2011年12月9日金曜日

自衛隊、砲撃訓練の日程


自衛隊予定通知が滝沢村にでていた。岩手山を写真に撮った1126日は、「無反動砲・爆破」。124日は「迫撃砲」とあった。地下から響くような砲声は1215日だったが、日程表がなかった。過去ものは記録として残していないらしい。 


ホームページ→ 迫撃砲の写真


 戦争放棄の憲法を邪魔者扱いする論調が増えているのは心配。平和憲法を守ることが外国との交渉でも大事だと思うが、例えばこの迫撃砲はどこで使うことを想定しているのだろうか?

 日本の防衛(国際的な要請)と称して、海外で「活躍」すること?それじゃ悪しき歴史の繰り返し。北朝鮮、中国、アジアのどこかの国が日本に「上陸」?はないよねー。

2011年12月8日木曜日

公務員削減のホントの姿


 公務員の人件費や定員の削減が財政対策の金科玉条のように出される。小さな政府ということで、省庁を統合しておいて、結局ナントカ担当大臣とか、副大臣とかという閣僚を「増員」している。

 そもそも今の世の中で公務、国民生活に必要な業務、サービスの提供が減るわけがない。「規制緩和」で公務を民間にやらせて起こった「姉歯事件」を思い出す。

 財団法人「ナントカ」は公務部門の切り捨てた後の組織。東京大学は独立行政法人。公務員の人件費削減の現れはこういうところにでてくる。

 これで公務サービス、業務の質の向上があったと言える人は少ないだろう。住民サービスのカットのために、それなら公務員を減らせという単純な計算式で、住民福祉が薄くなっていくことにイエスはない。

 東日本大震災の復興にどれだけの公務や行政サービスが必要か。利益を追求する事業者のビジネスで、復興が促進されるはずはない。

 公務員の組織定数は、上から決まる。どれだけ住民のサービスが求められているかという斟酌でない。必要な定数はどこかのサービスを削ってそれでまかなうという、科学も道理もない手法で実現される。

 来年度の定数のためにまとめられる→農林水産省、平成24年度組織定員要求について

2011年12月7日水曜日

やればなんとかなることもある


 自衛隊の砲弾の音がまた始まった。この日曜日(124日)だったが午前中だった。毎日あるわけではないが、日曜日は「大概やらないんだけど」と言う。

 音は家の柱をズシンと響かせる。気持ちが良いわけはない。ICレコーダーで録音した。

 これをブログに貼れないかと、ネットで探ってみたら有料ソフトならあるらしい。

 先日自衛隊の演習ヘリコプターをデジカメで映像にしたが、そのときは砲弾の音は取れなかった。砲弾の音に規則性がないのでデジカメをつけっぱなしにする訳にもいかない。

 ICレコーダーを使ってナントカ映像と合体できないかと考え、ネットで方法を探ってみた。ヒントはあったが、我がパソコンに入っているソフトではうまくいかないようだ。

 いじっているうちに、デジカメで撮った映像についている音声が削除できることがわかった。ここにICレコーダーに録音した音声をつけられればいい。

 ところが、映像にしたときに入っている音声に被さることになってしまう。デッドロック。
 
 が、道はあった。ビデオの編集ソフト機能のなかで、撮影したビデオに画像(写真)を貼り付けられることができることがわかった。それでできた。

 写真を複数枚並べて、これに音声を加えればよい。できた。これでYou Tubeに受け入れてもらえれば、オーケーだ。やってみたらなんとかなった。

(ようだけれども、見ることができるだろうか。自己パソコンのなかでは見られるけど、外からは駄目なこともあるし。だから、写真を撮った日と、録音日は違っている、You Tubeの主旨に反するかも。)

