2012年5月11日金曜日

同じ沢の上流で再挑戦


 午前中仙人を医者に連れて行って、腰の治療をしてもらった。暖めてもらうと調子が良いようだ。でも今日は器械の調子が悪くて時間が掛かった。

 午後2時からイワナ釣りに。木賊川の上流部で前回やっていたところの上流部をねらってみた。林道に入って、小沢を少し入ってから釣りを始めた。ウォーキングの時に確かめていたが、沢の出口は県道にぶつかっているはずとの見込みをたてて始めた。

 入り口こそ狭かったが、意外にも歩きやすい広葉樹林のなかを抜けている流れだった。やっぱりボサがあってやりにくく、枝は芽が出ている状態なので、最初から40センチの通しにして全部対応した。

 深みになっているところも、これまでよりも多かった。仕掛けが「超」短いので、枝が張りだしている間から仕掛けを出すところもあった。

 枝がじゃまでも深さがあるところでは、下流から水の中に竿先をつっこんでやってみた。この方法はなかなかよかった。13尾釣れたが、小さいのも2尾。小型放流3尾。

 前回より型が少し小さいのは、前後の堰堤のせいかもしれない。夕餉には昨日採った蕨、今日採ったモチクサとウド、それに小型のイワナの天ぷらと、今時の豪華なものになった。


ボサの穴から竿を伸ばす
たまった岩魚は味噌漬にしよう
これで一杯やるのが極上
動画です

2012年5月10日木曜日

マイペースがうらやましい


 水仙が早々と咲いて、他に誰もいないのをいいことに咲き誇ると、木蓮が冬の雪の時も抱えていた蕾を一気に膨らませて散った。芝桜が小さくても頭数をそろえて、水仙と競う。お気に入りのブナの葉が、つい十日ほど前まで枯れ葉をつけていたのに、気がつくと潤沢に若葉をまとっている。蕨がもう2回も食卓に上って、ウドだって芽を出したのに、桜だけがまだつぼみのままだ。








2012年5月9日水曜日

どうしても直立して国家を歌わせたいの

 橋下大阪市長が、記者会見で記者に逆ギレした。自分を批判する相手をやり玉に挙げて、攻撃する。「ツイッターを仕事中にやるな」との「ツイッター書き込み」もある。プロレスの戦いみたいに興業風でみるだけならともかく、相手を罵倒するやり方は見苦しい。
 このYoutubeを50万近くの人が見ている。







2012年5月8日火曜日

緊縮の押しつけダメです


 緊縮政策ではフランス大統領に「変革」を求めた結論、ギリシャ選挙でも緊縮政策に反対の選挙結果になり、富裕層に負担を迫るという声が大きくなった。

 再び景気後退に陥り、4人に1人が失業中のスペインでは80都市で行動が実施され、マドリードの広場には数万人が参集。只緊縮政策は)完全な暴力だ。家とパンが奪われていく」と訴える横断幕を掲げる参加者もいたと報道。

 2月にスペインに旅行したとき、EU連合の対応で緊縮政策を執る国に対して、反対する航空ストライキがあって、日程が変更になった。直前に集会に参加するのだろうか。看板を持って堂々とアピールしている家族連れに出会った。

 身振りで写真を撮らせてくれるように頼んだ。日本も福祉、年金切り下げて、消費税アップ強行とんでもない。これも当然「変革」対象。


ROBO=強盗、PAZ=平和、SIN=No、PAN=パンと翻訳できた。なんとなく判る。

2012年5月7日月曜日

水杯で旅へ?


 NHKの特集でバス事故を取り上げた。旅行会社が請け負ったものを二つの業者を介在して、当該の会社が請け負うということになっている。

 17万円であった請負が2万円さがって(間に業者二つ介在する)15万での請負となって、日雇いの運転手に頼るという構造。大学教授の専門家によると、国土交通省の監査は機能していない、できないと言うことだ。

 貸し切りバス4000事業者、トラック60000、それにタクシー14000が監査対象となっているのに、とてもそういう体制はないと話していた。

 そんな中で事業者が監査に遭遇しても、一時しのいで直ぐまた元に戻るという労働条件だ。旅行業界が国交省の「検討会」で圧力をかけて、厳しくやってくれるなというのを「尊重」しているのか、国土交通省はそば屋の出前よろしく「今やろうと思っていた」というコメントだ。

 国民の為にやるという「気」(政府)とそのための「公務員」が必要だということはこういうことでも現れる。公務員は少ない方が良いという単純なだまし討ちにのってはいけないとつくづく思う。

 貸し切りバスの運転手は、身内のものには「バスには乗るな」と話しているというこんなことありか。ここまで貶めた責任はキッチリとってもらいたい。

2012年5月6日日曜日

春から夏の瞬間


 朝天気が良くて、しばらくぶりになってしまったウオーキングに出かけた。昼近くになってしまったので、軽くこなすことにしていつも行くゴミ集積場の方に向かった。

 住宅地のまわりは、山林か畑か田んぼが取り囲んでいる。緩やかな下りをゆくこところは田圃で、トラクターが入って土を起こしていた。農家の田植えまでの忙しい時間が始まった。

 これも写真を撮らせてもらいたいなと思いながら眺めた。田圃に水が入って、植えられたばかりの頼りない稲が、薄緑色の姿を水に映すときは何とも言えないすがすがしさを覚える。向こう側の景色が光をうけて映えるときなどは素晴らしい。

 やっぱり自分も農耕民族のDNAを持っているのだろうかと思ってしまう。道ばたの花に、虫が入りこんで蜜をすっているようだ。花も虫も春から夏へ向かうときを謳歌している様子だ。


