2020年6月20日土曜日

ご近所界隈、自粛の街

 「コロナ禍」で巣ごもり生活を強いられる、これまで体験したことのない妙な生活から、抜け出したいし、写真の目から言ったら記録になりそうな状況を覗きたい。との思いが鬱々と湧いてウォーキングがてら近所を回って歩く。「解除前」の時だったから、あたりまえながら人けがなく、あっても行き交う人が少ない街は、なにかゆったりとした様子で、これまでの日常のようなザワザワしたものが感じられず、ドラマの田舎暮らしかヨーロッパの国にいるかのようだった。

 そこに見えるものは限れたものにならざるを得ないにしても、あまりにもお粗末な政治の動向や困難な生活を想像することはできそうだ。ただ、もっとあるだろうものに接近することができたかどうかは、やっぱり腕前との関係かも知れない。












2020年6月14日日曜日

少しずつもとのように動き始めるが、気分の持ち様が付いていくか

 いままでやっていた物事が、突如として止められてしまった。なくなってしまったことで、片付けだとか読書だとかこの際に、積んであったものを整理するという、珍しくも積極的な生活をやった。やったことはよかったが、Aを少し動かすとBに取り組み、BからまたすぐにCに移っていく。高齢者の生活態様がモロにでているのも可笑しい。たまったテレビ録画は、記録時間がなしに等しかったものが残11時間となり、新しい録画で溜まっていく時間を超えて減らせたのは、新型コロナのおかげだ。

 ぼちぼちもとの生活再開の動きが出てきて、予定表への書き込みも再開となった。そしたらこの度はなぜかだんだんおっくうな感じが出てきてしまった。他から強制されない、何もしない生活とはそれなりに良さもあるのだ。右のものを移すのも掛け声がいるような具合になったのだから、もう周回遅れでもいいからゆっくりしたい。そんな気分がフワッと現れ出てくる。

 でも年寄りになったら「動かない」のは褒められたことでない。まだ動ければまだ健康人の部類なのだろうから、ぜいたくを言っちゃいけない。しかし、「コロナ前」に戻すには、掛け声どころでは元に戻りそうもないない。自粛生活で得したことは多々あり、これまでの日常で「棚」に積むだけ積んだ「ゴミ近」を埃が経たないようにそっと下ろして、どう始末してくれようかとあり余る時間を使えた。有効に使えたのはよかったが、あんまり「切れよく」と言うわけでもなかった。でもまあ、普段ハタキをかけていなかったものに、パタパタとかけて塵を追い出せたのは精神の上でもよかった。ほかに何かいいことがあったのか?考えるほどのこともない。せいぜいそんなものだ。

梅雨の予兆、紫陽花が近所でも賑やかに咲き始めた






2020年6月9日火曜日

東京アラートと満月の取り合わせ

 起きしなに腰が痛む。昨日もそうだった。ウォーキングはしなかったからストレッチのせいかな。おまけに膝の内側を例の虫(なんだろう?)がまた噛んだらしくて、痒みがある。ぼつぼつと膨らんでいる。朝シャンをして体も洗いさっぱりする。土曜日は朝食時間は遅いので、ロールパンを一個もちだしてホットコーヒーを入れる。日記書き始めの「起きしな」のことばが、予測候補にでなくてIMEで単語登録。単語登録したのは久しぶりだ。昨夜、「東京アラートのライトアップ」と、ついでに「月」の写真を撮ったので、投稿サイトに載せることにした。

 ついでに撮ったほうの「月」は、偶然満月にあたっていて「ストロベリームーン」と称されて、アメリカの先住民が使っていたものだとのこと。

Facebook投稿

昨夜は満月、「ストロベリームーン」とはアメリカの先住民が使ったそう。各月の満月に動植物や季節のイベントなどに着けたとのこと。方や「東京アラート」、横文字の好きなお方の造語。和風に訳すと「赤いきつね」かな。緑のタヌキからの転進。



2020年6月4日木曜日

ウィルスとの闘いよりは共存になるのか

 大都会に人影が少なくなる光景は、寂しいというよりもさっぱりとしてよう映る。年末年始以外はほとんど感じたことはない。このさっぱり感を良いことと言い切るわけにはいかないが、道路や繁華街や駅周辺は、言わばヨーロッパ風のゆったとした時間の流れが支配しているように見える。食事でも買い物でも生活にかかわる必需品を手に入れる活動、サービスを提供する側もされる側も、自粛期間中はほぼ「固着」している。いま使える金を持っていたしても、人同士が近づいてはならぬと自粛させる側が叫ぶし、感染はお前さんたちの責任にかかっているのだよと、言葉を重ねられるので、「自粛」行動の規範に沿わざるを得ない。

 家族や親せきや仲間であれば、励ましあうところなのに「自粛警察」まで誕生して、監視行動をするようになる。人間社会のなんなのだろうこれは。この瞬間、田舎暮らしであれば、畑に行けば少しくらいの野菜が獲れ、密にもそれほど気をつかわずに生活が成り立つこともあるだろう。

