主夫業の朝食を片付け、洗濯物を干し終えると、9時半くらいにはパソコンの前に座われる。電源を入れてから、コーヒーを飲むための瞬間湯沸かし器に水を入れる。
パソコンが立ち上がる頃合いにちょうどコーヒーが飲めることになる。ペットボトルから注いだ水は80秒で沸く。スーパーの安売りで仕入れた「クリープ」を溶かし込んでマイコーヒーが出来上がる。
コーヒーを口に持っていきながら、メールチェック。これによって一日の流れが変わることもある。だから他に始末の必要なことがあるときにはこれは後に回すこともある。
メールを送ってくれた人には「ちょっと待ってて」ということになる。とこどき考えるが、パソコンというのは便利な道具には違いない。使い続けていくと理解はできる。でも、あれこれの機能を使い始めると、なにせ奥が深いからはまり込んでいく。
解らないことを研究することになるから、時間だけは使う。時間つぶしにはいいが、がこの機能はどんどん開発されるし、収まりがつかない。現代の若者たちはなんの造作もなくスッと使えるようだ。
もう社会の在り様が、日常生活の面でもこれを抜きには動かないようになっているのも確かだ。
虚鯊は「ウロハゼ」。関西で好んで食べられている。すしネタでもいけるとか。「あーそーべー」は山形の方言で、一緒に遊ぼうとの意味。ウロハゼは関東の海でも増えてきているもよう。温暖化の影響かもしれない。夏のハゼ釣りのとき、マハゼに混じってつれるが、「つりの競技会」となると、邪魔者にされることがある。
2012年2月17日金曜日
2012年2月16日木曜日
商魂たくましく中国の広州から世界一を奪ったスカイツリー
「商魂たくましい中国に一矢報いた」と評する話があった。東部資本が投資して「商魂たくましく」つくりあげたのだから、目くそが鼻くそを笑うの類ではないのか。
11日に開通式のあった東京ゲートブリッジも2618メートルという長さ。双方とも建設に使った鉄材で、ナントカ製鉄会社は、どれだけ売りあげをのばしたのだろう。きっとこれも記録に残る数字だろう。
3000円払うスカイツリーの料金は鉄鋼会社へいくわけだ。こうして造るのがはたして日本の文化になるのだろうか。文化人たらずともこの在り様が胸に落ちない。
「鉄とコンクリートの町を造る」と批判されて、美濃部氏に敗れたことがある石原現知事は、ひたすらこの道に走る。
東京港の東京港の整備に236億円(35.6%増)、東京外かく環状道路の整備に102億円(32.5%増)、首都高速道路の整備は213億円(52.6%減)、鉄道の連続立体交差化の推進は408億円(8.9%減)などという今年の都予算。
あまつさえ、銀行遊びに失敗して今度は電力遊び(100万kW級天然ガス発電所の新設に1億円)にまでご発展か。
11日に開通式のあった東京ゲートブリッジも2618メートルという長さ。双方とも建設に使った鉄材で、ナントカ製鉄会社は、どれだけ売りあげをのばしたのだろう。きっとこれも記録に残る数字だろう。
3000円払うスカイツリーの料金は鉄鋼会社へいくわけだ。こうして造るのがはたして日本の文化になるのだろうか。文化人たらずともこの在り様が胸に落ちない。
「鉄とコンクリートの町を造る」と批判されて、美濃部氏に敗れたことがある石原現知事は、ひたすらこの道に走る。
東京港の東京港の整備に236億円(35.6%増)、東京外かく環状道路の整備に102億円(32.5%増)、首都高速道路の整備は213億円(52.6%減)、鉄道の連続立体交差化の推進は408億円(8.9%減)などという今年の都予算。
あまつさえ、銀行遊びに失敗して今度は電力遊び(100万kW級天然ガス発電所の新設に1億円)にまでご発展か。
2012年2月15日水曜日
森をつくる運動すばらしい
2月8日に国連機関、国連森林フォーラムが「国際森林ヒーロー」の一人に宮城県気仙沼市のNPO法人「森は海の恋人」理事長の畠山重篤氏を選んだ。
気仙沼市でカキやホタテの養殖をする一方で、気仙沼湾に注ぐ大川上流域の植林を続けてきたことが評価されたということ。
「森は海の恋人運動」は、同氏の「豊かな汽水域の恵みは豊かな森があってこそ生まれる――」という点に着目し、おいしい牡蠣を育てるために、気仙沼湾に注ぐ大川上流の室根山へ植樹運動を続けるなど、環境保全活動および環境教育活動を20 年以上にわたり継続してきたもの。
東日本大震災の折には、このNPO法人の運動に対して、ルイ・ヴィトン社から支援が寄せられていた。約50年前フランス沿岸で牡蠣がウィルス性の病気でほぼ全滅になったときに宮城県産の牡蠣が役立てられたという歴史があった。フランスの牡蠣は北上川河口の宮城種とのこと。
ブログ→ リアスの海辺から~カキじいさんのつぶやき~
気仙沼市でカキやホタテの養殖をする一方で、気仙沼湾に注ぐ大川上流域の植林を続けてきたことが評価されたということ。
「森は海の恋人運動」は、同氏の「豊かな汽水域の恵みは豊かな森があってこそ生まれる――」という点に着目し、おいしい牡蠣を育てるために、気仙沼湾に注ぐ大川上流の室根山へ植樹運動を続けるなど、環境保全活動および環境教育活動を20 年以上にわたり継続してきたもの。
東日本大震災の折には、このNPO法人の運動に対して、ルイ・ヴィトン社から支援が寄せられていた。約50年前フランス沿岸で牡蠣がウィルス性の病気でほぼ全滅になったときに宮城県産の牡蠣が役立てられたという歴史があった。フランスの牡蠣は北上川河口の宮城種とのこと。
ブログ→ リアスの海辺から~カキじいさんのつぶやき~
2012年2月14日火曜日
公務員はだれのために働くか
岡田副総理が、あと一年で2割は解雇しないと数は合わないと記者会見で表明した。
高級公務員は別として、平(ヒラ)公務員の処遇は決していいものでない。定数削減が毎年行われてるが、これは組織の全般にわたってやる。
時の「要請」によって一部は増員になる部分もあるが、全般的には減数値目標を完結する結果をだすように設定する。だいたい毎年業務量が絶対に減っていくなどということはありえないのに。
それによって業務内容は濃くなっていくが、なんとか軽減をはかって業務を圧縮したり省略したりすることになる。公務員とて今は「民間の経営手法」で運営されているから、目標についての自己申告もあり、果たした業務の結果に対する業績まで自分でやることになっている。
だから、躁鬱症になってしまう人も非常に多い。はては、若い人の自殺も増えている。人が少ないからやることが多くて、ポカがおきる。出張に行って届けるべき文書を、紛失してしまうという事件がひっきりなしに起こる。そのときの対応が、私流に言えば「狂って」いる。
紛失を上司に届けると、上司が上部に報告する。しないと後でまた物議をかもす。上司は職員全部を動員して捜索にあたらせる。
だが、紛失を起こしてしまった者に対して職場全体に知らせて「懲罰」するということが、解決のみちであることになるのだろうか。同一の事件は何回もおこるから、解決にはなってはいない。
