2011年6月11日土曜日

見れども見えず

 我が家の爺が午前中に帰ってきた。腰に力が入らないみたいで、寝たきり状態だったものだろうか

 午後晴れたので、「血圧対策」にこれ幸いと散歩にでる。アジサイを写真に撮ろうと最初にいってみたが、昨日見た以外にもアジサイを植えている処がたくさん目に入ってきた。

 散歩は、家を中心にして東西南北、結構歩いているのでいろいろ目に入っているはずなのに。心ここにあらざればということか。
 アジサイのおかげで7300歩の血圧対策になった。

昨日見たアジサイ
















あっちのアジサイ

















こっちのアジサイ

2011年6月10日金曜日

咲かせる楽しみ

 朝、散歩しながらツツジの花がもう終わりだなと寂しく思っていたら、その後続いてアジサイが、もうじき咲く勢いを見せていた。

 ツツジを植えているところも結構あるが、アジサイを家の前に植えて楽しむ人も多い。花を咲かせるということも楽しいことなのだろう。

 でもね。花は嫌いではないが、面倒を見るとなると大変だろうな。

  今日、「樹たちの声」を歌った。素敵な合唱曲で、歌詞に「エゾヒグマになって山を駈けてみませんか、かしわ、かつらぎ、ナナカマド、錦の模様が見えますか…」というのがあった。

 
 ナナカマドの花が、我が岩手山麓に咲いていたのを思いだした。紅葉の一番手で「目立つ」存在なのに、花はわりと控えめなのかな。



6月3日撮影

2011年6月9日木曜日

写真展「視点」を覧に川崎まで行く

 朝の散歩は4700歩だった。朝は良い。頭が回転するから、あれこれの思いつきを生み出す。HP更新のときの不具合修正の方法を思いついた。実際やってみたら正解だった。

 写真展(「視点」)を覧に、川崎まで行く。慣れない道のりで、乗り継ぎを間違えてしまった。

 写真展はテーマが平和だったり、生活や身の回りだったり、伝統だったり、都市の虚無感などを実直に見つめるて撮るものだから、撮影者が何を感じているのかを想像しながら覧る。主張があるから、美しいさばかりの写真とはひと味が違う。

 ウーンこんな良い写真を撮って…と羨ましいものがたくさんある。こういう素晴らしい写真を見て、また写真を撮ろうという気持ちがかき立てられる。

 帰ってきて、今日もトータル一万歩ぐらいいったのではないかと、確かめようと思ったら、歩数計をもっていなかった。こういうときは自分に都合良く、一万歩はいっただろうと、記録に止めることにする。

2011年6月8日水曜日

歩け歩け

 健康のために一万歩というのは大変。少し血圧が高いから、医者に降圧剤を増やすと言われて、そういえば最近頭が痛くなるのでもそのせいらしいい。

 また少し頑張って歩くことを続けようと、この間から歩数計を首からかけている。

 先日の釣りの間もカウンターをつけていたけれども、沢歩きではあまり歩数は多くなくて、4000歩ぐらいがせいぜいだった。

 昨日は張り切って2回散歩に出てようやく一万歩を超えた。

 今日は午後から晴れたので、高円寺の上州屋まで歩いて行くことにした。振り出し竿の先の方が固着してしまったのが、どうしてもとれなくて、モチヤはモチヤかと相談してみるつもりもあったから。

 なにか道具がいるんでしょうねと言うと、「そんなことはありません。原始的なんです。」と言って輪ゴムを二本使って、竿に取り付けてから、ゴムの反動を利用して床に当てると、見事にとれた。

 こっちだって何十年も釣りをやっていて、いっぱしのことは分かっているつもりだったが、ちょっとショック。

 竿が直って気持ちも軽やかに家に着くと9400歩。なんとちょうど良い運動になった。この勢いで、「出雲の旅」の写真HP更新作業も終えた。

http://29.pro.tok2.com/~urohaze/gallery9.html

2011年6月7日火曜日

いつまでも古いままでは

 政府が公務員の賃金1割削減を強引に決めた。こんなに「公務」が必要なときにどうしてそういう発想になるのか。

 公務員の「司令部」が十分な働きをしていないことを棚にあげて、住民の身近で働く公務員の給料を下げるのはおかしい。先頭で働く被災地の自治体の公務員、警察、自衛隊、支援に行っている公務員も多くいる。