 感染者が目立つのは、目下検査の数は問題があるけれども、都市部に集中している。生きていくため、食べるための稼ぎ場所と、細かな分業でささえあっているから、躓くとすぐに影響をうけるのは都市部だ。新型コロナは人間社会が作り上げた弱点をついて「繁栄、拡張」を狙っているわけだ。敵との闘いというセリフもでているが、「経済重視」の名をかりて活動再開に踏み込んでも、だれもが考えるように次の感染者増の山がくることは間違いないだろう。それが何回かあるとすれば、闘って撲滅ということにはならず、実態としての共存ということになっていくのだろう。ほかのウィルスと同じ様に。

 だいたい、閉じこもっていたウィルスをかき回して引っ張り出したのは、われわれの社会の方だ。ウィルス以外の生物にも、どれだけの傍若無人な毒矢を放ってきたことか、今になって「持続可能な」などという言葉も、ほとんど虚しく響いて聞こえる。












2020年6月2日火曜日

自粛の街が、さて6月はどうなることか。

 持続化給付金の支給769億円がまた、「お友達」を介して動いているとか。マスクの件にしても怪しげな税金の流れが表ざたになっている。モリカケの件も特定の知り合いに、特別の手立てで「稼がせる」ということが、常道なのだと考えればつじつまが合ってくる。政府の新型コロナ対策とは、感染拡大の防止はさておいて「経済」対策が先行してより重点になっている。経済と言っても中小の事業に対しては「借金」を増やす程度の手当てで、大企業が雇用調整(首切り)しようが非正規雇用者が職を失おうが、有効な手立ては見えない。ようやくの「しぶしぶ10万円支給」もいまだ届かない状態で、日本の政治の悲哀をいやというほど感じさせる。

こんな状況で、これから先の感染拡大のヤマに、どれだけの対策が期待できるかを想うと、ずれたマスクの顔を見るだけで気分が悪くなる。

新宿の街














2020年5月25日月曜日

散歩道でテイクアウト格安ワインゲット

 喫茶店で自粛の時間を生かして読書をした。このチャンスを使って本読みをしようと、思っているのに、いくらでもありそうな時間がなかなか使えない。家でごろ寝しながら読むよりは、よほどよいと思い気分転換もかねて出かけた。喫茶店は幸いにして密になるほど人がいなくて、ゆったりと椅子に腰かけられた。聞けば、休業しても給付金などはもらえる対象でなく、良い場所にはあっても売り上げがないとやっていくのが大変らしい。駅のそばで条件が良さそうだけれど、店を休業にして止めるわけにもいかないらしい。

 カフェラテを頼んで飲みながら、だいたい月刊誌の2項目ほどを読み上げると集中力は終わる。一時間ほどで、文字面を眺めるのが、見るだけになって内容を理解することまでいかなくなる。

 見切りをつけて立ち上がり、歩き始めると小さなレストランの前で、お兄さんがテイクアウトしている。一度通り過ぎてから「肉料理」が気になって取って返した。一緒にワインも置いてあり、眺めているとお兄さんが「格安なワインです」と説明した。小さいけど立派なイタリア料理店で、ワインも素人目に見ても本格的な感じだ。「よし」と買うことにした。なんと「2200円」でいいという。こんな時でなければ飲もうかと言う気にはならないが、少しばかり購入しても足しになるのだろうかと、家で美味しいワインを飲みながら思った。


2020年5月18日月曜日

アマゾンの世話になりたくないけど

 オンラインで写真の合評をすることになり、ヘッドセットをアマゾンから注文しました。この時期需要が多くてしばらく時間がかかるとのことでした。払い込みは「コンビニから払い込み」にして同日メールがあり、すぐに払い込みを済ませました。 

 17日後になって商品はキャンセルというメールがあり、代金は返すとのこと。しばらくたっても連絡が来ないので、チャットで紹介すると「アマゾンギフト券」に返却したとのこと。現金で払い込みをしたのだから、それに応じた返却があってしかるべきと思い、銀行振り込みをするように依頼して決着しました。アマゾンギフト券として処理しい、「返した」との通知もなかったことに苦情を言いました。

これまでも商品の買い入れを何回となくやっているが、「プレミアム会員」になれとの勧誘がうるさく、一度は会員になったものの、会員になっても実利を得ることが少ないようなので退会をしました。そのご何かの注文をした時に、郵送料が無料と言う甘言にのってまたうっかり会員に登録してしまった。会員をキャンセルするのに一か月分をしっかり取られて、商魂たくましさに呆れました。

 新型コロナ感染拡大のおかげで、また売り上げを伸ばしているとか。従業員をこき使って、莫大な利益を上げていながら税金は、それに応じたものを負担していないと言われているので、商品購入ではなるべく使わないようにしているけれども、NET購入の利便さから逃れられない。楽天しても送料出品者負担として、アコギな商売をしているし、わかっちゃいるけどといったところ。ほかのサイトから見つかるときはいいけれども、やむなく利用することも多い。