公務員は少ない方がいいという一般論はこういう実態も生んでいる。そこに住民のためという行政の視点はどんどんぼやけてくる。
高級公務員は別として、平(ヒラ)公務員の処遇は決していいものでない。定数削減が毎年行われてるが、これは組織の全般にわたってやる。
時の「要請」によって一部は増員になる部分もあるが、全般的には減数値目標を完結する結果をだすように設定する。だいたい毎年業務量が絶対に減っていくなどということはありえないのに。
それによって業務内容は濃くなっていくが、なんとか軽減をはかって業務を圧縮したり省略したりすることになる。公務員とて今は「民間の経営手法」で運営されているから、目標についての自己申告もあり、果たした業務の結果に対する業績まで自分でやることになっている。
だから、躁鬱症になってしまう人も非常に多い。はては、若い人の自殺も増えている。人が少ないからやることが多くて、ポカがおきる。出張に行って届けるべき文書を、紛失してしまうという事件がひっきりなしに起こる。そのときの対応が、私流に言えば「狂って」いる。
紛失を上司に届けると、上司が上部に報告する。しないと後でまた物議をかもす。上司は職員全部を動員して捜索にあたらせる。
だが、紛失を起こしてしまった者に対して職場全体に知らせて「懲罰」するということが、解決のみちであることになるのだろうか。同一の事件は何回もおこるから、解決にはなってはいない。
公務員は少ない方がいいという一般論はこういう実態も生んでいる。そこに住民のためという行政の視点はどんどんぼやけてくる。
2012年2月13日月曜日
原発事故は挫折や失敗のうちとする感覚
「挫折があったり失敗があったけど、しれを体験しながら克服することで文明が進歩して今日まできた」という石原文化知事の言葉。
原発の是非を問う住民投票条例について「作れるわけがない」と言い放った。
同じ記者会見で石原伸晃氏に「止めてしまえと言っている。ぱっと辞めちゃって外で言いたいこと言ってるほうが、よっぽど人気出るわな。」と言ったという。
なるほどわかった。人気にすがって願ってもいないオリンピック誘致をしてみたり、浜渦などというヤクザを副知事にしてみたり、銀行ごっこをしてみたり、しないと決めていた築地市場の移転を強行したりできるというわけ。でもそうそううまくはいっていない。
それに人権感覚というのは凄いものをもっている。福島原発の事故を「挫折や失敗で、克服できること」としていること。原発の事故によって、どれだけの人や自然が被害をこうむっているのか、東京湾にまであるホットスポットなどまったく考慮していないということだ。
もっとも、しばらく前の話だが、自分が花粉症になったから奥多摩の杉林の対策をとろうと動いたことがあった。そういうきっかけでもないと政治では動かさないという程度のことか。そう東京マラソンも忘れてました。26日にはスタートのピストルを撃つのでしたかね。
原発の是非を問う住民投票条例について「作れるわけがない」と言い放った。
同じ記者会見で石原伸晃氏に「止めてしまえと言っている。ぱっと辞めちゃって外で言いたいこと言ってるほうが、よっぽど人気出るわな。」と言ったという。
なるほどわかった。人気にすがって願ってもいないオリンピック誘致をしてみたり、浜渦などというヤクザを副知事にしてみたり、銀行ごっこをしてみたり、しないと決めていた築地市場の移転を強行したりできるというわけ。でもそうそううまくはいっていない。
それに人権感覚というのは凄いものをもっている。福島原発の事故を「挫折や失敗で、克服できること」としていること。原発の事故によって、どれだけの人や自然が被害をこうむっているのか、東京湾にまであるホットスポットなどまったく考慮していないということだ。
もっとも、しばらく前の話だが、自分が花粉症になったから奥多摩の杉林の対策をとろうと動いたことがあった。そういうきっかけでもないと政治では動かさないという程度のことか。そう東京マラソンも忘れてました。26日にはスタートのピストルを撃つのでしたかね。
2012年2月12日日曜日
都の1012年度予算、「今年も投資型で」
都の予算の内容を知る機会はあまりない。「復興ニッポン」で紹介されていた内容では「公共事業費などが8年連続増加、都の12年度予算」と投資型予算を評している。
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復興ニッポン2012.2.2 → 都予算
東京都は1月20日、2012年度予算原案を発表した。一般会計の予算規模は前年度比1.4%減の6兆1490億円と4年連続で縮小したものの、公共事業費などの投資的経費は同0.2%増の8422億円と8年連続で増加した。
事業評価などを通じて歳出総額を抑制する一方で、新たな雇用や需要を生む可能性のある社会資本整備に重点的に予算を配分する。併せて、東日本大震災を受け、防災やエネルギー対策も強化。公共施設の耐震化や発電施設などの整備を進める。
防災面では、緊急輸送道路の機能確保に298億円(11年度当初予算比58.5%増)、公共建築物などの耐震化に202億円(6.3%増)、木造住宅密集地域の不燃化・耐震化に78億円(32.2%増)、津波・高潮対策に206億円(12.0%増)、土砂災害対策に84億円(10.5%増)、防災公園の整備に216億円(98.2%増)、豪雨対策に307億円(12.9%増)を盛り込んだほか、液状化対策5億円を新規に計上した。
インフラ整備では、東京港の整備に236億円(35.6%増)、東京外かく環状道路の整備に102億円(32.5%増)と予算を増やす一方で、首都高速道路の整備は213億円(52.6%減)、鉄道の連続立体交差化の推進は408億円(8.9%減)と減額した。また、築地市場の移転に伴う豊洲新市場の整備に11年度当初予算の29倍の607億円、八ツ場ダムの建設再開に伴う経費として43億円(2.4%増)を計上した。
このほか、環境・エネルギー対策として、11年度当初予算の2.7倍に当たる94億円を投じる。そのうち、官民連携インフラファンドの創設に30億円、100万kW級天然ガス発電所の新設に1億円、自立・分散型電源導入支援に5億円を新規に計上した。
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防災対策に一定の予算をつけたように見える。が、なんといってもインフラ対策として東京港の整備に236億円、豊洲新市場の整備に11年度当初予算の29倍の607億円、八ツ場ダムの建設再開に伴う経費として43億円(2.4%増)を計上というのが、公共投資型予算のとして表れている。
東京都は1月20日、2012年度予算原案を発表した。一般会計の予算規模は前年度比1.4%減の6兆1490億円と4年連続で縮小したものの、公共事業費などの投資的経費は同0.2%増の8422億円と8年連続で増加した。