2012年5月5日土曜日

飛灰(集塵装置のダスト)のセシウム


 岩手山麓の清掃センターで、山田町、宮古からのガレキを受け入れて焼却処理をしている。第2回目の報告で、2月中旬から3月中旬までの放射線数値を公表した。

 それによると、清掃センター敷地内の放射線量は受入れ前後では1マイクロシーベルト以下であり、搬入廃棄物の放射線量も、山田町0.030.05マイクロシーベルト、宮古市0.040.07マイクロシーベルトとのこと。

 問題の「濃縮」の飛灰は105ベクレル(221日)で、原水は未検出、放流水も未検出とのこと。これなら安心できると言っていいのかどうかわからないが、飛灰について、1680520390105ベクレルと下がってきたと記している。

 飛灰は8000ベクレルまでは無罪放免の扱いだ。(「飛灰」とは集塵装置に蓄積するダスト)東京の場合は、6月の時点では23区の最高は江戸川の9740ベクレル、9月で最高も江戸川12390ベクレルでかなり高い。

 昨年6月と9月とでは都内の清掃工場の測定値は横ばいか上昇になっている。


→ 子供を守ろう


 食の問題も、生活の場もどれだけの線量が安全なのかと、判断を迫られる日常になってしまった。つりの会の行事が、魚から放射線量が検出されたことで「中止」という事態になっている。

 線量の多寡に対する判断は、信用していいかどうかわからない「国基準」もあるが、放射性物質はないのに超したことはない。最後は自己判断という手もあるのかも知れないが、心配する気持ちを無視して会の行事をするのかどうか、難しい判断をしなくてはならない。

 今日は記念すべき「原発ゼロ」の日になった。再稼働ばかり心配して、代替えエネルギーの方向がさっぱり見えない国の動きにまた、怒りが湧いてくる。

2012年5月4日金曜日

嘘も方便とはこのこと

 小沢一郎が無罪判決を受けた時、NHK岩手放送は街に出て県民にインタビューをした。その日かなり多くの人に聞いて結果を報道していた。無罪判決を納得できないとした人が3、4割はいたようだ。


 東京でこの手のニュースを見ていると、「意見が分かれる問題」については、大方の場合は反対一人賛成一人と、二人ばかりに聞いて報道する。二人に聞いたわけではなくて、たくさん聞いても二人しか報道しないということが通例のようだ。


 岩手県選出の政治家ということもあって、多くの人に聞いたのかということもあるだろう。小沢さんは消費税反対と言っているから、そういう立場で頑張ってもらいたい、という人もいた。


 消費税増税は反対だと表明していたのは、報道で知っていたが、いつから反対になったのだろうと奇異に思っていた。たまたま、新聞の切り抜きを整理していたら、小沢一郎新生党代表幹事のころ(1993年)消費税10%への大増税を本人の著書「日本改造計画」で言っていたということを書いたものがでてきた。


 消費税3%~10%への引き上げをすべきで、そのために減税先行で実施する。減税のやりかたは、所得税の累進課税は変え、高所得者にかかる税率を下げるべき。法人税の減税は世界最低に下げる。そのうえで導入すると要求していたものだった。


 どうしていま、「反対」なのか。無罪獲得の手段だといわれてもしかたがないだろう。世論が消費税増税反対という風があるとしても、「眉つば」以上の非難は避けられない。こういう政治家が力があるからということで、闊歩することになったらまた世の不幸が広がる気がする。

2012年5月3日木曜日

憲法施行65周年記念日ぐらいは


 今日は、憲法施行65周年記念日。日頃、憲法のことなど頭からはなれているから、この日くらいは、考えてみるのも社会人としては必要だ。というより、今憲法をからが変えてしまおうとする輩が、「意見」をだしてきているそうだから、危険極まりない。

 「非常事態の規定が憲法に明記されていない」というのが一つの理由。つまるところ、憲法9条が邪魔で仕方がないということだ。そう言っている人たち(政党)は、現行憲法を大事にしようと思ってはいないことに特徴がある。

 消費税増税しようなどという、所得が少ない人でも税負担を求めるものを強行しようとする。年金受け取り額は下げられ、健康保険料は上がり、介護保険も増える高齢者からもっと取るという。
 
 非正規雇用で将来の生活設計が立てられない若者からもキチンと取り立てる。これは生存権への侵害だ。

 公約という言葉がマニフェストという「新語」に抹殺されて、今度は、マニフェストは「守らないもの」にされた。みんな怒るのは当たり前だ。そういう政府を作るために機能した「小選挙区制」をもっと増やそうとする厚かましさ。「議会制民主主義」が民意を反映しないものになっている。これも大きな憲法違反。

 非常事態の規定が、平和よりも軍事優先という「過去もの」を呼び戻すことになったら、例えば「原発ノー」というデモも規制されることになる。

 東日本大震災の被災者支援に、憲法が役立っている。政府の至らない支援策を激励しているのは、憲法に基づいた法律だ。法律がカバーしていないところは憲法に基づく立法ではないか。

 「他国の侵略」を理由にするけれども、福島原発事故や北朝鮮のミサイル発射の非常事態では一体どう対応しているのか。国民の生活、健康、財産、安全、生存という観点から憲法に基づいて「しっかりと」考えることが必要なんじゃないかと思う。

一度気に咲いてしまっては惜しい


 昨日山桜が開花したと思ったら、夜のうちに満開になってしまった。寒いから出遅れになってしまったかと思ったのか、早い早い。夜中に咲いてしまうなんて知らなかったな。

 木蓮の花ももうほんの少しで咲く。こちらもあれよあれよという間につぼみが増えて、大きな花が開くところ。仙人の腰痛がなかなか治らなくて、電気をかけに医者に行った。電気をかけて暖めると良くなるようだ。花が咲けば、少しは気分が和むかも。