2011/12/4岩手山麓の砲声、写真は11/26

2011年12月6日火曜日

ものの哀れとはこういうことか


 ブナの葉を除いて、みんな落ちた木の葉のなかで、残っている桜の葉がたった1枚で頑張って残っている。

 気になって、ここ朝食時の話しのタネになっている。朝方は雪が舞って止む。強風が吹いて、山麓の天気の移ろいは下界の天気予報と様相を異にしている。

 気温は3度差がある。雪囲いが飛ばされた。「やっぱり飛ばされた」と、仙人は土台の甘さを言う。まあ、2度くらいは飛ばされても、直せば良いんじゃないのと、言い返す。



2011年12月5日月曜日

冬の春待ち作業OK


 雪囲いが始まった。ドウダンツツジの雪囲いをしなくてはと、初体験を味わうことになった。ツツジは同じ時期に植えられたのに、みんな違った成長の仕方をしている。

 横に張り出して一生懸命に伸びているもの、素直に伸びたもの、雪で枝が折れてしまったものと様々だ。

 横に伸びてしまったものは縄をかけにくくて、つぼまらないと言ったら「もっと思い切ってやっても大丈夫」と気合いを入れられた。やってみるとなるほど大丈夫なようだ。

 ついこのあいだまで大きい葉をいっぱい残していた、白木蓮の葉がいっぺんに散り、お気に入りのブナの木の枯れ葉だけが残って、いよいよ冬に入っていく。

 でも、桜の木もどの木も、次の芽はちゃんと準備して明るい日射しを待っている。

11月14日の白木蓮の芽

ギュッと縛られた

2011年12月4日日曜日

試してからの始まりが必要

 国民生活センター「スマホ解約→ http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20111201_2.pdf

 スマートフォンの解約が非常に多いらしい。機能の不具合が相当あるうえ、料金も急にあがるとか。

 新しいものを購入するときには十分調査して、研究して比較をして、という「昔の」スタイルはもう遺物になってしまったんだろうか。

 売ったものが欠陥商品だったら、本来なら企業としても成り立たないだろう。中小の会社だったら存続に関わる。

 自動車は「最高の技術」を駆使して造りあげる。しかし自動車メーカーの「リコール」はものすごい。どこのメーカーも集十万台のリコールはしょっちゅうだ、絶対安全であるべき自動車産業は技術革新を追求し、生産性を追及ながら最後の締めはユーザーに「自動車の完成度実験を委託」するという構図になっている。

 10年前の三菱自動車パジェロのブレーキ系統の欠陥もおおきな問題になった。欠陥自動車の調査は事業者の自助努力に任せて、第三者機関がなく国の機関は動かないようにしている。

 事故が起こった際の調査は基本的にはやらず、当事者同士の訴訟に任せるのが方法になっている。国が企業を甘やかせるのは日本特有の体制だ。原発事故の問題も、国はなるべく関与しない。

 政治の世界も、隠しおおせないことだけは、自助努力が働いているようではあるが、国政選挙を終えてからの欠陥ぶりは目を覆いたくなる。

 労働者なら「試用期間」までもうけているが、閣僚も試用期間の制度を使ったらどうだろう。試用期間のうちに、たくさんの各人に対する評価が集まるだろう。

 試用期間を経て後、本採用として、本来報酬を払うことにするということなら、いくらかましになるだろうか。

当然ながら中国の欠陥車管理は国が関与している。(2001年4月6日)

 

2011年12月3日土曜日

これまでの出来事を見ると疑いも湧く


 第一原発の吉田元所長、本人の意向もあって「病状」は発表しないということになっている。


 記者会見のときに「放射線医学総合研究所の明石真言理事の判断で放射性物質の影響は考えにくい」ということだとの説明。



 新聞記事→吉田所長記事



 判断した明石理事は、政府のこの問題に関する重要なポストにいる人らしい。



 「現在、私どもが知っている限りにおいては、治療をするようなレベルの汚染がないという認識で、治療をする対象はないと思っております」という判断が、どこの場のコメントでも一貫しているのが気になる。



 


2011年12月2日金曜日

共有財産を汚してはいけない


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吉田所長大丈夫か RT:"吉田所長大量吐血 29日昼頃、吉田昌郎所長(56)は病室で大量の吐血した事を東大付属病院が発表。現在、集中治療室での治療に当っている。これを受け、東大附属病院院長門脇孝(65)は、病名は本人の希望で非公表とし、原発作業での被曝の因果関係はないと話した"
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 ツイッターでつぶやかれている。被曝の影響がないということでも、劣悪な環境の元での業務が原因になっていることには違いない。