事業評価などを通じて歳出総額を抑制する一方で、新たな雇用や需要を生む可能性のある社会資本整備に重点的に予算を配分する。併せて、東日本大震災を受け、防災やエネルギー対策も強化。公共施設の耐震化や発電施設などの整備を進める。
防災面では、緊急輸送道路の機能確保に298億円(11年度当初予算比58.5%増)、公共建築物などの耐震化に202億円(6.3%増)、木造住宅密集地域の不燃化・耐震化に78億円(32.2%増)、津波・高潮対策に206億円(12.0%増)、土砂災害対策に84億円(10.5%増)、防災公園の整備に216億円(98.2%増)、豪雨対策に307億円(12.9%増)を盛り込んだほか、液状化対策5億円を新規に計上した。
インフラ整備では、東京港の整備に236億円(35.6%増)、東京外かく環状道路の整備に102億円(32.5%増)と予算を増やす一方で、首都高速道路の整備は213億円(52.6%減)、鉄道の連続立体交差化の推進は408億円(8.9%減)と減額した。また、築地市場の移転に伴う豊洲新市場の整備に11年度当初予算の29倍の607億円、八ツ場ダムの建設再開に伴う経費として43億円(2.4%増)を計上した。
このほか、環境・エネルギー対策として、11年度当初予算の2.7倍に当たる94億円を投じる。そのうち、官民連携インフラファンドの創設に30億円、100万kW級天然ガス発電所の新設に1億円、自立・分散型電源導入支援に5億円を新規に計上した。
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防災対策に一定の予算をつけたように見える。が、なんといってもインフラ対策として東京港の整備に236億円、豊洲新市場の整備に11年度当初予算の29倍の607億円、八ツ場ダムの建設再開に伴う経費として43億円(2.4%増)を計上というのが、公共投資型予算のとして表れている。
豊洲移転地の土壌の安全性については、議会でも疑問が呈されている。ボーリング調査も、昔使ったものを調査の結果として使用しているという。膨大な予算を都民生活に回したらどれだけのことができるだろうか。
2012年2月10日金曜日
列車遅れて午前様になった
この豪雪で列車の窓修理に遭遇した。列車の屋根に固ものがぶつかった音がガラガラと派手に聞こえた。たぶんパンタグラフについた氷が落ちたのかと話しているたら、しばらく続けて走って駅に到着してから、窓の修理をするとアナウンスがあった。
まあこういう時はJRの修理部門は、下請けで手薄だから時間がかかりそうだなどと、あきらめながら話していた。まめに状況は放送してくれるが、修理の担当に時間がかかっている。
まあしかたがないと、乗客も平穏に時間を過ごしていた。修理の担当が到着したというので、どうせ暇だし、野次馬根性でその修理している個所を見に行った。
担当者は寒いなか素手で懸命に作業をしていた。修理そのものの時間はそんなに長くはなかったようだ。
ようやく走り始めたと思ったら、今度は分岐装置の不具合で動けないとのアナウンス。これがまたたっぷり時間がかかってなかなか回復しない。
ついに後続列車に乗り換えることになった。みな立ち上がって動こうかとしたときに、「移動中止」のアナウンス。分岐装置が治って走り始めた。
こなると単線の悲しさ、交換列車のための時間調整でまたまた遅れ。乗り換えの列車は、繋ぎのための時間調整。やっとたどり着いた中野駅には最終電車で、帰宅は午前様となってしまった。
まあこういう時はJRの修理部門は、下請けで手薄だから時間がかかりそうだなどと、あきらめながら話していた。まめに状況は放送してくれるが、修理の担当に時間がかかっている。
まあしかたがないと、乗客も平穏に時間を過ごしていた。修理の担当が到着したというので、どうせ暇だし、野次馬根性でその修理している個所を見に行った。
担当者は寒いなか素手で懸命に作業をしていた。修理そのものの時間はそんなに長くはなかったようだ。
ようやく走り始めたと思ったら、今度は分岐装置の不具合で動けないとのアナウンス。これがまたたっぷり時間がかかってなかなか回復しない。
ついに後続列車に乗り換えることになった。みな立ち上がって動こうかとしたときに、「移動中止」のアナウンス。分岐装置が治って走り始めた。
こなると単線の悲しさ、交換列車のための時間調整でまたまた遅れ。乗り換えの列車は、繋ぎのための時間調整。やっとたどり着いた中野駅には最終電車で、帰宅は午前様となってしまった。
チガヤ(茅萱)は強し
福島第一原発の汚染水処理の塩ビ管が、チガヤ(茅萱)に穴を22か所もあけられて、役に立たなくなった。
チガヤとは強い雑草らしい。人間社会との共生的な関係なあるようで、サトウキビの仲間で糖分を蓄える性質がある。昔子供がおやつ代わりに噛んだり、新芽を食べたりしたとか。
茎葉は屋根ふきに使い、乾燥した穂(綿毛)を火口(ほくち)に使った。花は強壮剤で根っこは利尿剤にも使われるという、多方面に役立つ優れものだということ。
これが原発の冷却に障害になったという話。汚染水を処理して冷却に再利用する「循環注水冷却システム」もたわいないことだ。
これも「想定外」ということになるのか。「あなた次第で 鬼にも蛇にも なります神にも仏にも」(都都逸)って、チガヤが言っているかも。
チガヤとは強い雑草らしい。人間社会との共生的な関係なあるようで、サトウキビの仲間で糖分を蓄える性質がある。昔子供がおやつ代わりに噛んだり、新芽を食べたりしたとか。
茎葉は屋根ふきに使い、乾燥した穂(綿毛)を火口(ほくち)に使った。花は強壮剤で根っこは利尿剤にも使われるという、多方面に役立つ優れものだということ。
これが原発の冷却に障害になったという話。汚染水を処理して冷却に再利用する「循環注水冷却システム」もたわいないことだ。
これも「想定外」ということになるのか。「あなた次第で 鬼にも蛇にも なります神にも仏にも」(都都逸)って、チガヤが言っているかも。
2012年2月9日木曜日
肘折温泉で豪雪とのこと
この大雪で3メートル以上の積雪量があったと報道している。ここには最近写真を撮りに2回ほど出かけている。秘境の温泉として有名だが、確かに山奥の温泉場の様相をしている。
現在は車で新庄から40分くらいで行くことができる。温泉ばかりがほぼ100パーセントあって、例外は蕎麦屋さんと郵便局などあとはお土産屋さん。
ここに毎日朝市がでる。大蔵村の住人だけが出店できるという。こういう場所だから、写真のテーマとしてはうってつけだ。
銅山川が温泉の脇を流れていて、ここの上流に大きなヤマメがでるという、つり記事を見たことがあった。それからずっと釣りの機会をねらっていたが、やることができたのは最近だった。それも温泉の前で、連続して釣れる幸運に恵まれた。
温泉場で観光のために放流して釣らせているらしい。その後一回やってみたが全く駄目だった。