 公務員の力がもっと必要なんじゃないか。

 被災地の失業者は11万人いるという。現地の復興事業に必要な仕事はいくらでもあるだろう。銀行が具合が悪いときには大盤振る舞いしたのだから、やる気になれば相当なことができるだろう。さっさと効果的な手を打ってもらいたいと思う。

 大連立ができたら、復興の手だてが進むとは考えられない。これまでの政治を引きずった政策を変えるのではなくて、消費税や原発のように同じスタンスにあるわけだから。

 岩手山麓のお気に入りのブナは、どんどん逞しくなっていく。政治もみんなのために逞しくなってもらいたいけど…。



5月13日の時は
6月3日には

2011年6月6日月曜日

ことの結末の日

 昨夜は家に着いたのが11時半を回っていた。午前1時まで日記の整理をしたから、今日は眠い。

 使った釣り道具や、衣類をすっかり洗濯してさっぱりした。9時40分にはコーヒータイムになった。

 もう一つ懸案の出雲の旅のエッセイがを、まとめなくてはいけないので、一日かけて4枚のエッセイにまとめた。もっとも、構想から下書きまでやってあったし、写真の選択編集も準備してあったから、推敲するだけでできあがった。

 デジカメはどうしても多くの写真を撮ってしまうので、保管するだけでは「見ない」に等しくなってしまう。エッセイと写真集をつくれば、結末がつく。写真集のまとめにもう一頑張りしないと。

虚鯊の数多フォト Diary Essayガイドからアクセス
http://29.pro.tok2.com/~urohaze/profile.html

PDFファイルが少し重いので、開くまでに時間がかかりそうで心配。

2011年6月5日日曜日

三日目の渓も楽し。

 三日目。少々疲労を感じるが、最終日につき元気を絞りだしてでかける。

 昨日の最上流部に行ってみるが、サラサラと小川が流れている状態。橋から魚が見えるが、釣りをするのは無理。少し下流から始めることにした。

 沢が暗くて、見ずらいところもあるが、太陽の明るさをさえぎって釣りの条件は悪くない。足元の石は小さくて釣り歩きやすいほうだろう。里川のように落差がない流れでも、ところどころに、落ち込みを造成している。

 ずいぶんつり落としてしまって、やはり集中力が欠けているのか、針のせいか。

 岩魚、ヤマメを5尾。当たりが頻雑にあったから、楽しめた。

2011年6月4日土曜日

自然と岩魚釣り満喫

 以前に行った沢の入口が分からなくて、貴重な朝の時間を浪費した。やむを得ず、昨年やってみた有根沢にいく。
 
 ゴミが少ないから、釣り人がたくさんは入っていないだろうと推測された。釣り人が捨てるゴミで、汚れていることが結構ある。

 有根沢は昨年釣りした時の印象は良くはなかった。今回はまあまあ、岩魚もでてきてよかった。入口で、ラーメンの昼食。タラの芽入りの贅沢なもの。インスタントでも、ソーセージも、キャベツも入っているとあっては、「650円」の値段は付けられるなと話す。

 次の行く先は、沢の様子が全然違って、落差がない平瀬が続く、鶯宿温泉の上流部。岩魚とヤマメの混在で、歓迎してもらった。

 出かけるとき、空気がうまいと実感した。岩手に来た時に味わう幸せ。

2011年6月3日金曜日

一日渓ですごす

 葛根田川支流荒沢で、一日暮らす。気温が低いので、合羽を着て備える。岩魚の反応が厳しくて、ウド、タラノメ、ネマガリダケを摘んでかえる。 
 田植えはほぼ終了。田と岩手山のコラボレーションがいい。植えたての田んぼは美しく、日本の原風景。

 今夜は山菜料理盛りだくさん。言うことなし。

2011年6月2日木曜日

柳の下の岩魚釣り

岩手山麓にでかける。釣の会の予定が、中止になったので急遽決める。雨のあとで、岩魚釣りに好条件。…だといいんだけど。このところ、よい結果に恵まれない。
盛岡からの乗り継ぎが悪くて、暇持て余した。

2011年6月1日水曜日

中野新橋の擬宝珠(ぎぼうし)は、新しいけど…

 中野新橋の「新橋」の工事が終わった。新しい装いでお目見えした。擬宝珠(ギボシ)がねェ。もともとは、銅か青銅で造っていたんだけど。

2011年6月1日















2010年5月3日 取り壊しの前はこんなのだった。















2011年5月23日 島根県 松江城の堀川で
 松江藩5代藩主宣維(のぶすみ)に輿入れした宮家の岩姫がみやげに「大橋と京橋の擬宝珠を持参され、京の三条に似せて京店を作った…」

