日本蕎麦店を探して昼食にするのが旅の定番。NET評判をみてのことなので、大概は美味しいそばにありつける。あだたらロープウェイを下りて昼には少し早いので、霞が城公園の菊展を見ることにした。ひととおり回ってみて、これまでこんなふうにじっくりと見たことはなかったと思い返した。たくさんの様々な菊が、選ばれて出展されているので、写真を撮るにはあまり歩かないで済むのがよかった。コロナ下での「出控え」もあるのか、人も少なくてお互いを邪魔にする感覚はなくて、じつにゆったりした見物だった。腹具合もちょうどいい時間になって、またスマホの効用で蕎麦屋を検索したら、また宿泊したホテル付近まで戻る道筋になった。美味しいものを口に入れることができて、不平を思うことはなかった。
虚鯊は「ウロハゼ」。関西で好んで食べられている。すしネタでもいけるとか。「あーそーべー」は山形の方言で、一緒に遊ぼうとの意味。ウロハゼは関東の海でも増えてきているもよう。温暖化の影響かもしれない。夏のハゼ釣りのとき、マハゼに混じってつれるが、「つりの競技会」となると、邪魔者にされることがある。
2021年12月8日水曜日
2021年12月6日月曜日
最終日、あだたらスキー場のロープウェイで頂上へ
2021年12月4日土曜日
ビールを注ぐ自動装置=サーバーについての後書き
前回のブログで、ビールの「自動装置」で泡まで注ぐことを書いた。コーヒーやジュースなどをサーバーで、カップを注入口に置いて注ぎ入れるのはよくみるし、今や家庭内で使うことを宣伝している。夕食時、ホテルのセルフサービスにあった、ビールサーバーは、コップを置いてボタンを押すとコップを傾けながら注ぎ込み、一杯になる寸前で止めて起こし、泡を入れるというものだった。初めてのことだったので面白く半ば感激した。(もう飲み屋さんにはあるのだろうな)それを飲み終えて、お代わりをしてもう一度やろうとしたとき、マスクと手袋をするのを忘れて注意され、憂き目にあった。と、前回ここまで書き込めばよかったものを、そこまで至らなかった。繰り返せば前頭葉に刺激がでて記憶されるだろうと、もう一度記憶を呼び覚まして書き込むことにした。
2021年12月2日木曜日
墓参と紅葉狩りの最後は岳温泉
長井ダムで紅葉の濃密な景色を堪能した後、岳温泉に向かった。ホテルについて夕食までの時間があるので、庭を回ってみることにした。このあたりは紅葉の盛期がとっくに過ぎてしまったようで、物寂し気な様子が秋の深まりを醸し出していた。最近、「残り少ない時間」にやけに共感の気持ちが重なって、これだって秋の紅葉のうちだと、シャッターを押すことが多い。
旅の計画は、懐ぐあいを斟酌して、一流どころはなるべく一泊にとどめるようにするのが我が旅の仕様。ピンよりはキリに近いほうを混ぜての宿泊にする。それで失敗したと思うこともままあるけれども、それはそれで記憶にのこって、思い返しては「あのときは」と話題に遡上する。温泉ホテルは団体客が主の大きなもので、温泉もさしたることはなかったので、どちらかと言えば「あのときは」と記憶に残る方になった。
食事が一部バイキングで飲み放題という変わった内容だった。ビニールの手袋とマスクをして、飲み物をとりに行くというスタイルで、コロナ下でのやり方として定着したのだろう。ビールを自動装置で「泡」までコップにそそぐとは…。これもコロナのおかげなのだろうか。
2021年11月29日月曜日
ワクチン接種後の「死亡者」も1300人を超えて評価不能?