温泉の外れにある上流部には堰があって、そこに固まっているらしい。3人ほどしか入れないような場所で、朝早くからやっている人がいた。ずっと下流方でもよさそうなポイントも見えるので、今度はそちらでやってみたいと思う。ただ、写真撮影と両方やるのは無理なので、いつになることか。
現在は車で新庄から40分くらいで行くことができる。温泉ばかりがほぼ100パーセントあって、例外は蕎麦屋さんと郵便局などあとはお土産屋さん。
ここに毎日朝市がでる。大蔵村の住人だけが出店できるという。こういう場所だから、写真のテーマとしてはうってつけだ。
銅山川が温泉の脇を流れていて、ここの上流に大きなヤマメがでるという、つり記事を見たことがあった。それからずっと釣りの機会をねらっていたが、やることができたのは最近だった。それも温泉の前で、連続して釣れる幸運に恵まれた。
温泉場で観光のために放流して釣らせているらしい。その後一回やってみたが全く駄目だった。
温泉の外れにある上流部には堰があって、そこに固まっているらしい。3人ほどしか入れないような場所で、朝早くからやっている人がいた。ずっと下流方でもよさそうなポイントも見えるので、今度はそちらでやってみたいと思う。ただ、写真撮影と両方やるのは無理なので、いつになることか。
2012年2月8日水曜日
岩洞湖のワカサギ釣りは耐寒勝負
2月上旬には岩洞湖のワカサギ釣りが解禁になる。岩洞湖は日本一寒いところだそうで、それが売りのひとつもある。1月30日には少し手前の藪川でマイナス25.8度になったということだったが、地理的に寒くなる条件があるのだろう。
全面結氷が2月の上旬くらいで、毎年凍る具合を見ながら解禁日を決める。このときは、カラフルなテントが点在し、ところによっては集中してワカサギを狙っている。
これまで何回か行ってみたものの、釣れないというより寒くて長い間はいられない。なにせ、座ったまま箸のような釣り竿をあげたり下げたりするのが唯一の運動なので、身体は冷える一方。
氷上に穴を開けるときだけ、少し息が切れて一時暖かくなる。穴だっていくつもいらないから、あとはどうしようもない。
親父は寒さには強いというのか。動じないみたいな様子で、戦中で生き残ったものの強靱さを感じる。
ここ2年はいっていないから、また釣ってみたいが、どうだろうか。高齢でさすがに身体もそれなりに弱くなって、歩くにしてもバランスを直ぐ崩すし、耳も聞こえにくく眼も衰えてきている様子。一緒に釣りに行くのが楽しい様子だったころとは違う。
全面結氷が2月の上旬くらいで、毎年凍る具合を見ながら解禁日を決める。このときは、カラフルなテントが点在し、ところによっては集中してワカサギを狙っている。
これまで何回か行ってみたものの、釣れないというより寒くて長い間はいられない。なにせ、座ったまま箸のような釣り竿をあげたり下げたりするのが唯一の運動なので、身体は冷える一方。
氷上に穴を開けるときだけ、少し息が切れて一時暖かくなる。穴だっていくつもいらないから、あとはどうしようもない。
親父は寒さには強いというのか。動じないみたいな様子で、戦中で生き残ったものの強靱さを感じる。
ここ2年はいっていないから、また釣ってみたいが、どうだろうか。高齢でさすがに身体もそれなりに弱くなって、歩くにしてもバランスを直ぐ崩すし、耳も聞こえにくく眼も衰えてきている様子。一緒に釣りに行くのが楽しい様子だったころとは違う。
2012年2月7日火曜日
釣りをやる人は気長という話
釣りをする人は気が長いのではないのとよく言われる。いやいや釣り師は気が短くないと、魚はつれないよ、だいいち、魚が食いつたのをつり上げるのに、じっくり構えていたら魚が逃げてしまうと、反論した。
これは自分が気が短いから言ったもの。ほんとうはどうなんだろうか。どうしたら釣れるかを考えないで、気短に反応ばかりしていてもやっぱり釣れない。
釣れなければ仕掛けも考えるし、釣り場所も変える。釣れないもは、腹がたつという範疇にいるうちはつれないから、頭を使わなければいけない。
気ままに釣れるチャンスに出会うのは、イロハのイだけれども「もっと釣りたくなる」から「天狗になる」までには、それなりの努力がいる。釣る魚によってもちがうし、天候、仕掛け、釣り場の選択、身なり、情報などいずれにしても相当の研究と実践の積み重ねがいる(だから費用も)。
その法則なり経験を交換して腕を磨くことになる。大会でやるから面白くないと、かつては感じていたが、それではうまくならない。
そんなことがだんだんはっきりわかってくるようになると、皮肉なもので釣りに行くチャンスが減ってくる。「もう少しのところ」というあたりがいいのかもしれないが。
これは自分が気が短いから言ったもの。ほんとうはどうなんだろうか。どうしたら釣れるかを考えないで、気短に反応ばかりしていてもやっぱり釣れない。
釣れなければ仕掛けも考えるし、釣り場所も変える。釣れないもは、腹がたつという範疇にいるうちはつれないから、頭を使わなければいけない。
気ままに釣れるチャンスに出会うのは、イロハのイだけれども「もっと釣りたくなる」から「天狗になる」までには、それなりの努力がいる。釣る魚によってもちがうし、天候、仕掛け、釣り場の選択、身なり、情報などいずれにしても相当の研究と実践の積み重ねがいる(だから費用も)。
その法則なり経験を交換して腕を磨くことになる。大会でやるから面白くないと、かつては感じていたが、それではうまくならない。
そんなことがだんだんはっきりわかってくるようになると、皮肉なもので釣りに行くチャンスが減ってくる。「もう少しのところ」というあたりがいいのかもしれないが。
2012年2月6日月曜日
メモ帳の50ページが使い終わった
旅の記録メモ用にと考えて、手のひらいっぱいのサイズのメモ帳を使い始めた。これにビニール製のスパイラルのラインをつけてペンを繋げた。
試しにと、あれこれ日常「忘れそうなこと」を書きこむようにしてみたら、これが意外となかなかいい。第一にブログのネタメモに書きとめることができる。
テレビのニュースや、レシピ、旅番組の地方名などの覚えていられないことをメモしておく。新聞記事からの簡単な抜き書きも有効。思いついたことをすぐ書いておく。
いろいろ書きこんだら、今度は整理しなきゃならない。せっかく書いたものをどこかで生かしたいと思うから、パソコンのグーグルドキュメントに整理して書き込んでいる。
ただ、この新鋭の道具を置いたままどこに置いたのかは、覚えていないと役に立たない。
試しにと、あれこれ日常「忘れそうなこと」を書きこむようにしてみたら、これが意外となかなかいい。第一にブログのネタメモに書きとめることができる。
テレビのニュースや、レシピ、旅番組の地方名などの覚えていられないことをメモしておく。新聞記事からの簡単な抜き書きも有効。思いついたことをすぐ書いておく。