2012年5月1日火曜日

交通事故多すぎる


 随分ニュースで目に付く事故だけど、事故件数が増えているんだろうか。増えているのかどうかは集計してみないとわからない。暦年の統計上では減ってはいるわけだけど、件数は死亡者ほどの減り方ではないから、急に増えているとしたら、何かの要因が働いていると言うことになる。

 テレビ報道も、事故の原因にまで関わるようになってきたから、減らしていくことに目がいくようになることはいいことだ。

 高齢者が起こす事故が増加をしているというのも事実。運転しなきゃならない事情もある(多いのがしかたがないというこというつもりではない)。高齢者世帯が非常に多くなっているし、一人世帯も多い。「孤立死」が多いのも、決して本人責任だけでない。

 連休中の事故も多いが、だいたいどうして連休でないと出かけられないのか。いつまでたっても労働基準法にある20日の休暇を使えない。労働条件として備わっていないところもあるし、だいたい非正規雇用で、仕事がないときは働けないなどということでは休暇どころでなくなる。仕事の疲れを持ったまま、家族と遊びに行くということは多い。

 最近多いのはトラックとバスの事故。バスの事故などは昔は考えられなかった。「小泉流」規制緩和が要因と、テレビでも取り上げている(小泉流とは言っていない)。雨後の竹の子のように観光バス事業者が増えて、古いバスを購入してでも数台あれば開業できるということだ。

 4000事業者のうち、国基準を満たしているのが10%ちょっと。国基準たるや670キロまでなら一人運転でもよいということ。東京の我が自宅から、岩手山山麓の麓までと同じくらいの距離だ。運転すれば翌日に響く。

 旅行業者も「買いたたく」ほどの業者数だから、運転者の労働条件は推して知るべし。3500円で富山からディズニーランドまで行かれるのは安い。この安さに8年前は23000人だったツアーバス利用者は現在600万人以上とのこと。利用者も潤沢な賃金をもらっているわけではないだろうから、「低賃金」も事態の根底にはある。日本はなんて貧困なんだろう。

2012年4月30日月曜日

イワナ釣りいまが絶好のチャンス


 午後からイワナ釣りに出かけた。最初に行った11日の後は足が痛んで行かれなかった。消耗した仕掛けをいくつか作って補充できたので、準備はOK

 前回の場所、イワナがポンポンと2尾釣れたところを少し集中してやってみようと、渓流沿いの笹藪を抜けて、牧草地の端をずっと下った。位置的には、前回最初にヤマメを釣った沢の上流部で、つながっていることがわかった。

 歩きながら見る景色はまだ緑は少なくて、ものたりない。3メートルほど下って流れに降りて開始。3投目で良い型のイワナがかかって、さい先がいいと気分が高まってきた。直ぐに2尾目があがってこれも良い型。多分ここには釣りに入る人はいないのではないかと想像した。

 これなら10尾くらいは上がらないかと期待をしたが、どっこいそううまいことばかり続かず、途中当たらなくなった。おかしいなと思いながら、好場所に入った。どうみても枝がじゃまで1.6メートル通しの仕掛けで流せない。

 あきらめて上へ移動しようかと思ったが、まてよ、この間のアタリのなさは、流れにキチンと対応していないのではないかと思い直した。仕掛けを40センチの通しにしてオモリを追加。枝を避けながら投入したら、一発でサオがしなって大物のアタリ。

 今日の尺物が上がった。これで気が良くなって、都合18センチから30センチ8尾。この沢、基本的には藪沢で今の時期から先は、葉が出て難しくなるだろうと思えた。サオと仕掛けが枯れ枝に絡まないように相当気をいれたおかげで、今回は仕掛け消耗は1本だけだった。

 補充した仕掛けはこれまでのものに、針を変えてみた。カワハギの針だったが、これは掛かりが素晴らしい。剛直にできていて、やや小型だったが、尺物の口にもがっちりかかっていた。3時から2時間半ばかりの間で、効率の良い釣りになった。


2012年4月29日日曜日

釣りと山菜はつきもの


 蕗の薹を家に送ってやろうと思って、採りにいってきた。葛根田川の支流で、以前釣りをしたときに大きな蕗の薹があったのを見ていたので、そこを目指して網張スキー場の方へ車で走った。
 
 途中の渓流の水量をみながら上っていくと、渓流によってはちょうど釣り頃の具合のところもあった。道路が行き止まりになるスキー場は、さすがに雪がまだ残っていて、近くの沢の水は増して勢いよく下っていた。

  蕗の薹は伸びがものすごく早い。他の山菜もそうだが、チャンスを外すと直ぐ開いて茎が伸び出す。走りながら見えるものは皆背が伸び出している物ばかりだった。

 しかたがないから、少し伸びた物でもと思いながら摘んでいった。そしたら、もう帰ろうかという頃になって、芽が出たばかりの大きい物が採れた。やっぱり雪解け直後の場所がいいようだ。生のまま送りたかったが、黒くなってしまうので茹でて送ることにした。


2012年4月28日土曜日

トキの増殖、事業主体は環境省、管理運営は新潟県


 佐渡のトキ保護センターが22日にトキのヒナを確認した。ビデオカメラの映像を、環境省保護管事務所職員が確認したとのこと。佐渡のトキ保護センターの管理運営は新潟県で、事業主体は環境省になっている。