  魔除けということですかね。柱の木材の腐食を抑える役割。




2011年5月23日(同日)八重垣神社で














擬宝珠(ギボシ・ギボウシュ)は諸説あるそうで、

 
 ネギのもつ独特の臭気が魔除けにもなると信じられ、その力にあやかって使われるようになったとする説


 仏教における宝珠から来ているとするもの。宝珠は釈迦の骨壺(舎利壺)の形とも、龍神の頭の中から出てきたという珠のこととも言われ、地蔵菩薩などの仏像が手のひらに乗せているもの。 この宝珠を模した形から模擬の宝珠という意味。


 ネギのもつ独特の臭気が魔除けにもなると信じられ、その力にあやかって使われるようになったとする説


 ギボウシ(擬宝珠)はユリ科の多年草、山間の湿地で自生。また花が美しく日陰でもよく育つため栽培される。茹でて食べるとこれが癖がなくておいしい。これも江戸時代に栽培されたらしい。
イワナ、ヤマメ釣りのいまどき、ちょうど生える。


 花言葉は「落ち着き」「沈静」「静かな人」。

2011年5月31日火曜日

政治はどこ向いてるのかな。

昨日の続き。

 ソフトバンクの孫正義社長が、自戒を込めて「将来的には必ずコストダウンする方向にむかわず、衰退する原子力にしがみつくのは愚の骨頂」と、エネルギー政策を転換すべきと声をあげたという。

いいねえ。どんどん増えてほしい。

 でも、政府がこの機会に、復興財源を消費税に求めるという議論をもちだしている。


 原発被害への保障、地震からの復興に十分な対応がされないままで財源論はない。消費税率引き上げの思いは地震が起きる前からあるわけだから、まさにどさくさまがいに思える。

 「高齢化社会に備えるため」に導入した消費税。いったい高齢者のためにどれだけ使ったのか。まずはっきりさせてもらいたいな。

2011年5月30日月曜日

雨が降って放射性物質は流れて…

 柏市のお母さんたちが、子供たちが接触する場所の放射線量測定を自力で始めて、ネットワークができあがっていると報道していた。

 国や自治体のモニタリングは、測定箇所が非常に少ないか、していないから心配してのこととうなずける話。

 28日朝日新聞で 「そろそろ経団連を脱退しようかと思いますが、皆さんどう思いますか?」と楽天の三木谷浩史会長兼社長が27日、ツイッターでこうつぶやいたと報道した。

 福島第一原子力発電所の事故などをめぐる経団連の対応に不満があるらしいということ。「電力業界を保護しようとする態度がゆるせない」と述べたとのこと。

大歓迎。こういう財界人がたくさん出てきてほしいね。

アサヒコム

http://www.asahi.com/business/update/0528/TKY201105280007.html?ref=goo

2011年5月29日日曜日

自治体やボランティアにまかせきりでは

 日産自動車は、工場の復旧の目標日を二週間早まって達成した。あらゆる知恵をつかって達成させることが、経営手法のひとつ。しかも早く達成なら、宣伝効果は大きい。
ところで、国や自治体でも「民間の経営手法」が導入されている。

 公務労働も民間と同じことが要求されるから、目標をたてて達成させることが成績、ひいては受け取る賃金につながる。職場は楽ではない。

 被災地の自治体に行って、地元自治体の支援をしている。四泊五日の日程でいっているものが、今度は九泊までと長くなっているという。

 地元の苦難は言い尽くせぬものがあるだろうと思う。でも、それだけの長期間支援というのはどうなんだろうと心配。効率的に仕事を運ぶとしても、全く違った環境で心身が保てるのか。そして後方支援で残っている方も大変だろう。

 少なくとも、国は自治体が、膨大な業務を抱えていることについては、地方に「まかせきり」にしているようにしかみえない。

 ボランティアにしてもしかり。まかせておくだけで、国の支援が必要なことに、迅速で十分対応がされているのだろうか。

 失業者も多くなっているとき、雇用の場がないのだから知恵を集めて、「公務員」を作ったらどうか。民間活力導入といって、公務労働の場を民間に出したのだから、民間の雇用の場がないときには、雇用の仕掛けをつくるというのはないの
かな。