いろいろ書きこんだら、今度は整理しなきゃならない。せっかく書いたものをどこかで生かしたいと思うから、パソコンのグーグルドキュメントに整理して書き込んでいる。
ただ、この新鋭の道具を置いたままどこに置いたのかは、覚えていないと役に立たない。
2012年2月5日日曜日
2月になると渓流釣りが解禁で
渓流釣りには、春のうれしい到来となる。2月1日からというところもあるが、2月7日の解禁になっているところが愛知県の寒狭川。
やっとエサを咥えたかと思ったら、上がってくる魚は元気がない。つりの味わいとしては、物足りない。
漁協の「成魚放流」などをあてにしてでかけたものだったが、寒いのをこらえていくつかの魚が釣れると、温泉につかることになる。
冷えた手先足先がチンチンいって、気持ちの良いことこの上ない。それはそれで楽しいもの。近頃は魚の活性が高くなっている5月ごろ、ゆきしろが収まるころに行く。魚の反応が全く違うし、天然ものに出会えるチャンスが高い。
2012年2月4日土曜日
雪かきで
雪かきで出入り口の前を歩けるようにした。除雪車が来て道路と、家の前を掻きだしてくれるが、隅の方までは無理なので、一家を上げて二人が、雪かきにあたった。
というより、仙人がいつも身体を動かすためにやりはじめるので、見ていないと心配というのもある。雪がとても軽くて仕事は楽だった。
日本海側から内陸部の山形秋田などは、ものすごいふりで雪おろしが大変らしい。ここは湿気の少ない雪で、山麓のためか飛んできて積もるようだ。プラスチック製のスコップで軽々とできてしまうので、高齢者向きで助かる。
それでも、仙人が少し心臓がおかしかったというので、そっちの危険も心配になる。村役場に用があるというので下まで降りて済ませ、昼は外食にした。スーパーに寄って食材を少し入れて戻った。
せっかく晴れたので、身体が動き慣れたところで三日ぶりに晴れた山麓を歩いた。久しぶりの解放感で、シャッターを何回も押してしまった。岩手山が珍しく冴えて見える。
というより、仙人がいつも身体を動かすためにやりはじめるので、見ていないと心配というのもある。雪がとても軽くて仕事は楽だった。
日本海側から内陸部の山形秋田などは、ものすごいふりで雪おろしが大変らしい。ここは湿気の少ない雪で、山麓のためか飛んできて積もるようだ。プラスチック製のスコップで軽々とできてしまうので、高齢者向きで助かる。
それでも、仙人が少し心臓がおかしかったというので、そっちの危険も心配になる。村役場に用があるというので下まで降りて済ませ、昼は外食にした。スーパーに寄って食材を少し入れて戻った。
せっかく晴れたので、身体が動き慣れたところで三日ぶりに晴れた山麓を歩いた。久しぶりの解放感で、シャッターを何回も押してしまった。岩手山が珍しく冴えて見える。
2012年2月3日金曜日
セシウム、スギの浸透は早いとの調査結果
東京農業大学で、森林のセシウム汚染の調査をしたと報道があった。9月から12月に森林7カ所のスギ、ナラ、クリなど30本程度を調査したところ、樹皮だけではなく木の内部にも高濃度で浸透していることがわかった。
一番高かったのは南相馬市の高倉のスギで、年輪に5430ベクレル、内部の平均は2300ベクレルだった。
測定結果は、福島第1原子力発電所に近い森林が比較的高く、材内部の放射性セシウム濃度の平均が438~2300ベクレルの間に分布。
周辺の空間線量は、文部科学省の放射線分布マップによると毎時1.9~3.8マイクロシーべルトだった。基礎実験では、葉に付いた放射性セシウムが24時間以内に根から先端の葉まで移動することがわかった。
「放射性セシウムは思っていたより早く内部に浸透していた。樹木内の水分は夏より冬のほうが動くので、冬の間にさらに浸透が進むと思われる。高濃度の樹木や樹皮、木材からセシウムが気化するリスクが懸念されるので、何らかの基準値が必要だとは思うが、線引きは難しい」と林教授の話。
セシウムの「移動」がまたひとつ明らかになった。スギ花粉への影響は少ないような報道もあったが、どうもそう単純ではない気がする。
復興ニッポン →
南相馬市の樹木内部から高濃度の放射性物質
一番高かったのは南相馬市の高倉のスギで、年輪に5430ベクレル、内部の平均は2300ベクレルだった。
測定結果は、福島第1原子力発電所に近い森林が比較的高く、材内部の放射性セシウム濃度の平均が438~2300ベクレルの間に分布。
周辺の空間線量は、文部科学省の放射線分布マップによると毎時1.9~3.8マイクロシーべルトだった。基礎実験では、葉に付いた放射性セシウムが24時間以内に根から先端の葉まで移動することがわかった。
「放射性セシウムは思っていたより早く内部に浸透していた。樹木内の水分は夏より冬のほうが動くので、冬の間にさらに浸透が進むと思われる。高濃度の樹木や樹皮、木材からセシウムが気化するリスクが懸念されるので、何らかの基準値が必要だとは思うが、線引きは難しい」と林教授の話。
セシウムの「移動」がまたひとつ明らかになった。スギ花粉への影響は少ないような報道もあったが、どうもそう単純ではない気がする。
復興ニッポン →
南相馬市の樹木内部から高濃度の放射性物質
2012年2月2日木曜日
公務員の政治活動制限見直しますか。
公務員は、憲法の規定に反して政治活動、選挙活動の自由は制限されている。それで選挙のある度に、制限している旨の法令規程を文書にして、ご丁寧にも周知する。
何故公務員が政治活動をしてはいけないのか。政治活動でなんでもつまびらかになっては具合が悪いのだろう。守秘義務もそのたぐい。個人情報を漏らすのはまずいけど…。外に漏らしたら具合の悪い規則規程などは結構ある。
防衛局長の講話の際にメールで参加を促したのが外にでちゃあまずいよ。だからどうして漏れたか調べてるって。なにを考えているのか。防衛省の組織を使った選挙運動じゃないか。
これまで選挙の都度やってきたっていうこと。よし、それではこの際選挙活動は自由にやるようにしたらどうか。そもそも選挙活動の制限は、選挙中は「なにもできない」ほどメチャクチャに制限をしている。
戸別訪問がいけないというのは全く意味が分からない。金や利益誘導、権力を使った行為は当然まずい。規制があってしかるべき。
そのようなことを防ぐためというのが理由になっているが、それより「政治を語らせない」ことが主眼。そうして政治を闇にしておいて、政治の光を求める声に後ろ向きな行為をずっとしてきた。
「公約」を死語にしてしまった自民党政治。マニュフェストを葬り去ろうとする民主党政治。こういう政治をすすめようとするから、比例定数減80減・小選挙区5減によって、少数政党の議席を奪いとろう、などということを着想するんだ。様々な要望や声がますます通らなくなってしまう。
2012年2月1日水曜日
消費税を上げれば…ができる!
消費税は来るべき高齢化社会に備えて導入すると説明していた。その財源いったいどこへいったのか?