 このトキは出雲生まれだということが判った。出雲市トキ分散飼育センターが10羽を佐渡に送った。佐渡市は、トキの繁殖のために餌となるドジョウなどを呼び戻すため、水田魚道も取り付けた。

 自然回帰というのか、昔あった当たり前の自然を取り戻すのは容易でないことがよくわかる。このトキを繁殖させる、自然を取り戻す作業は「役所」が主体になっている。絶滅してしまう生物や、絶滅危惧種はどんどん増えているという事態。こういうときに頼りになる「役所=公務員」は必要だ。公務員が2割減ればいうのは暴論だ。

 総務省が日本の人口が減ったという発表をした。昨年10月1日現在で年齢別都道府県別推計人口は、在日外国人を含む0.2%減で1億27799000人ということ。259000人も減ったということだ。

 理由は様々あるのだろうが、まともに生きていくのが難しい世の中になっているのは間違いなさそうだ。職はないし非正規従業員が半数にもなって、不安定の雇用状況で賃金は減ずる一方。やっと結婚できても住宅は?子供の保育は?出生する子供の数は記録更新中。まさかトキみたいなことにはならないと思うけど、いまのうちトキみたいに「人」も大事にしていかないと…。

2012年4月27日金曜日

滝沢村の小さな小さな店


 路地から出て行ったところの、十字路の角に店がある。その店は屋台。地方の道路で今時よくある、山菜などを並べておいて、勝手に100円入れて持って行く式のもの。

 この岩手山麓界隈にもいくつかある。十字路の角の屋台は冬の間は雪に囲まれて、春を待っている。ここを通る国道は、秋田から青森方面に抜ける道路で、岩手山の中腹にあるスキー場のアクセス道路にもなっている。

 十字路の店はときおり客があるのか、珍しくおばちゃんが店の中にいた。ちょうど医者に出かけた帰り道で、医師から「野菜を食べろ」という話しを聞いてきたばかりだったので、並んでいた野菜類を手に入れようと寄ってみた。

 良く育ったほうれん草二束と、蕗の薹二パックと豆を買った。車に戻りかけて、そうだ写真を撮らせてもらおうと声をかけた。まあ買ったお客の頼みだから仕方がないということもあったかも知れないが、愛想良くいい顔をしてもらった。

 近くに住んでいるから、写真持ってくるからねとお二人に約束した。良く育ったほうれん草は、すぐ茹でて食べた。柔らかくて美味しかった。


2012年4月26日木曜日

復刻版商品が人気だって


 復刻版商品が売れているそう。はちみつレモン、天そば、ビタホタテドリローストしょうゆ味、スパイシーカレー、グリコ…カレー、ブリッツ、ビスコ、アサヒビール、リポビタンD、ビックリマンシール最終章、三ツ矢サイダー、カルピス、キンケシ、AKB48は「おにゃんこコクラブ」の復刻版?

 この現象、情報過多になっているので、売り手のよりどころ、買い手のよりどころがなく、高度成長、バブル期へのノスタルジーが生んでいるとの分析がある。購入の中心は30歳~40歳のおとな達で、よかったころに戻りたいという意識が、復刻版を手にしているときだけ、タイムスリップしているという。勤め先の雇用、処遇、に不安を感じている人が90%近く存在するという現実も、人気を支えているという経済コンサルタントの話だ。なるほどと思う面もある。

 ところで例えば「カップラーメン・焼きそば・うどん」では、日清食品は1808種類、東洋水産1142種類、エースコック556種類の商品をもっている。ある商品が売れていても、別の商品を作り出して競合させて売り上げを伸ばすという戦略を聞いたことがある。

 それなりに消費する側の懐具合が豊なら、あれやこれと買い求めることがあるだろう。実質賃金が下がっている今はそうはいかない。だから復刻版だとなると腑に落ちる。

 ただ、政治の方の復刻版はだめだろう。とっくに賞味期限がきれたものの疑似商品や、味の分からないまゆつば新商品がでても売れるわけはない。毒の入った商品もありそうだから、買わないように気をつけねば。

2012年4月25日水曜日

理のあるところに動いていけば


 東海村村長さんが、東海第二原発の廃炉求める集会に「原発事故の原因究明、責任も明らかにすることもなく停止原発の再稼働に向けて突っ走っている」と旗幟鮮明にしている。ヤクザと同様に札びらで顔をたたくようなやり口で、補助金をぶら下げて原発 建設、稼働をおしつけてきたことに対しての批判になった。

 そうですよ、もう安全神話をやめる時期とだれもが思うときです。しかし、そういう態度にまだ勇気が必要な状況は残念ですが、いまに流れは変わっていく気がします。

 市民の目線はもう一つありました。佐賀県武雄市議会で、共産党の江原議員が米海兵隊を「殴りこみ部隊」と表したら、議会の品位を汚したということで、議長が祖先して懲罰にかけてしまった。多数で「出席停止一日」を強行してしまいました。

 このとき、自民党の谷口議員が懲罰委員会で「少数意見の留保」を提起して、懲罰に反対の意向を表明。この谷口議員は「市民の目線で見て大事」なことと、政党の違いを評価しつつも、物差しをキチンとあてて態度表明をしたものです。

 昨日(24日)の佐賀県武雄市議会の臨時議会で当の牟田議長が議長の辞任を申し出ました。辞任の理由は「この2年間に江原議員と保守系無所属の議員に対し、合わせて2回懲罰を可決したことの責任を取る」と表明、副議長もともに辞任し全会一致で承認されました。