 福島原発の直下の海から、87万ベクレルのセシウム137が検出された。全国各地で放射性物質の測定がされ、広範囲にわったってセシウムが検出されている。



 2009年度に14道府県周辺の海底土に最高3.9ベクレルがあったということなので、福島原発事故まえにも放射性物質があったということ。


 原子力発電所の設置が日本の周辺海域全体に「バランスよく」配置されているのは、放射性物質の拡散を前提にしたものだということに信憑性を感じる。


 浅瀬は幼稚魚の生息域、人間の小さな子たちにも蓄積されることが心配だけれども、海に拡散していくのも心配なことだ。魚貝類の食物連鎖によって凝縮されていくことになる。


 海から受け取っている受益は精神的文化的な要素も含めて大きなものがある。人類共有の財産である海を、不用物の捨て場にするのはやめるべきだ。

2011年12月1日木曜日

不用な枝を剪定


 ホーマックに枝きりバサミを買いに行った。すっかり葉を落として枝ばかりになった木の剪定をしようというつもりだ。


 せっかく大きく伸び育った枝を落とすのは可愛そうな気がする。白樺の木の育ちが早くて、光ファイバーの回線が当たって危ないとか、南側の日射しをよけるために植えた桜が大きくなって、葉が茂ると家の中が暗くなるとか、人間どものご都合で切られてしまう。


 その結果、すっきりして、住人の為になったということで納得させられているわけだ。


 今日の野田首相の記者会見を聞いて、やっぱりなという感じがした。首相になる前から経団連の米倉会長と親しく合い、横浜の日産自動車に行って「補助金」の約束をし、それから東北の被災地へ挨拶に「手ぶら」出かけた。


 防衛局長をさっさとすげ替えたのは、アメリカの意向を受け止め、あくまでも沖縄の要求に逆らうためにやった。このアメリカ大事、財界第一の枝を剪定してやれば、まともな木が生長すると思うけど。

2011年11月30日水曜日

犯す前に…というセンテンス

 沖縄の仲井真県知事さえ、「口にしたくもない、汚れる」と行った。元沖縄防衛局長の言葉。


 政府の高官が食言でころころ変わるのは、国民の要望と相いれないことを実行しようとするから、反対するものを悪者に仕立てないとやって言えないということだろう。


 そういう発想からすると言葉は違ってくる。例えば天皇の前で話をするとしたら、そんな言葉は絶対でないだろう。「敬意」の対象が国民となると愚民思想、つまりおまえらわかってないと言いたくなるのだろう。


 ねじ曲がっていること、基本に考えなくてはいけないことに逆らっている、そのことに気が付かない不幸だ。思うところ、政治家の資質も当然あるが、こいう政治家を生み出す小選挙区制中心の害悪きわまれりというところか。


 沖縄の基地問題も、日本から移転をというところまでは距離があるけれども、本当の解決はそこなんだというところを抑えていかなくてはならないと思う。マスコミもそんなことぐらいはわかっているはずだ。

2011年11月29日火曜日

病名は個人の秘密に違いないが

 福島第一原発の吉田昌郎所長が退任する。体調不良(病気)ということだが、個人の秘密のため事由は発表できないという報道だった。

 個人の秘密と言ってもねえ。天皇の場合だって、病名と状態を発表しているのに、それこそ風評を呼んでしまうと思うけど。

 もっけの幸い、上の方の言うことをきく人間を配置するとかと、ツイッターでも書かれている。

加藤登紀子さんのツイッターがあった。


加藤さんが紹介しているHP
   → 福島第一原発 異常事態連絡(事業者報告)







2011年11月28日月曜日

そこに山があるから沢があるから

 久しぶりに小説を読む。エベレストだとか、チョモランマという高山に登ることを競うというもの。いかに難しいコースを自分が極めるかという話がテーマになっている。


 危険をともなう登山でも人によっては様々なスタイルがある。性格もあるだろうし技術の身につき方も違うだろうし、違いがあって取り組み方があって山を登り歩くという目的を持つ。


 すごいスポーツなんだなと思う。そんなことには縁のない、そして好みにもならなかった山へは、とっても簡単な人並みのアクセスに終わっている。


 魚釣りを見つけて身に着けたから、ほんの数百メートル程度の間を「沢登り」気分では歩く。まあ登山とは言えない。危険度も雲泥の差だ。


 山が好きな人が、なぜ山に登るか尋ねられると「そこに山があるから」とよく言われるが、それよりも「山がいろいろあるから」登るというほうが当たってるんじゃないだろうか。


 渓流釣りは少なくとも、あちこちの渓流にいきたいという気にさせられる。未知の場所は魅力だから。読みつかれて外に出、アップダウンの坂道を歩きながらそんなことをフツフツ考えた。