介護保険制度導入で別に「後期高齢者」から掛け金を取っているし、年金に回ったことはないし、特養ホームは民間にやらせるようにしてしまった。
高額所得者と法人税の減税はキチンとやった。フツー以下の所得層の減税は止めてしまった。さて、消費税の財源はどこへ。
東日本大震災の復興財源の論議で一時、「復興税」などと一緒に論議になった。今度は「一体改革」とかで社会保障の財源にするかのような素振りをみせる。
岡田副総理は、主婦連合会との意見交換で、「(増税分の)使い道は全部社会保障だ。医療や介護など(国民に)同じサービスがいく。取るところだけではなく、使うところもトータルで考えて欲しい」と言った。
やっぱり、これまでは使っていなかったと白状したようなもの。消費税を導入した後は「打ち出の小槌」で、なんやかやと理屈をつけては税率を上げようとする。
消費するたびに税金を「振り込む」こちらはたまらない。振り込め詐欺を国がやっているようなものだ。
2012年1月31日火曜日
つりの会の総会シーズンに
勤労者つりの会の総会が、連合会と単会で開催される。新しい息吹を取り入れたいと頑張ってはいるけれども、釣りを楽しむ環境がどんどん低下してその上福島原発事故による汚染の問題が影を落としている。
関東近郊をテリトリーとする会が、東京湾の木更津、江東区の運河や群馬の湖沼、鹿島沖などでのセシウム汚染で、釣りの催しにも影響を受ける。
「東京湾の魚は食べない」「釣らない」との話しも出てきている。東京のつりの文化にも少なからず心を寄せながら、続けてきた釣り活動が、危うい状態になっている。
続けていくのはいっそうの努力が必要だ。東日本大震災や福島原発事故の結果、こと「魚」を巡っても様々な画策を見た。海に平気で汚染水を流し込む。漁業の復興は大企業が入りやすい特区で。魚種の汚染測定は一部だけのないがしろ等々。
来月からは渓流の解禁が始まる。阿武隈川流域の一部はセシウム汚染で漁業不可能。森林が受けた汚染の調査はどうなっているのか。今年はこうしたことの追及抜きには活動できないだろう。
2012年1月30日月曜日
昨日の朝、鳥が集団でガマズミの実をたべにきた。しょっちゅうくるらしくて、低木のガマズミの周りをなれなれしく飛び回っていた。眺めていると察したらしく、あっという間にいなくなってしまった。
鳥の名前がわからなくて、おぼろげな記憶をたよりにネットで調べてみた。ぴったりこれというのでは内が、ツグミだろうと思われた。山には実のある物などまずないだろうから、食に預かるのは大変だろう。
ガマズミのズミというのは酸っぱい実という意味だそう。以前に焼酎で漬けてみたことがあったが、美味しいという記憶はない。でも、霜にあたるような時期になると甘みが出て、美味しくなるということ。それは知らなかった。採る時期が早かったということか。
今日の天気は一転して、雪。それも細かい軽そうな雪が続々と落ちて積もった。ゴミをもって外に出たら、「さくさく」で「ふわふわ」。昨日のツグミは当然いない。
除雪車がやってきて、家の前も除雪してくれた。夕方歩くと、キュッキュッと音がしてスキー好きの人たちの喜びそうな雪になった。朝の気温マイナス12度。積雪目測30でセンチ。
![]() |
庭のガマズミが秋時分には真っ赤な実をつけていた |
2012年1月29日日曜日
放射性物質の調査はきちんとやって、公表して欲しい。
朝から晴れ上がって、いったいどうなっているんだと朝の話題。一昨年の暮れにはなんだこれは問い言うほどの降雪だったから安心できない。
ここは海抜350メートルから400メートルくらいのところにある。岩手山の南側なので、盛岡市内とはちょっと変わった気象状況になる。東京都内と奥多摩の違いみたいなものだ。
ここの清掃工場で被災地のガレキを焼却するとのことだったので、ちょっと聞いてみたら放射性物質の検査は結構徹底してやるようだ。持ってくる前、そして焼却後もその検査をするということらしいので安心した。
「風評」問題ではないが、キチンと調査して情報を公開してもらわないと安心できない。東京で女川のガレキの焼却をやって、埋め立てを始めているが測定結果がどの程度なのか情報がわからない。
被災地のガレキは受け入れ先がなかなか決まらないし、かといってガレキの始末をそのままにしておくということもできないだろう。今はともかくしっかりた検査体制で、汚染のあるなしをはっきりさせることが大事なような気がする。
東京の場合は都知事さんが特異で、「自分が決めたら」みたいなところがあるからちょっと気になる。情報はちゃんと公開して欲しい。
昨年12月に明治乳業の粉ミルクからセシウムが検出された。これは市民団体の自主検査でわかったこと。汚染源の解明がすすんでいないのに、会社は詳細を「企業秘密」にしているとか。こういうことでは安心できない。
2012年1月28日土曜日
岩手山麓雪景色?!
東北の降雪が半端でない。岩手はどんなだろうと思いつつ、新幹線から眺める景色は雪から雪への展開。遠くの山肌に筋状にはじめは見えた雪は、そのうちに田んぼの薄化粧の穏やかな風情だった。
次にはクリームを品良く畦道までかぶせて、と見る間に家々の屋根にも陽に照らされた輝きが現れた。しばらく走ると今度は道路も圧雪状態になった。
郡山は寒いところなんだ。この先はどうなることかと岩手山麓の状態が気になった。黒く見えるスギが雪をかぶって頭を下げている。川が揺らめくように曲がった黒色は、見事な水墨画のようだ。
空が暗くなり、吹雪っぽくなった中をよく見ると、竹やぶが重そうに雪を溜め込んでいる。
仙台が近づくと家の屋根は瓦の突起部が現れるようになり、急速に晴れ上がった。もう道路に雪はない。車が支障なく行き交っている。
後一時間で着くところ仙台で停車。ビルの谷間を人がゆっくりめに歩いている。
走り始めて少し雪が増えたかと思うと、その先は盛岡に着くまで雪は減ってきた。盛岡界隈は田んぼは雪をかぶっているもの、木々にはない。晴れが続いているのか。
岩手山麓は想像をたくましくしたような雪はない。それこそ「ウソ!」三週間前と変わらない。住処の仙人の話しでは今年の雪かきはまだ2回だそうだ。しかし、まだまだには違いない。
気温はマイナス5度くらいの日が続いているとか。
2012年1月27日金曜日
どこまで行くのだろうファイルの落ち着き先
オンラインストレージは、サービス業者がデーターセンター内に設置したサーバー内のハードディスクに、登録ユーザーがデータをアップロードして保存できるサービス。
保存したファイルはインターネットにつながったパソコンやスマートフォンから閲覧できる。現在は無料で2Gから5Gは当たり前に使える。カメラメーカーの写真画像ストレージもキャノン、ニコンそれぞれ2Gは使える。一枚1Mバイトなら2000枚保存できる。
ヤフーのボックス、グーグルのボックスは5Gで様々なファイルが保存できるという。Windows
Liveでは25Gのストレージが使えて使用具合もなかなかよさそう。ネイバージャパンのNドライブは30Gもあるが、使い具合はまだ不明。