2011年5月28日土曜日

こころが通じるか

 爺がショートスティに出かけた。ショートスティに行くときは雨が多い。二週に一回行く病院はまず降らない。こころが通じているんだろうか。 

 パソコンが、入れ替わって戻ってきた。先日の出雲の旅の写真を整理できるようになった。デジカメはいくらでも安易に撮ってしまうので、整理するときに大変になる。


 でも、気に入ったものは何枚も撮るのがいいと、最近分かってきた。同じものを、少し構図を変えたりピントを合わせ直したりすることで、良い写真を選択できる。

 ところで出雲の旅は、おもしろかった。「神が撮れるか」と課題を持って行ったが、さて難しい。願い事をする人がたくさんいる。それはわかった。特に縁結びということだから、男女の縁のみならず、人のつながりが薄くなっているということか。


2011年5月27日金曜日

燕の巣見つけた

 急に、我が家の爺がショートスティに行くことになったので、予約日の前だけれど病院は今日行くことになった。

 いつもの、体格の良い看護士さんが「どうしたの」と事情を聴き、説明すると「それなら帰ってきてからでもよかったのに。でもせっかくだから消毒しましょう。」と対応してくれた。

 「やっておけば安心だものね」と本人に話しかけながら、手際よくやってくれた。

 帰り道で、燕の巣を見つけた。往くときに爺が、燕が飛んでいるのを目ざとく見つけたので、気にしながらキョロキョロしていたら、自動販売機の置いてある建屋のなかに造っていた。

 燕から見捨てられていない中野区本町5丁目界隈。我が家近くには鶯も来ている。住宅地で、かろうじてあちこちに木々の緑が残っているからだろうか。

2011年5月26日木曜日

ささやかながら、チャリティバザー

 釣りの会で、被災地のためのチャリティバザーをやろうとの話が進んでいる。

 「使わなくなった釣り道具を供出するよ」の申し出があって、次回の釣り大会の折に実施をするように準備を進めている。30点以上の品物が集まりそうだ。

 今月は二回も出かけたので、その間の新聞がたまっている。ちょうど、ディスクトップの入院中なので、切り抜きしながら整理をした。

 石巻出身の辺見 庸氏が、被災地を自分の目で見て歩き、「眼の海ーわたしの死者たちに」の詩を書いたという記事が、目にとまった。

 「わたしの死者ひとりびとりの肺に/ことなる それだけの歌をあてがえ/……/砂いっぱいの死者にどうかことばをあてがえ/水いっぱいの死者はそれまでどうか眠りに落ちるな/石いっぱいの死者はそれまでどうか語れ」

 軽んじてはならない震災対策、命の重み…

2011年5月25日水曜日

旅の始末はあとで。

 本日、我がパソコンは修理の旅に出た。保証期間中なので、費用はかからない。


 宅配便業者が、専用の箱を午前中に置いていき、午後回収にきた。もうお手のものになって、要領よくバックアップもできた。

 ほんとうなら、旅の写真と資料をパソコンに取り込んで整理をしたいのだけれども、かなわないので、後回しになる。

 これまでの経験では、パソコンの返却はおそらく明後日だろうから、それからということに。

 ブログは別のパソコンから発信することになった。

2011年5月24日火曜日

出雲のキーワードは縁結び

 出雲の旅は爽快な天気に恵まれた最終日。メインイベントは無論出雲大社。目下改修中による仮神殿で、お払いを受ける。これで日常の所業を清められればいいかな。

 60年に一度の大改修とのことで、本殿大屋根の檜皮(ひわだ)の付け替えをはじめとした大作業とのこと。

 屋根葺きは60年前の技術を持った人は現在二人しかいないそうで、後世のための記録を残しながらあたっていると宮司さんが説明してくれた。

 結構若者風の技術者が、トントントンと檜皮を手際よく貼り付けていた。

 これで出雲の旅は幕になった。

 この旅は「縁結び」がキーワード。若者がたくさん訪れていた。

 玉造温泉を流れる川で、鯉が戯れていた。「縁結び」と見えた。

 縁結びには賽銭も重要な役割を果たす。(のだろうな)


2011年5月23日月曜日

旅は沢山拾うものあり

 雨なんか負けじのご一行様。バスで回るにつき、傘一本持って巡る。八重垣神社、神魂神社、堀川巡り、地ビール昼食、松江城と盛りだくさんのスケジュール。いずれも言うに時間がかかりそう。写真でまとめとしよう。
苔と神と水がキーワード。一日は長いが、宴会の始まり