2011年11月27日日曜日

歩きつつ、眼と耳は沢の流れを探す

 岩手山麓界隈を、ところどころから見える山の雪の状態を眺めながら、唐松の林の間を歩く。唐松の葉がクッションになって弾む。


 2月頃から歩くことが習慣付いて、あれこれのことを考えながら、できればアイディアがでてこないかと、誰にもじゃまされずに考えることだけの自由を楽しむ。


 パソコンに中毒している頭のモヤモヤに、酸素を入れる効用にもなる。四方に伸びる道を毎日変えながら歩くと、シャッターチャンスにも出会える。自然の造形をありのままに切り取る。


 しかしなによりも、沢の音のする方角は気になる。音が少しでもすれば、目をこらして林をのぞき込む。少し奥の方にチラリと水の色が見えようものなら、その沢の向きと大きさを計って暖かくなってからの「思い」に繋げる。


 初めてのコースを歩き、その一本の沢が今日の収穫になった。


残り大根
残り柿

2011年11月26日土曜日

小櫃川上流に放射性物質を含む焼却灰が

袖ヶ浦市 子供たちと未来の会のブログ→  放射性物質を含んだ焼却灰小櫃川上流へ

 我がつりの会(東京労釣連)が、ハゼつり大会の場所として長年やっているハゼ釣りの場所が、放射性物質の影響を受けそうだ。



 東京都ではすでに瓦礫を受け入れて、焼却灰を東京湾に埋め立てている。安全は確かめられていると、報道では伝えられている。


 しかし東京湾を津波が襲う可能性は無いと言えない。これを起こりうる可能性を心配するだけの状況もある。そしてまた、安全を信用するに足りる根拠も薄い。


 有明北の埋め立てを、無駄だから止めろと言ったのは2000年だったが、反対運動のとき、「ハゼはどこかへいくだろう」と言って強行した石原都政。


 ハゼはその後10年あまりの時間の経過と海域の安定によって、一定の回復もされたものとは考えられる。だが、この厄介な放射性物質の見えないストレスはどう影響を与えるのかは、現状では計りようのない、かつ見過ごせない問題だ。


 加えて、小櫃川周辺の海域をハゼの釣り場として親しんでいる釣愛好者は、東京都の放射性物質を含む焼却灰と、小櫃川上流部の同質の影響も心配することになる。安全性が確かめられなければ、「江戸前のハゼ」ひいては「東京湾のつり」が危機に立ち入ることになる。

2011年11月25日金曜日

どうやったら開いた口がふさがるか


東電は、「放射性物質は無主物と主張。だから東電のものではない。だから責任はない。」と言い放つ。

朝日新聞1124日付とそのブログ→ 東電に責任なしとは

こういう企業主は世界の果てまで追い出したい。許し難い。
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判決文 
 原発爆発、放射性物質拡散という日本の歴史を変えるような大事故を呼んだ罰
 人災と認めず津波という隠れ蓑を使って自然界も冒涜した罰
 人災と認めず、多くの従事者を被曝させた罰
 放射性物質を日本のみならず世界に向けて拡散させた罰
 あらゆる生物、生態系に深刻な打撃を与えた罰
 魚と同じ無主物とし、魚類に迷惑をかけた罪

よって、懲役1000年の刑に処す。
なお、加えて今後100年にわたって電力料金を無料にすることを付加刑とする。
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立川、国分寺、葛飾、練馬ほかで→ 
東京都内の落ち葉にセシウム

2011年11月24日木曜日

仙人に近づく山の暮らし


 親父が通っている内科の医者に行く。滝沢中央病院は空いているよという話しの通り確かに空いている。待たなくていいのは良い。

 でも、営業が大丈夫かなどとと心配している。病院でなく診療所みたいというが、東京の病院より親切な対応だ。医者まで車で30分近くかかるから、総菜の心配もしながら大型スーパーに寄るのが通例になる。