 まさに少数波から多数派への変転となりました。最初は少数でも、理のあることは道がついていくことに希望をもてたことがらでした。

2012年4月24日火曜日

春のやまい


 仙人が腰の痛いのが治らないというので、整形外科に行った。わが身も実は足首が痛かったので、昨日一緒に行こうと行ったのに何とか理由をつけて行かなかった。

 今日になってやっぱりおさまらないというので、整形外科をネットで調べてでかけた。レントゲンを撮ってみて、腰椎は大丈夫そうで筋肉痛だから痛みは引いて行くでしょうということだった。

 10日ぐらい前の強風で「雪囲い」が飛ばされたので、片付けようとして腰を痛めていたので、脊椎でも痛めていたらと気にしていたが、身体の状態がわかってよかった。

 医者に年齢を聞かれ、92歳とは信じられないといわれて、気分を良くしたのも効果的だったかもしれない。仙人は胃の薬を飲んでいるので、痛み止めはやめて湿布薬だけもらってきた。

 わが身のほうはどうも痛風の炎症らしい。15日の釣りで立ち通しだったのがきっかけになった気がする。従来から尿酸値が少し高めだったので気になってはいたが、ここ三年くらい炎症が出ていなかったので、だんだん注意心が薄らいでいたようだ。

2012年4月23日月曜日

「車依存症」から抜けないと


 18歳の少年が運転していた車が、また人の列に突っ込んだ。車による事故はなかなか減らない。移動手段でこんなに便利なものが、「凶器」のまま一体何年続いているのか。

 つい先頃(1995年)まで年間1万人の交通事故死亡者があった。シートベルトの着用などで死亡者は減ってはいるが、交通事故件数ではやや減ってはいるものの、一年間で最高だった95万件から201072万件と、かなり多い。

 その上自動車の保有台数は15年間に1千万台増、高速道路は2000キロ延長。同じ15年間で運転免許保有者は1245万増と、「自動車頼り」の社会が増幅している。これでは、事故や被害者が増える要素が広がっていることになる。

 「車が売れれば日本経済は…」みたいなくびきから抜け出ないといけないのではないかと思う。確かに地方の交通の足は車に頼らないと、どこにも行けないという状況もある。しかし、高齢になってアクセルとブレーキの踏み違いだとか、高速道路進入路の勘違いやらを起こしてしまうことが起きる。

 それでも、交通手段が無くて運転しなければならないことに、自己責任でとか、自立だ自助だと放り出してしまったのでは日本の政治の程度が笑われる。

2012年4月22日日曜日

交流サイト(SNS)が選挙で影響


 ツイッターやフェイスブックなどの交流サイト(SNS)を使って、韓国の選挙結果に影響を与えたと朝日新聞朝刊が一面トップで報じた。選挙運動にSNSを使うことが自由になった。ITベンチャーも使って選挙運動のやり方を研究したらしい。

 セヌリ党が当初の予想をひっくりかえした。「野党的な書き込み」が「与党的なもの」より多くて、その結果が多くのツイッターに影響を与えるという。

 140文字の書き込みが選挙に影響を与えることの是非はともかく、今はもう否定できない仕掛けではある。これも、民意がどう活かされるのかという視点を損なわないようにしていくことは大事だろうと思う。

 ツイッターは「非難、中傷」もあるし、原発の問題でも不確かな書き込みがある。でも論争になって真偽が見えてくることもある。日本でも近い将来、選挙制度に取り入れられるようになるだろう。

 ただ、大政党有利みたいな制限をやらないようにしてもらいたい。韓国の今回の選挙の投票率は低かったということだから、民意反映への展望が見えなかったというが言える。


2012年4月21日土曜日

大丈夫という輩が大丈夫でないから


 「放射能の独自基準をやめて」と農水省が通知を出した。スーパー、食品メーカー、外食産業など270団体に「国基準」を守れということだ。国基準は諸外国に比べて基準値が高いものだから、自主検査の際も国基準でやれという。

 それは無理だ。一般食品の1キロ当たり100ベクレルが全く妥当で心配ないものかどうかは保証できないだろう。「ただちに健康に影響ない」ということから始まったのを忘れるわけにいかない。「安心しろ」という声が耳に残っている。

 海には途方もない放射性物質の冷却水が垂れ流され、山にも農場にも都市部、東京湾にさえセシウムが拡散している。測定箇所が増えるだけ汚染の広がりが明らかになっている。

 除染もうまくいっているわけでないし、がれき処理も安全だと言える保証はない。汚染の状況を何とか隠しているのが見え見えではないか。それが原発の再稼働に繋がっていくとなればなにおかいわんやだ。

 さる「基準で」安心するかどうかは、受けとめる方によっても違うが、安心できるという見方は、見える範囲聞こえる範囲での情報はない。電力会社の息のかかった学者の話など信用できないし。

 自然界に多少はあるにしても、絶対にあってはならない放射線なのだから、「ない」ことが一番の安全なのであって、ここまでならいいという基準は「空論」になる。チェルノブイリも、10年後に放射能による障害が出てきているという。10年後に障害が出てこないと国は言えるのだろうか。

 ヒロシマ、ナガサキの被爆被害だって解決していないではないか。安心ですよとはどうみても思えません。

2012年4月20日金曜日

釣りの楽しみは深い

 つりの名人というとご本人は遠慮されるが、話を伺うとまさに超人的という以外に考えられないKさん。その釣りの体験をこれまでもちょくちょく教えていただいた。


 自分が釣りをしていて、素人から抜けでていなかった時には、釣れないときには「魚はいない」とすぐ決めていた。それが普通だと思っていた。しかし、釣り大会などで一堂に会して釣りをすると、多く釣る人が必ず出る。