パソコンすぐ壊れるのは体験で分かった。よく使ったら3年持てばいい方ではないか。だいたいそのくらいしか持たないように作っているんじゃないかと思う。
それに、容量と使用ソフトが変わってしまうので、周りの他人のパソコンとの付き合いに支障が起きる。パソコンが止まるたびに、修理に出すが、「バックアップしてください」とそのたびに脅かされる。
バックアップ先が外付けのHDDというのが確実という定番だったのに、最近は外付けのHDDでも5年くらいしかもたないなどと言い始めた。
それならファイルの保存場所はオンラインストレージということになる。サービス業者のハードディスクは、バックアップをしているので大丈夫らしい。
しかし思うにホームページだのブログだのオンラインストレージだのと、使うはいいとして不幸にして、アクセスできない境遇に急になったらどうなるんだろう。きっと「浮かばれず」に、当分御霊と一緒に彷徨うことになるのかな。
2012年1月26日木曜日
去年は1月14日だった新年会 反省 来年を縛ることはないかな
一昨日の旧職場の新年会、昼過ぎから始まった。のっけから「度忘れ」が話題になった。
今回は担当がだれだったのかの追求から始まり、結局「そろそろやる時期と」覚えていた人の声で動き出したらしい。
昨年やった時期はいつだったのか、12月説、1月説、2月説とああだこうだと話が錯綜した。忘れるのは、天命だからやむを得ないとしても、忘れちゃいけないことを忘れることが多くなると歳を自覚させる。
近況を出し合ったが、体調悪くした人あり、孫のおもりを楽しむ人あり、海外旅行楽しむ人あり、第二の人生を年相応に過ごしている。
元気で酒を飲めるのがともかくにも生きていることの証のひとつかな。念のために、「忘れないように」書いている日記をめくって確認してみた。
=============================
1月14日 N時代のメンバーと新年会。寿司屋で13時からと、明るい時間の宴会。KD、IN、IT、NK、NT、NSさんなどの豪華エリートメンバー。Iさんは元気そうだった。「オス」を持って行ってよかった。もう、来春の話になって、1月第3木曜は新年会と決まる。
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さっさと決めたのに見事に忘れた。
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1月14日 N時代のメンバーと新年会。寿司屋で13時からと、明るい時間の宴会。KD、IN、IT、NK、NT、NSさんなどの豪華エリートメンバー。Iさんは元気そうだった。「オス」を持って行ってよかった。もう、来春の話になって、1月第3木曜は新年会と決まる。
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さっさと決めたのに見事に忘れた。
2012年1月25日水曜日
公務員を減らすのはだまし討ち
携帯電話がつながらなくなった。スマートフォンが絡んでると思ったらやっぱりそうだった。スマートフォンがだんだんというより、どんどん普及したらどういうことが起きるのかという推定はできないのかな。
まあ国も事業者もやるつもりはないだろう。悪口で言うなら「売れれば」いいんだから。国の機関だって本当は、見通せるはずだ。やればのはなしだけれど。
復興庁ができて、二百数十名の公務員が配置される。しかし、たぶん国のどこかの組織を定数削減して人をつけることになるのだろう。余っているところはどこか?
私たちには国の組織があまり見えないが、例えば輸入品の検査は「抽出」でやっている。国家予算案の編成は財務省が暮れから走らされる。3月までには関係課長が自殺することも結構ある。
日本の公務員はアメリカと比べても人口比では圧倒的に少ない。その分国民に必要なサービスは薄くなっているというのが正解だろう。たとえはよくないが、刑務所から逃げ題した受刑者を監視カメラはみていたが、職員は見ていなかったという事件。
刑務所を知る評論家は、職員は受刑者を常に視界に入れておくのがマニュアルという。職員に代わってカメラが監視するという理由で、職員の配置を薄くしたのでは?との疑念も湧く。
職員を減らしておいて、これまでどおりの業務分野を維持しようとすれば無理が起こる。様々な仕事ををマニュアル化して余計なことをやらせなくすることで促進させる。だから定式化された以外の時に判断できなくなる。
行政分野を縮小して民間に渡すということをしきりにやっているが、消費者庁のように行政がもたなくてはならないところは多い。携帯電話もスマートフォンもやたら普及ばかりにこころがけて、起こる事態に対応ができないのは問題だ。このときそれこそ地震が来たらどうするのか。
震災の教訓からも公衆電話を必要数設置させるぐらいのことはすぐやってもらいた。公務員の賃金を0.23%+7.8%削減すると、民主党と自民党が合意したと報道しているが、政府=公務員全般の責任みたいなすり替えは許されなし、国民へのサービス低下、縮小につながることで、本質はだまし討ちだ。
まあ国も事業者もやるつもりはないだろう。悪口で言うなら「売れれば」いいんだから。国の機関だって本当は、見通せるはずだ。やればのはなしだけれど。
復興庁ができて、二百数十名の公務員が配置される。しかし、たぶん国のどこかの組織を定数削減して人をつけることになるのだろう。余っているところはどこか?
私たちには国の組織があまり見えないが、例えば輸入品の検査は「抽出」でやっている。国家予算案の編成は財務省が暮れから走らされる。3月までには関係課長が自殺することも結構ある。
日本の公務員はアメリカと比べても人口比では圧倒的に少ない。その分国民に必要なサービスは薄くなっているというのが正解だろう。たとえはよくないが、刑務所から逃げ題した受刑者を監視カメラはみていたが、職員は見ていなかったという事件。
刑務所を知る評論家は、職員は受刑者を常に視界に入れておくのがマニュアルという。職員に代わってカメラが監視するという理由で、職員の配置を薄くしたのでは?との疑念も湧く。
職員を減らしておいて、これまでどおりの業務分野を維持しようとすれば無理が起こる。様々な仕事ををマニュアル化して余計なことをやらせなくすることで促進させる。だから定式化された以外の時に判断できなくなる。
行政分野を縮小して民間に渡すということをしきりにやっているが、消費者庁のように行政がもたなくてはならないところは多い。携帯電話もスマートフォンもやたら普及ばかりにこころがけて、起こる事態に対応ができないのは問題だ。このときそれこそ地震が来たらどうするのか。
震災の教訓からも公衆電話を必要数設置させるぐらいのことはすぐやってもらいた。公務員の賃金を0.23%+7.8%削減すると、民主党と自民党が合意したと報道しているが、政府=公務員全般の責任みたいなすり替えは許されなし、国民へのサービス低下、縮小につながることで、本質はだまし討ちだ。
2012年1月24日火曜日
作家は生意気でひねくれている?