 帰りの山麓には黒雲が湧いていて、雨やら雲やらを風が運んできているのか。

 道々寄ったホーマックで小さなラックを買ってきて設置。身の回りの諸具を整理した。とりあえずの居場所の整理は必要だ。

 雨に雪が交じって降ってみたり、晴れ間が出たりと「山の天気」は良く変わる。ここ数日は夕方ストーブを少し焚く。余熱で夜中は暖かい。

 焚くために家に持ち込む薪にカメ虫が付いている。夜になると灯りに寄って飛び回る。このカメ虫はどうも飛ぶのが上手くないらしく、なかなか止まれない。

 口の広いガラスの入れ物に洗剤をいれて、やっと止まったカメムシを割り箸で軽く落とすと、見事に入る。仙人の生活が編み出した知恵。今日は3尾ゲット。

2011年11月23日水曜日

ナナカマドの子育て


 ナナカマドもとうに葉はつけていない。真っ赤になって葉柄から落ちていった。

 これがなかなかドラマチックで、光合成で糖分を蓄積して赤くなるのだが、摂氏2度くらいになると色づき始める。強い紫外線を受けて葉緑素が分解されるから、緑は消える。

 紅葉した葉は実は翌年出てくる新芽を紫外線から守っているのだという。一定期間「守った」あとは葉柄のところから一斉に落葉する。

 落葉した葉は「腐葉土」となって次の時代への礎になる。立派な子育てだ。

 我々の社会では子育ては自己責任に近い。「働くママさん」は職場では疎んじられることが多い。子供が手を離れたらまた働けごときの主張がまかりとおる。

 保育園が足りないと必死で探すが役所は「民間活力」に任せて、責任をすり抜ける。社会が必要とするものは役所が充足させなくてはならないのに。

 所得の再配分の実践者として頑張るべきところだろう。利益を生み出すこと「ビジネスチャンス」に市場として開放してしまうことが、子供「たち」を安全で健やかに育ち、親は安心して働くことになるのだろうか。

 公務員の人件費削減を「声高」に言うことが最近特に多いが、保育園の職員が(民間委託)いなくなることでは、保育の質の低下にもなるだろう。

2011年11月22日火曜日

風にも負けず


 朝は、ご飯に昆布巻きをつけたのが新しいおかず。蕨のお浸しがさっぱりしていい。ご飯は、古いものをレンジで温めているから少しその感じがする。

 昼はパンと牛乳で。夜は魚はイヤだというので、叉焼を切ったが、一切れずつで間に合った。イナゴの甘露煮はちょうど入れ物が空になった。冷蔵庫にはまだたくさんあるので、心配ない。

 この甘露煮は実に旨い。近所の人が造ってくれたものだけれども、買ったものよりずっと美味しくて、作り方を聞いてみたい。

 昼食後、岩手山登山口駐車場を目指して歩く。昨日歩かなかったせいもあってか、途中へたばった。あまり無理をして残ってもと思ったが、歩いてしまった。

 さすがに誰もいない。今日の砲撃音は数こそ少ないが、ズシンと響いて驚く。今はいないが、牧場の牛や馬たちにも影響があるのではないかと、人気のない道を歩きながら思う。

 行きは汗が出るかというほどだったが、帰りは下りで風を受けて冷えた。早朝の雪はそれだけで、空は晴れていたが風は終日吹いていた。一万歩達成。




2011年11月21日月曜日

ダムは壊すまでが寿命

 アメリカワシントン州のホワイトサーモン川にあるコンディットダムは、1913年に完成した築100年近い歴史あるダム。撤去作業開始前にホワイトサーモン、川にいた魚たちは予め捕獲され、安全な場所へ移されたとか。10月26日に撤去作業が開始。


 日本の八ツ場ダムはさてさて、これから造るとか造らないとか言って右往左往。世界格差とでも言ったらいいのか。

東京新聞のHPから


東京都は八ツ場ダム建設にご執心です。


◇八ッ場ダムが完成することにより、渇水時の取水制限日数が大幅に減少します。
◇平成8年を例にとると、仮に八ッ場ダムが完成していれば、取水制限日数は、117日から17日へと100日間減少させることができました。


などと書いて、子供たちにも安心できるようにするとか。


でもね、無駄な公共事業の費用も孫子の代まで続くんじゃありませんか。

東京都水道局のニュースHP

2011年11月20日日曜日

秋から冬、冬が過ぎれば春になる


 消費税増税提案の前に解散総選挙をと、大島自民党副総裁。あれあれ!これまでの消費税導入や増税提案の前に解散総選挙やったことあるのか自民党。

 野党筆頭の立場にしては自己を省みない言葉。「二大政党制の切磋琢磨」が泣く。が、要求は正論。

 岩手山麓の柿の葉は落葉が進んで、裸寸前。今日はかろうじて12枚が残っていた。昨日の雨を蓄えたケヤキもやがて降る雪を乗り越えて、春には元気な姿を見せるだろう。

 不詳我が息子の貧乏能楽師は所得税も払えぬ。なのに税金を取る消費税が良いわけはない。今日本の文化だってアブナイ。




ケヤキの葉に雨の滴がくっついて花のよう