 名人になると多くのどんな時(寒暖、風雨)でも。釣り上げる。それだから、「魚はいない」という言葉は使えなくなる。釣る哲学というべきものが身について、その豊富なつり体験と蓄積された技術にはちょっと及びもつかない。


 魚種による習性の違い、時期、釣り場の状態、時間、餌、仕掛けの選択など、あらゆる条件を準備してとりかかる。そのうえでの「釣り感」発動だ。さかなの好みを刺激して、針を魚の口にくわえさせる(蚊バリでの釣り)というに至っては、まさに自然界との同化だという気さえする。


 つりの楽しみが深いのはこういうことかもしれない。今日は、自分がなれそうもない釣り名人の体験談を聞いて、もうひとつ釣りの楽しみが深まって満足した。そして、こういう楽しみと、ただでさえ環境が壊されている自然界に、放射能汚染をまき散らした所業と政治の対応に、また怒りが湧いてきた。

2012年4月19日木曜日

素人の写真ウンチク

 東京にいる間は、仙人の暮らしからは離れて、付き合いの世界に入りこむ。写真の合評と表現すると大げさになるが、撮ってきた写真を見せ合いながら、「批評」めいたことをする。


 自分の自慢の写真であっても、ウケるとは限らない。これが反面の面白さかもしれない。腕が確かなら、これはこうだと論ずることができるが、なにせ素人のせめぎあいだから、核心にどれだけ迫った内容になっているのか、はなはだこころもとない。


 しかし、手探りでもなんでもまともに見て考えるということがないと、つぎにいかないし、ものの発展と言うことにならないだろう。プロがこれはと断ずれば、すぐにつまらぬことはさっさと解決するかもしれない。


 でも、それに解決求めると、自分の撮った写真に対する思いが簡単に処分されてしまう危険がある。そういう意味はでの素人のウンチクも役立っていると思う。力量のたりなさがあっても、確かにその積み重ねでよくなって部分がある。


 それが次の撮影旅行計画へとつながる。次は田植え後の風景をねらう。「散居」が山形にも岩手にもあるから、行こうとまとまった。

2012年4月18日水曜日

原発と共存はできない


ガレキの受け入れの問題で混乱が続いている。放射性物質の測定の結果がどうなのかということが大きな問題だ。たしかに焼却によるセシウムが発生しているから、大丈夫と言うことにはならない。

 ここに陥った責任の所在をはっきりさせないでおいて、「電力料金の値上げは権利」などとのセリフを聞くと、本当に腹が立つし、ガレキを東京電力が引き取るのが筋と言わざるを得ない。

東京では「しかも」東京電力の関連会社が、東京都の委託を受けてすすめているという、ご念のいった話。



愛知県の東海市では釜石から持ち帰った震災ガレキ、焼却灰の資料を検査した。焼却灰から890ベクレル、ガレキから197ベクレルのセシウムを検出したとのこと。
三重県では受け入れのガレキの基準値を100ベクレル以下とすると決めた。関西広域連合や大阪府は焼却灰を2000ベクレル以下としている。国基準では8000ベクレルというから、国基準は「緩やか」でどこまで信用していいのやら、見当がつかない。


  つりの会(東京労釣連)が魚の放射能測定をした。奥多摩のニジマス。茨城県与田浦のフナ、西湖のヤマベについて微量ではあるものの、セシウムが測定された。
 チェルノブイリでは、長期間経過しいても放射背う物質の値が増えるという実例もあるという。安心できるまで、できる限りの検査を続ける宿命を負った。

 いまだに福島第一原発から冷却水が漏れだして海へ流れ込んでいる可能性がある。人間を含む自然界に対して、取り返しのつかないことをしてくれた。大飯原発の再稼働など全くの問題外だ。

2012年4月17日火曜日

尖閣諸島おいくら?

と聞く都知事、言い出したら既成事実として歩き出すのか。マスコミはまたおだて役?、新党構想が行き詰まって暇になったせいか、「島買います」ですか?


 こういう知事の態度を都議会はどうする気だろう。第一議会の施政演説もないのだから、思いつき発言になるわけだ。納税者としては、行政サービスに使っていただきたい税を、不動産購入に使うと急に言われたのだから、議会にもちゃんと対応してもらわないといけない。


 もっとも、築地市場の豊洲移転は、民主党も含めて賛成多数で予算を決めてしまった。都議会の「多数派」がたよりになるのかどうか心配なことだ。豊洲移転は石原都知事が就任後に、都の方針をひっくり返して強行したものだ。


 西の大阪市長も、府知事を止めた理由も定かでないまま、新党結成にご執心。大阪市政が何をやるかと思えば、行政サービスの滅多切りだ。


 野田内閣は消費税増税に、頼んでもいないのに政治生命をかけるし、大飯原発再稼働をなんとしてもやりたい様子。「飛翔体」問題では、失敗した北朝鮮が笑われずに、政府の対応が笑われている。選挙民の「政権選択」の結果が問われるし、マスコミの誘導が生んだことなので、自戒を迫られることだ。


 選挙で審判するのが議会制民主主義だということは理解するにしても、この有様ではね。当選しても「ストレステスト」を受けさせるというのはどうだろう。もちろん、「結論ありき」のものでなく、第三者機関による一斉共通テストを。

2012年4月16日月曜日

諸事片付けの一日

 昨日の「与田浦の川漁師さん」の写真と動画をホームページに載せた。動画はYoutubeに載せたので、これを写真集のHPに挿入すればいいのだが、ビデオファイルを張り付けることもできるようなので、挑戦してみた。


