、3日すれば力が入ってくるだろう。

 医者に行く予定日をはずしてしまったので、ネットで病院の担当医師のローテーションを確認して、金曜にいくことにした。

 留守の間、旅にも出かけられたが、胆沢ダムに行ったときに見た木の名前がわからなくて、木だけに「気」になっている。誰か知らないかな。


2011年10月23日日曜日

天は人の上に人を作らす、人間は人の下に人を作る

 職員の人事管理で、相対評価で5%にDをつける。大阪府の教育基本条例は、D2年連続した場合は分限処分にできるという。

 「教育向上のために先生を増やせ」「府政はおかしい」「労働条件を守れ」などという批判をさせないことが狙いだ。

 素直に「上」のいうことを聞くということが求められて、どんなに住民に対してサービスの低下、カットになろうとも従えという体制を作り上げる意図。

 マスコミも含めて、公務員の人件費削減の主張が「当たり前」の風潮になって、公務員は国、地方とも相当削減されている。身近な住民サービスは押しなべて縮小されているはずだ。

 民間の労働条件もいいとは思えないというより、相当ひどいから、それに比べて公務員は…といとも単純に論じられる。今は再任用で早く辞める人、若もので自殺してしまう人も後をたたない。

 クラスの中で何人有名学校に送り出したか、生活保護受給者を減らすために頑張ったかどうか、差し押さえをどれだけやったか、どれだけ検挙率を高めたか、そんな馬鹿なかなことがまかり通る!



ツイッターで紹介されたYou Tubeに喝采。