東京新聞(11.12)
「27歳の男性は6月28日に1回目を接種。7月6日に心停止し、8月3日に死亡した。接種前から心臓に疾患があった可能性もあるといい“接種が原因と強く疑うことは困難”と専門家が評価した。24歳の男性は8月14日の2回目接種後、17日に死亡した。接種後には発熱や腹痛を訴えていた。」
この記事でも「強く疑うことは…」とのことで、判断に至っていない。8月22日までに1093人死亡とされるうち評価不能が99%以上と公表され、「接種が原因の死亡」は、カウントされていない。しかしこれはゼロということではない。少なくともアメリカのように、モニタリングする体制をもっと充実させることは必要だ。
東京新聞(10.25)
「精神疾患の既往はなく通常に勤務していた若者。ワクチン接種後に突然精神障害を発症している。因果関係は否定も肯定もできず同様の有害事象の収集に努めるべきだと考える」とのコメントも載せられている。こうした状況が接種の不安に輪をかけることになってしかたがない。3回目の接種を進めることばかりが先行して、「ワクチン注射が安心につながる」ということだけをもって先行させて良いものだろうか。
副反応の影響についても、8月19日以降、救済が認められたのは全国で66人のみで、救済申請する場合のハードルが高いく「救済制度」を申請する人は少ないとのこと。
また新しい変異体が発生して、心もとない検査体制やら医療体制はどうなっていくのか、キチンと対応できるのだろうか。そんな動きはあまり見られない。
申請のハードル高い救済制度 河北新報(9.23)
ハードル高すぎ? ワクチン副反応の救済申請、神戸でわずか22件 神戸新聞(10.20)
2021年11月28日日曜日
寒くなるのは気候のせいばかりでない
10月に入ってから、コロナの感染者が減って「安心感」が湧いてくる。「じっと我慢の子」から抜け出したいのはみな同じなのではないか。さて「行こう」と自らも計画して紅葉を眺めたい気持ちを満たしに出かけてきた。しかし元の生活に戻りたい願いは難しそうで、やっぱり今後の「再拡大」もあるのかという報道をみて、一時の安息かとまたもモヤモヤとした不安を感じる。3回目のワクチン接種を始めるのだと政府が言い、だんどりの議論が始まっている。
それにつけても気になってくるのが、ワクチン接種による「副反応」や「死亡」のことで、接種後の死亡者が1300人を超えるところまでになった。ずっと「評価不能」とのことで事実上棚上げになってきた調査結果について、11月に入ってから新たに視点が加わった論調になってきた。
今月初めのNHKの番組でも、取り上げられていた 「ワクチン接種後の死亡者について、99.3%が解剖所見をみただけではわからない」「突然死と区別できない」「症例の分析は検討会でやっている」「4万件を手作業で資料収集している、99%評価不能」「因果関係特定できない」といった状況が説明されていた。
アメリカの場合は ・米国疾病予防管理センター(CDC)で因果関係が認められないと公表 ・モニタリングシステムで1200万人から資料を集め、軽度な心筋炎で若い人に差が出た~などとのことだった。アメリカと日本との対応の違いも、やっぱりと気にはなるが、最近になって厚生省の「発表」をめぐって、新しいことが浮かび上がってきた。
最近の報道から拾いだしてみると、厚生省の「発表」に少し立ち入った内容も発信されている。 「接種後の死亡について「高齢者の死亡は一定の確率で起きるので、どのように評価して伝えていくかは非常にデリケートな問題だ」 「厚生労働省は12日に開いた副反応に関する専門部会で、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンの接種後、男性4人が心筋炎を発症し死亡したと報告した。うち2人は20代男性で、若い男性へのモデルナ接種を巡っては、心臓の筋肉に炎症が起こる心筋炎などが出る割合が比較的高いとして、厚労省が注意を呼び掛けている。」など。
東京新聞(11.12)では 「心筋炎で死亡した事例が報告されたのは、モデルナ製では初めて。接種との因果関係はいずれも評価不能とされた。先行したファイザー製でも死亡事例は13例あり、若い男性に限ると20代の死亡例が1例ある。報告(厚生省)によると、死亡したのは20代2人と40代2人」と、相変わらず評価できないとの前提ながら発表されている。
「ワクチン接種後 死亡」でNET検索
2021年11月25日木曜日
長井ダムは初めて行ってみたところだったけど
散居を撮りに行こうとして、計画したことがあった。その時には何かの都合で行かれずにいた。南陽、長井市は果物や花では有名なところで、これまでちらちらと、旅先の候補に浮かんでは消えていた。上山温泉を後にして、次の安達太良までは時間がゆったりあった。
娘が得意のスマホ検索で拾い出して、行ってみることにした。上山温泉を出発して米沢方面に向かい、南陽市から西へ入っていく。ダムの湖岸に車を止めて紅葉を眺めつつ、撮りつしていると、車やバイクがひっきりなしに通り、紅葉を楽しんでいく。
近くに駐車した地元の夫婦連れが、先の方にもっと素晴らしいところがあると教えてくれ、行ってみるとダム湖の展望台があった。こちらはメッカらしくて人が多い。湖岸からは遊覧船まである。紅葉の素敵な景色に圧倒されて、ウンウンと見て回ったダム湖が、見たかった紅葉の景色を堪能した一刻になった。
2021年11月23日火曜日
肘折温泉に別れを告げて
肘折温泉へ行くと必ず寄ってみる「男沼」。この入口がちょっとわかりづらい場所にあって、慎重に目当てを見ながら進入していく。この場所は、最初はいつ寄ったのかを忘れてしまった。沼が三つくらいあるところで、多分川の流れとの関係があるのか、実に静寂なところ。地元に人しか知りえないところで、今は暇なバーベキューの施設が小ぢんまりと鎮座している。
大がかりなレジャー施設とは雲泥の差と思えるところ。シーズンオフであることが幸いで、どこでカメラを構えようが邪魔にされることも、邪魔にすることもない。ぐるりと回って隣の沼を巡るコースもあって、たいした時間も使う必要もなく周遊できる。そのストレスのない自由さがいい「お気に入り」となっている。いつものように、入口の沼を見て、どんな感じなのかをうかがうが、「紅葉」と限るとちょっと時期を過ぎている感じだった。「惜しい」とは思いつつ、せっかくのお気に入りの場所を、簡単に去るわけにもいかない。