 ただ、これは見るときにソフトが必要なので、パソコンによってはみることができないみたいだ。使い勝手はもう少し研究しないとだめだ。漁師さんはテレビに2回もでたことがあるそうなので、HP登載もよいだろうと判断した。


 午後は溜まっている雑事をやらなくてはいけないと、郵便物の整理から始める。2月にプロバイダーを変えて、使わなくなったレンタル機器の返却をすること。これは返却の手続き書類を待っていたものだった。連れ合いが退職したことで、自己の年金額が減ってくることになるので、その届出もださなくては。


 介護保険の払込み、そのほかいくつかある。準備してから必要なものをもって、外に出る。血圧の薬が切れているので、病院に行く道で郵便局に寄り、郵送物を頼んだ。中野の駅の北側まで、ウオーキング。暖かくなったせいか、人の行き来が多いみたい。介護保険は期限ぎれで、コンビニでは扱わないそうだ。


 岩手山麓で撮りためた写真をSDカードから、外付けHDDにコピーして、今日の仕事はお開き。

2012年4月15日日曜日

フナつり大会フナ釣れず…魚いるのに

 目覚まし時計は3:40にセット。先日のイワナ釣りの「早起きトレーニング」効いてか、時間前に目が覚めた。昨日岩手山麓から東京に戻ってきて、当夜は連れ合いの「退職ごくろうさん会」で家族全員集合して大宴会。カニやら寿司やらを豪華にそろえて盛り上がった。暮れから、今年にかけて家族に体調不良が蔓延していたが、落ち着いてきたのでなにより。


 早めに寝ておいたからよかったのか、段取りよく支度をしてレンタカーの店へ歩き出す。店まで25分はかかるから、釣り道具の荷物が重いときはちょっと大変。時間通り待ち合わせのMさんを乗せて与田浦へ向かう。しばらくぶりで皆と会うので気恥ずかしい。


 80人が参加して盛会になった勤労者つり大会(フナ)。開会式を済ませて釣り場へ向かう。どこへ行こうかと、いつも迷いながら「通ってきている人にはかなわない」と話しながら水路をいくつか見て車を走らせた。


 水路が交差している辺り(6号水路)で釣ることにして、始めたものの風が強く吹いて寒い!しばらくやっていると小舟を操ってこちらに向かってくる人がいる。


 見ていると、水路に差し込んで立ててある竹に船を繋いだ。網の筒状の部分を引き揚げて魚を取り上げていた。網を水中に張って魚を誘導し、丸く長い筒状になったところに集めて捕獲しているようだ。舟に引き上げられた魚は結構量あるようにみえた。


 声を掛けたら岸まで来てくれて、いろいろ話してくれた。寒い時期に、「オダ」を仕掛けて網で1トン近くもフナを獲ってしまっているから今は獲れないんだと話していた。


 釣れないんだというと、やるよと言ってくれた。「いや大会だからもらうわけにいかないんだ」と断ったのに「それじゃやるべー」と言ってフナを二尾放って置いて行ってしまった。無論放流しましたよ。好意を無にするようでしたけど。


動画で撮りましたが、5分以上の大作です。
     
 →  虚鯊写真集

2012年4月14日土曜日

スリルとサスペンスの夕げ

 冷蔵庫を開けて、あれあれ!あると思ったニンジンとゴボウが、両方無い。調理を始める直前に食材を確かめるというのは危ないな。なにせ記憶力が最近危うくなってるから、事前に確かめておかなくちゃならないんだ。


 鳥のもも肉なら仙人も食べるから、これを使ってと思っていたら目算が狂った。キャベツがあるからこれで何とかならないかと、まず鳥肉を胡麻油で軽く炒めて、だいたい火が通ったところで水を加え、醤油、みりんを入れ、白だしに鰹だしを少々。


 味見をすると少し甘い。醤油を加えて塩を入れるとだいたい良い味になってきた(と思われた)。ここにキャベツ3枚ザックリ切ったものを入れた。


 何をつくろうと思ったわけでもないが結果としてできあがった物は「鳥肉のキャベツ煮」かな。油もつゆに溶け出して、しつこくなくて良かった。「味の補償無い」と仙人に言うと「食えるよ」と反応があった。これに白菜の漬け物、ほうれん草のお浸しを付けたら、まあまあの食卓になった。


 何をどう造るかは毎日「その日暮らし」で、スリルとサスペンスの連続だ。しかし、今は「味付け」の調味料がたくさんあるから、料理を知らない物にとっても何とかなるものだ。

2012年4月13日金曜日

北朝鮮のミサイル失敗らしい。でも日本もねえ。


 北朝鮮が発射予告をしていた長距離弾道ミサイルについて、田中防衛相は13日午前8時24分ごろ、防衛省内で記者会見し、「7時40分ごろ、北朝鮮から何らかの飛翔体が発射されたとの情報を得た。飛翔体は1分以上飛行し、洋上に落下した模様であります。我が国領域への影響は一切ありません」と話したとネットニュースで配信されたのは9:10分。

 そのときすでにアメリカの偵察衛星がとっくに発射を確認していた。NHKにでてきた「元海将」氏が、確認のために時間が掛かっていたような弁解を説明していた。8時のNHKのテロップでは「発射確認していない」とのことだった。発射から20分以上も立っていながら、日本は「確認できない」状態だったと言うことになる。

 そんなこことはあるはずがないから、情報が管理されていうことか。防衛省はアメリカ国防省の連絡も受けているだろうから、とっくに確認していた。ミサイルの破片の「迎撃態勢」をとって、「万万万が一日本に飛んできたときのため」(元海将談)に備えた。