田中慎弥氏の芥川賞受賞で、石原新太郎とのやり取りが話題になっている。石原慎太郎が芥川賞の推薦作品は「バカみたいな作品ばかりだ」といったのがことの始まりみたいだ。
選考委員が作品を対外的に評するのに、そういう言葉はないだろうと非常に不快に思った。「作家」と言われる人間が、そんな言葉でした表現できないのは、作家のイメージを貶める。
田中氏が「もらってやらないと、都知事閣下が倒れて都政が混乱するからと」切り返したのはおもしろい。
都知事になにか言うことはと問われて「おじいちゃん新党づくりにいそしんでいただければ」とさや当てをして、見事に評したのはなお面白かった。
ところで田中氏はつりがうまいらしい。手前みそだが釣りは感性を高めると思っている。自然に接していてしかも魚を獲るという行動がとても人間の本性に近い所業だし、精神的にも心理的にも人間の活力によい影響を及ぼしているのではないかと思う。
石原氏は東京湾有明北の埋立反対運動の時に「ハゼはどこかへいくでしょう」と都議会で言い放った。こういう感性はつり好きとしてもいただけない。
2012年1月23日月曜日
一刻も早い原発からの脱却が大事
今日の朝日新聞にドイツの脱原発の記事が書いてあった。「処分場なき脱原発」というもので、使用済み核燃料の最終処分場が、地元の反対で決まらないという。
日本の原発事故の影響で反対運動が広がってできないということ。その後の囲み記事で日本の現状に触れて、使用済みの核燃料はの最終処分場が、地元の反対で決まらないという。
新聞では、続けてその後の囲み記事で、日本の現状に触れて、「使用済みの核燃料は金属製の容器に入れて300メートルより深いところに最終処分することになっている。今は原発敷地内や六ヶ所村の再処理工場内に保管されている。国は2002年から最終処分場の場所を選定するために、調査地点を募っているがうまくゆかない」と載せている。
だから、一刻も早く原子力発電から抜け出すべきなのであって 、「脱原発」に踏み切ったといわれる朝日新聞がドイツの混乱を一面記事でうまくいっていないと書き上げるのは少し釈然としない。国民の多数が願っていることを素直に書けばいいのにと思った。
日本の原発事故の影響で反対運動が広がってできないということ。その後の囲み記事で日本の現状に触れて、使用済みの核燃料はの最終処分場が、地元の反対で決まらないという。
新聞では、続けてその後の囲み記事で、日本の現状に触れて、「使用済みの核燃料は金属製の容器に入れて300メートルより深いところに最終処分することになっている。今は原発敷地内や六ヶ所村の再処理工場内に保管されている。国は2002年から最終処分場の場所を選定するために、調査地点を募っているがうまくゆかない」と載せている。
だから、一刻も早く原子力発電から抜け出すべきなのであって 、「脱原発」に踏み切ったといわれる朝日新聞がドイツの混乱を一面記事でうまくいっていないと書き上げるのは少し釈然としない。国民の多数が願っていることを素直に書けばいいのにと思った。
2012年1月22日日曜日
放射性物質を調べたい
放射性物質の測定器が借りられると知らせがあった。利用したいものだと思って返事をしたが、19日の早朝からNHKスペシャル「知られざる放射能汚染」の再放送をみていたから、タイムリーな話になった。
福島原発周辺の汚染は拡散されて薄まるとされたが、じつは塊になって移動している。福島県の水産課ホームページにも、その移動の様子が乗っていた。 → 福島県水産課HP
放送では、泥の粒子に付着して流れていくということだ。アイナメ、ホウボウなど「底魚」が泥の中のゴカイを食べているから、セシウムを摂取する。
汚染された泥をゴカイが食べて蓄積し、ナメタガレイがそれを食べるから連鎖によって、濃縮されたという調査結果だった。
驚いたのは江戸川河口部にホットスポットがあるということ。東京湾はわが釣りの会のホームグランドが、これではたまらない。
江戸前の魚は、湾に流れ込む河川の多さによるものと言われていた。汚染物質が多くの河川から東京湾にと流れ込むのだと思うとぞっとする。
赤城沼のワカサギ調査では湖の底にたまったセシウム950ベクレル、プランクトンが296ベクレルで、これがワカサギに影響する。しかもワカサギが死んだらまた、セシウムが湖底に戻ることになる。
チェルノブイリのときは2、3年調べないとわからなかったというし、放射性物質の性質は、5年間は下がるが、30年が半減期と専門家が言っている。
流通にのっていく魚貝類は汚染調査をしているが、釣りの対象としている魚は放っておかれているものもある。
放射性物質汚染調査は最初から、調査をすることを避けている現状では、「調べてくれ」と言っているだけでは足りなそうだ。
この際できれば自力でも調べた方がいいと思う。
福島原発周辺の汚染は拡散されて薄まるとされたが、じつは塊になって移動している。福島県の水産課ホームページにも、その移動の様子が乗っていた。 → 福島県水産課HP
放送では、泥の粒子に付着して流れていくということだ。アイナメ、ホウボウなど「底魚」が泥の中のゴカイを食べているから、セシウムを摂取する。
汚染された泥をゴカイが食べて蓄積し、ナメタガレイがそれを食べるから連鎖によって、濃縮されたという調査結果だった。
驚いたのは江戸川河口部にホットスポットがあるということ。東京湾はわが釣りの会のホームグランドが、これではたまらない。
江戸前の魚は、湾に流れ込む河川の多さによるものと言われていた。汚染物質が多くの河川から東京湾にと流れ込むのだと思うとぞっとする。
赤城沼のワカサギ調査では湖の底にたまったセシウム950ベクレル、プランクトンが296ベクレルで、これがワカサギに影響する。しかもワカサギが死んだらまた、セシウムが湖底に戻ることになる。
チェルノブイリのときは2、3年調べないとわからなかったというし、放射性物質の性質は、5年間は下がるが、30年が半減期と専門家が言っている。
流通にのっていく魚貝類は汚染調査をしているが、釣りの対象としている魚は放っておかれているものもある。
放射性物質汚染調査は最初から、調査をすることを避けている現状では、「調べてくれ」と言っているだけでは足りなそうだ。
この際できれば自力でも調べた方がいいと思う。
2012年1月21日土曜日
写真を撮り、ヤマメを釣るわがふるさと
山形県の金山町観光協会から、「金山町フォトコンテスト」の案内が届いた。一昨年応募したものが去年表彰されて、地元の特産物や酒をもらった。
去年の八月にも、写真仲間と訪問して祭りと景色を撮って歩いたが、今回は出すつもりがなかった。けれども1月末締め切りで少し応募が少ないのだろうか、「ぜひ検討して」とのこと。
せっかくだからいくつか出してみようと、HDDに取り込んである写真を見直して数枚プリントした。
己の故郷の町だからやっぱり何とかしたい気が起きる。金山町は写真もいいが、金山川でヤマメがよく釣れる。
最初に訪問したときに町役場の前に入漁証販売ののぼりがみえたので、声をかけて聞いてみたら「上の方でやるんでしょ、いらないよ」と言う。
この鷹揚さがまた我が故郷の株を上げる(自分のひとりよがりか)。写真展でお世話になったお蕎麦屋さん「草々」の旧家もいい。もちろんそばもうまい。
今度は写真でなくて釣りでいきたい。ヤマメ釣りをしたのはたった一回だ。そのときは短時間だったが、感触よく釣れた。
去年の八月にも、写真仲間と訪問して祭りと景色を撮って歩いたが、今回は出すつもりがなかった。けれども1月末締め切りで少し応募が少ないのだろうか、「ぜひ検討して」とのこと。
せっかくだからいくつか出してみようと、HDDに取り込んである写真を見直して数枚プリントした。
己の故郷の町だからやっぱり何とかしたい気が起きる。金山町は写真もいいが、金山川でヤマメがよく釣れる。
最初に訪問したときに町役場の前に入漁証販売ののぼりがみえたので、声をかけて聞いてみたら「上の方でやるんでしょ、いらないよ」と言う。
この鷹揚さがまた我が故郷の株を上げる(自分のひとりよがりか)。写真展でお世話になったお蕎麦屋さん「草々」の旧家もいい。もちろんそばもうまい。
今度は写真でなくて釣りでいきたい。ヤマメ釣りをしたのはたった一回だ。そのときは短時間だったが、感触よく釣れた。
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