2020年5月14日木曜日

伏し目がちに行ったイワナつり

 「県を跨いでの移動」は自粛してと、しきりに声がかかっているので、出かけることが罪っぽいことになった。もし、感染者に関わったらその指弾の矢はものすごいだろうなと思いつつ、人に接するのはサービスエリアのトイレと、コンビニだけなのだからという言い訳をして、出かけることにした。家族の目もやや冷ややかではあったものの、どうせ止めやしないというあきらめをも味方につけての夜行出発となった。

 早朝、峠を下って昨年の駐車位置よりは、川に接近した位置までたどり着き、釣り支度を整えて歩き始める。が、ここ何年も本格的に体験していない山道を、釣り場まで歩くのは艱難辛苦のことだった。現地になんとか着いたのは同行した友人のおかげだった。イワナはそう大きないが20センチほどのものを7尾ポンポンと釣って、上流へと向かうことになったが、歩行が定まらなくてすぐに転んでしまう。もうそこであきらめの気分で、先に行った友人を待つことにしてカメラを取り出した。

 帰りの道も言わずもがなで足は上がらないし、斜面の細道は恐怖で進めないしで、予定の時間をとうに超過してしまった。キャンプの支度と夕食の準備も、友人の世話でなんとかできあがり、焚火を囲みながらビールを飲むことができた。イワナの刺身と照り焼きは絶品だった。













2020年5月2日土曜日

南を忌み嫌うわけではないにしても。

 南風が吹くと漁師は天候の変化の前触れとして警戒する。南風時に羽田目指して飛んでくる航空機、漁師でなくても注意しなくてはならなくなった。新型コロナの影響で客がいなのに、「ゴースト・フライト」を運航している。ヨーロッパのルールによって発着枠を失う恐れがあるため、割り当てられたフライトを運航しないわけにはいかないとは、バカげたことだ。

 麻雀の場合も「南カンに上がり目なし」と「格言」(=お遊び)が使われる。「難関」との語呂合わせらしい。操縦士さんには難関とのこと、「南」おろそかにできず。
 
 海外から観光客を呼んで、観光資源を売りに金を落とさせる。あげくにウィルスも上陸して、目下タコ踊り状態。熱が出ても医者に行くこともできない。命にかかわることが目の前に突き付けられて、安心というキーワードは目下どこかに置き去りになっている。こういう国を求めてきたわけでは、絶対ないと思うけど作ってしまった責任は自分も含めて負うことになる。経済をという声にのせられて、こんなに底の浅い社会しか準備できていなかったかと思うと、本当に腹立たしい。


2020年4月30日木曜日

神田川の後景、昔は青空だったのだろうな


 神田川の近くに住んでからは40年以上になる。当時は「革新」という政治情勢が高まっていたときであり、保育園の心配も難しくなかった。社会運動が活発に進められて、生活の面ではよくなることがままあった。当時の歌謡曲などは明るくて穏やかなものが好まれたのはそのせいだろう。「心配事」がとりあえず手に入る時代だったのは、この時期のみだったともいえる。

 だからフォークソングなどは肌合いにうってつけになったのだろう。「風呂屋」に行くと謳う神田川。そんな文化はいまどこに重ねられているのだろか。雨水を流す側溝の親分のように作ったコの字型の「川」と添えられた遊歩道。遊歩道を走る若者、犬を連れた散歩、遊歩道のほんの隅っこに花を植え飾る人、ここから生まれて出てくるものもあるのだろう。残っていくものは、目に触れないものもたくさんあるのかもしれない。








2020年4月26日日曜日

大変な時だから伝わる言葉がある

沖縄県玉城デ二―知事のツイッター
 今年の大型連休に沖縄へ来る予定の方が航空会社の予約によると6万人余いるとのこと。残念ですが沖縄は非常事態宣言の体制で充分なおもてなしは到底できません。離島を含め医療体制も非常事態です。どうか今の沖縄への旅はキャンセルして受け入れ可能な時期までお待ち下さい。stayhome weekして下さい。

応えた投稿
 旅行代理店に勤めてます。その飛行機の予約数、我々代理店がお客様からのキャンセルの連絡を処理できておらず、そのまま予約状態になっている・・・ってのが相当数だと思います。
2月下旬から私達は連日長時間残業してますが、まだ数万件の未対応の問い合わせがあります。ホント申し訳ありません。

ABっぺのツイッター

~より一層の御協力を何とぞお願い申し上げます。
接触機会の8割削減に向けた取組を加速化させてまいります。

~今後、医療防護具を、国が、直接、優先的に提供することとします。そのためのウェブを活用した状況把握システムの構築、体制整備を早急に進めてください。

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~政府を挙げて取組を強化していく必要があります。関係閣僚においては、一層の取組の強化をお願いします。

的に当たってないし、力も感じない。空しさは湧いてくる。