前日のニュース
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時事通信 412()1221分配信
米軍の早期警戒衛星が捉えた発射の第一報は、航空総隊司令部のほか中央指揮所の「総合オペレーションルーム」に届く仕組み。
  ミサイルが発射された際の情報伝達について、2009年の前回発射時に「誤報」した教訓から、制服組トップの岩崎茂統幕長が確認した上で、首相官邸に連絡することにしている。
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 危険の可能性の低さを承知で、税金も使って大仰な体制を取って、挙げ句の果てに、国民への通報は、ミサイルが飛んでいた81秒後のずっとあとに「確認していない」と知らせたわけだから、祭りが終わってからの知らせみたいなことになっている。防衛省からはマスコミも情報をとっているから、「情報操作」されていたことになる。軍事に対する「監視」が行き届かないのは危険なことだ。

だから、日本独自の偵察衛星(情報収集、早期警戒)を期待するという「声」と気脈が通じている。


防衛省、自衛隊の専門誌「朝雲」1月26日 バックナンバー参照
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宇宙開発調査会、早期警戒衛星運用など 安保分野の利用を提言


…安全保障分野での宇宙利用は、昭和44年5月に衆議院の宇宙開発・利用の基本に関する決議で、「宇宙開発は平和目的に限る」として閉ざされていたが、法改正により、防衛省が進める弾道ミサイル防衛システム整備や情報収集衛星、早期警戒衛星の開発、運用への効果が期待されている。
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2012年4月12日木曜日

渓流つり余録

 昨日は釣りから帰ってきてから足腰が痛くなって、ああ年だなと思った。今朝はどうなるかと案じていたが、そんなに痛いと言うことはなかったので安心。まだ若いか。ははは。
 
 釣りをしている最中も、足元はもちろん、枝に仕掛けを絡まさないようにと気を遣いつつ、無理しないようにと気を引き締めながら渓流を歩いた。疲れて注意が散漫になるとよろめいたりする。


 何度も渓流つりをやっているのに、サオの出し方に注意が行き届かず、仕掛けを木の枝に引っかけてしまう。焦ると余計トラブルに入り込む。


 同じことを続けるのが難しくなってきているので、短時間にきりあげることも意識して楽しんだ。それで、成果があったから言うことなしだけど、よそから見たらそんな苦労してどこがおもしろいのだろうとおもうだろうなと、勝手に思っている。


 自然のなかは厳しいもの。こちらが折れて合わせる以外無い。精神修養ではないが、心穏やかにいかないと危険も伴う。たかが釣りだけど、小難しいだけに、釣れれば面白みは倍増する。


 今日はピーカンになった。昨日釣りをやっておいて良かった。昨日釣り場にまとまって出ていた蕗の薹を採ってきたので、味噌和えをつくろうとネット検索した。前回調理したときも、作り方をネットで検索して見ていたが、この味噌和えもいろいろな調理法があるらしい。


 気に入ったものがあったので、「さじ加減」を正確にしてやってみた。これは上手くできたようだ。3回目の蕗味噌造りになった。東京へのみやげにしよう。

2012年4月11日水曜日

初場所初つり。イワナ31センチがでた。

 今期初の渓流釣りに行く。ウオーキングがてら、兼ねてねらいを定めておいた小さな渓流に入ってみた。雪は殆ど溶けていて、じゃまにはならなかった。しかし、水量は申し分ないが落差がない。雑木が渓流に被っているところは、攻めきれない。雪が雑木を倒したのかもしれない。


 渓流が林の中を流れるところで、ようやく竿を出せる。そこも枯れ枝が落ち込みに溜まっていて、難しかった。枯れ枝が流れていけば条件が広がるかもしれない。ボサのあるところは、これから先葉が出てくる頃には、釣りは不可能だろう。始めてやってみたところで、アタリがあったのが3回。


 最初はばらしてしまった。逃げた魚は大きい。次に慎重に食わせて、上がってきたのは以外にもヤマメだった。初ものなのでゲット。20センチかと思って後で測ったら18センチだった。次の当たりではイワナ。これは小さいので放流。


 場所も初めてのところだったので、みたてた結果としてはまあこんなものかと一応満足。




 11時に親父がマッサージに行くので、車で10分ほどのところに送って行った。終わるまで小一時間を過ごさなくてはいけないので、渓流がありそうな谷合のほうへ行ってみると、案の定釣りができそうな渓があった。


 この次のためと思いながら渓に沿って歩いて行くと、気をそそるような落ち込みがあった。道路端から竿を出せるところだったので、幸い車に積みっぱなしだった竿を引っ張り出してやってみると、大物の気配。


 一度は外されて、仕掛けを木の枝にひっかけて取られてしまった。新しい仕掛けを使って、もう一度。かかったのは大きかった。足は短靴だし、タモももっていないから慎重に浮かせて、持ち上げた。測ったら31センチあった。




 この上流にも気がひかれるが、この次の楽しみに取っておくことにして、歩く途中で見たフキノトウを急いで摘んで、戻ったらまだ、親父のマッサージは終わっていなかった。待っている間、写真撮影をしておいた。


 昼食後、もう一か所行こうという気になって、仙人の家からホンの数分ほどの「気になる場所」に行ってみた。人家のあるところだったので、やや川が汚れていて浅くなっていた。アタリは一度もなかった。


 帰ろうかと思ったが、その沢の上流に向かっては家に戻る道なので、少し上って行って途中から入渓した。流れもよし水量もよしで、反応がでた。22センチ25センチ2尾をつり上げた。時期はまだ早いかと思っていたが、活性が高くなる境目のような感じだった。イワナの腸には、食べた川虫などの餌がたくさん入っていた。